ホタテバーガー☆ミ

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  土方隊の軌跡☆

  *布施*大鳥さんの行程も気になるところですが、やっぱり一番の関心事は前軍、土方さんの行程でしょうということで布施弁天に宿陣した土方隊は水街道を目指してここから七里ヶ渡しを越えて行ったものと思われますここでなぜか2泊しているのですが、雨で川が増水したためとも言われています*七里ヶ渡し*ここから利根川を渡ったのだ大きなすずかけの木の根もとにぽつんと並んでいるのは水難事故の供養塔だそうです。ここへたどり着いたときはすごい強風と雨で傘は役に立たないし寒いしでゆっくり見る余裕がなかったので何か書いてあるんだけど分かりませんでしたでもここは土方隊が通った場所でその頃からこの供養塔はあったようなので、通り過ぎる集団を見つめていたことでしょう  *代官所跡*このあたりは流山の田中陣屋(新選組が取り込もうとしていたところ)のあった加村と同じ田中藩の飛地だったそうですその代官だった須藤力五郎は、佐幕派で脱走して西軍と戦い続けたそうな。でもって、後に藩によって暗殺されたそうな。またまた情報はHさんから。いつもありがとう！！ その代官所のあったところ。今は天満宮が建っていますがちょうど建て替えの真っ最中で昔の面影はありません。…が。また見つけちゃったよぅ*富士塚*船形の富士塚よりちっさいけどちゃんと「浅間大神」の碑が…！ここ船戸天満宮は地図で探すのも難しいくらいな回りには何にもない場所ですが、近くにある姫宮神社もなかなか風情がある神社です。富士塚が見たいなぁと思ってはいたがまさか一日に3つも見つけるとは！それだけ富士山信仰が庶民の間に浸透していたって事だよね。う～ん、富士塚めぐりを決行しそうな勢いで感激だぁ！代官所前の道ここを降りていくと川の方へ向かいますこんな感じで「千葉新選組関連あれこれツアー」←いま命名～♪お腹いっぱい。お代わりもしてデザートも頂いて…と言うくらい大満足でした

  2006年04月07日

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  「南柯紀行」を歩く

  このブログでもたびたび取り上げている話題沸騰の(当ブログ比)「南柯紀行」リベンジで歩いたように何気に南柯紀行の道筋を辿っている。じゃぁいっそそのまま大鳥さんの足跡を追ってみよう じゃないか。ということで。14日山崎村で昼食→船形村15日船形村→莚打の渡船場渡る→諸川このあたりを検証～船形村か船戸か微妙に意見の分かれるところなんですが、とりあえず船形説で行って見ました*山崎*当時の山崎宿は現在残っていません。そもそも山崎宿は通称「日光東往還」(16号線から東武野田線梅郷駅辺りで分かれる道、何道っていうの？)の最初の宿場で江戸時代には30数戸の家がありました。当時、本陣は特に決まってなくそのつど名主・問屋などの協議によって、本陣・脇本陣を決めたそうです。現在民家の前に、昭和初期に復元された常夜灯が歴史を伝えているらしい…。(Hさん、情報ありがとうございました！)常夜灯は確認できませんでしたが多分このあたりであろうと思われる所には大きなお屋敷があり、ここかも。と思わせてくれるには充分な風情がありました右側に写ってるのが大きな大きなお屋敷。←きっと本陣じゃん？(空想)まぁ、このあたりで無事に昼食をとったんでしょうここは靖共隊として後軍にいた原田左之助が永倉新八と分かれた所でもあります。それから桑名藩の記録に4月14日山崎駅(野田南東三キロ)に至り番兵を出して宿陣する(桑名藩戊辰戦記)と言う記述もあり、何隊かはここに宿陣したようです。ちなみにこの「桑名藩戊辰戦記」にでてくる町田老之丞(慶応4年時29歳)は立見鑑三郎の実兄。ここ山崎に来るとき流山へ寄って桑名藩の御用商人だった長岡屋(新選組がお世話になった)から軍資金千両を受け取っている。いやぁ、金持ちだなぁ長岡屋。*船形村*野田市船形。すごいお屋敷発見。しかも街道沿い。う～ん、きっと由緒正しい御家なんだろうな船形香取神社。ここは創建が仁寿年間(851～853)と伝わり現在の社殿は元和3年(1683)！！ 当時もここにこうしてどっしりと立っていたはず。参道と思われるところにぽつぽつ並ぶ石塔は古すぎて崩れそうです。おまけにこんなところにも富士塚が！！超ミニチュアですが確かに富士塚。碑には「浅間大神」の文字が。何気に感動的でした～直ぐ裏にはこちらも300年以上たっているというお寺がありました古くなりすぎて最近立て直したらしいですが、どちらも良く残ってるなぁ～*莚打*もう、ここはねなぁ～んにも目印がないの。…。 利根川を渡った向こう、茨城県に莚打ってあるんだけどそこからぽつんと忘れられちゃったようにあるところ「莚打の渡しを渡って」大鳥隊は諸川へ向かいます本来、関宿が本往来なんだけどこちらの渡しは住民専用のようで渡るのに苦労したと書いてます神社とかそういうおおっぴらの建物がなんにもないのでここが莚打？って言われると困るんだけど本当に莚打です 写真の右側に写ってる橋が「芽吹大橋」あ、これが莚打の証拠ですな 　

