ホタテバーガー☆ミ

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  なんだかいろいろ

  最近手に入れた本会津武士道　中村彰彦真説・会津白虎隊-会津藩に学ぶ品格-　早川廣中脱藩大名の戊辰戦争　上総請西藩主・林忠崇の生涯　中村彰彦国家の品格　藤原正彦安政江戸地震　災害と政治権力　野口武彦浅葱色の風　里中満智子一体私は何が知りたいのか分からなくなってきた（笑）といいつつ、「新選組血風録」見てます。凄いです。登場人物が知らない役者さんが多いのでイメージが全然違います。だんだん慣れてきたらまぢ格好良く見えます。きゃぁ～大河の「組！」のイメージに脳内変換をすると良いと言われ、それでやったらますますはまりました。やばいですDVDシリーズ買ってしまいそうです。某TV局。リメイク版やってくれないかなぁ。当たり前だけどカラーで。そんなわけで今日も寝不足果たしていつになったら読破できるのか。全編見られるのか…

  2007年01月16日

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  覚書

  河村(川村)恵十郎　1835～1903←土方さんと同じ年川村正平天保6年(1835年)7月7日、武蔵国多摩郡上長房村に生まれる。名は正平・光豁。雅号は松所。父は旗本・川村正朝。代々小仏関所関守の家柄で、禄高200石。法名・忠諤院殿直節純徳居士。明治36年（1903年）6月13日没。享年63歳。異説あり。墓は東京都八王子市裏高尾町にある。劇作家の川村花菱は実子。義理の弟は川村三郎(新選組隊士・近藤芳助)竹林坊赤松光映に武術を習い、その推挙で川越藩士となる。文久3年（1863年）に一橋家家臣となる。その後平岡円四郎(一橋家家老)の下役として活躍し、平岡襲撃犯人のうち二人(江幡・林)を討った。そのとき顔面に負傷して「傷の正平」と呼ばれた。この功績により一橋家十人頭に昇進、200石となる。慶喜が将軍に就任すると旗本に昇格した。松平慶永(春嶽)が出した公武合体推進の意見書(元治元年3月)を受けて、慶永の家臣であった中根雪江や薩摩藩士・高崎猪太郎らと協議するなど、鳥羽伏見・駿府と慶喜の側近として随行奉仕。明治維新後は静岡で隠居する慶喜に随行し関東を離れた後、新政府に出仕し大蔵省・内務省に勤務した。明治6年（1873年）の福岡県の叛乱事件では出動して鎮静に功績を挙げた。その後大久保の清国全権大使就任とともに随行員として清国へ行った。その後は宮内省・内閣記録局に勤務、明治14年（1881年）の天皇東北行幸の供奉人をつとめた。官僚退職後は日光東照宮の神官（禰宜）となった。←ヤダ。正確にはいつのコトなんだろうこの川村は天然理心流門人だった。二代目宗家・近藤方昌(勇さんの義父)から師範免許を得た桑原永助の弟子である小野田東市に習った。小野田は神奈川奉行所の武術指南役から講武所剣術師範並になった人物である。この桑原永助の門人にはあの中島三郎助さんがいる。息子の名が勇(いさみ)という。←本当？多摩出身で理心流門人でもあり、息子に勇と付けるとは…。『多摩のあゆみ』第116号旧幕臣川村正平（惠十郎）の生涯　補遺　〔抜刷『大日光』第74号〕　川村文吾 Ｈ16もう少しちゃんと調べてみようかな全然関係ない今日のオマケ「土方歳三うどん」土方さんのコメント付きパンフありその2ちゃんと買った？「華麗なるカレーパン」うれしい￥105…一体私は今日、どこで何をしてきたのでしょう

  2007年01月14日

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• ドラマ感想。その後

  しつこいようだが白虎隊ドラマ、あちこちの感想を読んで思うこと。素直にドラマを見てそういう事実があったのね、でもこれはどこまで史実なの？と言って調べてくれる人。中で描かれている史実を知っていて涙を流す人。史実に詳しく、そこから議論に発展する人。ドラマの影響って凄いよね。わりとどの意見も受け入れられるんだけど…。容保候の政治力のなさが、女子供の命をムダにした。と言うのを見て、泣きそうになった。確かに容保候の行動が全て正しくてひたすら新政府側の人間の横暴のために会津の悲劇が起きたとは思わないですよ、容保候ひいきの私ですら。でも奥羽越列藩同盟が会津救済に動いていた頃でさえ、容保候がその首を差し出したらあの悲劇は免れたか？と思うとそうだ。とも言えないのではないか？逆に藩主の首を差し出して生き残る道を会津藩が選んだとはどうしても思えない。だって会津は朝敵ではないのだから。もし会津が自分達を朝敵だと思うならそれこそ藩主以下首脳陣みんなその首をさしだすんではないの？批判するなと言っているのではないですよ。でもそれは批判ではなく非難でしょうただ、あの場所にいなかった私たちが安全な場所から非難するのはたやすいがそんなことに何の意味がある？結果と、それによって起きた出来事全てを知っている私たちに当時の人々の行動を非難する権利がどこにある？明治の世の中を生きた容保候の行動を見たらわかるのではない？どれほどの後悔と悔恨を抱えて生きていたのか歴史のifを考えるのは楽しい、けれど、こういうのは寂しい。同じ理由で城が燃えてると勘違いして自刃した白虎隊士たちを愚か者と言ってしまう意見にも異議を唱えたいちなみに容保候が死一等を減じられたのは明治天皇の「明元年12月7日詔書以松平肥後守容保の死一等を減じて首謀者の臣を誅する」（会津史談3号）ってヤツだと思ってますもちろん、政治的駆け引きや容保候の死によって起きる会津士族の反乱と言うのも新政府の思考の中にあったろうけど、明治天皇は容保候がどれだけ朝廷を大切にしたか知っていたからだと思い込んでます。身びいきだろうが甘かろうが、当時の新政府にも容保候のことをちゃんと分かっている人もいたのだとなにが何でも思いたいっ。＊浅学な私がアツク語ってしまいました。何言ってんの？と思う方もいらっしゃると思いますがそういう方は読み流してくださいね～。

  2007年01月09日

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  白虎隊＠山P

  年末年始時代劇漬けだったところに楽しみにしていた山Pの白虎隊。楽しみにしすぎたかなぁ～ドラマだからね突っ込みどころ満載にもまぁ目をつぶりましょう。(エラソー）あ～んなことやこんな人たちをすっ飛ばして会津ONLYに描かれていたのはまぁいいでしょう。家茂公も出なかったしねぇしかも知らない人が出て来て自分の幕末好きに自信喪失←いや、自信あるわけじゃないけどさともあれ○○年前の「白虎隊」のイメージから一新して明るく軽くできたな。と言う感じ。思ったほど泣く場面が無かったのはCMが入るせいかなぁ？でも。籠城した城の情景は「戊辰落日」を思い出してしまいます。戦いの場面は妙にリアルでこの中に(私が勝手に)知っている人たちが沢山いたんだよねと思ったらツラクなってきた。でも一番胸に来たのは降伏の場面。あの場面はヤラレタなぁ。城に残った照姫はじめ女の人たちが泣きながら白い小さな布を縫い合わせて作ったんだよねで。泣血氈を切る場面。ドラマには描かれなかった沢山の戦いが実際にはあったわけで、せめてどのくらいのヒトがこの戦いで喪われたのかくらいは出して欲しかった。西郷家の自刃も、あの家族に限ったことじゃなくあの日の会津で起きた出来事をもう少し描いても良かったんじゃないかしらまぁ、キリがなくなっちゃうんだけど。それがないからなんで泣血氈を切って泣いてるのかわからないよねぇともあれしっかりビデオったのでCMをカットしつつまた見ようっとでもヒガシの容保候思ったより良かったわぁ凛々しくて山Pも頑張ってたよね時代劇初挑戦なわりにはヘンな違和感なかったし。まぁピアスの痕はご愛嬌ってことで意外と良かったのは儀三郎役の田中聖。役が良いと役者も良く見えるンかいな。はぁ～。楽しみにしてたぶん、終わってがっくり。コレで少しでも会津に興味持つヒトが増えて、ちゃんと知ってくれたら良いなぁ。あれ？又八ｸﾝはその後どうなったのさ

  2007年01月07日

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• 江戸東京博物館

  去年の正月もここだったなぁ今年は元気良く企画展・江戸城～これを見ずして江戸は語れないへ行きましたすんごいヒトですな。江戸城の成り立ちから丁寧に作られていて見ごたえは充分人ごみにくらくらしながら進みます。まぼろしの天守閣3度焼失してとうとう再建されなかった天守閣。その規模のでかさは松本城の天守閣の約2倍。かなり詳細な図面も残されているのだが、再建されていたらこれ以上ない幕府の権威だったのになぁと思う半面、財政的な負担を考えて町の再建を優先させた時の将軍の英断に脱帽な思い日野ふるさと歴史館でみた「武州豊嶋郡江戸庄之図」もありました。地図も資料も充分なんだけど、何しろでかいしヒトが多くてとても日野のようには行きませんなぁそんな中、ふふふな感想だったのは「献兎賜杯」銀の三方に熨斗を引いて兎がちょこんと乗っている銀細工はちっちゃいながら立派なシロモノ。請西藩主林家(当時は貝淵藩と言ったらしい)は1万石の小大名ながらお正月のお祝いの時は卯の刻(午前6時)つまり一番に江戸城の白書院で盃と兎の吸物を賜る栄誉を持つ。林家の祖・林光政は、「永享の乱」(1437)に敗れて流浪していた徳川家の遠祖・世良田有親と親氏の父子を匿った際、貧しくて十分なもてなしができず、冬の寒い中、猟に出て、ようやく射止めた兎を吸物にして食べさせた。親氏はこのことを忘れず、後に三河国を支配するようになると、光政を招致して侍大将にした。元旦の賀宴の儀式はこの時から始まっていると言われる。林家の家紋「丸のうち三つ頭左巴に下一文字」の「丸」は盃を、「一文字」は盃を一番に賜る家格であることを示しているのだ。そして「兎御献上之儀留」文政9年11月に書かれたというこの書は6代藩主忠政が病の為中止されていた兎の献上を再開を願うもの。この書によって中止されていた兎の献上が再び始まったらしいのだ。林家はこの時期、つまり将軍家斉の時代に小姓となり文政8年、若年寄まで上り詰めるその後加増され1万石の大名になり貝淵藩主となったのだついでに言うとこの林忠英、肥後守なのだ。←だから、何？と言われても…縁日とか行くとガラス細工の小さな置物があるでしょちいさな動物とかのあんな感じで「細工物」がある松平春獄が拝領した「御拝領大切之御細工物」天保9年に12代将軍家慶から拝領した品々。これが子供のおもちゃみたいでかわいいんだわ。水晶を背負った亀さんとか、ちいさな印篭を入れるおもちゃのたんすみたいなものとか様々。おままごとの道具みたい春獄さん、他にもオルゴール付き時計とか扇子とか貰ってます。どれもこれも流石に将軍家からの拝領品ですな。というシロモノばかり。後はねぇ、そうそう紅葉山。今の江戸城にはないんだけど、当時の江戸城には紅葉山があって東照宮があったのだ。本当に残念だったのはガラスケースの高いところにあって細かい文字が読めなかった解説にもあんまり詳しく書いてなくてう～ん、残念「紅葉山御霊屋之図」なんて11代将軍家斉が紅葉山へお参りする時の警備の図なんだけどかなり詳しい図らしいんだが…。紅葉山の東照宮。一体どんな姿だったのか凄くキニナルよねそういえば驚いたのはお誕生日のお祝いをしているんだよ城内の年中行事一覧表に「将軍家斉御誕生日祝儀」って書いてあるの生まれた日を祝う風習って明治なってから諸外国から来たとばかり思ってたよどんなお祝いしたのかなぁ江戸は広くてちょっとやそっと見ただけじゃまだまだ理解が足りません。人ごみにくらくらしながらそれでももうひとつの常設展へ。徳川家茂とその時代展こちらは家茂公に光を当てた企画でちょっと鶴ヶ城でやった「徳川将軍家と会津松平家」とかぶるところがありましたな。あの小さな望遠鏡もあったし、和宮との書簡のやり取りとか和宮の衣装、小物など。書簡のやり取りは本当にお互いを思いやっててほほえましいま、当たり前と言えば当たり前なんだけどどれもこれも凄くキレイいや物もいいんだけど保存状態がね複製？って思うほどとても140年もたったものとは思えない。さすがに宝番(中島さんとか)が役職として守っていたものだなぁと思ってしまった日本の最高位のヒトが使ってたカケ。皮も最高級の鼠皮だって。鼠皮よ初めて聞いたよ。私のは…いやよしましょうしかも両手。むどうやってつけるのさと思ったが、そんなヒトが自分で道具をつける訳ないか庶民の自分と比べちまったゼ鎧もさぁ、ぴかぴかなんだな確かに歴代の将軍達は戦なかったからねで、家茂公は長州征討だけだったし…。家康公の鎧ってどこかで見たよね。かなりボロボロの、でも使われた鎧。太刀も。太刀だよ？刀じゃないんだもんなぁだれかさんの使い込んで柄糸がよじれちゃってる刀とは大違いのぴかぴかの太刀。身分の違いってヤツを実感しましたそんなこんなで楽しかった江戸東京博物館あ～貸切で解説員様付きでまわってみたいねぇ

