カテゴリ:本・映画・TV など
「1杯目はよそ者、2杯目はお客、3杯目は家族」とあり
そこでこの本を読みたいと思った。 しかし!「全米で360万部突破」「全米が二度泣いた」… そんなような文字がこの本の帯に書いてあり、 私は天邪鬼なので、この本を買うことをためらったが なんとなく気になり、次に本屋さんに立ち寄った際 買ってしまった。 とても簡単に言うと、学校を建てている人の話。 ノンフィクション。 どのタイミングで「泣く」のかは人それぞれだけれど 本に「泣き」を求めている人にはお勧めしない。 抑止力には軍が・核が必要じゃないのかという説。 私はそれは支持できなくて、 この「three cups of tea」に出てくる 学校を建てていく(バランスのとれた教育をする)事が 紛争をなくすことになると思う。 知によって紛争を解決することにしたはずの日本で 義務教育の行き届いている日本で 今でも竜馬伝(150年前)のような 武器をもって抑止的なことが言われていることが とても不思議でならない。 学校で憲法を習うとき 「難しくても知を持って解決をする」のが基本だと、 武器を持たないと、威嚇すらしないぞと教えられたが 学校を卒業した後に、 もしかして「学校ではそう教えるが、世の中は暴力」と 教えなおされているのではないのかと、最近思う。 結局のところ、 戦後にはすでに子供ではなかった大人には 教育が行き届かず、結果戦後教育がされた子も世に出れば、 戦中のような教育を大人社会で学んでしまったのではないか・・・と。 グレッグ・モーテンソンは学校がないところに 学校を建てていく。 子供を育てていく事を考えている。 暴力からの脱出を、 八方ふさがりという閉塞感からの脱却を 解決方法の多様性を、学ばなくては。 この本のなかにも、グレッグの作る学校と対極にある 偏った学校が建っていっている状況も書かれている。 争うための「兵」を生産する事もできる学校。 日本の学校は今 ちゃんとバランスのとれた教育をしているんだろうか。 バランスのとれた教育をしていなかった頃に 学校を卒業した人は、いつ学ぶんだろう。 なんて思いめぐらしてしまう。 話は脱線しまくりだけれど、 本「スリー カップス オブ ティー」はお勧め。 一人でも何かできるという、パワーというか 自信が湧いてくる。 私も頑張ろう。 CAI 中央アジア協会のサイト http://www.ikat.org/ 本の公式サイト http://www.sanctuarybooks.jp/tcot/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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