157605 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

こころに映るよしなしごと

こころに映るよしなしごと

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Headline News

Profile

streetregal

streetregal

Comments

つゆのあとさき@ Re:嘘つきは嫌い(12/09) 私は嘘がつけない、というのはすでに嘘で…
つゆのあとさき@ Re:食堂かたつむり と 図書館からの電話(01/31) 「図書館が醸し出す、蔵書と言う森の中に…
つゆのあとさき@ Re:まるまつはそれなりお気に入り(12/13) へぇ~ まるまつはまだ入ったことがあり…
つゆのあとさき@ Re:水の国(05/19) こんな道を夜走るのも好きです。海の中を…
つゆのあとさき@ Re:薄暗いビリヤード場でコロナビールの代わりにスーパードライボトルで(05/18) 高3の時、学校帰りに何回か行きました。…
2009.06.07
XML
カテゴリ:昔話
電車や車で鉄橋や橋を渡ることはたまにあるが、歩いて渡ることは、あまり無い。気が着かないうちに国道の下にある河川を跨いでいることはあるかも知れないが。

誰かが整備した道路なんかを自転車や歩いて行ったのでは、探検でも何でもないという子供の気概なのかどうなのか思い出せないが、道なき道、通路とは呼べないような家と家の間の狭い隙間、そして本来は汽車か電車しか通れないはずの鉄道をそれこそ好き勝手に進んだころがある。

鉄橋の渡り始めは、向こうに鉄橋の終わりがしっかり見えたし、走らなくても5分もあれば渡りきれる自信があった。

しかし、鉄橋の線路の中の枕木の板ごしにはるか下を流れる水量の少ない川が夏の光にきらめいて軽いめまいを覚え、眼の錯覚でどんどんスピードが上がっているように感じ、ふと怖くなって後を振り返ると、列車の姿が見えてびっくりし、限りなく走るように歩き、時折、枕木の板が折れて無くなっているところに足を踏み外さないように気をつけて、何とか渡りきって、暫くしてから列車が通り過ぎ、通り過ぎ様に車掌に睨まれた。

今は、鉄橋を歩いて渡ることは無い。「安全な冒険」という相反する課題を掲げて、少し危険な冒険を仕事でしてみたり、まったく安全な野外活動をしてみたりする日々である。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009.06.07 18:52:47
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X