  2007年01月03日

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  ささやかにシアワセ

  年末にあたり一応今年を振り返ってみるどん底からのスタートであったので、今の状態は非常にウレシイ体調が悪いと全てがダメでまるで悲劇のヒロイン状態。…がらでもなかったなぁ病と言うのは回復したらすべて良し。というわけにはいかないもので、それを原因とした嵐が我が家に吹き荒れていたのでした。結局嵐の爪あとは深くて、まだまだ予断を許さない状況でもろ手を挙げて大喜び。とはいかないものの、それでもシアワセ体調が悪いからこそ、ここでめげたら二度と立ち直れないような気がして無茶でも無理でも仕事を続け、外にも出た。励ましてくれたヒト、助けてくれたヒト、出会えたヒト。沢山のヒトに支えられて漸く回復を実感したのはGWを過ぎた頃。いっぱい周りに迷惑をかけて散々心配させたけど、今年出会えたひとつひとつの出来事が宝物です。哀しいことも逝ってしまったヒトもいて、それでも「生きている」実感をこんなに握り締めて過ごした日々はなかった。笑えること、泣けること、いやいや健やかに息ができる。ということ。守りたいものを守れなかった無力さにボーゼンとするだけでも。生きているということ。それが全て。ここで格好良く一句決めたいところではありますが、どうにもまとまらなくなったので。生きる　 　　　谷川俊太郎生きているということいま生きているということそれはのどがかわくということ木もれ陽がまぶしいということふっと惑るメロディを思い出すということくしゃみをすることあなたと手をつなぐこと生きているということいま生きているということそれはミニスカートそれはプラネタリウムそれはヨハン・シュトラウスそれはピカソそれはアルプスすべての美しいものに出会うということそしてかくされた悪を注意深くこばむこと生きていうるということいま生きているということ泣けるということ笑えるということ怒れるということ自由ということ生きているということいま生きているということいま遠くで犬が吠えるということいま地球が廻っているということいまどこかで産声があがるということいまどこかで兵士が傷つくということいまぶらんこがゆれているということいまいまが過ぎてゆくこと生きているということいま生きているということ鳥ははばたくということ海はとどろくということかたつりははうということ人は愛するということあなたのてのぬくみいのちということ今年関わってくれたヒト全てに。このブログを見に来てくれたヒト全てに。今まで生きてきた中で関わってくれたヒト全てに。心からの感謝。来年もどうぞよろしく

  2006年12月31日

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  TDIQ

  年末の大イベント。これが無くては年が越せぬ。BUCK-TICK LIVE。「THE DAY IN QUESTION」去年の悲惨な状況とは打って変わり、歩ける走れる腕振り回せる何の因果か席は去年とほぼ同じアリーナAブロック。壊れなきゃ嘘でしょ。いつも思うんだが、BUCK-TICKのスタッフはメンバーを含めてみんなBUCK-TICKが本当に好きなんだなぁ。とおもう。そしてファンを大事にしてくれるのだよね。まぁ他のLIVEを早々見てるわけではないけれど、演出を見てるだけでも楽しんでもらいたいっ想いがひしひししてくるんだよね。外は寒いけどそういうのでホンワカ暖かい気持ちになるなぁ。今回も一流れの芸術作品を見てるようだった。武道館のてっぺんから流れ落ちる映像の数々。ステージ上の一件竹矢来と見間違う無骨で無造作なアレがあんな演出に変わるなんて誰が想像できる？素直にぅわぁ～。凄いよ！凄いよ！！という演出とそれを満足そうに見てニヤリとするイマイｻﾝ。で、肝心の内容なんだが。今の歌から昔の歌まで多種多様なのに、一枚のアルバムのようにすんなり治まってるのがいつもながら凄い。昔の歌が聞きたい。そう思うのはあの頃のあの歌詞を今のBUCK-TICKならどうするんだろう？と思うから。当時からどんどん進化し続けている彼らがどう作るのかがスゴク楽しみ色と艶を増したあっちゃんの声と、芸術家イマイのギター。最初の音が出た瞬間に全開になるトリハダに突き刺さってくるアニイのドラム。王子様ヒデの細いギターと顔に似合わずのユータのベース。いつも思うんだがどこに視線を合わせていいのか迷う。あっちゃんのしっとりとした世界に浸っていたら視界の端になにかが…。あ～見ちゃダメだぁと思うのに芸術家イマイの芸術ダンス…。あぁ。今年はイマイｻﾝ、ギターを5本使ってたところまでは確認できたけどもっと使ってたかなぁ。テルミンも健在だったし、ギター新しくしたんだね。見たこと無いのが3本ほど。ぴかぴかメタリック昔のボロボロギターはとうとうお蔵入りか？

  2006年12月31日

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  そして静かに翼をたたんだ

  ディープインパクト翼を広げて奔るといわれた馬。凄かったねぇ一人だけ違うレースしてるみたいだった。他の馬が全然眼に入らなかった。声援も何もかもがみいんなディープのために用意されたようだった。スタートの瞬間、いちだんと沸きあがる大歓声そして「走っているというより飛んでいるような感じ」で飛び込んだゴールディープは伝説になった沢山の　熱き想いを身に纏い　　　　　　翼をひろげて君　いま駆け抜けるそして、引退。夕暮れのターフ、背中を丸めて鞍上の武豊がディープの首筋にお別れのキスをした。おめでとう。と言った。ありがとう。と言った。そして、さようなら。もう二度とその背に乗って駆けることはないのだ。「ディープの子供に早く乗りたい」と言って笑った彼は、自分にそう言い聞かせているかのようだった。そうやってつらい別れを封印したのだろうこの人は。オグリキャップのあの有馬記念から早16年。武豊にとってオグリキャップは宿敵だった(笑)でもディープは…？そうだ、ディープはともに戦う戦友だった。いつまでも共に戦うことを望み、適わぬことと分かっていながらひとつでも多くの時を共有する事を望み、訪れた別れ。この日が来ることは最初から分かっていたし、それが1番ベストな道だとわかっているけど。だけどだけど。お互い自分が出来ることを精一杯やるだけ。それだけ。あなたに会えて本当に良かったうれしくてうれしくてことばに出来ない…。暮れてゆく　ターフで惜しむ別れには　　　　　　　　　想いを込めて　くちびる寄せる

  2006年12月25日

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  北の零年

  見たいなぁ。と漠然と思ったのが夜の21時過ぎ。しかも出先。半分諦めつつ帰って来たら家族が見てたので、CMの間にストーリーを聞いたら「淡路が北海道へ行った話」なんじゃそりゃ？以下、かみ合わない会話「幕末の話？」「ええじゃないかのころ。」「じゃ幕末だ。何藩？」「あわじ」「徳島の？」「いや、北海道。」「え？松前藩？」「ちがう、あわじ。」全然意味が分かりません…。以前ここでも紹介した「眉山は哭く」徳島藩の稲田家だった。淡路島は今でこそ兵庫県だけど、昔は徳島県だったのだ。稲田家の先祖は徳島藩藩祖の蜂須賀家（小六の御子孫達だね）と兄弟同様の間柄で、豊臣秀吉が四国討伐の時互いに協力し合い手柄を立てた。そのとき秀吉は稲田家を大名として取り立るつもりだったが、稲田家はこれを辞退し徳島藩の一員となった。そして洲本城代として代々淡路島を支配し禄高は1万4500石。これだけ見てもどれだけの待遇を受けていたかわかるだろう。稲田家の人々にとって自分達は独自の一団という誇りが強かっただろう。。藩主・蜂須賀家の家臣3000名に対して稲田家の家臣は徳島県の侍のほとんどとまで言われるくらいだったのだ。だが、あくまでも直臣ではなく陪臣。これが明治維新の版籍奉還でややこしいことになる。稲田家は明治維新時、勤皇派として早くから討幕運動に奔走。岩倉具視が「稲田藩」と呼ぶほどの動きをしたのに対し、肝心の蜂須賀家は当時の藩主斉裕が11代将軍家斉の子供という立場にあり表立った討幕運動はほとんどせず。しかし版籍奉還で士族は蜂須賀家。士族の下の卒族が稲田家。と分けられ。これに不満を抱いた稲田家家臣達は藩の独立運動とでも言うべき行動を起こす。淡路島の独立。である。蜂須賀家ではそんなことは認められないから、これを反逆行為とみなし鎮圧にかかる。これが後に「庚午事変」とか「稲田騒動」とか言われたものである。結局この事件があって淡路島は兵庫県へ編入されちゃったのだ。で、稲田家の家臣たちはもう行くところがなかったのだ。うぅ。会津を髣髴させるなぁ会津と言えば謎のアイヌ人、豊川悦司のアシリカ。＝強く生きる男。アイヌ人っぽいんだけど妙にアツイなぁと思っていたら案の定、元会津藩士。活躍するなぁ、会津藩士。豊川悦司も格好良いしねぇ。え？この頃の北海道開拓使って…。黒田清隆？

  2006年12月24日

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  浅草羽子板市

  羽子板市も3日目ともなるとこんなもんかい？ってくらいすいていた。～浅草寺～先日の鷲神社や花園神社に比べたら人出も屋台も全然少ない。境内までびっしりだったもんね。五重塔も本堂もライトアップしてるんだけど暗くてデジれなかったでもこんなにゆっくりお参りできるのは良いね。前回来た時はやっぱりスゴイヒトだったもんね。うわぁ暗いなぁもっとキレイだったんだけど…。羽子板市も酉の市と同じくお店によって特徴があり、一つ一つ違うのよ。もっともっとお店がびっしりかと思ってたけど…。毎年TVなんかで紹介される変わり羽子板。松坂大輔・琴欧州・ハンカチ王子いや斎藤佑樹投手などそれから勘三郎やっぱり歌舞伎が多いのよ。勧進帳・白波五人男・車引きもあったなぁ隣にいるのは新庄選手。屋台に走りそうな気持ちを抑えてまずはお参り。しっかし淋しい境内だなぁ。お参りした後、浅草神社へもおまいり。そうここは元和4年(1618)に東照宮を勧進した際、建てた随身門「二天門」があるのだ。東照宮は寛永19年(1642)焼失してしまいこの門と石橋(しゃっきょう)だけが残ったのだ。元和4年すごいのだ。ちなみに…。現在門にいらっしゃる｢増長｣｢持国｣の二天像は､上野寛永寺の厳有院(四代将軍家綱)霊廟から拝領したものであり、明治の神仏分離の際､鎌倉鶴岡八幡宮の｢経蔵｣にあった｢四天王｣のうち二天を奉安し｢二天門｣と称したが､戦時中修理先で焼失してしまったそうだ。モッタイナイッ。ここも今修理が始まるそうで、あんまりぴかぴかにして欲しくないけどなるほどよくみるとかなりくたびれているので東照宮らしさが戻る程度に直して欲しいです浅草神社の建築様式は江戸時代初期の代表的な権現造りの本殿。三代将軍徳川家光公が慶安2年(1649)に浅草寺本堂と同時に建て､戦災を免れて現存しており､本殿及びに弊殿と拝殿は渡り廊下で繋がり､朱漆仕上げとなっている｡｢重要文化財指定｣三社祭で有名だよねうわぁ珍しい浄水盤。猫みたい。と思ったらアラ本物そもそもこの浅草寺の羽子板市は歴史が古い「市」と言うのは、神社仏閣の縁の日。参詣人の集まる日に、近郷在住の人々が日常生活用品を商うために「市」が立ち、「歳の市」とはその歳の最後の市のこと。 江戸の歳の市は浅草が最も古く、万治元年(1659年)両国橋が架けられた頃と言われているそうだ。毎年12月17、18、19日にに浅草寺でおこなわれる「羽子板市」がはじまったのは翌万治2年(1659)。羽根突きの羽根はむくろじといい「無患子」と書く。で魔除け、厄払いと考えられた。また羽根を打ち合う様は蚊を食べてくれるトンボに似ていることから、正月に羽根突きをすると夏、蚊に刺されないと言われるようになったそうだ。むむ。江戸時代、そんなに蚊は恐れられていたのかささ、お参りもしたし門も見たし。シャーピンシャーピン実はちょっと不安だったのよね浅草酉の市であれだけの屋台でただ一軒しかなかったから、もしや浅草界隈にはシャーピンはないんじゃないか？って。でも大丈夫ありましたしかもここのシャーピン美味い～ほのかに八角の香りが…。むむぅ。おいしかったッス参道から横へ行った伝法院通。この辺は昔ながらのレトロな感じを残そうってコンセプトでお店が揃ってます。お店のシャッターにも昔風の絵が書かれていて良いんだけど、紳士服屋さんのシャッターに洋装の土方さんらしき絵が描かれていたのにはビックリ。勘弁してください…他にもねずみ小僧が屋根から覗いていたりして遊び心たっぷりで楽しいです。有名人の手形が沢山ついている通をなんとなく眺めていたらエノケンさんのサイン。自分的にタイムリーだったのでデジりました。エノケンさん新選組もやったんだよね。晩御飯は浅草らしいところで食べたいと言ったら連れてってくれたのが「ヨシカミ」昔ながらの洋食屋さんです「うますぎて申し訳ないス！」と書いてある自信満々の洋食屋さんですよ。で、帰りに貰ったブックマッチ。粋だねぃ。～追記～羽子板市に一緒に言ってくれたKさんがデジ分けてくれました～雷門～～参道～羽子板市参道。ね。人が少ないでしょう？でもちょっと華やかです。～五重塔～そうそう、これよこれ。きれいだったねぇ。～本堂～～東照宮～東照宮っぽい東照宮ですな～伝法院通～こんな風にシャッターに絵が描いてありますそれにしてもデジの性能でこんなに違うものかむむ。やっぱり、カ○オよりオ○○○スかしら。ウチのデジにも欲しいなぁ、寝顔モード。

