読みました。
有川さんの最新作です。


【送料無料】ヒア・カムズ・ザ・サン　有川浩

この本はチョット変わった書き方だったらしいです。

劇団「キャラメルボックス」の同名舞台のパンフに書いてあった
短い“あらすじ”を読み、そこから作品を作り出すという手法

そのあらすじが、こちら

集者の古川真也は、幼い頃から触れたものに残る記憶が見えた。
ある日、同僚のカオルの父親が、20年ぶりに帰国する。
彼はハリウッドで映画の仕事をしているはずだったが、真也に見えたものは――。

ここから作り出された、2つの話が載ってます。
これ、面白い。

有川さんらしさもそこここにあるし、少し現実離れしてますが、
なかなか面白く読ませていただきました

真也は、特別な力を持っているのですが、そのことによって
とても慎重な人になっていたりして。
見えてしまうことで、考えなくてもいいことまで考えちゃうんだなーと。

2話目のほうは、お父さんの“かたはらいたさ”を感じますが、
こういう人って、ごくたまに居ますよねー
でもすごく損しちゃうと思います。
だって、たまに本当のこと言っていても、信じてもらえないんですもんね。

やっぱり人間、特別な能力が無くて、
正直に生きるのが一番かな、と

なかなか面白い小説でした



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