  2006年04月05日

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  板橋の桜

  板橋の駅前も桜が満開。あんまりキレイなんで撮ってみたけど腕が悪いのか上手く撮れなかった。せっかくの桜が残念。でもせっかくだから…。奥に土方さんと近藤さんの碑があるのが分かるでしょうか(苦笑)夜桜。のつもり。駅前は提灯がつってあって結構キレイですが、ここはひっそりしています。そして結構写真撮ってる人がいるんだな～

  2006年04月05日

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  伝通院

  文久3年(1863)2月。伝通院に浪士が集結する。今で言う3月末ごろ。気の早い桜は咲いていたかもしれないがまだまだつぼみの頃だったろう。そして、この場所ももっともっと広くて雰囲気も全然違って見えただろうけど。桜が咲くとなんだかじっとしていられない。そこが当時の面影があればなおさら。前に行ったときは夏真っ盛り。太陽の圧倒的な存在感に負けじと青葉を振り乱していたのに。*伝通院*いやぁ。満開。あまりにキレイで呆然としてしまう定番写真ですな門を入っての参道は桜で埋め尽くされている本堂が見えないほどの桜は圧巻だ～

  2006年04月05日

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  続流山始末記

  本陣から程近い浅間神社。浅間神社ということは富士塚がある前回は日も暮れた真っ暗な中を登ったので今度こそちゃんと登りたかった！*富士塚＊こうしてみるとあんまりたいしたことないように見えるけど、結構クルのよ 頂上から見るとこんな感じ。今でこそ敷地も狭く直ぐ隣には家が迫っているけれど、当時は新選組を包囲したとき西軍が陣を敷いたとかこの頂上に錦の御旗が翻ったとか伝わっているらしいです浅間神社というだけあって頂上には「富士浅間大神」の碑が。話しには聞いたことあったけど実際に見たのは初めてなの。富士塚。ちゃんと○合目とかあって本当に富士山に似せて作られてるんだって。ほかの富士塚も行って見たいなぁ 富士塚を後にして流山広小路へむかう。このあたりの加村は明治時代前後の土蔵造りの家屋や百数十年の歴史ある老舗が続く町並み。ちらほらとそれらしき建物も残り思いをはせるにはかなりよろしい です。当時支配だった田中藩本多家飛地領への年貢米や東北・北関東からの物資が集められなかなか繁栄した町だそうです。その田中藩陣屋があったのは現在の市立博物館のあるあたり一帯です。 山です。そして*羽口(ばくち)の渡し*向こうは埼玉ここ羽口の渡しは田中藩が統治した加村の公営の渡し場。この渡し場から上陸した西軍は速やかに進軍。そして、この突き当りで三方向に別れて進み新選組はあっという間に囲まれてしまったのだ*矢河原(やっから)の渡し*近藤さんが連れて行かれた渡し河原から埼玉方面を望む近藤さんがここを渡ったのは夜も遅くなってから。真っ暗な川を提灯の明かりが揺れながら遠ざかっていくのを土方さんはどんな思いで送ったのでしょうこのとき近藤さんに付き従ったのが野村利三郎　そうして土方さんは二度と会えないとは知らず、江戸へ引き返し勝海舟へ近藤さんの助命嘆願をお願いしに行くのです。