  2006年12月19日

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• 日野三昧

  いやいや、これだけ落ち込むと自分を励ますのもメンドーでどーしたもんかと思ってたらぽっかりあいた休日。これはもう行くしかないでしょ。ふるさと歴史館で「絵図から見える江戸と日野」展をみて、「佐藤彦五郎新選組歴史館」へ行き「土方歳三資料館」でめぐみさんとお話をして極め付けに高幡不動へ。すっかり元気になっておうちへ帰りましたとさ。で、「絵図から見える江戸と日野」いやぁ。面白いね地図。方向音痴で地図音痴の私でもHさんのご指導により何とか見られるようになってきていたらしい。歴史館では知人のSさんが解説に居られたので困った解説員さんに煩わされることなく堪能できましたよ。興味深い地図は様々あったのだけれど天保4年(1833)の「武州豊嶋郡江戸庄図」は原本が寛永7年(1630)の刊行でなんとなんと江戸城の天守閣が載っているご禁制じゃなかったんかい明暦の大火以前の貴重な絵図ですな。まだ和田倉門にも会津藩のお屋敷がない頃ですよ。日本橋はあるけれど見知った名前がほとんどない状態の地図。いやぁ凄い。色んな時代の地図があるのでその時々の人々の関心がうかがわれて興味深い。ちなみに先日行った酉の市長国寺と鷲神社は隣りあわせなのに年代によっては長国寺のみ載ってる。とか逆に鷲神社しか載ってないとかありましたな。「佐藤彦五郎新選組資料館」別名「彦五郎の館」では福子さんがいなかったのでイマイチ詳しい説明は聞けなかったものの、近藤さん、土方さん、沖田さんの書簡、永井様の掛け軸、土方さんの鉄扇、康継などなど、何度見ても飽きないものばかりですよ。改めてみると康継は兼定に似てる。会津塗りだし模様はないものの目抜きはやっぱり山椒かしら？早く鉄扇の文字が解読されるといいなぁご主人は解読されたらプラスチックでも鉄扇のレプリカを作りたい。とおっしゃってたのでここぞとばかりにこういうグッズがほしい！と力説。佐藤家の家紋のストラップとかほしいですっ！あと目抜きのストラップとか！って言って見た。←かなうといいなぁすきっ腹を抱えつつまだまだ行きたいところは尽きないので、そのまま「土方歳三資料館」へ。モノレールで一駅乗るのが1番早いかな。時間があれば歩いてもたいした距離じゃないんだけど、とにかく時間が惜しいのでさっさと次へ。いつ行っても混んでいるこの資料館は、それでもどうしても見たかった兼定の前に陣取りしばし固まる。館長、陽子さんの説明を聞いてからいろいろ質問してみたり。ちょうど警備に来ていたIさんとお会いして疑問の数々をぶつけてみたらちょっと光が見えてきたかも…。あらためてIさんの顔の広さに驚嘆しつつ、いい人とお知り合いになれたシアワセをかみ締める。兼定の鳳凰2羽と牡丹の拡大写真が欲しいよぅ。誰か持ってないかしら若しくは本になってないついでに目抜きの山椒も。探してみるとこれがないのよねぇ。ふぅ石田寺へ行ってまたまたあちこち探しつつ、ちゃんとお参りもして一休み。いつもながら墓前とは思えない派手なお花がぎっしりですな。また妙に似合ってるのが凄いと思う。そろそろ寒くなってきたので急いで高幡不動へ向かいます。今日は骨董市が開かれていたらしくはじめさんみたいだとかわけのわからんことをつぶやきながらお位牌へ直行。いつの間にか近藤さん、井上源さん、沖田さんのお位牌までありました。え？前からあったっけ？気づかなかった位牌はかなり古びていて周りの立派な位牌に比べると年月の無常さを感じますなぁ人気もなく寒々しいこんな場所で位牌の列に囲まれているとなんだか浮世が違う世界に思えてくる。沢山の位牌の中でも一際ふるいその位牌を見てると哀しいような切ないようなたまらない気持ちになる。折りしも逢魔ヶ刻。う～落ち込んでるときにこれはまずいだろ。そうだ！ここにはアレもあったんだ！時間を気にしつつ奥殿へ。ココにはアレが！おおっあった思わず笑いがこみ上げてくる。しばしながめてニヤニヤしてみると案の定元気になった。ありがとう。大鳥さん。掛け軸2本も書いてくれて。見てると笑えるのよねぇ。ちょっと落ち着いたので普段は余見ない本物のお不動様の宝物の数々をまじまじと見て、最後に土方さんの書簡を堪能しつつ、おお、松本センセ、絵も上手。などと部屋をあとにしようとすると最後の最後に慶喜の書。げっ。こんなところに…。書いてある文言にちょっと突っ込みを容れつつ夕暮れに沈むお不動様を後にしましたとさ。さっ。これでまた明日からいつもの自分で頑張れる。ありがと。

  2006年12月17日

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• 知恥近乎勇

  先日くにたち郷土文化館でみた「煙霞籍」なるモノに書かれた大鳥さんの一筆知恥近乎勇Kさんに中庸の一節だと聞いて調べてみたよん♪子曰、好學近乎知。力行近乎仁。知恥近乎勇ここからとったものだと思われます子曰く、學を好むは知に近づけり。力め行うは仁に近づけり。恥を知るは勇に近づけり。と読む。分かったようなわからないような。え～と、更に調べるとこんな所にたどり着いた。学を好むは知に近し（がくをこのむはちにちかし）　…学ぶことを好んで嫌がらないのは、知ではないが知に近い。学問を好む人は、知識を少しずつ蓄積して、やがては真の知者に近付くことができるのである。　　　　　　　　　　（慣用句辞典）これを参考に考えると恥を知る人は勇者ではないが勇者に近い。己を知る人はやがて真の勇者に近づくことができるのだ。というところか。慣用句って言うのはさぁ、古くから広く使われてきたひとまとまりの言葉や文句で、言い回しともいうでしょう。大鳥さんの時代はどうだったのか分からないけど、今の時代じゃ「知恥近乎勇」より「好學近乎知」のほうが使われてるんだよねなんだか妙に外したところが大鳥さんらしい…。いやいやわざわざ「好學近乎知」を使わなかったのは自分のコトを言ってる様で自慢になると思ったのか「知恥近乎勇」はこういう努力をしているのだと言い訳したかったのか。←ヒドイ言い様こういうサイン帳に書く言葉は特に意味はなく、なんとなく浮かんだことを書くんであって決して土方さんのコトを偲んで、とか土方と言えば近藤だから「近」「勇」の字が使われているのを選んで書いたわけじゃない。ともKさんはおっしゃってましたが、大鳥さんが土方さんの縁者に書いたというだけで、いやいや大鳥さんのことだからいろいろ心に浮かぶものがあったに違いない。などと邪推してしまう。わざわざ「勇者になる努力をしてるよ」なんてコトバを選んだと聞くと、勇者＝土方・NOT勇者＝大鳥って自分でわかってたんじゃないのぉ？なぁんてついでに言うと大鳥さんの書いた「南柯紀行」あれも唐代の奇伝書、南柯大守伝(なんかたいしゅでん)からとったそうな。南柯の夢というのは儚いことのたとえだそうで故事に因む。故事：唐の淳于壅(じゅんうふん)が自宅の槐(えんじゅ)の木の下で酔って寝ていたところ、夢に二人の使者の迎えを受けて、槐安国に行き、国王の娘を娶って、南柯郡の太守となり20年の栄華の時を過ごしたが、目覚めてみると、槐安国とは、槐の木の下の穴にいる蟻の国であり、南柯郡とは、その木の南向きの枝であった。　知れば知るほどオモシロイ方だ。大鳥さんもうひとつ「煙霞籍」これは「えんかせき」と読むんじゃないかな「煙霞」というのはほのかにぼんやりと見える景色。自然のよい景色。でもって「煙霞の痼疾」(えんかのこしつ)と言う言葉もあって、 深く自然の風景を愛し、旅を好む習癖。煙霞の癖(へき)。とあるのでまぁその辺りからとったんじゃないかな。と本田定年さんは自分の事に引っ掛けたんだろうね。当時の人は本当に向こうの文化が根付いていたんだね。「煙霞の痼疾」っていうのは唐書の「田遊巌伝」なるものから来たらしいがこの「田遊巌伝」もなんの事だかなんと読むのか分からず。くすん。

  2006年12月16日

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  ブルーベリービール！

  まえまえから気になっていたがなかなか手に入らなかったﾌﾞﾙｰﾍﾞﾘｰﾋﾞｰﾙようやく手に入れましたさて。お味は如何に追記：冷やして飲んでみましたさ。匂ってからぺろりと嘗めてちびちび飲んでみたけど、イマイチアジが分からない。んでぐび～っと飲んでみたら炭酸で、ほんのりﾌﾞﾙｰﾍﾞﾘｰでした。あんまりアルコールな感じはしないけど甘ったるくないのでよかった。眼にもいいかしら…？ﾌﾞﾙｰﾍﾞﾘｰを追求してぐぴぐぴ飲んで見たら炭酸ばっかり残るなぁ。心なしか炭酸がきついような…。でもﾋﾞｰﾙって言われると昨日は「ラストサムライ」見たさに中途半端に終わらせました。ごめんなさい。いやぁ、面白かった！「ラストサムライ」明治なのに鎧と弓矢。明治なのに火縄天皇の七之助、似合ってたなぁ天皇に忠誠を尽くし、弓を引いたわけじゃないのに賊軍。ううう。まぁ格好いいからいいか。真田広之（←え）ガイジンさんの見たニッポンて感じですかいね「最期の1日」に出てきた鉄之助がまるっきり子供で出演してるのも見ものでした。子供の成長は怖いね全く別人ですよ。でもやっぱり上手いかも。別れのシーンは色んなものを想い出させますなぁ閑話休題ﾌﾞﾙｰﾍﾞﾘｰﾋﾞｰﾙは日野の特産品。知る人ぞ知る日野の土方さんが多摩に導入されたラビットアイの開発担当に関わったんだとか。そんなこんなで今ではﾌﾞﾙｰﾍﾞﾘｰ農家も増え、東京のﾌﾞﾙｰﾍﾞﾘｰの約1割は日野で作られているとか。でﾋﾞｰﾙまで造っちゃったわけですよね？飲んでみたいでしょうんうん。そしてきっと。また来年も買ってしまいそう

  2006年12月10日

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  今日は何の日？

  明治26年12月5日容保候はその激動の生涯を静かに閉じました。最後に殿の胸に去来した想いは何であったのでしょうか…この年の9月、病の為職を辞し東京で療養。病を知った英照皇太后(孝明天皇の后)は滋養があるとされていた牛乳を容保候に届けさせた。容保候は牛乳の匂いがニガテだと知りコーヒーを混ぜて持って行ったそうだ。(12じゃないぞ)だから皆今日はコーヒー牛乳を飲みながら容保候を偲びましょう(←イヤ、チガウダロ)容保候の霊号は「忠誠霊神」この「忠誠」は文久3年の八・一八の政変の後、孝明天皇より賜った御宸翰のコトバたやすかる武士(もののふ)の忠誠のこころをよろこびて詠めるからとったといわれているそうですそしてこう続くのです。和(やわ)らくも　たけき心も相生(あいおい)の　　　　　　　　　　　　　　　　　まつの落葉のあらす栄えむもののふと　心あわしていわおをも　　　　　　　　　　　　つらぬきてまし　世々のおもいてこの御宸翰は極秘のうちに容保候に届けられたと言われ、そのため容保候は生涯公表しなかったというのをどこかで読んだ事があります。容保候は正受院に埋葬されましたそして大正6年(1917)6月9日、会津若松の御霊廟に移葬されたのです。

