年金不正免除は組織ぐるみ?
社会保険事務所の職員が国民年金保険料の未納者に無断で保険料免除や納付猶予の手続きをしていたことが発覚したが、その後の厚労相の言動に「?」 ・年金保険料の無断免除、厳重処分へ・厚労相(日本経済新聞) 厳重処分と言いながらも、「調査はするが、ルール違反が上からの命令というのはあり得ない」とか、「結果的に(免除者になれば将来、国庫負担分に相当する)3分の1の年金がもらえるので、やってあげた方がいい、と独りよがりの論法でしたのだと思う」とか、散々、社会保険庁の責任者をかばってるじゃん!年金不正免除された加入者は、全国で4万2700人。大阪社会保険事務局だけで、約3万7400人。長崎社会保険事務局も約5200人。 これだけ大規模に行われたことから判断するに、そもそもこれは、年金未納率を下げるという至上命題を上の者が掲げ、末端の職員に対し、なりふりかまわず、手段を選ばない行為を強要した可能性が高いと思わざるを得ない。国民に年金不信を起こさせた責任は重い。処分は徹底的にやってほしい。不正に関わった人たちの減給は当然のこと、年金受給も減らしたらどうだ。処分対象はと、まずは、 厚労相からだな。