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ロングコートチワワ、よもぎ(♂)とつくし(♀)との、ほのぼの日記です。
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読書日記です 遅ればせながら、有川浩さんの、図書館シリーズを読み始めました。 今回読了したのは、最初の2冊。 この図書館シリーズ、本編4冊+別冊2冊=合計6冊のシリーズ。 とても人気のシリーズで、なんと公式HPもありました →図書館シリーズ公式HP ■図書館戦争 ■図書館内乱 ■図書館危機 ■図書館革命 ■別冊図書館戦争(1) ■別冊図書館戦争(2) 順番としては、「図書館戦争」「図書館内乱」「図書館危機」「図書館革命」、 「別冊1」「別冊2」という順番かな。 第1巻である「図書館戦争」は2007年『本屋大賞』第5位に入賞してます 本編4冊は、2006~2007年に刊行された本のようです。 この本、読み始める前は、“図書館”で戦争~っ?とかなり違和感 キャッチコピーのようなものに「図書館は僕らが守る!」のようなことが 書いてあって、なんだか現実味も無いし、どうなんだろーと。 でも、読み始めたらすぐに引き込まれました。 まさしく、“有川浩ワールド”ですね。 すごく“らしい”し、おもしろい 中心メンバーは、20代前半~後半。 新卒で入隊した3人、笠原郁、柴崎、手塚は22歳。 そして、直属の上司である上官の堂上、小牧が27歳。 みんながみんな、個性があってキャラが立ってる 物語の舞台は、近未来の日本、西暦2019年(正化31年)。 「メディア良化法」という法律が施行。 これは、ふさわしくない表現がある本を取り締まることができる法律。 (ただしあまりにも偏っており、独断的。) そのための検閲が、日々全国で“メディア良化委員会と良化隊”によって 日常的に行われており、検閲に際しては武力行使さえ許されている。 その検閲から本を守るための組織「図書隊」の奮闘と、 隊員である主人公の恋愛の行方を描く。 本は狩られ、不適当となった本は、廃刊となる。 よって出版社もその分を乗せておかなければならず、 結果、本は高価に。人々が本を簡単に買えない世界。 その「良化特務機関(メディア良化隊)」の言論弾圧に唯一対抗できる存在が図書館。 かくして図書館は表現の自由を守るために武装し、 良化特務機関との永きに渡る抗争に突入することになる。 ●笠原郁 図書隊、特殊部隊の一員。 熱血で、ピュアで、向こう見ず。見ていられないほどまっすぐで、泣き虫 お勉強は苦手だが、実技には秀でている。 5年前、高校生のとき、発売をものすごく楽しみにしていた本を、 良化機関員の検閲で奪われそうになった際、正義の味方のように救ってくれた 図書隊員に憧れ、“王子様”と崇め、図書隊員を志す ●柴崎麻子 華奢でかなりの美人。図書隊ではなく、業務部に属する。 情報通で、外見とは裏腹に勝気で容赦のない、キツイ性格。 華やかなようで実は孤独で、人付き合いはうまくない。 郁のルームメイトで、親友 ●手塚光 郁の同期、同隊員。 優等生タイプ。同期では全てにおいてトップだった。 かたくなで自分以外の同世代の能力を認めたがらない性格だったが、 少しずつ変わっていく。 ●堂上篤 27歳、笠原と手塚の直属の上官。 図書隊ではエリートコースだが、以前は郁同様、思うよりも先に、 行動してしまうタイプだった。 その反省もあり、今では正論を重視し、理性的なためカタブツっぽくも感じる。 ●小牧幹久 常に正論を貫く。堂上と比べとてもソフトで接しやすい上官。 正論を貫くのには理由があり、そこがまたいい話。 温和な人柄で、笑い上戸。能力はやはりとても高い。 有川さんお得意の軍隊系あり、ベタ甘恋愛あり。 これがまた、可愛らしいし、思わず笑ってしまう。 漫画化されたり、アニメ化もされてるのも分かるなー。 小中学生から、全然読める内容ですね 図書隊と良化委員会の抗争がこの本の大きな柱だけど、 その中に恋愛あり、友情あり、家族の問題あり、自分自身との戦いあり、 色々詰まっていてこれがまた本当に面白い。 それぞれの刊にスピンオフが載っていたりして、楽しいし。 これを読まずして、有川さんは語れませんね やっぱり気軽に読める有川さんの本って楽しいです ブログランキングに参加しています 皆様のクリック、とても励みになってます いつも、ありがとうございます ただいま、40位です。 引き続き、応援宜しくお願いしまーす にほんブログ村
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