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カテゴリ:こころ・子育て
かつて鑑定団に出場した親子のことである。
夫と離婚したときに慰謝料の代わりにもらったという 骨董を持参した母親がいた。 その金額は別れた夫によれば400万にはなるはずだと言う。 母親は息子が免許をとったから車を買ってやりたいと。 一緒にでてきた息子は500万の車を買いたいと語る。 実際の鑑定額はたいしたことなく正直言って私はほっとした。 母親は離婚後苦労して介護の仕事で息子を育てた。 骨董には手をつけずがんばってきたのだ。 その母親の息子がなぜ500万の車をほしがるのかは 私には理解できなかった。 鑑定の結果400万円となり、現金が手にはいったら、 そのすべてを車につかってしまうように見えた。 その息子には母親に何かをしようという気持ちはないようにみえた。 もちろん母親にとって息子に車を買ってやるのが喜びなのだから 文句を言う筋合いではない。 しかし息子が 自分の要求しか関心を示さないところが気になる。 母親のほうも なぜ息子にぜいたくなお金を与えようと考えるのだろう。 苦労をさせないことが愛情だと考えているのだろうか。 私には理解できない。 私は、苦労をわかちあえる人間に育てることが重要だと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.10.01 12:36:50
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