  2006年12月05日

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  請西藩

  請西藩(上総国望陀郡請西村・もうだぐんじょうざいむら)の石高は1万石城ではなく陣屋を構える小さな藩ですが、その陣屋の跡が残っていると聞き、早速案内してもらいました。せうるさん、いつもありがとうございます陣屋は現在の木更津市。上屋敷の真武根(まふね)陣屋と下屋敷の貝淵陣屋があり、ここ真武根陣屋跡は史跡として木更津市の指定文化財になっています～真武根陣屋～慶応四年(1868)四代藩主の林昌之助忠崇(1848年～1941年)は戊辰戦争が勃発すると、木更津に来た伊庭ｸﾝら遊撃隊の申し出を受け遊軍として戦います。箱根での戦闘の跡、榎本艦隊と共に仙台に渡り、そこで徳川家の処分を聞き降伏。伊庭ｸﾝとは別行動になりましたが、後年日記を残していて伊庭ｸﾝをはじめ遊撃隊の事もかなり詳しく書いてくれました。晩年、亡くなる時に辞世を求められ、「明治元年にやったから(今は)ない」とそのまま亡くなったと言われています。出陣に当たり藩主・藩士ともども脱藩し、陣屋を自ら焼いたその覚悟は腰抜けの幕臣が多い中、特筆されるべき見事さだと思うのです。まぁ、若かった(当時20歳)という事もあるでしょうが…。～陣屋の碑～～林家家紋～この跡地は坂を上った少し小高い場所にあり、城下(城じゃないから城下とは言わないか)が一望できたんじゃないかと思わせる風景です。林家は小藩ながら伏見奉行など幕府の要職を務めた家柄で、故事に習い将軍が元旦に食べる雑煮に入れた兎肉を代々献上していました。その碑があるのです～献兎之記念碑～兎の献上をしていた請西藩は正月、将軍に一番に拝謁出来たのです。23万石の会津松平家よりも1万石の林家が先に拝謁できるなんてスゴイわかるかなぁ～うさぎが3羽描かれてるんですよぉそしてこれがあるのが村の八坂神社ですもひとつ発見～富士塚～小さいけれど「富士大社」って書いてある但し明治20年9月吉日。とあるので最近のものですな

  2006年12月04日

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  吉原

  浅草のお酉様は吉原のすぐ裏これはもう行くしかないでしょまたまたジモティで吉原に詳しいTﾁｬﾝの案内で夜の吉原探索～～吉原神社～酉の市で賑わう界隈もここに来る人はほとんどいないのか、ひっそりしたものです吉原の遊郭には四隅に稲荷神社が祀られていて明治5年、合祀されることになりここに吉原神社ができたのだそうだ。吉原弁天にも行ったのだが祭りの最中でも弁天様には明かりは届かず上手く取れませんでした。第一見えないいろいろみたいものもあったのだが…。そして吉原の中ですよ。と言っても最早跡形もなく…。まぁ営業しているお店が当時を留めているねぇ。道というか区割りはほとんど昔と変わっていないので、道に立ってるお兄さん達をそのまま時代を遡らせたらきっと当時のままじゃないかしら？あ「稲本」がそのままですよ「稲本」といえば「小稲」「稲本楼の小稲（こいな）」と言うのは花魁初代から五代までいたと言われていますが、私が知ってる人()は四代目、左近小稲さん。この人は伊庭ｸﾝのご贔屓で伊庭ｸﾝが横浜から蝦夷へ行く時に助けてくれたと言われてる女性ですな。そうかぁ、ここにいたんだね～見返り柳～大門の交差点の隅にひっそりと立つ碑暗くて案内板も読めませんでもどうやらホンモノはここから少し離れた場所にあった模様そして柳。当時はもっとでかかったんじゃないのま、情緒も何もないけれどここに土方さんだの伊庭ｸﾝだのがふらふらしてたのかと思うと、なんとなく周りの景色も違って見えるからフシギそしてここからの帰り道、吉原田圃と呼ばれる川ッぺりで待ち伏せにあって…。このままその辺をふらつきたいけど、かなり時間が遅いので断念。次回(あるかどうか分かりませんが)へ持ち越しとしました。～追伸～帰りは浅草からつくばエクスプレスに乗って秋葉原へ出ました。いやぁ深いホームが地下深すぎる秋葉原の駅でJRに乗り換えたんだけど、エスカレーター7つ乗りましたよ8階ってことですよいやいや、1本のエスカレーターが長いから2階分くらいあったんじゃないか日比谷線のボロさとつくばエクスプレスの新しさと神社の昔と幕末昭和平成をいっぺんに味わいましたな

  2006年12月02日

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  浅草酉の市～壱

  そんなわけで「浅草酉の市～鷲神社」日比谷線の三ノ輪から近づくにつれて早くも屋台が。最寄の入谷からよりもこっちの方が屋台が多いから楽しいんだって。地元Tﾁｬﾝの案内にナットク。ワクワクしますなぁ花園にはなかった種類の屋台を散々ひやかしつつ、すでに自分がどの辺りにいるか分からない状態。お酉さまに近づくにつれ、くまでの屋台が出てるこれはビックリここで本来の目的を思い出し（←をい）まずは鷲神社の正面へ向かう人の流れに乗って（文字通り乗った感じ）通勤ラッシュさながらに流されつつ正面の鳥居を潜る。ここでお払いをしてくれてたのね本当はちゃんと正面からデジりたかったけど、凄い人に断念。でかい提灯の列に目を瞠りますで、上の画像です。流されながら苦し紛れに撮ったわりにちゃんと撮れた。カナこれじゃ分かりにくいけど月明紋と七曜紋がついてます。正面。おお～ぅここにたどり着くまでにもみくちゃ。全くラッシュ並の混雑でどっかいっちゃった腕を引っ張り出して漸くお賽銭を納め、それでも頑張って鈴を振るそのまま人に流されて気づいたら一人足りないはぐれたケータイがつながってよかったよぅ（←その隙にくまでを買った私…）今から思うとその流れのままお隣へ流れちゃったけど正面へ回ればよかったなぁこちらは長国寺鷲神社とは細い通りをへだててお隣。もともとは同じ敷地にあったのに離されてしまったのだ開運鈴と鷲妙見お手綱これをしっかりにぎるとお酉様にご利益をいただけるのだ。だからこれは「にぎり福」とよばれているそうなわ、わかりづらい…開運招福の守り本尊「鷲妙見大菩薩」（わしみょうけんだいぼさつ）七曜の冠を戴き鷲の背に乗り宝剣をかざしているのだ。どうしても月明紋と七曜紋を撮りたかったのだが見事に失敗してますなだってだって「」と「」だからさぁ心置きなくお参りをしてさああとは屋台を冷やかすだけだ今回のヒットは多々あれど、イチオシはこれかな「えびやき」たこやきの蛸の変わりにえびが入ってるのだが、意外においしかったあとは絶対外せないシャーピンを探し出し、評判のお好み焼きを食し気づいたら粉ばっかりビールも飲まずに食べてました。あわてて（）コンビニでビールを買いふらふら歩きながら第二の目的へ本日のご利益鷲神社くまで長国寺くまで三の酉まである年は火災が多いんだって。で「火除け」のお守りが付いているおおっここにも「」と「」が

  2006年12月02日

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• やっぱりやめられないッ

  久しぶりに秘密訓練へ。前回からすっかり間が開いちゃってすっかりなまっちゃった。心身ともに。腑抜けたときにはこれが一番だね。気持ちがびりりっとするのさ。今日は春田先生(仮名)の日←すっかり忘れてたくせに。行ってビックリでしたな。ラッキーなんだか水曜日チームはのんびりしてるけどびりりとしていて気持ちが良かった。なんとなんと春田先生が教えに来てくれたのだ～。でも久々に加えてハードに回ってきたので、う、腕がもう…。も少し早く教えに来てくれよぅ。でもやさしいのよ、教え方が後で聞いたらあまたの教授陣の中で一番人気だと。みんなが諦めちゃうようなヒトでも丁寧に根気よく教えてものにしちゃうんだって～キャ～。もう水曜日に通うしかないわよね～気持ちの余裕が招くのか、狙いは正確だった様でまずまずのでき。ただどうしても疲れてくると体が楽したがる手取り足取りの春田センセ、いう事が分かりやすいっうんうん。素晴らしい指導力だねっえ？撃権師範・斎藤センセ？どんな顔してたっけ

  2006年11月29日

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  酉の市入谷

  入谷の酉の市へ行った。今日は三の酉でこれで最後のせいか、スゴイヒト。スンゴク楽しく、おなか一杯で帰って来たんだけど何しろ疲れました～。詳細は後日あらためて。

  2006年11月28日

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  酉の市2006

  昨年デビューした酉の市。今年は三の酉まであるのでキアイはいってます宵宮の花園神社へ。ここ花園神社は明治になってから始まったものですが、酉の市そのものは江戸時代から。元は家康公の出身地、駿河の行事だったのを入府と共に伝来したともいわれ、関東と言うか江戸だけの行事で静岡浜松くらいに多少ある程度らしいまずは名物のでかたこやきで腹ごしらえたこやきからたこがはみ出てるぅしかも本当にでかいのよぅしかも6個で￥500円ビールと比べたら大きさが分かるかしら…準備OKいざ～花園神社～天気がイマイチだったせいか宵宮のせいか、はたまた始まったばっかりだったからなのか去年とは打って変わって空いてる境内にビックリ。去年はヒトが凄くて拝殿まで行けなかったんだ。～拝殿～裏側だけど～威徳稲荷～ここは参道の途中にあるんだけどお店が凄いのとちょっとちっさいのであまり目立ちません。探せた私はエライ安産にご利益があるかどうかは…ですが、子宝に恵まれるんだからついでに安産にも効くでしょう会社に妊婦さんがいるので安産祈願。Kさんとふたりでちゃんとお願いしたからね～写真では分かりにくいけど額の後には…。お店お店に特徴があって眺めてると飽きないよお気に入りはコレネコだらけ七福神もネコなのお買いあげの熊手を撮らせてもらいました見世物小屋ですよ呼び込みのオバチャンの口上はうそだとわかっててもその気になっちゃうあれは凄いねそして蛇女出身は福島だそうですよ。会津産たしか去年もコレだった。見物料は￥800高いか安いかは見てからのお楽しみ提灯と屋台の明かりで凄く明るいんだけど、ふと見上げると荘厳な大鳥居ご利益のある熊手。今年も無事GETちゃんと去年のは納めてきましたもうひとつ浅間神社があって富士塚があるはずなんだけど。去年も探せず、今年も分からなかった…来年こそ腹ごしらえはたこ焼きだけ？いやいや、まさかあつあつのシャーピン、しっかり買いましたがデジる間もなく食べちゃった～

  2006年11月27日

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  くにたち郷土文化館

  幕末から自由の権へ　－本田家の人々が見た時代－くにたち郷土文化館で開催中。講演会もあったので行って見ました。本田覚庵さんは土方さんには親戚に当たり書のセンセでもあります。その子定年さんは近藤さんの首級を探す放浪の旅に出ると言う少々変わったお方。あんまり帰ってこないので今で言う捜索願も出されたらしいその人相書き(犯人みたい)のなかに「お酒が好きで飲むと吟じる。酒が醒めれば書を書いている」のようなことが書かれ、人相と関係ないし一緒に飲まなきゃ分からないしと思わずツッこむ今回の展示もなかなか見所満載でそんなに広くはないもののじっくりたっぷり見られて興味深かったです。中でも「煙霞籍」なんと読むんでしょうかねぇこれは定年さんが近藤さん・土方さんの知り合いを訪ねて一筆書いてもらった今で言うサイン帳のようなものだそうで、その中に大鳥さんのもある「知恥近乎勇」　　大鳥圭介　　　　　印なんてかいてあるのどういう意味しかも字が下手近藤さんを知らない大鳥さんが「近」「勇」の字を入れたのは偶然？わざとだったらどういう意図で興味が尽きません～また本田家はもともと馬のお医者さん馬のヒラキの絵があるんだけど顔は可愛いし内臓が五行で表現されてて…だめだ、あの図がないとわかりにくい…。とにかくおもしろかったなぁもちろん土方さんのあの有名な「もててもてて国事を忘れそうだよ」のお手紙もあり。アレは実は追伸部分でわざわざそれで手紙を書いたんじゃないのさ。松本捨助が京都まで訪ねて来て入隊させろと言ってきたけど長男だからダメだって言って帰らせたよ。後はよろしくって言う文(チョー意訳)のあとに続く追伸部分で末尾には今上皇帝(孝明帝)の和歌、朝夕に民安かれといのる身の　　　　　　　　心ころにかかる沖津しらなみまで書いてあります。禁門の変の年の11月の書簡ですそうやって閉館まで居座り、電気を消される始末文化館を出た後はお決まりのファミレスで「アツク語る会」(←えっ)そんなわけで今日も楽しい一日でした

  2006年11月25日

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  明治2年の地図

  明治2年の御府内の地図を手に入れた地図音痴の私には難解なシロモノなんだけど、維新直後なのでショッキングに代わっていることはわかるだって会津和田倉の上屋敷は兵部省酒井雅楽頭の屋敷は長州、一橋屋敷はなぜか阿州(徳島)屋敷になっていていわゆる佐幕組の屋敷はほぼ薩・長・芸州などに変わっている仙台は恭順したからなのかそのまま。三田のお屋敷は尾州屋敷、品川のお屋敷は分割されて名前が変わってるし、陣屋のあとは線が引かれていた。かろうじて下屋敷は元肥後守となっていてまだ無事らしい。台場が転々と書かれているのが今はむなしいなぁ。同じ大きさの嘉永年間の地図もあったんだけどオサイフの許可が出なくて今回はパスでも比べてみるには必要だったなぁ何でこんなに高いのよ、地図。

