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カテゴリ:映画・演劇(とりわけミュージカル)評
コメディー俳優のウィル・フェレル (Will Ferrell) が次作の映画のおいしいチョイ役への出演権をチャリティー・オークションにかけていた。
いっとう高いおカネを払うひとに共演者になってもらい、おカネは Cancer for College という基金に寄付しようというのだ。 現在または過去に癌にかかっていた学生のための奨学金基金。 9月25日に届いた“TIME”10月1日号で知った。 オークションの締切は9月26日だ。 ウィル・フェレルはミュージカル映画の「プロデューサーズ」ではナチス信奉青年役をばっちりきめた。 ↓ ニコル・キッドマンと「奥さまは魔女」で共演も。 カネと時間があったらぼくだって応募したい。 銀幕に出るのは数秒でいい。 撮影のあいだ、憧れの俳優さんたちと同じ空気を吸えるだけで人生最高の日になるだろう。 さあ、その結果が出た! ネット上でみたAP通信の報道によると、落札価格は47,100ドル(=540万円)。 落札者はテキサス州のダラスの人で今のところまだ名前は明かされていないが、映画に出してもらうのは10歳の息子。 「自分の母は卵巣に癌を病んで数年前に亡くなった。息子と自分がこのイベントに参加できてうれしい」とコメントしている。 落札者親子は9月28日の夜、Cancer for College 基金の毎年恒例のゴルフコンペ夕食会に招待されている。 映画のチョイ役にはセリフはなく、撮影は来月だ。 Cancer for College 基金は、ウィル・フェレルの友人の Craig Pollard 氏が設立したもので、平成5年以来20万ドルの奨学金を出してきた。 対象となった学生さんはこれまでで50名。 ……1桁多い落札価格を想像していた。 ぼくなら1,200万円くらい出してもいい。カネを借りてでも出る価値ありだ。 ハリウッドで撮影に参加できるだけで最高にハッピーだし、一躍世界に報道される日本人となるのだから。 職場の同僚に話したら、 「泉さんが競り落としたら 『クレージーな日本人が10万ドル払うらしい。ちなみに次点は4万7千ドルのアメリカ人だった』 ってニュースになりますよ」 「映画のチョイ役をこうしてチャリティー・オークションにかけるって、日本でもやってみればいいのにね。 マスコミ向けに格好のネタになるよ。 オークション募集のときと発表のとき、さらに撮影のときと、ワイドショーの藝能コーナーにぴったりで、タダで前宣伝ができて社会貢献もできるからね」 さァて、どの映画会社がやるでしょうか。最初にやるところが勝ちですが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Sep 28, 2007 08:06:03 AM
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