カテゴリ:仕事
システムが表示するメッセージで不親切なものをよく見かけます。
「○×が不正です。」 「△□はできません。」 確かに表示している内容は正しいでしょう。 けれども使う側からしてみれば、 「何でできなんだ!」 「どうすりゃいいんだ!」 ってことになりかねません。 使う人の大半はシステムに詳しくありません。 1.なぜできないのか。 (理由) 2.どういう状態なのか。(結果) 3.どうすればよいのか。(対応) この3つを表示してあげれいるか否かで使う側のストレスも ずいぶん違います。 例) 『受注計上』画面で商品Aを受注できなかった場合に パターンAとBのどちらのメッセージを表示した方が 使う側に優しいと思いますか? [パターンA] この商品は計上できません。 [パターンB] 得意先に対するこの商品の単価掛率が設定されていない為、 計上できません。 『得意先別商品掛率設定』画面で掛率を設定した後に 計上して下さい。 必須目未入力時のメッセージ等、当たり前のことに対しては だらだら長いメッセージが表示されるのは非常にうざったいです。 何をもって「当たり前」とするかは難しいですが、 使う側の立場に立って、どのくらい詳しいメッセージを表示するかを 考えることが大切です。 別の言い方をすれば、お客さんから 「○×ってメッセージが出たけどどうすればよいの?」って聞かれた時に、 「□□なんで、○×なんですよ。△☆して下さい。」って答える内容を そのままメッセージにすればよいんじゃないでしょうか? 「メッセージを見て、お客さん自身で対処できる」 これだけで、問合件数がだいぶ減ります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/09/26 11:07:40 PM
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