SE徒然日誌

11月になって彼女が雑誌を見せながら彼氏に言う
「クリスマスは一緒にいたいよね。
　夜景がきれいなおしゃれなレストランがあるんだけど。」

彼氏は煮え切らない。
「考えとくよ。」

それから二週間経っても彼氏は何も言ってこない。
心配になった彼女はさりげなく彼氏に聞く。

「もっと良いところがないか今調べてるんだ。」

彼氏の言葉を信じ、待つこと更に一週間。
けれど彼氏は何も言ってこない。
不安になって彼氏に尋ねる。

「よいところが見つかりそうなんだよ。」

ついに12月に突入。彼氏は何も言ってこない。
痺れを切らして彼女は彼氏に問い詰める。

そこで彼氏の一言。
「お前の希望を詳しく聞かないと決められない。どこ行きたい？」

私が彼女だったら彼氏にビンタを食らわします。

-----------------------------------------------------------
10月中頃にお客さんから結構大きなカスタマイズの見積依頼がくる。
どうすれば既存のシステムに手を加えずに実現できるか
お客さんからの提案つきだ。

うちの会社は煮え切らない。
「少しお時間下さい。」

それから二週間経っても何もアクションが返ってこない。
心配になったお客さんは保守問合わせのついでに聞く。

「規模が大きいんでちょっとお時間かかって申し訳ありません。」

お客さんは、その言葉を信じ、待つこと更に二週間。
けれど何も回答が返ってこない。
不安になってメールで尋ねる。

「影響範囲が大きい可能性もある為、社内で十分に検討しています。」

見積依頼をしてから遂に一ヶ月、うちの会社らの回答なし。
痺れを切らしてお客さんは電話で尋ねる。

そこで一言。
「実際に詳細をお伺いしないと見積もれない。お時間頂けますか？」

私がお客さんだったら取引を考え直します。


※8月にも同じことやってます。
※当然のことながら口先だけで何もしてません。
※私が見積もってよい規模以上の為、見積依頼当日に詳細を上司に説明し、
　 私の管轄から外れてます。また、私からもことあるごとに
　 「お客さんが早く見積もり欲しがってる。」と上司に連絡しています。


どうして、お客が儲け話を持ってきてくれているのに、
お客さんが怒り出すまで何もしないのだろう？