イルカだって...
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ イルカだって... へこむことはある。 (-_-)観たのはNHKの”にんげんドキュメント”、「ヒレをもらったイルカ」。あなたも観られたかもしれません。→ もはや有名なお話で、写真集も出ているみたい。 (^^)主人公である彼女の名前は”フジ♪”...ヾ(^0^)バンドウイルカで推定年齢34歳のメス。1976年11月、当時の沖縄・海洋博公園にやって来ました。いまの「美ら海水族館」です。彼女には沖縄に来てから産んだ、 リュウ(オス、1978年5月20日生) コニー(メス、1989年6月9日生) チャオ(オス、1995年11月18日生)の3頭の子供たちがいます♪ (^^)その母イルカ「フジ」が”尾びれ”の病気になったのは、2002年の10月頃...。原因不明の病気から感染症をひきおこし、なんと、”イルカにとって命”ともいえる、「尾びれが壊死(えし)」してしまい、”その約75パーセント!”を切除する大手術をうけ、なんとか一命をとりとめました。 b(T_T)でも...その”小さくなってしまった尾びれ”では、とても以前のように、プールでいっしょに過ごす仲間たちの後を、ついていけるはずもありません。 ┐(^^;)┌いつしか、フジは、ただ、プールの中に、元気なく”浮かんでいる”だけ...の一日が多くなっていきました(涙)。担当獣医であった”植田啓一さん”は、考えた末、”イルカの肌がゴムの感触に似ている”ことから、「~ブリジストンのゴム技術で、なんとか(尾びれを)再生できないか?」と問合せました。→ 植田さんは、”ウルトラセブン”の変身に使う「ウルトラアイ」のような、 青いユニークなメガネをかけ、金髪を後ろでしばった、 ”イケメン”の獣医さんです。そのハートはアツい、アツい♪ ヾ(^0^)イルカの”人工尾びれ”は「世界初」の試み。開発プロジェクトを担当することになったのは、当時、開発の一線を退いて(しりぞいて)おられた”加藤信吾さん”。”イルカの人工尾びれ”の開発という「世界初の試み」であることと、「フジをなんとかしてやりたい...」という思いから、加藤さんの”技術屋魂”に火がつきました。フジは開発が進む間も、トレーナーの”古網(こあみ)雅也さん”らと、”リハビリ”に取り組んでいました。人間であっても「つらい」リハビリ...。それまで、のびのびとプールの中を泳ぎまわっていたフジにとって、”思うように泳げない”...ということが、「どれだけつらく」、「どれだけストレスが溜まる」ことだったか。それだけでなく、イルカは「体に異物(いぶつ)を付けられることを”極端に嫌がる”」そうで、フジのリハビリも、”絶対に強制はしない”...ことを心がけ、フジが人工尾びれを見て、”自分からすすんで”尾びれを出し、装着できることを目指したそうです。→ (^-^) 水族館や開発スタッフの方たちの”思いやり”を感じますね♪取付けバンドで装着する「第2号タイプの人工尾びれ」は、イイ線いくか?...と思われましたが、「取付けバンドによる水の抵抗」が予想以上に強くて、フジは思うように”スピードにのって”泳げません。その点を考慮して「カウリング型」が作られましたが、今度は”フジの筋力”に負けて、「カウリングと尾びれが”ぶちこわれて”しまう」始末...。 (^^;)ブリジストンの担当者・加藤さんは、人工尾びれに適した素材を探しつづけ、ようやく”防弾チョッキ”などにも使用されるという、軽くて強い「高反発繊維」を見つけました!! v(^^)2004年12月。ドキドキ、はらはらしながら、開発スタッフのブリジストン担当者・加藤さんと”斉藤真二さん”のふたりと、水族館の獣医・植田さんと、トレーナーの古網さんらは、「高反発繊維」を使った”新しい人工尾びれ”を、フジ♪に装着してやりました。 (^^)トレーナーの古網さんの笛の指示で、フジは泳ぎ始めます。古網さんはしばらくすると、これまで、”いくつもの人工尾びれ”が「ぶちこわれてきた」、あの「ジャンプ」の指示をフジに出しました。 (^-^;) ドキドキ・・・(笑)ザブ~~~~~~~ンッ!!!やった!...体重225キロあるフジの体が、みごとに宙を舞いました♪2回、3回...とフジはうれしそうに、ジャンプを繰返していました。テストを終え、緊張した面持ち(おももち)で、ブリジストンの加藤さんと斉藤さんは、フジに装着していた”人工尾びれ”を取り外し、「壊れていないか?」をチェックします...。「OKですね♪」...加藤さんの言葉。「これでようやく、目処(めど)がたちました♪」「今日は泡盛(あわもり)がウマいですよ(笑)...」いま、3月12日~31日まで、美ら海水族館から少し離れた、”オキちゃん劇場”で、「人工尾びれ」を使って元気に泳ぐフジに会えるそうです♪ (^^)イルカだって... 落ち込んでへこむことがある。イルカだって... 明日に向かってがんばっている。イルカだって... 接するひとの優しさや思いやりがわかる。イルカだって...イルカだって...泣きましたよ、例のごとく(笑)。 (*^▽^*)ゞ 感動と勇気をありがとね、フジ♪イルカに限らず、人間と動物たちが、おたがいを思いやり、協調しあって、仲良く、楽しく、イキイキと共存していける...♪そんな世界を作ることを、”現実的な目標”として、いまの自分にできることから、取り組んでいこうと思います、ハイ。 ヾ(^0^)【美ら海水族館のURL】http://www.kaiyouhaku.com/【ブリジストンの”イルカ人工尾びれプロジェクト”のURL】http://www.bridgestone.co.jp/eco/project/project_dolphin.htmlてなわけで、今日の映画は「イルカさんたち♪」が登場する、こんな作品をチョイスしてみました~! (^^)/『イルカの日/The Day of the Dolphin 』 製作:1974年、アメリカ 配給:日本ヘラルド 監督:マイク・ニコルズ 原作:ロベール・メルル 出演:ジョージ・C・スコット /ジェイク・テリル博士 トリッシュ・ヴァン・デヴァー/マギー・テリル ポール・ソルビノ /マホニー フリッツ・ウェーバー /ホランド・デマイロ ジョン・コークス /デビッド ほか当時、私は中学生...なんとなく覚えています(笑)。週刊マンガなんかに特集記事が載ったり、けっこう話題になった映画です。 (^^)人間と会話するほど賢くなった、イルカの生態を利用して、政治的な陰謀を企む組織と、それを阻止しようとする海洋学者との戦いを描く海洋アクション(?)作品。『海のトリトン』 製作:1979年、日本 配給:東映 演出:棚橋一徳 製作総指揮:西崎義展 原作:手塚治虫 声の出演:塩屋 翼 /トリトン 広川あけみ/ピピ 北浜晴子 /ルカー 八奈見乗児/一平 ほか海のトリトン...といえば、「イルカに乗った少年」。「イルカに乗った少年」といえば、”城みちるさん”(笑)♪ (^m^)コメント、以上(爆)。 v(^0^)『グラン・ブルー/Le Grand Bleu 』 製作:1988年、フランス 配給:20世紀フォックス 監督:リュック・ベッソン 製作:パトリス・ルドゥ 原案:リュック・ベッソン 出演:ジャン・マルク・バール/ジャック・マイヨール ロザンナ・アークェット/ジョアンナ ジャン・レノ /エンゾ ほかこの映画も有名ですよね♪個人的には、”ジャン・レノ”の演じる「エンゾ」が、とても好きです。 (^-^) 渋いっスよねぇ~♪本作がきっかけで、 フリー・ダイビングや、 スキューバ・ダイビングを、始めた人も多いとか(笑)。海の中って本当に「幻想的」ですよねぇ♪ (^^)『JM/JM Johnny Mnemonic 』 製作:1995年、アメリカ 配給:ギャガ・コミュニケーションズ=ヒューマックス・ピクチャーズ 監督:ロバート・ロンゴ 原作:ウィリアム・ギブソン 音楽:マイケル・ダナ 出演:キアヌ・リーヴス/ジョニー・ニーモニック ビートたけし /タカハシ ドルフ・ラングレン/カール アイス・T /Jボーン バーバラ・スコヴァ/アンナ・コールマン ほかこれまた公開当時、話題になりました。ビートたけしさんが、映画に本格的に取り組みはじめたのも、この頃だったでしょうか? (^^)キアヌ・リーヴスが、脳に埋め込んだ極秘データを運ぶためのチップによる、発作を鎮める(しずめる)ためにとるポーズが、と~っても印象的でした(笑)。『マトリックス』のウォシャウスキー兄弟も、観てたんじゃないかなぁ~この作品を...。 (^-^)ちゃ~んと”イルカさん”も登場しますよ♪ただし、「普通のイルカ」とは違いますけど(笑)。 ヾ(^^)『フリッパー/Fripper 』 製作:1996年、アメリカ 配給:UIP 監督:アラン・シャピロ 製作:ジェームズ・J・マクナマラ ペリー・カッツ 音楽:ジョエル・マクニーリー 出演:イライジャ・ウッド/サンディ ポール・ホーガン /ポーター ジョナサン・バンクス/密猟者ダーク ジェシカ・ウェッソン/キム ジェイソン・フックス/マーヴィン チェルシー・フィールド/キャシー ほかイルカが登場する映画として、私と同世代の人にはこの作品は外せないでしょう...たぶん(爆)。 (*^-^*)あの有名テレビドラマ『わんぱくフリッパー』のリメイク作品。”イライジャ・ウッド”が「サンディ」か...なんとなく、『ロード・オブ・ザ・リング』の”イライジャ・ウッド”の、「もじゃ・もじゃ頭」を連想して、イメージ狂う気がして...(笑)。 (^m^)いやはや、調べてみると「イルカさん♪」が登場する映画って、意外と多いんですね~(笑)。 (^^)今週末、「ようやく今年の劇場デビュー」を、しようかと思っています。先日の日記で触れた、『鉄人28号』です...。 (^0^)ゞ 『北の零年』は逃しました(笑)主人公の金田正太郎を演じた”池松壮亮くん”は、「福岡市在住」の中学2年生だとか♪ ヾ(^^)『ラスト・サムライ』にも出演した彼は、すでに”ハリウッド映画”の経験者...。同郷のよしみで、観るのは決まりですよね(笑)。 (^m^)ではでは、今後も”超マイペース”で更新すると思います(爆)。よろしければ、また遊びに来てくださいね~! (^^)/~~ カワゾーは今後も”アイ・ラヴ・ムーヴィー”ですぅ~♪