  2006年11月23日

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  春猿丈

  仕事をダッシュで終え銀座へ走る。走ると髪がさらさら揺れて…。いや、そんなのはどうでもいいのだ。ぎりぎり間に合ったぁ。先日ちょっと書いた春猿丈の出版記念サイン会。春猿丈に間近で会えるのよ～会場に就くまではワクワクするだけで一杯だったけどいざもうすぐ春猿丈がと言う時になってふと気づく。なんて話しかければいいんだ春猿丈がこっちを見たらどうすりゃいいんだそうこうしてるうちにサイン会が始まって、皆にこやかにお話してるぅツレがまた恥ずかしいことやらかして、あ～春猿丈にごめんなさいね～とか言わせてるよぅどうしよどうしよどうしよぅあ～…。あっという間だったけど、さらさらとサインを書く春猿丈の手はきれいだなとか眼がでかいなぁとか舞台終わってから来てるのに優雅だなぁとかちっさいなぁとかまぁ結構いろいろ考えつつ、一生懸命話掛けてみましたさ今から思えばあれも言えばよかった、あのことを言いたかったしまった、うぃすき～でほほえみかけりゃよかったと反省しきりですが、雲の上を歩いてるみたいなふわふわした時間でしたよいやぁ～いい経験させてもらいましたなぁ。春猿丈、ありがとうで、そんな春猿丈の初エッセイはこちらまたまた私は本の宣伝マンかいっ

  2006年11月22日

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  函館新聞

  函館新聞、明治14年の新聞。まずは5月24日付「去る己巳(つちのとみ)の年、当港戦争」←いわゆる、箱館戦争のことだよね。の13回忌なので、その時生き残った戦友で現在東京にいる有志者が今月21日上野東照宮社内の祠官(神社の神職)の宅で会合し函館に建設した碧血碑の保存方法などを話し合った。中心となったのは榎本武揚、永井尚志、大鳥圭介、荒井郁之助、澤太郎左衛門等ということだ。また、来る6月6・7日の両日は旧暦5月11・12日に当たり、すなわち函館没落(？箱館総攻撃の日だよね？降伏は18日。11日は土方さん戦死の日、12日は伊庭ｸﾝ自刃の日。まさか)の日なので徳川旧臣脱走(←当時は蝦夷チームのコトは「脱走さん」とか呼ばれてた)戦死の13回忌大法会を谷地頭碧血碑前に於いて執行されるという。施主は実行寺(箱館戦争の戦死者は会津と同様やっぱり葬れなかったのを熊吉さんと実行寺のご住職が葬ってくれたのだ)松尾日隆氏。ようやく、東軍の戦没者の供養がおおっぴらに出来るようになったのだねぇ。6月7日付碧血碑の祭典もいよいよ今日(雨天日送り)からですが、奏楽は午後三時より、明日は正午十二時より始められます。祭典かなり大掛かりのものみたいです。6月9日付兼ねて当港にその名を知られる写真家の田本研造氏(蝦夷チームの写真を撮った人。土方さんもこの人が撮ったといわれている)はその技にさらに磨きをかける為、研究方々内国博覧会見物を兼ねて、先頃師弟共に出京していたが、同氏が明治六年中、谷地頭の碧血碑建設委員の依頼に依って碑の写真を中判型に撮りその種板も添えて送ったところ、その種板はその頃東京で有名な内田九一の手に渡ったがあたかもこの頃田本氏が出京中、種板を売り出したのを同業中で見出しそれを買い求めて帰函させた。幸い今度碧血碑の13回忌の祭典に付き右の種板で碧血碑の写真を手札にして50枚くらい祭主へ寄贈した。また新発明の写真付属機械も色々持ち帰ったと聞く。内田さん、勝手に売却ヒドイなぁ。手元に戻ってよかった。祭主って榎本さんたち？実行寺のご住職？6月11日付亀若町東照宮境内の相撲も本日好天気で千秋楽に付き明12・13日、天気次第で午前十時頃より招魂社境内で始めるが今年は函館戦争の13回忌に付き無料で見せるという事だ。函館の東照宮は明治2年5月10日焼失御神体は神山村奥の板倉へ奉還。その後、元の神山村で祭祀を続けたが明治7年谷地頭に移転。更に同11年南新町に移遷を繰り返し、翌12年蓬莱町(後に宝来町)に遷座した。だから当時14年には宝来町にあったものと思われる。詳細な場所は不明。ちなみに平成3年、もとの鎮座地に近い陣川に移転することになり、同4年5月7日、盛大に遷座祭が執行され、これを機に社名(通称)も北海道東照宮(函館市陣川82-153)と改めた。(「家康公と全国の東照宮」より)この東照宮は蝦夷チームもお正月に皆でおまいりに行ったところだよね6月13日付広告本日招魂社境内に於いて奉納相撲興行相成り候に付き衆庶縦覧苦しからず候。このこと広告す。但し雨天の節、日送りの事明治十四年　　　　　　函館支庁六月十三日　　　学務係東軍の13回忌の法要の相撲を西軍の招魂社でやるってことね。平和な時代が来たってことなのかしら6月21日付先年函館戦争の節、七重浜沖に於いて沈没した朝陽艦はその後ブラキストンや小野組その他のものが引き揚げようとして色々骨を折ったけれどついに果たせず、それからこの六年前西浜町浜野宇吉が同艦を買い受けたがこれも揚げかねて同年中熊本県人松山定吉、東浜町谷太郎吉のふたりへ250円で売り渡したところ右の二人は水雷火を仕掛けてスコロクをそのままで引き上げた。青銅で斤量3260斤ありその他いろいろのものを取り混ぜその年中に引き上げた。およそ2000円くらいの金額だった。その後昨年に至り1000円ばかりの品を引き上げ、またこのほども潜水器で、去る17日まで僅か5日間に700円ほどのものを取り上げた。またその後、近海で破船した西洋型帆走東洋丸をも右ふたりが1100円余で買いうけ2～3日前から引き揚げに着手したと言う朝陽艦は西軍の艦。あの5月11日、「蟠龍」が砲撃して大爆発を起こし沈没した艦。その大爆発をみて土方さんは…。そうか、朝陽は引き揚げられたんだったね。なんかこの日にこの記事が載るのも不思議な因縁。同日昨日の招魂社例祭は天気殊に晴朗で参詣人の集まりは近来見ないほどだった。午前には123の消防組一同隊伍をなして押し出し各所に於いて梯子乗りの芸をなし、また宝町芝居座で踊りなどもだした。市中はその前夜より家並みに紅白の球燈を釣るし夜になればいっそうの美観を添えた。その中でも最も注目して讃えられたのは招魂社前に掲げた花菱形の献灯で該燈は紅白の球燈数十で造られて在函旧松前藩士の目論みだという。さてまた競馬は昼12時から始まり七重試験場より出た馬はアメリカ前大統領グランド氏より寄贈された駿馬をはじめ8頭、その他市在より出た馬は50頭で互いに勝敗あり、喝采の声天地に鳴り響いて当日第一の勝を占めたのは当支庁より出た江差という馬だと言う。実に盛んなる祭礼でありました。あぁそうなの。招魂社は毎年祭礼をしてたんだ。しかも消防の出初式みたいなものや、美観な献燈、踊りなんかしちゃったり、競馬したり。ふーん、そうなんだ。新聞をざっと読んでみました。意味不明もありますが、まぁこんな記事を見つけたわけです。この頃の広告に「資生堂」がありまして「神薬」と言うのを売ってました。なんと松本良順先生の調合だって～。北海道まで手を伸ばしてる資生堂。ちゃんと医者をやってる(←あたりまえなんだが、やっぱり凄い)良順先生。時は流れていく。ヒトノオモイハドコヘユク？

  2006年11月19日

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  すっとんとん

  鏡を見て悲鳴を上げそうになったうおぅ～っっ私の髪は知る人ぞ知るくるんくるんの天然パーマ。所謂パーマはここ○十年かけたことナッシングのどうすんだこれ、状態の天然パーマ。が、しか～し心機一転今評判の「縮毛矯正」パーマにチャレンジしてみたよん♪で、結果が最初に戻った悲鳴でございますアコガレのさらっさらの手触り。風にさらさらと音を立てて揺れるストレート。手櫛にぜんっぜん引っかからない髪。アコガレのものが手に入ったのに…。似、似合わね～～～っダ、ダレダ、コレ？w(☆o◎)wｶﾞｰﾝ(ﾟ◇ﾟ)~ガーン（￣□￣；）！！所詮アコガレはアコガレ。夢は夢。か…

  2006年11月18日

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  うぃ。しんでれら

  みなさま、ご機嫌いかがでしょうか？にっこり。いつもと違う今日のワタクシ、「シンデレラセミナー」なるものへ行ってまいりましたの講師の先生はJAL ACADEMYのセンセ。きゃびんあてんだんとですのよ。ほほその先生にビジネスでも役に立つマナーからきれいに見える歩き方、所作など、教わってまいりました。ニッコリやはり、ニンゲン日々の努力に勝るものはない。とつくづく感心させられましたのは、歩き方、立ち方をはじめとする日常の所作は日頃のちょっとした、でもサボらない努力なくしてはあのウツクシイ動きはないのでございます。あの春猿丈のウツクシイ所作にアコガレルわたくしといたしましても、ここはひとつ奮起して少しでも春猿丈に近づけるよう努力していきたいとココロにアツク誓った次第でございます。にっこりしかし疲れるものでございますぅ←早っ立ってるだけで筋肉痛になりそうってのはどうよ如何に日頃、堕落した格好でいるのかがよくわかりますわ。ほほしかし正しい姿勢で立っててキツイところは筋肉が遊んじゃってるところ。ここにしっかり筋肉がつけば脂肪の入り込む余地はないのでア～ルそしてマナーの基本は「あいさつ」あ　かるく相手とアイコンタクトい　つでもどこでもだれとでもさ　きにつ　づけて会話をひろげる+名前を呼ぶを常に（←ココ重要）こころがけ、最重要なのはスマイル写真を撮る時にチーズって言うじゃない？自然に笑顔になるから。ちっちっちっココロからの自然な笑顔は「うぃすきー」試しに頬に手を当てて言って見て。「う・ぃ・す・き・－」ね？口角があがるでしょ？廊下を歩いている時やこうしてPCに向かっている時も口は「う・い・う・い…」ってやるのだ。そうすると顔の筋肉が柔らかくなってカツゼツも良くなるんだって。あ行を発音する時は指が三本はいるくらい開ける（←これってかなりの大口よ）笑顔になるときにうぃすきーと唱えてからニッコリ笑うのがベスト。自分の事は「ワタクシ」という。そうすると下品な言葉が続かない。のだそうだ。朝、会社へ行ったらやってみて。と言われたけれどわたくしの職場は広いいつも扉を開けて席に就くまでには8人以上の席を通るそれゆえ、一人ひとりに声はかけられないので「おはようございまぁすぅ～」と言いながら席へたどり着くんだけど、明日から一人ずつ立ち止まってやるのかしら「（うぃすきー）おはようございます。にっこり。○○さん、今日は寒いですね。にっこり」な～んて。…完全に遅刻になるなその前に「どうしたの？」かな他にもまだまだ「ウツクシイバック・コートの持ち方」「ウツクシイ座り方・立ち方」「つり革の掴まり方」「髪のとかし方」「コートの脱ぎ方・着方」などなど…。世の中のには日々こぉんな努力をしてる方々がいるんだなぁ。と感心することしきりまぁ一回話を聞いて実践を教えてもらっただけじゃシンデレラへの道は遠いけど何ともタイムリーなことにかの春猿丈が本をお出しになるのですよ、皆様「女づくり」帯には「美人はこうして作られる」とあり、「玉三郎も認める歌舞伎界の女形新進スターが、「女磨き」のハウ・トゥーを伝授！」なのですこれさえあれば、もう鬼に金棒土方さんに兼定。くらいのイキオイじゃんこれでアナタもシンデレラ。って春猿丈エッセイの宣伝かい

  2006年11月17日

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  ぎやおぅ～☆

  晩御飯。今日もおいしくいただいていたそのときに。ごりっ。ぽろりと歯が取れた。w(☆o◎)wｶﾞｰﾝ(ﾟ◇ﾟ)~ガーン先日知り合いの歯が取れて(えぇ、アナタのことですヨ)歯は大事にしなくちゃねぇ。しみじみ。なぁーんて言ってたのに。それは予告もなく嵐のようにやってくるものなのね…。って、しみじみしてるばあいではなーーいっねぇ、どうするのねぇねぇご飯食べられないし、すぐ医者って訳にも行かないし、どうすりゃいいのさぁふぇ～ん…

  2006年11月14日

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  ビバ！物産展

  ～北海道物産展～あぁ、なんていい響き遠くにいながらにして、函館に行ったようなちょっとシアワセな気分になります。ついでに流れてる函館の景色なんかを見ながらおいしいものあれこれを冷やかしてるのは楽しいもんだ。で、ついにゲットしましたよ。チーズオムレットはっきり言ってうまい。チーズケーキの王様ショコラは初挑戦だったけど、チーズオムレットだけの方が良かったかなぁ？本当にふあ～っと口の中で溶けていくのよぅあっという間に一人で食べてしまいたい気持ちをぐぐぐ～っとこらえ大事に大事にちょっとづつ。…食べられるかなぁ

