テーマ:今日聴いた音楽(75565)
カテゴリ:音楽
ぼくのそばにおいでよ 加藤和彦 加藤和彦 大先生の記念すべきファースト ソロアルバム。 これは邦楽ではありません、いわゆるJ・POPSでもありません。 大先生が、一歩でも近づきたかった「向こうの」音をエンジニーアの伊豫部氏と試行錯誤して作り上げた見事な作品なのです。 その姿勢・・・少しでもいい音で、いい音楽を伝えたい・・・は 最後まで大先生の追及なさったことでした。 マーティンD45の美しい響きの「ひるねのミカ」。 なんと歌詞が12番まである フルオーケストラ サウンドが せつなく響く大名作「9月はほうき星が流れる月」。 ディランの「廃墟の街」にインスパイアされたと思われるギターがカッコイイ「日本の幸せ1」。 ドノヴァンの「コーデュロイの少年」にリスペクトした 「日本の幸せ2」。 レイ ブラッドベリのSFにヒントを得、ジャパニーズ エスニックとも言えるサウンドを持つ「アーサーのブティック」。 CSN&Yより いち早くカントリーフレーヴァーを取り入れた タイトル曲「おいでよ僕のベッドにおいでよ」。 全てがセンスに溢れ月日の流れを感じさせないのであります。 色んな音が溢れるのは今も昔も変わりありません。 その中から何を選ぶかは本人のセンスでしかないのであります。 ここにはすでに大先生ならではの流行り廃りの無い音楽があります。 尚CD化にあたってボーナストラックとして記載されている、「僕のおもちゃ箱」 はオリジナル ヴィニール盤(LP)にも収録されています。初回プレス盤を持っている私が確認しました。 1969年発売 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 15, 2010 06:25:31 PM
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