五大に対応した種子♪
またまた『語るインド』から私の主宰するヨーガ・スペース・ビージャとの繋がりから【五大に対応した種子】を抜粋して紹介します♪種子(サンスクリットでbija【ビージャ】)とは、オームOMのように一シラブルで発音されるマントラである。人体チャクラの、基底部から胸部までの四つのチャクラの内部には種子化した四つの半母音 y,r,l,v が配されている。喉のチャクラには気音のhです。そして、この五つのチャクラが地、水、火、風、空 の五大に対応している。r が種子化した ram はマニプーラ・チャクラの中に配されている。サンスクリットにおける ra の字義は火・熱。ram という音に火のチャクラであるマニプーラが共鳴するとされている。消化不良気味の人は、」このチャクラの位置つまり臍の奥の方に意識を凝らして「ラ~ム」と低く唱えてみるといい。アーユルヴェーダでは消化器官には<火>が宿っていて人はこの火によって食物を消化すると考えられている。ram によって消化機能を支配するマニプーラ・チャクラを活性化するのだ。一方の l の種子化したlam はムーラーダーラ・チャクラに配されている。lは英語でも land というように大地と関わりがあるが基底部のチャクラ、ムーラーダーラが<地>となるのはこのチャクラが生命の樹であるスシュムナーが根を張る堅固な土台であるからだ。気が減退の折には、肛門を締めたり緩めたりを繰り返しながら「ラ~ム」と唱えれば力が湧き上がってくる。スワディシュターナ・チャクラの種子が vam である。v は英語でも water というように<水>と関係が深いこれが下腹部のチャクラに配されるのは生命の水を連想させるからであるこのチャクラは生殖器官および泌尿器官をコントロールしている。胸部のアナーハタ・チャクラは心臓・循環器系を支配している<風>のチャクラだ。インド人は体内に風が吹いていてそれが血液や体液を循環させていると考えているのだ。チャクラの種子は yam ya には風、融合の義があり後者からはヨーガやヨーニの語も生まれた。喉のチャクラは呼吸器系を司っている種子は ham で<空 アーカーシャ>大乗仏教の「空 シューニャター」とは異なる<空 アーカーシャ>は中国哲学の<気>に近しい概念である。チャクラの話しは面白いです♪ チャクラ・ヒーリング 7つのチャクラ