S先生の声楽レッスン
今日は、S先生の声楽レッスンでした。3年もお休みして復帰して今日が3回目くらいかしら?今までの声が出なくなって、これじゃあ、駄目だと思い、また先生のレッスンを受けることにしました。昨日ブログに挙げた「優雅な月よ」を引っ提げていきました。でもその前に発声。ベルカント唱法ですのでしっかり息を吸って肺に入れて静かに歌います。顎に力を入れないで体を緩やかにして歌うように心がけましょう、と言われ、これはI先生とも共通しますので、迷わないで済みます。「優雅な月よ」の前にもっと易しい「モーツァルトの子守歌」(日本語で)と「庭の千草」(英語で)を慣れるために歌いました。庭の千草を英語の古語で歌うのはとても新鮮で、この方が意味がよく通じました。2曲ともとても楽しく歌えましたが、もっと自然に声が出ればもっと楽しいのに、と思いました。何しろ声が出ない・・・・・。いよいよ「優雅な月よ」(vaga luna...)の譜読みから始めました。先生がお手本に歌ってくれて私は聞きながら小さな声で一緒に歌うという方法で…。何となく曲つかんでいたのですが、曲に歌詞をつけるのが難しかったです。今日はこれで済みましたが、次は一人で歌うので大変です。できないところを何度でも歌わされます。でもそうしないと、なかなか覚えないですものね。でもベッリーニは歌い方を楽譜に細かく書き込む人ではなかったので、直接教わって身につけないといけないそうです。その本格派の歌い方を習った、リリアナ・ポーリさんの愛弟子だった先生、数少ない本格派のおひとりで、その先生に教わることができるなんて、本当に本当に光栄です。もったいないくらいです。それなのに今日せっかく持って行ったICレコーダーに録音するのを忘れてしまって。さあ、どうしましょう。この次忘れずに録音しましょう。「優雅な月よ」の言語と対訳を載せますので、どんな歌か今度はお分かりになるでしょう。Vaga luna che inargenti (優雅な月よ)対訳銀色の光をふりまく優雅な月よこの岸辺を 花々を 照らし出しこの世のすべてのものに愛の言葉を吹き込む今お前だけが知っているんだ僕のこの燃えさかる胸のうちを僕を夢中にさせる彼女に伝えて欲しいこの胸の鼓動とため息を 彼女に言って欲しい遠く離れていても僕の苦しみがやわらぐことはないもし希望があるというならそれはただ未来だけに彼女に言って欲しい昼も夜も苦しみの時を数えているんだはかない望みだけがこの愛を勇気付けているのだと Vaga luna, che inargentiqueste rive e questi fioried inspiri agli elementiil linguaggio dell'amor;testimonio or sei tu soladel mio fervido desir,ed a lei che m'innamoraconta i palpiti e i sospir. Dille pur che lontananzail mio duol non può lenir,che se nutro una speranza,ella è sol nell'avvenir.Dille pur che giorno e seraconto l'ore del dolor,che una speme lusinghierami conforta nell'amor