2009年　　イギリス　カナダ
監督　　　テリー・ギリアム
キャスト　ヒース･レジャー
　　　　　ジョニー・デップ

鏡で人々を別世界に誘う見せものが売りの、パルナサス博士（クリストファー・プラマー）の移動式劇場はロンドンで大盛況だった。観客は博士の不思議な力で自分が思い描く、めくるめく世界を体験できるのだが、そこにはある秘密があった。トニー（ヒース・レジャー）はそのアシスタントとして観客を鏡の世界へと導く役目を担っていたが……。






この映画の撮影途中でヒースが急死し、完成が危ぶまれてた作品。
彼の代役に、ジョニー･デップ、コリン･ファレル、ジュード・ロウが当たるという話しを聞いて、
「3人？どーなるの？？」とかなり不安が大きかったです。
それぞれが主役を張れる大スターですからね、なんと言うか・・・
華の奪い合い（本人達にその気があろうとなかろうと）になるんじゃないか、みたいな。

けど、これはね、ちゃんとヒースがトニーで、最後まで彼の映画でしたよ。
ま、かなり思い入れたっぷりで観てますから、そう見えるのかもしれないけど。

ヒースは胡散臭くて愛嬌があって、信じていいのか、信じたら痛い目に合うのか、
そんなギリギリの好青年です（笑）同じ監督の「ブラザーズ・グリム」のペテン師（弟）に
通じる所もありますね。



代役の3人がどこでヒースのトニーと入れ替わるのか、
これからご覧になる方は楽しみにしててくださいね。