江戸で戦をしない代わりにと書いてもらった(←あくまでも推測)助命嘆願書を板橋の西軍本営に届けたのは相馬主計。しかしそのときには近藤さんの正体がばれてしまって相馬、野村ともに捕らわれてしまいます。近藤さん亡き後、二人は旗本加藤平内へ預けられた後そこを脱して春日左衛門の陸軍隊と合流。さらに仙台(と思われる)で土方さんに合流し蝦夷へ渡る…。となっていくのだが、ここで出てくる「加藤平内」この人がまた謎。 この時期「加藤平内」は美濃黒野城下(岐阜県岐阜市黒野)に広大な屋敷を持つ人物。黒野藩4万石の藩主は加藤氏というから家老とかそういう人かしら？ちなみに野村利三郎は「美濃国旗本加藤平内領出身」とある。う～む。なんだかからくりがあるっぽい(←ただの想像だが)加藤平内はこの後、4月11日の江戸無血開城時脱走した多くの幕臣に混じって御料兵を率いて合流、大鳥隊に属して戦っています。ここにでてきた「加藤平内」は果たしてどんな身分でどんな役割を果たしたのか。 今後の宿題って事で…。あ～、また話がそれた… 桜もいいけど菜の花の群生もなかなか昔はそこかしこにあったのに今はなかなかお目にかかれなくなってしまった。それにしても今日は風が凄いです。分からないと思うけどということで流山始末記編はオシマイ。なんとなくわかったかしら？次回は「南柯紀行」を歩くお楽しみにね 　

  2006年04月04日

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  流山始末記

  流山慶応4年4月近藤さん以下新選組隊士はここ、流山に布陣。この「丹後の渡し」を通って建物の向こうに見える林は赤城山です　　　　　　　　　　　　　　　五兵衛新田から渡ってきたのだ総勢200名余。近藤勇は大久保大和守剛、土方さんは内藤隼人と名乗っていたのだ改名については色々説があるけど、直参になったので名前を貰ったんだと思ってます。ただ、土方さんは近藤さんと別れてからいつの間にか土方歳三に戻っているので気に入らなかったのかなぁと。(笑)確か、桑名藩士の記録には4月12日に国府台で軍議を開いたときに「内藤隼人」となってたはず。それがいつの間にやら「土方歳三」に戻りましたなさて、流山に布陣した新選組は*光明院*　　*赤城神社*光明院・赤城神社・流山寺(りゅうせんじ)などに分宿したんではないかな。と思われる。史実としては残ってないんだけど、この3つのお寺はとても近いので分宿するには好都合じゃないかなぁと。赤城山には馬頭観音が並んでいました。馬頭観音は珍しくないけど顔が付いてるのは珍しいよね。かわいいから記念に撮りました～道端に在った庚申様。この庚申様は江戸時代建立のもの。石塔には三猿が刻んであった。側面には「下総国葛飾郡流山村根郷」と「文化十五戊寅年」(←1818年)の文字が。肝心の本陣跡は今は駐車場。*秋元稲荷*　　その一角に秋元稲荷がありました説明によると「近藤勇・土方歳三が本陣とした時に戦勝祈願をしたと言い伝えられて」いるそうです。　これ↑みんな一本の木の花ですよ。流山には不思議な花がありますなぁ

