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ロングコートチワワ、よもぎ(♂)とつくし(♀)との、ほのぼの日記です。
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今週の読書日記です 風邪を引く前に、読んだ本たち!笑 今回もなかなか読み応えがありました ■八日目の蝉 角田光代 移動中、駅ナカの本屋さんで、文庫本を買って読みました。 この日は、移動が多い日だったので、「さぁ読むぞ」と思っていたのにも関わらず、 あとチョットで読み終える本1冊しか持ってなくて。 移動中の時間がもったいなくて、以前から読みたかったこの本を店頭で買いました。 これ、読み応えがありますねー。 なんだろう。とても深いです。 映画の予告、「優しかったお母さんは、私を誘拐した人でした」ってのが すごく衝撃的ですよね。 NHKのドラマ版は壇れいと北野きい、映画版は永作博美と井上真央。 平たく言うと、不倫相手の男性の子供を誘拐し、逃亡しながら育てる話。 その男の人ってのがどうしようもない不実なヤツで、離婚するといいつつ行動しない。 この女性が母親になるのは否定するのに、実は別れると言っていた奥さんに 子供が生まれていた、という・・・。ほんと、どーしよーもない男の人ですね でも、だからと言って希和子は正しいかというと、そんなことは無いと思うんだけど。 赤ちゃんを誘拐して、そんな長いこと逃げられるわけ無いと思っていたので、 また現実逃避したような内容なのかなーと思いきや、現代社会のなかで、 いかにして普通の社会に出ずに逃げられたのか、というのは「なるほど~」と思う。 学生時代の友人宅でチラッと見たチラシの切れ端「エンジェル・・・」というのは、 きっとなにかポイントになるのだろうと思っていたけれど。 私は子供も居ないし、どちらに境遇が近いということも無いけど、 ごく普通の主婦の方や、お母さんたちはこの小説、どう思うんだろう 「ありえない!!!」とか憤るんだろうか 私は、やっぱり少なからず、希和子に肩入れしてしまうなぁ。 もしも、恵理菜の実の母親がもっとちゃんとした人だったら違ったんだろうけど。 恵理菜が、自分の力で自分の人生を切り開いていくのは本当に偉い。 女性って、やっぱり強いのかな そして、この本 ■毒笑小説 東野圭吾 これは、トムテのマスターに頂いた本。 字のとおり、「毒」と「笑」が含まれた、ややブラックユーモア的な要素のある 短編小説集でした。にやり、という面白さ 小説家さんというのは、こういうこと考えて色々書いているんだーってのも、 巻末のほうの「東野圭吾×京極夏彦」の対談集でも分かる 頭のいい人のユーモアってのは、にやっとしちゃいますね~。 東野圭吾さん、まじめな小説は、ややわざとらしく感じちゃったりするんですが、 (あまりにも仕組まれすぎていて、作りこまれた感が感じられちゃう。 テレビドラマっぽいと感じてしまうんです・・・。ファンの方、すみません。) ここまで来るといいかもです。逆にこんなの、ありえなさすぎていい感じ 軽い気持ちで読めるので、重たい小説の間にはいいと思います。 あまりにも期待すると、「ん?」って終わっちゃいますけど・・・笑 ブログランキングに参加しています 皆様のクリック、とても励みになってます いつも、ありがとうございます ただいま、55位です。 引き続き、応援宜しくお願いしまーす にほんブログ村
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