カテゴリ:仕事
議事録や仕様書にこんな記述がよくあります。
「○○は不可とする。」 こんなもん、実際にシステム動かしてみりゃ分かります。 で、後で問題になるのは、お客さんのこの一言。 「なんでできないんですか?」 ITバブルの頃ならいざしらず、今時SE必殺の 「仕様です。」 なんて答えたら、お客さんに張った押されます。 第1版の仕様書ならばいざ知らず、仕様変更が発生した際は、 「△△の為、○○は不可とする。」といったように 必ず理由を記述しておきましょう。 特に決まるまでにひと悶着あったり、話がややこしかったり、 制限を加えた場合は、詳細の理由を議事録に書き、 仕様書には「(詳細はYY/MM/DD議事録参照。)」の一文を 追記しておきましょう。 更に決まった内容を引っくり返すようなら別途費用が発生する 旨の同意をしっかりとり、それも記述できればベストです。 お客さんは、(悪気がなくても)都合の悪いことは忘れます。 人間の記憶は曖昧です。 特にやっかいな問合せ程、どういう経緯でそうなったかが 明確かどうかで、同じ内容でも「障害(ごめんさい)」か 「仕様変更(まいど)」であるかの結論が変わる場合があります。 また、障害かと思って直したら、実は特殊な理由で そうなってたなんてこともあり、二度手間+信用を失う こともありえます。 ※どちらにせよ、仕様変更あったら、せめて仕様書の メンテナンスだけはしておいて欲しいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/10/04 10:12:40 PM
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