テーマ:中国&台湾(3304)
カテゴリ:中 国 界
2月25日のニューヨーク・タイムズ紙に
Lynn Zinser 記者が 中国の冬季オリンピック戦略について書いていた。 << China has approached its winter sports methodically instead of rushing toward all-out dominance.>> 「中国は、総花(そうばな)的に全部をねらおうとするのは止めて しっかりと方向性をきめて臨んだ」。 << It has picked particular sports, even specific events, in which it can develop champions.>> 「優勝をねらえる特定の競技、特定の種目をねらった」。 << In figure skating, it concentrates on the pairs.>> 「フィギュアスケートでは、ペアに専念した」。 (→ 銀と銅をとりました) << In speedskating, it specializes in short-track events or the sprints in long track.>> 「スピードスケートで選手を集中させたのは、 ショートトラック (→ 金と銅2個) と 中距離 (→ 女子500メートルで銀と銅)」。 冬季オリンピック選手の養成には莫大なカネがかかること、 いろんなところで書かれている。 今回のオリンピックで日本勢が奮わなかったのも、 端的にいえば長野オリンピック以降 カネが続かず、 世代が空いてしまったからだ。 やはり、突出した選手が指導者となって伝統をつくり お家芸を育てる ということでいくしかないのだろうから、 予算が限られているなら たとえば ボブスレーやリュージュのような種目は オリンピック出場自体をはじめから断念して 得意種目にカネをつぎこみ 選手が世代の切れ目なくいる状態にする、 という思想でいかないと無理なのではないか。 女子フィギュアスケートなど、 選手の発掘・養成を長期計画で行ってきたのが 花開いたのである。 カネが足りないなら、 「カネがこれだけかかるのに カネがないぞ。 カネくれ~」 とメディアを通じて国民に訴えるのも手である。 とにかく なりふりかまわずカネを集めないと、 メダルは取れない世の中だ。 今大会、常勝軍だったノルウェーが不振なのも、 カネがないせいでは? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Feb 26, 2006 03:15:03 PM
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