  2006年11月13日

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  正受院

  ちょっと時間が出来たので散歩がてら行ってみた。ここは「明了山正受院願光寺」文禄3年(1594年)に創建有名なのは「奪衣婆像(だつえばぞう)」なるもの。三途の川のほとりで死者の衣類をはぎ取る恐ろしい老婆の姿です。旗本・高力氏が妻の像を作らせたところ、あまりにも恐ろしい姿に出来上がってしまったので、正受院に納めたという伝説もあります。←どんな妻だ元禄14年(1701)かそれ以前に安置されたといわれています。咳どめの霊験があるとして庶民の信仰を集め、嘉永2年春には参詣客が絶えない流行神と称されました。当時、咳止め祈願のお参りに綿を奉納し、お像に綿をかぶせました。←風邪引いたらここに来てたかも。そしてこっそり綿をかぶせてたりして…。木造で像高70センチ。片膝を立て、右手に衣を握った奪衣婆の坐像で、頭から肩にかけて頭巾状に綿を被っているため「綿のおばば」とも呼ばれる。本像は咳止めに霊験があるとして、幕末の嘉永二年(1849)頃大変はやり、江戸中から参詣人をあつめ、錦絵の題材にもなっている。当時、綿は咳止めのお札参りに奉納したと伝えられる。 本像は小野　篁(たかむら)の作であるとの伝承があり、また、田安家所蔵のものを同家と縁のある正受院に奉納したとも伝えられる。像底のはめ込み板には「元禄十四年辛巳年奉為当山第七世念蓮社順誉選廊代再興者也七月十日」と墨書きされており、元禄年間から正受院に安置されていたことがわかる。　　　(案内板より)なぜ咳に綿でも良く見るとそんなに恐ろしいお顔ではないわよそして、「小野　篁」(延暦21年(802)～仁寿2年(853)12月22日学者、歌人)って平安時代の人じゃん。いくらなんでも古すぎでは…？ほかにも、毎年2月8日に針供養が行なわれる「針塚」や、戦後一時アメリカに持ち去られ、昭和37年に返還された「平和の鐘」などがあります。ちなみに鐘は江戸時代のものです。墓地の方へ行くと大きな無縁仏像がある。 これは内藤新宿時代、投げ込み寺として数千の飯盛り女たちの無縁仏を供養しているものであるこの墓所の奥に明治26年(1893)12月9日、「忠誠霊神」として容保候は埋葬され、大正6年(1917)6月9日会津若松の御霊廟に移葬されたのです。ここには容保候の義姉・照姫も一時期埋葬されていたとも言われていますがその後どこに移葬されたのか分かりません松平家とこの正受院とどういう関係で埋葬されたのか？なぜ移葬されるまで23年もかかったのか？深まる謎つづくのか…？

  2006年11月13日

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  吉原堤の血闘！

  嘘か誠かこのオハナシ、かなり大好き。土方さんが京都へ行く前、江戸でぷらぷら遊んでいた頃のこと。吉原の火炎玉屋と呼ばれた遊女屋の花魁「黛」と割りない仲になる。ところがさる大藩の若隠居が黛花魁に入れあげ、黛が土方さんに入れあげているのを知るとこれを待ち伏せて叩きのめしてやろうと数十名を吉原堤に潜ませ帰りを待ち伏せる。そうとも知らずよりにもよって神文式(入門希望者に対して行われる入門の儀式)の前日、その日も黛に呼び出しを受けのこのこと出かけた帰り道、暗闇の吉原田圃で白刃のお出迎えにであうのだ。さる大藩の若隠居はもとより殺す気があったわけではなく、腕の一本足の一本へし折って懲らしめてやろう。程度の脅しだったろうが、白刃のお出迎えを受けた土方さんは始めての真剣での勝負にカクゴを決める。ところが、このとき土方さんの腰間にあったのはご自慢の用恵国包ではなく、竹光。たのみの脇差は一尺五寸の相州之住綱広。国包は吉原通いの資金に消えていたのである。最早これまでと覚悟を決めこの上はひとりでも道連れを。と必死捨身の青眼に構えたとき、漆黒の大気をゆすって駆けつけた駕籠2挺。「土方ッ！伊庭だ、近藤も一緒だ。」近藤さんと伊庭ｸﾝです。しかも土方さんの国包まで持ってきてくれました。伊庭ｸﾝはすたすたと黒装束の一団に近づいて曰く「その勝負は一人対一人たるべきこと、土方の大剣は曰くつきの物なるを持って、拙者の佩刀を貸与することを許されたきこと、この二点、恥を忍んで願入る。もし御許容なきに於いては…」当時江戸にあって剣を学ぶほどのもので心形刀流伊庭の名を知らぬものはなく、また近藤も痩せても枯れても一道場の主である。思わぬ加勢に気を削がれたか先方の首領が士道の重んずべきことを弁えていたのか、快く申入れを承認したので近藤によって質受けし伊庭によって持参した用恵国包は久しぶりに持ち主の手に帰り一対一の勝負なら負けるはずもなく。結果、六人まで倒したところ一群の首領と思しき一人が明方を近いことを理由に結末を後日につけることの和議を申し出た。むろん土方さんも異議あるわけもなく引き揚げたが、翌朝現場はキレイに整理され屍体や手負はおろか、髪の毛一筋、血潮一滴さえ見出すことが出来なかった。という。文久元年のことである。（宮本吉次「十人の剣豪」　久保書店）

  2006年11月12日

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• 房総半島会津藩士顕彰会

  会津藩の海防警備についてはここでもいろいろ書いていますがこのたび「房総半島会津藩士顕彰会」(仮称)発足の運びとなりました。日　時　平成18年12月3日(日)午後1時場　所　富津市新井、富津公民館　◆設立趣旨…風雲急を告げた江戸末期、アメリカ東インド洋艦隊司令長官ペリーが江戸湾に姿を現わした嘉永6年(1853)までの7年間、會津藩は、徳川幕府の命を受けて房総半島の富津、竹岡(いずれも千葉県富津市)に砲台と陣屋を築いて江戸湾防備の任につきました。会津から遠く離れること九十里(360km)。藩士約220人が父母、妻子を伴っての任務は厳しいもので、この間、藩士、家族84人が亡くなり、異郷の地で寂しく眠っていることは新聞連載「士魂は何処へ上・下」で明らかになりました。　連載を機に、福島県会津若松市の会津史談会一行60人が今年9月6日、墓参に訪れて先祖の墓に花を手向け、地元と交流会を開きました。　私たちは、4か所の無縁墓地を永く護持し、霊を弔うため、毎年、慰霊祭を行うことになり、「房総半島会津藩士顕彰会」を発足させることになりました。　今後、会津と富津の「山と海」の交流を図り、歴史を見直すことによって両市の「まちおこし」に繋がる起爆剤となるよう、運動を展開します。　◆事業　・富津市内の正珊寺（同市西川、曹洞宗）、長秀寺（同市富津、顕本法華宗☆）、松翁院（同市竹岡、浄土宗）、延命寺（同所、真言宗）の4か寺に眠る会津藩士とその家族の墓地併せて75基84人の霊を弔うため、毎年春慰霊祭を行う。　・会津若松市と富津市の市民、子供の交流を図り、歴史を見直して「まちおこし」に繋げる。例えば、「会津祭り」（9月）の藩公行列への富津からの参加など。　◆会員　千葉県内外の会津出身者または会津ゆかりの人々、さらには「会津」に関心のある人。　◆発起人　山本英市氏（木更津市在住、会津藩家老西郷頼母近思の玄孫）菊池良輝氏（千葉市稲毛区在住、在京会津高校同窓会幹事長）河野十四生氏（千葉市稲毛区在住、新聞連載「士魂は何処へ」の筆者）　▼問い合わせ、参加申し込みは河野（043-252-1200）へ。　　◆会津藩士とその家族が眠る墓地は下記の通りです。▽正珊寺（富津市西川、曹洞宗）　　　25基32人▽長秀寺（富津市富津、顕本法華宗）　12基12人▽松翁院（富津市竹岡、浄土宗）　　　34基36人▽延命寺（富津市竹岡、真言宗）　　　　4基　4人　　計75基84人☆顕本法華宗は日蓮宗の一派で、宗祖日汁は会津の人。鎌倉時代末期、会津若松市一箕町の妙国寺に生まれた。室町時代の初め、天台宗から日蓮宗に改宗し、顕本法華宗を布教して隆盛を極めた。日汁ゆかりの寺が全国に500か寺あり、千葉県内にも多い。妙国寺は、戊辰戦争の際、自刃した白虎隊士の遺体を最初に埋葬した寺であり、降伏した会津藩主松平容保公がこの寺で一か月間謹慎した 記事はこちら会津藩の海防警備は富津だけではなく蝦夷地（宗谷・樺太・利尻島・松前警備）もそうだし三浦半島もそうです。あんまり知られていないみたいだけど、容衆公(かたひろ)の頃からです。本当に幕府のために尽くしているんだよ、会津藩は。＊この記事に関しては繁次郎様、H様のご協力をいただきました。ありがとうございます。

  2006年11月11日

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  星になって江戸を守ろう

  天下統一を成し遂げた後も徳川家康と言う人は、死ぬまで恒久平和のための施策をし続けた。家康が江戸政策でした数々の功績は多々あるのだが、ここでは「星になって江戸を守るよ」というオハナシ将軍の座を秀忠（←保科正之さまの父上）に譲り、大御所として駿府にいた家康が発病したのは元和2年(1616）1月21日。鷹狩りに出かけた夜だった。4月になり死期を悟った家康は重臣達に様々な遺言を残した。中でも自分の死後「遺体は駿河国の久能山に葬り、江戸の増上寺で葬儀を行い、三河国の大樹寺には位牌を納め、一周忌が過ぎてから、下野の日光山に小堂を建てて勧請（神仏の来臨を請うこと）せよ」神に祀られることにより「関八州の鎮守になろう」と指示したのである。↑突っ込みどころ満載なこの遺言、まぁ突っ込むのは後にして遺言はまだある。4月4日には外様大名を病床に集め「将軍の政治に誤りがあれば、皆が代わって政権を担当しろ。天下は一人のものではなく、「天下は天下の天下」だから恨まないよ」と言明。さらに将軍秀忠にも「天下の祭りごとに於いて、いささか不道あるべからず」と道に外れた政治をしてはならないと訓示している。←松平家の家訓と似てる…これだけ見ても家康公というひとは本当に平和を望んでいたことが伝わってくるよね。それも身内じゃない外様に言ってるところがエライ。平和な世が続くなら自分の子孫じゃなくてもいいなんてなかなか言えないじゃんで最後の仕上げに自分が死んだら神になって関東八州は守るよってことだったのだ。その他こまごまと遺体の納め方だのを決めて17日の巳刻(AM10：00頃)駿府城に於いて75歳の生涯を閉じた。江戸の増上寺では遺言の通り霊廟が造営され安国院殿徳蓮社祟誉道和大居士の法号が奉られたが、神と祀られることが本来の趣旨なので仏式の法要は徳川家内々で行われた。一方で三河の大樹寺にも使者が派遣され法要が行われた。そして翌年2月21日着々と日光の工事が進む中「東照大権現」の神号が勅賜され3月9日には東照宮は正一位に叙せられた。さて、ナゼ日光だったのか一般的には１・関東では古くから開かれた山岳信仰の霊場であったこと２・家康公が尊敬しその同族の先祖である源頼朝が尊敬していたこと３・天海が貫主（筆頭人）をしていること４・軍事的に要害の地であることとされているがそれなら他にもあったはず。第一それじゃ面白くないじゃん←ヲイさてさてこの東照宮、社殿配置を良く見ると神霊を祀る本殿も墓所である奥宮も南に面して建っているそして日光は江戸のほぼ真北に位置していることがわかる真北と言えば北極星この不動の星・北極星は古代中国では宇宙の中心と考えられ、宇宙を主宰する神（天帝）の宮殿とも信じられていた。この思想・信仰は古くから我が国にももたらされ、天皇の名称や都の構造などをはじめとして、我が国の思想・信仰にかなり影響を与えているつまり真北に位置する北極星は宇宙の中心。宇宙を主宰する天帝の宮殿がある。そして江戸は政治の中心地である。したがって江戸と北極星を結ぶ南北のラインこそが宇宙の中心軸なのである東照宮は宇宙の中心軸線上に祀られた事になりその神格は「宇宙を主宰する神」と一体化されたことを意味しているのであるさて北極星と江戸が南北のライン。では東西のラインは無いのかこれがあるんですよ先の遺言で「久能山に吉田神道で埋葬し」とあり久能山なんでと思ったでしょう地図上で久能山からまっすぐに西に線を引いていくと同一線上に家康が薨去した駿府城を通って京都へいっているしかもこの線上には母である「お大の方」が子授けの祈願をした鳳来山、家康誕生の地岡崎があるのだそして墓所である神廟は西を向いて建っている太陽は東から昇り西に沈むそして再び東に再生する。古来より我が国では東の方角が神聖視されていた。そして東西のラインは太陽の道であった。恐らく岡崎・鳳来山・駿府から見て東の方角であることを第一条件として久能山が葬送の地に選ばれたのであろう家康公が再びこの世に神として再生する為の秘儀であったのだ。さらに久能山と日光を結ぶ線上には富士山があり久能山から日光へ遷座されたという事は久能山に神として再生された家康公が富士（不死）の山を越えて永遠の存在となり宇宙の中心軸に鎮まったことになる。遺言の中で指定された久能山・日光山・大樹寺（岡崎）・増上寺（江戸）はこんな壮大な宇宙論を背景に選定されていたのだおまけ東照宮の主祭神は家康公、つまり東照大権現であるがその左右に山王神と真多羅神が祀られ相殿とか配祀神と呼ばれているこれは中世以来比叡山を中心として展開された山王神道の中で山王神も真多羅神も北斗七星に関わる神とする説がある主祭神の東照宮が北極星ならばその左右は北斗七星がふさわしい。古来中国では宇宙を支配する天皇大帝は北極星の宮殿に住み北斗七星の車に乗って宇宙を巡ると考えられていた。伊勢神宮も内宮が北極星、外宮が北斗七星になぞられているという。ここにも背景に宇宙論が展開されていたのだ。ん星になって関八州を守るって言ったんじゃなかったっけいつのまにか宇宙の王になってるぅま、いいか。その言葉通り守ってくれてたのか。あの時まで。（参考「家康公と全国の東照宮」高藤晴俊）

