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2009年06月07日
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テーマ:本日の1冊(3693)
カテゴリ:本 ☆
『聖なる比率』上・下
デヴィッド ヒューソン 著

内容(「BOOK」データベースより)
クリスマスの5日前。ローマはいつにない大雪に見舞われていた。そんななか、閉館後のパンテオンに侵入者がいるとの通報を受けたローマ市警刑事ニック・コスタは、相棒のペローニとともに現場へ向かう。どうせ行き場をなくしたホームレスに違いない…。だが、天窓から雪舞い降りる幻想的な神殿で彼らを待ち受けていたのは、背中に不可解な紋様が刻まれた女性の全裸死体だった―。熱血新米刑事コスタシリーズ、第3弾。


内容(「BOOK」データベースより)
FBIの介入により、死体に刻まれていたのが「聖なる比率」と呼ばれる紋様であること、同様の他殺体がアメリカをはじめ各地で発見されていることがわかった。FBIと協力して捜査を進めることになったローマ市警だったが、彼らは何かを隠しているようで、進展ははかばかしくない。堪忍袋の緒が切れたニックたちは、独自に捜査を進めることに。だがその先には、さらなるおぞましい死と、国家を巻き込む陰謀が隠されていた―。



悪くはない。
損だなぁと思うのはダン・ブラウンと被ってしまうところ。
ローマの史跡で意味ありげな図形を刻まれた遺体とくればね、歴史に絡んだミステリ?と思ってしまうのも仕方ない・・・・ダン・ブラウンを読んだり、「天使と悪魔」や「ダ・ヴィンチ・コード」を観たりしてなきゃ問題ないわけですが(^^ゞ



面白かったけど、このストーリーからは、何故タイトルが「聖なる比率」なのか分からなかった。私が読み飛ばしてしまったのか、深遠な意味を見抜けなかったのか・・・・


聖なる比率(上)


聖なる比率(下)




『海底軍艦』
押川 春浪 著

これは何のギャグだろう。
語り手である柳川は、欧州漫遊から帰国する船旅の途中で海賊に襲われ船は沈没。
友人から託された幼い少年と漂流の末、秘密の作戦に従事している
櫻木海軍大佐に出会い救出される。
二人が連れて行かれた絶海の孤島は日本海軍の秘密基地、
そこでは秘密兵器「海底戦闘艇」を建造中。

なんだがね、極秘のはずの造船所の門には「秘密造船所」の看板がかかってて・・・
それで秘密って・・・・(笑)

沈没間際の客船では英国人が「南無阿弥陀仏・・・」と唱えてたなぁ。


荒唐無稽なストーリーでいろんな意味で面白いです。






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最終更新日  2009年06月07日 23時52分58秒
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