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テーマ:戦争反対(1190)
カテゴリ:コラム
石油に頼った経済成長(*)が持続可能でないことは、今や「頭の中」では誰でもわかっていることだ。しかし、何かを止めろ、といったよくある偽善的な言葉は強権的であり、人々の反発を招くだけだろう。
だから、実際にオルタナティブな経済のあり方と持続可能な「豊かさ」を求める人達は、地方の片隅で誰にも知られることなく、ひっそり声を細めてなるべく目立たないように実行していたのが現実だった。 ところが、このところそれに反する動きが現れはじめた。 循環型社会を実行しようとしている人達が、インターネットを使ってつながりはじめ、力を結集しはじめたのだ。 その一例として、スロービジネススクール↓というネットを使った学校の試みが挙げられる。丁度今日、東京の府中市ではじめての合宿が行なわれているはずである。 地球温暖化がその原因と言われる台風のまっただ中で、彼らの持続可能な経済に向けての情報共有、協働ヘの摸索に注目したい。 スロービジネススクール公式ウェブサイト *注 石油と言えば、石油ショックや最近の原油高騰などが思い浮かびますが・・・大日本帝国の陸軍、海軍は大正期に石炭から石油を燃料とした軍事に切り替えたため、石油がなくなれば戦争も「持続可能」ではない国になったと言われます(これは実は対アメリカの太平洋戦争開戦の根本原因にもつながっています)。周知のように日本では石油は採取できません。 一般的には1970年代のベ平連(ベトナムに平和を!市民連合)での活躍で知られる作家の小田実氏は、こうした事実に続いて、日本海側に原子力発電所をつくって放置している日本の国防政策(「攻撃されれば日本海側は壊滅なのに、本気で国防を考えていない」)に関して、警鐘を与えています(フリーペーパー「シナプス」最新号より)。 インタビューに答える小田実さん(中央) 率直な御意見、御批判をお待ちしております。(^^)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年10月10日 00時17分16秒
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