  2006年11月08日

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  祭りだぁ～い！

  一年たつのはなんと早いのか…去年デビューした「お酉様」今年は三の酉まであるそうで、楽しみ楽しみ。もっとも三の酉まである年は火災が多いとか。江戸時代は迷信じみていたものが、ここ数十年の火災件数をみると信憑性が高くなってきていてなんだか洒落にならない現象が起きてるそうな一般的にお酉様と言えば、浅草のお酉様が1番有名だそうで浅草のお酉様へ言ったついでに遊郭まで足を伸ばす御仁が多く、世の女房達はそれを阻止する為に火事が多いと言いふらしたとか。ホントかぁと思ってしまったが、なんだか江戸らしいなぁとも思ってしまった。だから今年の三の酉の日は火除けお守りの伝授があるそうな。ふふふ。浅草まではちといけないからまたまた花園神社へ行こうかな？こっちは火除けは関係ないらしいぞ。そういえば去年、ここに富士塚があると聞いて行かなきゃ←義務。と力瘤作ってたのにもう一年じゃんいかんなぁ。来年こそ必ず←いやいや年内目指そうよ、自分

  2006年11月03日

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  おひさしぶり…な

  ひさしぶりにアロハセンセのところへ行った。最近また思い出したように足が懐かしい痛みを訴えるので。…。やっぱり相変わらずなアロハセンセはそれでも久しぶりに行った私を熱烈歓迎してくださりすぺっさるなメニューでもてなしてくれたさ。鍼はまぁ我慢できる程度の衝撃なんだけど、肝臓のツボらしい両手足の小指の付け根の衝撃はさすがに恐かった…センセの治療院は近藤さんの最期の地。いつもは寄って行くんだけどもう修繕工事が始まっているのか、布が掛かってました。そんな縁もあっていろんな変わった方々が集まるのだけれど、最近は薩長まで集まってきたらしい。スタッフさんが増えていて薩長連合になっていた～センセのすぺっさるメニューの後、長州のお嬢さんがオイルマッサージをしてくれたのだけど、なんと私が1番酷かったころマッサージをしてくれた方だったのだ。当時昼間しか来てなかった関係で私の担当になったのは1～2回だったそうで（←ハイ、覚えてませんでした）「笑顔も見たことなかったし、マッサージしようとしたら痛いからあまり触らないで」と言われたそうだ。←自覚無。ヒドイなんていい草←いや、だから、おぼえとらんそれが笑顔でセンセと談笑しながらあっち向いたりこっち向いたりしながら治療しているのを見て別人かと思ったそうで…。そういや、なんでそんなこと聞くの？ってなこと聞くから「」と思ってたのよ。よくもまぁここまで回復したもんだと我ながら驚きますよ。でもちょっと通わないとダメみたい。ヤダヤダ。またあんな目には絶対絶対会いたくない調子が良くなるととたんに遠くに感じるセンセの治療院。メンドーだなぁと思いつつ信じてるからねだから腕はいいのよ。ヒトは変でも

  2006年10月31日

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• ならぬことはならぬもの

  こんな記事を発見。いじめ問題に「什の掟」問い合わせ続々北海道と福岡の児童・生徒がいじめを苦に自殺するなど、学校でのいじめが社会問題化する中、江戸時代の「什の掟（じゅうのおきて）」が教育関係者の注目を集めている。会津藩が藩校「日新館」入学前の子供たちに唱えさせたおきてで「弱い者をいじめてはなりませぬ」など７項目と「ならぬことはならぬものです」の結びの１文で構成される。現在は博物館となっている日新館には、全国の学校から問い合わせが連日届いている。　什の掟は、会津の子供たちがたたき込まれた武士の心得だ。5代目会津藩主松平容頌（かたのぶ）の家老田中玄宰（はるなか）が「会津藩の興隆は人材の育成にあり」として藩校「日新館」を開学した1804年ごろできたといわれる。当時、日新館入学前の6～9歳の子供は、遊びの集団「什」をつくって遊び、夕方には反省会で「什の掟」を毎日唱えたという。　現在は博物館となっている会津藩校日新館には、全国の教育関係者から問い合わせが相次いでいる。同館によると「九州、四国を含め、全国の小学校の校長先生から『現代風に変えて子供たちに教えたい』という声が多い」という。　什の掟は昨年、藤原正彦氏のベストセラー「国家の品格」（新潮新書）でも紹介され、今年は歴史雑誌などで特集も組まれた。会津が地元で「黄門さま」と注目を浴びた民主党の渡部恒三前国対委員長（74）も度々引用するなど、全国的にも知られるようになった。警察庁が調べた昨年1年間の全国のいじめ関連の暴行などの事件は、最近の10年間で2番目の165件で、いじめた理由は「力が弱い、無抵抗だから」が1位（27.3%）。こんな現状が、什の掟の「ならぬことはならぬ」の精神の再評価につながったようだ。　日新館には座禅や弓道などの武道体験による精神修行の場もあり、修学旅行に訪れる学校も多い。これまでは近県の小中学校が主体だったが、最近は高校も増え、中国地方の高校から「海外旅行を会津旅行に変え、侍の文化を教えたい」と下見に来た教員もいる。見学校は年間300～400校。国外からの問い合わせも増え、今年は台湾からの修学旅行があった。　教育をめぐる問題では、受験対策のための必修単位の未履修問題などの不祥事も発生している。日新館では「教育は今日明日に結果が出ない100年の計だが、子供の模範たるべき大人がまず再認識する必要がある」としている。【清水優】ちなみに「什の掟」とは1.年長者の言うことに背いてはなりませぬ。 2.年長者にはお辞儀をせねばなりませぬ。 3.うそを言うてはなりませぬ。 4.卑怯な振る舞いをしてはなりませぬ。 5.弱い者をいじめてはなりませぬ。 6.戸外で物を食べてはなりませぬ。 7.戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬ。 「ならぬことはならぬものです」 というのです。会津らしいでしょ。で、今の会津には「あいづっ子宣言」をいうのがあり1.人をいたわります2.ありがとう　ごめんなさいをいいます3.がまんをします4.卑怯なふるまいをしません5.会津を誇り年上を敬います6.夢に向かってがんばります「やってはならぬ　やらねばならぬならぬことは　ならぬものです」というのもあります。会津の町にはあちこちに貼ってあってほほえましい思いで眺めてました。誇れる郷土というのはなかなか良いものですな。そうそう、「什の掟」はただあるだけじゃなくてちゃんと一日の終わりに反省会があって自分の今日の行いを振り返り、違反者には罰があったのだ。「什の掟」を今の教育に取り入れるならちゃんとここまで取り入れなきゃだめだよね。

  2006年10月29日

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• 宇治川の小石

  14代将軍徳川家茂公弱冠21歳でその生涯を閉じた家茂公の所有小物の中に「宇治川の石」がある遺愛の品として伝えられるこの石は何の変哲もない小石大切に紙に包まれ木の小箱に収められていた様子。他には白磁の布袋像・獅子像、望遠鏡、羅針盤などナルホド将軍の持ち物だなぁと思うものばかりなのだが、その中にぽつんと「石」昔々、河原とか公園とかでキレイな石とか形の変わった石とか大事に持ってたっけまさか将軍がそんなことしないだろうケド。…しないよねぇ江戸で生まれて4歳で紀州藩主に、13歳で第14代将軍となった家茂公は外で遊んだことなんてなかったんだろうなそんな家茂公が高価な小物に混じって大事に持ってた「宇治川の石」誰に貰ったのか。どうしてそんなに大切だったのか。まさかまさか。和宮のプレゼントだったりしてね。鶴ヶ城企画展「徳川将軍家と会津松平家」

  2006年10月24日

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  五色沼＆桧原湖

  天気は良いし穏やかに晴れたし、こんな日は会津日和。とはいえ今回は五色沼に泊まって真面目に観光。く、暗い…暗くてよく分からないけど日が昇る前に五色沼散策へ行ったのさ。朝霧が沼面をゆっくりとすべり、無音無動の中でそこだけが流れていく…という幻想的な景色。なんだけど。いくらデジの性能が良くなったとはいえ人の眼の性能には比べるべくもなし。かふと見上げれば今まさに色が変わり行く紅葉。ここ裏磐梯の五色沼は明治21年7月15日磐梯山の大爆発により出来た沼群です。この時の爆発はかなりの被害も出て、容保候も被災地のお見舞いに行ってます。まさに山の中は森林浴。そして木々のいい匂いがする五色沼はその名の通りひとつひとつ沼の色が違います。これは沼の沈殿物や植物などにより様々な色に見えるのだそうで、本当に凄い色なんだよぅまるでバスクリンを入れた様な沼の色です沼の鮮やかな色と紅葉の赤さのコントラストが沼面はものすごく静か。波一つ立たないし透明度が凄いせいか景色が鏡のように水面に写ります。これぞ水鏡ってヤツだねこのあたりで日が昇りました朝食の後、五色沼の中で最も大きくて有名な毘沙門沼へ行きました。が、観光地という事を思い知らされる人の波＆観光バスと車の波。人ごみに弱い私はもうくらくらですだ。で、ふと上を見上げると降る様な紅葉こちらは桧原湖。ここは遊覧船やモーターボートが出る程広い湖です。もう、対岸に見える山々の紅葉の様子が本当にすばらしいっこの後、この桧原湖をぐるっと一回りしたのですが、その道がもう紅葉のトンネルと言うか見るとこ眺めるとこ全てが色づいてまして、こんなに凄い紅葉を目の当たりにするのはもしや初めてでは…というくらい言葉もありませぬ。赤、緑、黄色。と言葉にしてしまうとこれだけですが、赤にも黄色にもこれだけ種類があるんだねと言うほどの色見本の市だったです。ちなみに泊まった夜の空には満天の星空。星座を探せないほどの星。こちらも凄かった

  2006年10月22日

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• 過去の亡霊？！

  今の職場は私にしてはめずらしく恵まれている感情のまま怒鳴り散らす人も、立場を振りかざして人を責める人もいない職場はきれいだし、煙草すいながら仕事なんてしない久しぶりにそういう人を見た名前こそ違うけど昔の上司に顔までそっくり。に見える上司の上司って立場もそっくりで上司が日に日に憔悴していく様が痛々しいそれを妙なデジャヴを感じつつ昔と同じ様な格好で遠くから見てる自分が居るまるで昔の自分をどこかから見下ろしているみたいな感覚あのころ怒られるばかりの毎日にへこんで、共に上司の愚痴で盛り上がった同僚は元気でいるだろうか。上手く立ち回れなかった為に自分も傷ついてしょぼくれてたけど。きっと今度は大丈夫当時の自分を励ますような不思議な感覚で（当事者には悪いけど）楽しくなってしまうのだ「うわぁダカラ嫌われるんですよアナタ」と言ってしまいそうな自分がコワイ風邪引いてオトナノリセイが働かない今の状態は非常にマズイあ～早く風邪治さないと…。シンドイ～

  2006年10月15日

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  あうっ！

  自分で予定を見て今気づいた。来週は楽しみにしていた「板橋のお祭り」高島秋帆が徳丸が原（現高島平）で西洋砲術の調練をしたその様子を楽しみにしてたのに…！なんとその日は今年を締めくくる（←早っ）大イベントが入ってしまったのだぁ…。いや年末の大イベントがあるから2番目に大きなイベントかなま、仕方ない。楽しみは次回に取っておこう。ということで誰か行かない？板橋のお祭り

  2006年10月14日

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  会津旅行記～☆

  漸く完成。会津旅行記。書きたいことが多すぎて大苦戦したけど何とかできました。感想とかそういうのいただけると嬉しいですでもまた行っちゃう…かも。こちらからドウゾ母成峠のススキ

