ようこの部屋

ベルギー人って替え歌が好きだと思う。今までにも、夫のおばあちゃんのお誕生日パーティーでの替え歌（孫とその連れ合い全員で合唱・・・）、夫の叔母さんの退職記念だったか誕生日だったかのパーティーでのもと同僚による替え歌合唱、などなど・・・。

先日私がだめだった面接で、本命候補であった同僚が、昇進に感謝を示すためか、部長主催のクリスマスパーティーで部長を讃える替え歌を作って贈ろうと言い出した。本来ゴマすりの大嫌いな私はげっと思ったが、これに参加しないで、またチームワークのできないやつというレッテルを貼られたくなかったので、仕方なくプロジェクトチームに参加することに・・・。メンバーを見渡すと、周りはみんな昇進を狙ってるベルギー人ばかり・・・。ひゃーすごいな、これって。主催者のＡさんは今度私の上司になる人なので、こういうベルギーらしいやり方でアピール（＝ゴマすり）しておくのも悪くないかも。最近の私は開き直っているのだ。

Ａさんは印刷して贈るだけでいいんじゃない、と言っていたけど、私は、ここまでやるなら皆で合唱しないとインパクトに欠ける、と提言（<-　だんだんゴマすりが身についてきた私・・・）。皆も賛成・・・。

昼休みに外でランチをしながら、皆で替え歌を考える。皆真剣にやっているから怖い・・・。だれもこれっておかしいんじゃないと言い出さないところもすごいよなぁ。

ともあれ、歌は出来上がり、ネットから誰かがダウンロードした元歌も配られ、部員皆それぞれ仕事中に練習・・・。

そして、今日は部長の家でのクリスマスパーティーでの晴れ舞台・・・。皆酔ってるし、かなり盛り上がった合唱になった。涙ぐんでいる部長（女性）・・・。

日本でもいまどきこんな替え歌歌う人いるのかしらね・・・。