2009年　　日本
監督　　　片渕須直
原作　　　「マイマイ新子」高橋のぶ子著

あらすじ： 小学3年生の新子は、山口県の片田舎に住む普通の女の子。友だちや家族に囲まれ、この町にあった平安時代の地方の国の都「国衙」について空想することが好きだった。そんなある日、東京から貴伊子という生徒が転校してくる。貴伊子が気になった新子は、次第に親しくなっていくが……。



オススメです～～～～～!!
偉いぞMOVIX!!
よくぞカーグチで上映してくれた!!
この映画、「ぽにょ」並みの宣伝をして欲しかったです。
テレビでも上映館ですらほとんど宣伝が無かったけど、もったいない。

原作を読んで、映画化されると聞いた時「こんな地味なの、大丈夫か？？」と思いました。
子供の日常のお話しですからね。でもまったく問題なし。
原作とは違った良さがありました。


昭和30年の片田舎が舞台。なので1000年前に想いをはせても違和感がないんです。
今歩いてる道は1000年前もそこにあり牛車が行きかってた・・・納得できます。
直角に曲がってる用水路、1000年前にも確かにそこにあっただろうと思います。
これが平成21年だったら、道路は拡張され、一面の麦畑は宅地か郊外型の大型店舗が
乱立してるか、1000年前を想像するなんて難しいんじゃないかな。


初期のジブリ作品が好きな方はツボかもしれないですよ。



200人近く入るシアターに10人ほどの客、もったいない。
もっと多くの人に観て貰いたいです。