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2011.06.27
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カテゴリ:本のはなし

今週の読書日記ですノート

ついに、読んじゃいました、“もしドラ”。
【もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら】
という、長い名前のこの本。
ライトな経済書のような、小説のような。
こちらは、友人に借りて読みましたスマイル


■もしドラ 岩崎 夏海

ストーリーとしては、女子高生の“みなみ”が、病気で入院した親友の代理で、
急遽野球部のマネージャーとなり、手に取ったドラッカーの著書『マネジメント』を
必死に読み解きながら野球部を育てていく、というストーリー。

この本、経済書としてはライト過ぎて、小説としては骨組みが華奢すぎる、かな雫
面白いんですよ、面白い。
普段は、経済書なんて、私は全然親しみが無くて。でもこれは読みやすい。
難しい本は、理論とか、読んでいてもあまり頭に入ってこないというか・・・
それではダメなんですけどね、私の職種・業種的にはあっかんべー

でも、まずもって“ドラッカー”さんを知らないし(笑)
最近は、ドラッカーさんの本も、もしドラと一緒に陳列してあったりしますが、
チョコっと立ち読みして・・・もう一度売場に戻しちゃいましたわからん
そういった意味では、こちらの本はするっと読めるし、面白い。
1日か2日で、さらっと読めちゃいました。

これを読んで、もう少し、小説以外の本も、読んだ方がいいかなーとも思いました。
この本を借りた友人は、経済書とか、ドキュメント系とか、結構読んでるみたいだし。
あまり、経済書とか、そういった本を読まない方の手始めには、いいと思います。
ただ、途中のアニメの挿絵はやめて欲しいわ~ショック
電車で読んでいて、チョット恥ずかしかったです。

個人的には、やっぱり小説がいいなぁー。
私は、小説を読む楽しさを知ってしまい、読んでいる時の異空間がとても楽しくて。
自分がそこへ入り込んでいる感覚がするんですよね。
そういう意味では、やっぱり、もう1冊読んだ、こっちが好きです!


■シアター! 有川浩

またまた、有川浩さんウィンク

既読本は、読んだ順に「レインツリーの国」「クジラの彼」「阪急電車」
「海の底」「空の中」「ストーリーセラー」「塩の街」。
順番は、チョット変ですが。

この「シアター!」は、図書館で借りました。

ストーリーはこんな感じ下矢印
小劇団「シアターフラッグ」の劇団員たちの話。
そこそこファンも多いが、赤字を多く出しており、解散の危機が迫っている。
負債額は300万円。悩んだ主宰の春川巧は、兄の司に泣きつく。
司は巧にお金を貸す代わりに「2年間で劇団の収益からこの300万を返せ。
できない場合は劇団を潰せ」と厳しい条件を出した。
新星プロ声優・羽田千歳が加わり、超個性的な劇団員は十名に。
そして鉄血宰相・春川司も迎え入れ、新たな「シアターフラッグ」は
旗揚げされるのだが…。

有川浩さんの小説、やっぱり面白いです~音符
軽~い感じなんですが、そこにそれぞれの背負ってる物があったりして、
とても興味深いです。劇団員さんたちの個性もあいまって、とてもいいです。

で、やっぱりいいのが“司”ですかねースマイル
何となく、「塩の街」の秋庭さんや、「海の底」の夏木君に重なります。
ぶっきらぼうで、冷たいようで居て、本当はすごく優しいハート(手書き)

この小説は、恋愛もあったり、友情もあったり、家族間のことであったり、
人生そのものについての悩みであったり、個人の存在意義だったり。
それぞれの登場人物が、分かりやすいキャラだけに、楽しく読めますグッド

その楽しい物語の中に、“劇団”というくくりがあり、
公演のことだったり、全体の利益構造だったり、劇団のしがらみだったり、
そういうのも面白いです。

これ、「シアター!2」があって、図書館でこれも予約していたんですが、
すぐに読みたくなってしまったので、本屋さんで買っちゃいましたあっかんべー
で、今読んでいますウィンク

有川さんの小説って、軽~いようでいて、結構深くて面白い。
通勤電車で読むのにピッタリです上向き矢印


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最終更新日  2011.06.27 23:03:18
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