  2006年04月03日

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• 皆さんへお願い

  このページを見てくれている皆さん。いつもありがとうございます日々、いろんな試みを密かに試しているのですがあまり進歩はありません。(笑)今回は頑張ってこんなページを作ってみました容保候の周りの人々との関係を図にしたのですが、ちゃんと表示されているでしょうか？一見、なんでもない図のように見えますが実は二日掛りで作成したワタクシ渾身の作品でございます。(技術低っ！)ちゃんと表示されていて人のつながりがわかったよ、または全然分からない。など見た感じを教えてくださいませ。今後の励みにいたします。

  2006年04月03日

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  容保候の子供達

  容保候は養父・容敬が嘉永5年(1852)に亡くなった後の安政3年(1856)容敬の娘敏姫と婚姻。容保候22歳、敏姫14歳。 しかし敏姫は病弱で文久元年(1861)19歳で亡くなってしまう二人の間に子供はなく養子縁組の話が持ち上がったのが元治元年(1864)。容保候30歳のとき。相手は慶喜の弟、余八麿。水戸斉昭の18男 この斉昭さん、スゴイ。正室は有栖川宮織仁親王の皇女登美宮吉子側室は7人以上いて子供は男子22人、女子15人の計37人。そのうち男子13人、女子7人が成長し水戸藩・会津藩をはじめほとんどがどこかの藩主、女子は仙台藩・盛岡藩などの大藩の室になってるし有栖川宮熾仁親王妃まで。ちなみに慶喜はこの正室吉子の息子。何だこの家有栖川宮家との婚姻が多いなぁ慶喜の兄慶篤(よしあつ)の正室も有栖川宮幟仁親王の娘だ。公武合体の先輩じゃん あちゃぁ。話がどんどんずれていくぅ～ところが慶応2年(1866)家茂公が急逝、慶喜が将軍に就いた。慶喜には子供がなかったので急に余八麿を将軍の嫡子にしたいと言い出し、容保候は弟の余九麿を養嫡子とした。慶喜のわがままに振り回されてる感じ…余八麿は後の昭武、余九麿が喜徳(のぶのり)で容保候のあとを継ぎ10代藩主となった。慶応4年2月、容保候が会津に帰ると容保候も実子を持つべく側室を置いた。田代佐久(慶応4年当時23歳)と川村名賀(同25歳)で、その年に懐妊した。鶴ヶ城開城のときはそのまま会津若松に滞在し名賀は御薬園で明治2年(1869)3月に美弥姫を、佐久は6月に大龍寺で慶三郎を産んだ。同年11月に会津松平家の家名再興が許され慶三郎は容大と名を改め斗南藩知事となった。って、1歳で藩主！ …気の毒と言うかなんと言うか…その後名賀は明治6年(1873)に女子(早世)、明治10年(1877)に恒雄を佐久は明治6年(1873)に健雄、明治8年(1875)に英夫、明治11年(1878)に保男(もりお)を産んだ。御霊廟にある墓誌を見ると明治8年3月3日に双子の男の子が早世してるんだよね。どちらの子供なのか分からないけど。墓誌には喜徳も載ってる。養子縁組を解いたとはいえ一番つらい時期をともに過ごした息子だし、容保候より先に逝っちゃったんだよね。37歳。容保候の想いが詰まってる感じです健雄、恒雄は分家して松平姓、英夫は山田伯爵家を相続、保男は容大に子供がいなかったことから容大の養子となり、松平家を継いだ。そして保男の長男・保定が松平家当主となり現在に至る。昭和2年(1927)宮中から松平家に秩父宮雍仁(やすひと)親王の妃として節子姫をと言う使者が訪れる節子姫は分家した容保候の息子恒雄の長女。秩父宮雍仁親王は大正天皇の第二皇子。この婚姻により「朝敵」の汚名を返上することが出来たと会津の人々は祝賀ムードいっぱいだったという当の節子姫はこの婚姻を知らされると涙が枯れるまで泣いて抵抗したが、結局「会津の復権の為」と言う言葉で覚悟を決めたと言うが、それが本当ならなんだかかわいそうな気も…なにが涙がかれるまで泣くほどイヤだったのかなぁ。ともあれこれで朝敵の汚名はすっかり晴れたのだな