  2006年10月09日

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  江戸の妖怪絵巻

  江戸の妖怪絵巻土方さんたちが暮らした江戸時代後期、日本はその豊かな妖怪世界が形成された画期的な時代だった。古くから伝えられた妖怪や新しく生まれた妖怪が乱舞し、人々はある時は彼らを恐れ、ある時は遊ぶなどさまざまな関わり方をしてきたのだまた、印刷技術の向上も手伝ってその情報は全国にまたがりさまざまなグッズまで作られた。江戸時代の妖怪本を検証しつつ今と変わらない妖怪への興味も検証している。興味深い話は幾つもあったんだけど。これは文政6年(1823)築地細川邸に「一眼で長い鼻を持った異獣」が天から落下した。というもの。文政6年といえば勝海舟が生まれた年。そんな最近（？）にこんな話が…。と言う感想。他には「稲生物怪録」何が凄いって30日にも渡ってこれでもか！というくらいいろんな妖怪がとっかえひっかえ襲って来るのも凄いがそれに平然としてる主人公16歳広島藩士稲生平太郎。挙句の果ては襲ってくる妖怪の中でぐーすか寝ちゃう始末。とうとう妖怪の親玉がそのずぶとさにあきれ果て…いや、その勇気を称えもとの世界へ帰っていき騒動は終わる。というものそれが絵巻になっているのだこれが言い伝えや噂ではなく実体験だというからビックリ←まぢですかをい壬生にも「叢原火」という妖怪（？）がいたんだって土方さんも見たかな～湯本豪一　￥740　光文社新書

  2006年10月07日

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• 伊庭日記

  「御上洛御供之節旅中并在京在坂中萬事覚留帳」　秀頴所持つまり「征西日記」つまり伊庭版「るるぶ」元治元年1月14日～6月25日までの家茂公の御供で上洛した時の日記。読んでると何を食べて誰が来てどこへ行ってなに貰ったのかの一覧表を作りたくなる衝動に駆られます本当良く者を貰う人なのよ食べ物も鰻は何度も出てくるしカステラなんかも食べてる。虫歯でお仕事休んだくせに。すぐ出かける割には何度も迷子になって「難儀」してたり、お風呂へ行ったことまで書いてます。←しかも何度も出てくるそうかと思えば家茂公←→孝明天皇の書簡を写したり(←こういう事はやっぱり興味がないと書き写さないらしいのでそれなりに思うところはあったらしい)してるけど真面目な話はあまり出てこない。←全然かも。新選組の事ははっきりとは書かれてないけれど、6月2日御目付からのお達しで皆江戸へ帰ることになり6日朝出立し八軒屋(新選組の定宿だ！)で夜明け。伏見に泊まる。7日出立したけど道を間違えて大津で昼食。。←また迷子草津に着いたらまた道を間違え中仙道に出ちゃった←大の大人がなにやってんのそれから東海道の石部宿についたら川留め。8日も川留めで終日退屈。退屈だから「髪月代ヲ致ス」。八つ時ごろにわかにお達しがあり「京地さわがしきに付有志之面々早々差上り候様永井主水正殿岩田半太郎殿両印ニテ（略）」「油小路へ下宿いたし候」御沙汰書もそえてある。この「京地さわがしき」というのは池田屋事件のこと。残党がいるから引き返して手伝えって言われて駕籠を飛ばして京都へ戻り油小路に泊まった。と。でも何か探索手伝ったとか警備したとかの記述はなく駆けつけたご褒美を貰って14日再び出立。このあと講武所の人たちと別行動で心形刀流を藩の流派にしている亀山へ行っちゃうの。なかなか読み込めずところどころ曖昧なんだけどやっぱりオモシロイ土方さんたち試衛館チームと知り合いだったならここできっと交流があったはずなんだよね。飛んでる日記の中身が知りたい維新日乗纂輯　御上洛御供之節旅中并在京在坂中萬事覚留帳　日本史籍協会

  2006年10月02日

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• ディープインパクト！

  パリロンシャン競馬場で行われた競馬の最高峰「凱旋門賞」堂々の一番人気を背負って出走した日本のディープインパクト。鞍上は天才・武豊レースは悠々と進めて行ったかに思えたが、ゴール前で伸びず結果3着。優勝はレイルリンク。牡の3歳馬。どうやらこのレース、斤量の差で３歳馬有利と言われているらしい。流石の三冠馬も斤量3.5キロはキツかったのか結果としては残念だったけど、レース後の様子を見れば人間の喜怒哀楽もなんのその、悠々とした表情で足を痛めたり故障を抱えた風もない。それでいいじゃん今日まで散々盛り上がっていたし日本からのレース見物客も凄い数だったらしい。地元の新聞までにぎわせてレースを盛り上げた結果無事だったし、3着なら立派では？競馬の世界はシビアだし競馬のみならず勝負モノは優勝じゃなければ意味がない。とよく言われるけれど。それでも奮戦したディープ＆豊に心から拍手と「ご苦労様」と言いたいよねパリの優雅な競馬場は日本とは雰囲気も全然違うしなにより表彰台まで馬車で行くのだひゃ～さすが。豊は絵になるだろうケド池江調教師は…あの馬車に豊が乗る日を楽しみに(モチロン池江調教師もさ)これからも応援しようっと。解説に岡部さんが出てたのにはびっくりしたなぁ。引退してから全然消息を聞かなかったから、どっか外国で悠々自適な生活を送っているのかと思ってたよ。さすがだＮ○Ｋ

  2006年10月01日

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• 進撃隊

  会津藩士・小沼富蔵21歳進撃隊進撃隊：隊長小室金吾左衛門150名慶應4年8月23日、母成峠から十六橋を突破され城下に敵が攻めてきたとき会津諸隊は幾多ある国境方面へそれぞれ部隊を送っていたので城内の守りは手薄になっていた。そこで急遽城内にいた20～35歳の兵を招集して部隊を結成した。翌24日、天寧寺町で戦闘。敵を蹴散らかして凱旋。しかしこのとき富蔵は戦死。8月29日、籠城戦のなかでも最も激戦といわれた長命寺の戦いで隊長小室金吾左衛門以下ほとんどの幹部は戦死。その後は佐川官兵衛の部隊と合流して城外で戦った

  2006年09月26日

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  会津

  いままでの雨交じりの天気はなんだったのかと思うほどの秋晴れ。まったく絵に書いたような秋晴れ空の写真をずっと撮っていたいような秋晴れ浮かれ浮かれて会津へ。会津へ行くとなんでこんなに幸せなキモチになるのかしら？今回も収穫いっぱい胸いっぱい帰ってきたばかりだけど次回はいつかなぁ～なんて考えたり…。土津神社の亀趺座。でっでかいどのくらいでかいのかというと、顎のところにMYケータイを置いてみたんだけどわかるかなぁ

  2006年09月25日

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  会津若松図書館

  いやぁ、すごいすごいと思っていたけど凄いね。会津若松図書館。先日から捜し求めている「小沼良介直忠」会津図書館で調べてみましたすると…小沼富蔵　21歳六石二人扶持進撃隊：小室隊入江組八月二十四日天良介弟と発見（「戊辰殉難追悼録」by会津弔霊義会）おおっ弟がいたのか8月24日って篭城の時の戦いで戦死したってことね。「天」というのは天寧寺あたりの戦いのことらしい…。他にも一族らしい人たちを何人か発見。さらに戊辰年代の「若松城下概要図」、安政五年調・会津藩士人名辞典に家を発見。郭内ではないけれど御薬園のすぐ近く。←なんだか嬉しいさらに鶴ヶ城開城のち猪苗代に謹慎。東京に送られ次いで斗南へは夏ごろ海から渡った。その後、大正まで陸奥国東津軽郡奥内村住。戦闘要員は米沢藩士護衛の下猪苗代へ。信州松代藩真田家へお預けとなる(「会津斗南藩史」葛西富夫)というのも見つけたので戊辰戦争を闘った人なのだろうか？明治2年(1869)1月7日東京へ送られた。とあるけれどこの中に入っていたのかしらさらに戊辰戦争の前は何をしていたかがよくわからないが、どうやら芝新銭座中屋敷に御茶屋番として赴任していたらしい。(慶應年間会津藩士人名録)京都じゃなかったのか。残念だいやいやここまでわかったのって凄くない？で、これからどうすりゃいいの？

  2006年09月25日

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  土方歳三が歩いた道

  ～日野八坂神社～秋はお祭りが楽しいねぇ。日野八坂神社の宮だし。ここから御神輿が町へ出て行きます。御神輿が出た後、天然理心流の剣術をしばし見学して出発します。日野駅からバスに乗って高幡不動へ。～若宮神社～キレイになった高幡不動駅からすぐの若宮神社。こちらもお祭り真っ最中。御神輿の向こうに見えるのぼりは土方さんの書の先生、本田覚庵の手によるものです。高幡不動から京王線で聖蹟桜ヶ丘へ。～庚申塔～この庚申塔は江戸時代の中頃寛延4年(1751)に造立された石塔です。村へ悪疫や災難が入ってこないようにとの願いを込めて建てられました。道路新設の折現在地に移されたがもともとは旧一ノ宮一番地(現・一ノ宮1-28-9)に建てられていました。　　　(案内板より)表面はかなり傷んで剥がれてしまっていますがうっすらと神様が見えます。この庚申塔があった場所は日野の本陣から小野路へ向かう途中にあり、土方さんが眼にしたものに違いない。と思われる。～小野神社～庚申塔に近い小野神社。ここにも本田覚庵ののぼりがありますが、今日は生憎立てられていません。さてここから本番。野猿街道と川崎街道の交差点、一ノ宮から旧道(山道)を辿ると。え？たった一本道入っただけでこんなにひっそりと歴史がこぼれたようにひっそりと馬頭観音がありましたよ…。ここらでちょっと一休み～♪「アルティジャーノ・ジェラテリア」ここは日野で唯一酪農をしている「モグサファーム」が始めたイタリアンジェラードショップ。コクのあるでもしつこくないサッパリした風味は万人受けする味でした。むむ。おいしゅうございました～♪食べるのに夢中でお店の外観撮るの忘れました…。また行きたい！でもたどり着けるか…七生丘陵散策路(ただの山道では…？)を抜け百草園のまん前に出ました。～百草園～ここは梅の時期が良いんだよね～。あ、ここにもありましたよ昔は「真慈悲寺」と言うお寺だったという説のある百草山。ここはまだまだ神秘が隠れている模様。うずうずしちゃうね。つづく

  2006年09月19日

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  安政五年の大脱走

  小説。井伊直弼の恋から話は始まる。部屋住みのどん底時代にふと見かけた娘に恋をした若き日の鉄之助のちの井伊直弼。彦根藩主となり、何もかも思うままになった直弼が昔の想い人の娘を強引に手に入れようとするが、想い人の藩中が知恵を絞り、姫本人の強い意志の元難攻不落の地から大胆に脱走するお話。井伊直弼はなるべくして藩主になったわけではなく、藩主直中の十四男であったために、他藩に養子に行くしかなかったが貰い手が決まらず、部屋住みの貧乏暮らし。容保候とは大違い。でもこの二人実は仲良かったんだよね。直弼は容保候のコト可愛がってくれたそうだ。それが当時の藩主であった兄・直亮の急死によりたった一人残っていた直弼が藩主となったのだ。弘化3年(1846)直弼32歳の時である。なにかの折に「井伊直弼は自分の末路が例えわかっていたとしても、藩主になる道を選び桜田門で果てることを選んだであろう。何も出来ずに一生を終えるならば。」と言うのを読んでちょっと興味があったのでどんな人物か小説なら読みやすいかなぁと思ったら、直弼の話じゃなかったでもまぁ、ワクワクしたし、どうなるのぉ～っと電車を乗り過ごしそうになるくらい気を揉んだし、ラストはわかっていてもやっほぉだったので良いか。←直弼は良いとこなしなんだけど…。五十嵐貴久　￥1600　幻冬舎

  2006年09月19日

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  なんで～？

  「新選組書籍」でもちょっと触れた、照姫。容保候の義姉で会津戦争の時も共に籠城して負傷者の世話をしていたという、飯野藩保科家の姫君。開城後、戦争責任をとって自刃した萱野権兵衛さんはこの保科邸で切腹したのだその際容保候と共に親書を送り夢うつつ思ひも分す惜しむそよ　　　　　　　　　　　　　まことある名は世に残れともの歌をそえた話は有名。この方の墓所がわからない「恋形見」のお話の中で東京で亡くなって埋葬されたのに会津御霊廟に改葬された。とあったので何気なくそう思っていたがちがうらしい。会津観光協会に問い合わせて聞いたら「知らん。実家の方じゃん？」(←モチロンもっと丁寧なお返事よ）って言われた。え～？実家？飯野保科藩て現在地ドコ？千葉県富津市下飯野？ナニ？当時の藩主で照姫の実弟正益(まさあり)は青山墓地？？こりゃまたなんで？実家の方にお墓があるって本当かなぁだって東京で亡くなって正受院へ葬られたって…。その後改葬されて実家へ戻ったのかなぁ？照姫は歌人としても有名なのに頼みの綱のWikiにも載ってない…。←最近ハマッてるなんでかなぁ～？

  2006年09月16日

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  かみさまのおくりもの

  「人間が得た最大のギフトは知能じゃない。好奇心だ。好奇心、それ自体が目的となって、人間は冒険を続ける。好奇心が、理性も倫理も道徳も飲み込み、人間をそれまで見たこともない地平へと押しやる。」その対象がどんなことであれ、そのためには苦労も厭わない。たしかにそうだよな。仕事でも趣味でも遊びでも「好奇心」があるから生きている。ようなきがする。この「好奇心」のせいでジゴクも見るが、これのおかげで楽しい思いもたっぷりしてる。人生の中で今ほど好奇心に翻弄されてる時はないんじゃん？ってくらい翻弄されまくり、激動の人生に漕ぎ出してしまったなぁ。

  2006年09月12日

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