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カテゴリ:本 ☆
『侍女の物語』
マーガレット・アトウッド 著 内容(「BOOK」データベースより) 侍女のオブフレッドは、司令官の子供を産むために支給された道具にすぎなかった。彼女は監視と処刑の恐怖に怯えながらも、禁じられた読み書きや化粧など、女性らしい習慣を捨てきれない。反体制派や再会した親友の存在に勇気づけられ、かつて生き別れた娘に会うため順従を装いながら恋人とともに逃亡の機会をうかがうが…男性優位の近未来社会で虐げられ生と自由を求めてもがく女性を描いた、カナダ総督文学賞受賞作。 なんという閉塞感。 侍女オブフレッドの語る彼女の日常と過去。 最初のうちは赤い服を着た「侍女」が何なのか、緑の服を着た「女中」が何なのか、 青い服の「妻」が意味するものは何なのか、まったく分からない。 彼女たちは割り当てられた役割を黙々とこなす。 逸脱は粛清につながり、誰とも分からぬ「目」・・・密告者、スパイ、秘密警察のような存在を常に意識しながら暮らす。 重くて、読んでて息苦しい作品でした。 侍女の物語 ”オスカー女優”フェイ・ダナウェイ主演!近未来アメリカ崩壊・・環境汚染他で女性のほとんどが不妊に・・奇想天涯話題のSFベストセラーの映画化!DVD未発売。■闇の聖母 <侍女の物語> THE HANDMAID'S TALE■ 映画になってたんですね。 未見です。 映画「リベリオン」と良く似た世界観と言うか・・・閉塞感があります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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