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ロングコートチワワ、よもぎ(♂)とつくし(♀)との、ほのぼの日記です。
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読書日記です。 「告白」の湊かなえさんの本です 【送料無料】夜行観覧車 ■夜行観覧車 湊かなえ 私、昨年秋から読書を始めまして、3冊目に読んだのが湊さんの「告白」でした。 これがとても衝撃的で。 でも、印象にも残り、湊さんの本、もっと読みたい!と思いました。 で、その後読んだのは、「少女」「贖罪」「往復書簡」と、 ストーリーセラー3(アンソロジー)の短編「楽園」。 一番最近読んだ、「往復書簡」はなかなか面白かったですが、 それ以外は告白のクオリティにはチョットほど遠いかと で、今回の「夜行観覧車」、この本にも、 ほのかな“告白越え”の期待をしておりました。 結果的には、やっぱり「告白」には勝てませんねー ストーリー的には、高級住宅地に住む3家族、それぞれ+αの物語。 元々秘めた軋轢がどの家族にもそれぞれあり、 そこにある家族に大きな事件が起こり、変化していく、という話。 それにしても、湊さんの書く人たちって、みな、病んでますね・・・ だけど、全然普通の人からかけ離れているかというと、きっとそうじゃない。 理解できる部分もあるし、すごく特別な人たちって感じではないです。 だからこそ、十分起こりえる内容なのかな。 誰もが、その“病みスイッチ”を持っていると思います。 押すか押さないか、ほんのちょっとしたことなんだろうな。 「往復書簡」を読んだ時にも思ったけど、1つの事件や事象が、 見る側によって、全然違う解釈になるんだな、ということ。 勝手気ままに思うことを言うもんじゃないですね。 湊さんは、その危うさとかを強く感じている方なのかなーと、感じました。 最終的には、ほんのわずかな光が見え、 読後感はよくはないけど最悪ではないかな 中途半端な終わり方だけど、そこからは個人個人考えるものなのかもしれません。 世間的にその人がどういう評価を受けていようが、 家族ってやっぱり大事で、友だちも、って思いました。 自分が高橋家の子供たちと同じような立場になった時、一体どうなるだろう。 色々、考えさせられる小説でした ブログランキングに参加しています 皆様のクリック、とても励みになってます いつも、ありがとうございます ただいま、48位です。 引き続き、応援宜しくお願いしまーす にほんブログ村
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