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ロングコートチワワ、よもぎ(♂)とつくし(♀)との、ほのぼの日記です。
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今回から、本に関する日記は【読書日記】ということにしました。 なるべく、2冊くらいずつ書けたらいいなーと思ってます (書きたいこと色々書いて、本のリンクを貼ると、4冊くらいあると 文字数が足りなくなっちゃうことがあるので・・・) この1週間で読んだ本です。 今回も、私的には“あたり”の本でした ■くちぶえ番長 重松清 これは、トムテのマスターに頂いた本。 やっぱり、重松さんの本は、時々読むとホッとします 小学4年生の1年間のお話なんですが、主人公のツヨシと、転校生のマコトの物語。 マコトはちょんまげのように前髪を束ねた、一輪車と口笛が得意な女の子。 女の子だけどとっても正義感が強くて、カッコイイんです そんなマコトと過ごしていくうち、ツヨシも成長するんですよ。 いじめっ子の上級生たちとの戦い、逃げずに立ち向かうこと。 クラスでのいじめを見て見ぬふりをしないこと。 大切な存在とのお別れ。その時のお父さんのことば。 すごく、心温まる小説でした 後々調べたら、この小説は子供向けの学童誌に連載したものらしいです。 それも分かりますねー。 読んですぐ、「子供たちに読んで欲しい!」と思いましたから。 この小説、どこにもグッと来る部分はありましたが、一番はやっぱり、 飼い犬の「ワン」が死んじゃうところ。もう、これはダメです 帰りの通勤電車で読んだんですが、ガマンしたけど、鼻はずるずる、 喉はヒックヒック言うくらい、泣いてしまった。 でもこんな風に、飼い犬とのお別れをすることで、子供たちが大切な存在との お別れというものを、身を持って感じていくことは大切なんだろうなぁと思いました。 そしてこの本、あとがきまで泣かせます。 おばさんになったマコトを思い浮かべてしまいました(笑) 本編を読み終えたら、ぜひ最後までしっかり読むことをオススメします。 そして、この本 ■雷桜 宇江佐真理 蒼井優と岡田将生で映画化されているようですね この本は、友人に借りて読みました。 これも、とてもよかったです。 遊という一人の女性の、壮絶な人生をつづった小説です それにはいろんなエッセンスがあり、瀬田村の大自然だったり、 遊の両親・兄たちの底知れぬ愛だったり。 これ、あまり感想を書くとこの小説の一番大事な部分のネタバレになってしまうので、 あまり色々書けないんですが、ぜひ読むことをオススメします。 もう、すべてが潔く、ひたむきで、とても心洗われました。 やっと1歳になる初節句に、何者かに誘拐されてしまった娘を想う両親の気持ちの強さ、 兄2人が、妹の無事を信じ、それぞれ成長していく様子、 その家(庄屋)に仕える吾作のひたむきさ。 あまりにも身勝手で手がつけられない殿“斉道”に仕える、榎戸。 その榎戸が殿に仕える真摯な姿。 もう、何もかもがとても潔く、ひたむきで、 “無償の愛”“無償の奉仕”という感じなのです それがまた、瀬戸村の自然の情景とあいまって、本当に素敵 そして誰よりも、遊の人生が“一途”そのもの。 なんだろう。こんなまっすぐさに飢えてるんでしょうか(笑) 本当に、とっても心に残る作品でした。 ブログランキングに参加しています 皆様のクリック、とても励みになってます いつも、ありがとうございます ただいま、51位です。 引き続き、応援宜しくお願いしまーす にほんブログ村
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