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テーマ:アソシエーション(13)
カテゴリ:コラム
ジル・ドゥルーズは『意味の論理学』におけるセリ-的思考において、本人は明言していませんが明らかに系列弁証法をプルードンから借りています。
また、欲望する諸機械と器官なき身体というアンチノミーの設定は、考えようによってはプルードンを発展させたものと解釈することも出来ます。 明らかにドゥルーズはニーチェ経由であり、それと同時にマルクス経由の思考の持ち主(構造への視点において)ではありますが、プルードン的アナーキズムを体現しており、ガタリとの「連合」がその最たるものでした。 柄谷行人はフランス現代思想が、プルードンを黙殺して来たと語っていましたが(*注)、そうした系列弁証法はフランス人の彼らに染み付いているということは言えるかも知れません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年09月20日 01時06分34秒
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