歯医者のハワイ水
いくら北国とはいえ、気温が摂氏30度をこえると流石に暑い。少しでも寒いところへというわけでもないが、かみこあにむら(上小阿仁村)まで出かける。地元の人と仲良く話をしていると、「今朝、そこの畑のわなに熊がかかった。」とのことなのでぜひ見たいと言ったところ、既に解体して肉になって、県などのお偉いさんに上納してしまったとのこと。携帯電話で撮影した画像を見せてもらうと、小熊ではないがそんなに大きそうではない、胸が白いツキノワグマのようだ。すぐそこまで熊が来る生活というものが想像つかず、あまり暑さを感じずにその家を出る。仕事が終わっても診察している歯医者が多くなり、仕事帰りに寄る。優しげな歯科衛生士のおねえさんと、待合室のハワイ水で癒されたような気になる。カウアイ島(だったと思うけど)のシダのカーテンが下がる空間の結婚式を見たことを思い出しながら、ハワイ水を飲む。つっぱってビールしか飲まなかったけれど、ココナツ列車に乗る時に1ドルで買った冷え冷えのココナツジュースを飲みたかった。今日はビショップミュージアムか、ハナウマベイのトイレットボウルの夢でもみそうだ。