ようこの部屋

今日は夕方6時から、建築会社と建築家とのミーティングがあった。
引っ越すにあたって、とりあえず、家の受け渡しをするために、まだ出来てない部分のリストアップをするのが目的。
今日は朝から真夏日。午後車を走らせていたら、外気は30度近くなっていた。うっかり夏のスカート、キュロット、サンダルを荷造りしてしまったので、上はタンクトップだけど、下はジーンズに普通のスニーカーというそんなに涼しくない格好なので、ちょっと暑かった。
お昼はときこさん宅に招かれて、預かっていた植物を返し、ブルターニュの甘くないクレープ（旦那さんが用意してくれた）をご馳走になる。おいしかった～。ありがとうございました！
その後、家で、先日受け取った最後の請求書のチェック。なんと、予定していたよりも1万ユーロも高い請求・・・。気が遠くなりそうになったのだが、よく見ると明細がなかった。今日やっと明細がメールで届いたので、チェックすると、間違いだらけ・・・。結局間違いを直したら、予測していた額に落ち着き、ほっとした。それにしても、1万ユーロって、日本円にしたら140万円じゃないか！夫は、引越しが終わったら、こんどこそ、この建築会社を断罪するホームページをつくると意気込んでいる・・・。
今夜から、冷蔵庫冷凍庫を解凍して、引越しに備えないといけないので、夫の両親に借りたクールボックス2つに冷凍庫と冷蔵庫の中身を詰める。でも入りきらなかった。明日もう一度冷蔵庫の分だけ持っていかないと・・・。食料品や細かい台所用具も紙袋4つに入れて、さあ出発。
現場に着くと、ドアと窓の下請け業者が作業をしていた。ひとつだけ閉まりにくい窓があったので、調整してもらえてよかった～。
カーテンレールの長さなどを考えていると、建築会社のJさんと建築家が到着。保険会社の調査のおじさんも来ていた。なぜかというと、建築会社は隣の家のおじさんに訴えられているのだ。私たちの建築のせいで、彼の家に亀裂が走り（実は彼の家の土台は不安定なので、少し傾いたのは私たちのせいではないのだ）、精神的打撃を受けたので、一年くらい仕事（写真家）に手がつかなかった、というのだ・・・。引っ越す前から隣人と喧嘩状態になっている私たち・・・。
私の推測するところによると、彼は何十年も空き地だった隣の土地に、自分の家よりずっと大きな建物が建つので嫉妬しているのだ。もちろん二世帯住宅なので、大きくて当たり前なんだけど、彼にしては、頭にくるだろう。外から見ると、近所の家にくらべて、彼の家はちょっと小さく見える・・・。
さて、調査の人は帰っていったので、地下室から順に、チェックが始まる。まだまだいろんな不備があって、びっくり。終わったのは夜の9時。3時間もたってたのか。一番ひどいのは、私たちの物置に、水のポンプや浄水装置が間違って設置されていること。本当は共同のボイラー室に設置の予定だった。おかげで、いまのところ、物置に冷凍庫でも置いたら、他の棚は置けない状態・・・。なんとかこれは直してもらわないと・・・。
建築家はなまりがきついし、いつも話してることがよく分からない。でも後で夫に聞いたら、建築家と建築会社の人といろんな点で意見が合わないらしい。建築家は直せ、といっているのに、建設会社は直さなくてもいいと、言い張っているらしい。今日は建築家の機嫌はいいみたいで良かった。彼は、そのときによって、意見が変わるこうもりのような人。私たちの味方になったかと思うと、反対側にまわったりする・・・。まったく信用できない人だ。
大変なミーティングだったが、とりあえず請求書の額が間違いでほんとに良かった。今夜はよく寝れそう・・・。