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カテゴリ:けんこう
深夜テレビを観ていたら、あれッすいませんタイトル忘れました。 最先端医療技術を紹介する番組をでした。 いままで諦めざるを得ない進行性癌の治療を行える最先端医療技術を紹介していました。 その中の1つ目がBNCT(ホウ素中性子捕捉療法)です。 原子炉から発生させる中性子と増感効果のあるほう素との反応を利用して、正常細胞に損傷を与えないように腫瘍細胞のみを破壊する治療法です。現在はまだ臨床研究段階です。と言うのは原子炉が必要だからです。 どこの病院にも設置するのが不可能だからです。ところが京都大学先端医療開発スーパー特区で原子炉を使わないで中性子を取り出せる「サイクロトロンBNCT」を住友重機械工業株式会社と共同で開発に成功しています。これなら原子炉ではないので各病院にも設置可能になりました。近い将来一般の治療機器として総合病院に設置されることでしょう。 2つ目は「サイバーナイフ」です。 サイバーナイフ(アメリカ制)は、コンピュータで制御されたロボットアームで高線量照射が可能な放射線照射装置で、脳腫瘍や頭頸部がんを主な治療対象としています。定位放射線治療は、高線量の放射線ビームを正確に病巣に照射し、周囲の正常細胞を温存したまま体内の腫瘍細胞を破壊する治療法で、全身麻酔、切開・剥離・摘出などの手術操作、長期の回復時間などは一切不要な治療法です。 ところがこのように動かない癌部分に対しては非常に有効でしたが、例えば内臓になると患者が呼吸するたびに2cmくらい動いてしまいます。 動いた時でも呼吸に合わせて照射できるように研究開発を進めています。 サイバーナイフは平成20年に日本赤十字社医療センターに導入されています。 高額医療費制度を適用すれば、本人負担は8万円くらいだとも言っていました。 3つ目がHF10と言うワクチン治療薬です。 三重大学医学部附属病院とタカラバイオ株式会社が共同で開発研究を進めているがん治療薬HF10です。HF10は、ヘルペスウイルスの弱毒型自然変異株です。良く分かりませんが、正常細胞ではほとんど増殖しないそうです。がん細胞に感染すると増殖し、がん細胞を死滅させることが動物実験で成功しています。この治療薬は癌部分に直接注射する方法で癌を死滅させます。開発チームは今アメリカの病院でワクチンの臨床研究を進めており、アメリカで認可され次第日本でも2018年までに認可をさせたいと言ってました。このHF10、アメリカでは期待されています。今のところ副作用も起きていないとの報告です。 私には医療技術のことは詳しく分りませんが、日本の医療技術や医師の凄さが良く伝わってきました。ただただこの朗報に驚くばかりでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年05月08日 09時09分43秒
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