  2006年03月31日

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  会津落城、その後の容保候

  ～会津藩降伏。開城。その後の容保候～慶応4年(1868)9月22日鶴ヶ城開城。北出丸の北(現・甲賀町通)での開城式後、容保候と喜徳(のぶのり)は直ちに滝沢村の妙国寺に謹慎。城内にいた藩士達は猪苗代に、城外にいた藩士達は塩川に謹慎。家族達は塩川より北方の村々に分散居住する事になった。明治元年(1868)10月19日容保父子会津を発ち江戸へ11月7日容保候・梶原・手代木・丸山・山田・馬島が因州因幡藩邸池田慶徳(よしのり)屋敷に、喜徳・萱野・内藤・倉沢・井深・浦川等は筑後久留米藩有馬慶頼(よしより)屋敷に永久お預けとなり幽閉される。明治2年3月会津御薬園で側室の名賀が美弥姫を出産容保候は自らの責任の処分を待っていたが会津藩の重臣達は容保父子の助命を働きかけ、家老萱野権兵衛がその責任を取って5月18日に飯野藩保科邸で切腹したことは前回書いた。明治2年(1869)6月側室・佐久は大龍寺で容大を出産明治2年10月24日容大、家名存続を許され華族に列せられる12月15日会津藩は旧南部領内に斗南藩と称し三万石で再建明治3年(1870)1月謹慎中の会津藩士が赦免される4月会津藩士が斗南へ移住9月2日容大、御薬園を出立し斗南へむかう後、田名部の円通寺に移る斗南藩邸として外桜田の狭山藩上屋敷を与えられる(現在の日比谷公園南の一角にあたる)明治4年(1871)3月24日容保候、喜徳ら謹慎蟄居を解かれ斗南藩預かりとなり斗南に向かう東京から汽船に乗り、函館に渡ってそこから佐井に到着し、大間・大畑を経て田名部へ向かう7月14日「廃藩置県の令」斗南藩は斗南県となる7月20日容保候、喜徳田名部に到着父子3人で暮らせると思ったのもつかの間、新政府から容保、喜徳には東京に戻るように通達が届いておりまた直ぐに東京に戻ることになった容保候はもしやこのとき初めて容大ｸﾝに逢ったのでは…。それにしても新政府、どこまでも容保候を苦しめるなぁ 8月25日容保・容大・喜徳等斗南田名部から野辺地・七戸・三本木・五戸を経て東京に移る。斗南藩は創立当時から財政難のため新政府の資金援助を受けていたが廃藩置県後はその援助を打ち切られ青森県との合併を進めた明治4年(1872)9月3日斗南県は青森県と合併され県庁は青森に置かれた。これで再建から僅か2年で斗南は消滅 してしまったのだ明治5年(1872)1月松平容保・喜徳の赦免下る。11月9日太陰歴を廃止し、太陽暦を採用。明治6年(1873)8月22日松平喜徳、実家の水戸に復帰し水戸藩の支藩である旧守山藩(福島県郡山市)の藩主・松平頼之(よりゆき)の養嫡子となる明治7年(1874)2月7日陸軍省の命により、鶴ヶ城の破却が告示される。明治9年(1876)3月28日廃刀令が出る10月喜徳、フランスに留学する11月容保候、従五位に叙せられる ようやく復権です明治11年(1878)喜徳、フランスから帰国明治13年(1880)2月日光東照宮の宮司となる戊辰戦争の最中日光が戦場になったとき会津藩は日光東照宮の御神体を会津に運んで守った大鳥さんが通ったときのことかしら？ 日光を戦火に巻き込まないと約束したけどあんまり信じてもらえなかったのかなぁこのときかつて容保候の家老だった重臣西郷頼母(保科近悳)が宮司を補佐する禰宜として赴任した西郷は会津戦争の最中会津を脱出して仙台を経て箱館に行きそこで降伏して謹慎していたらしい。逃げ…いや脱出して箱館にいたの？全然知らなかった。なにしてたのかしら？東京にいた容保候に代わり西郷は日光で執務をしていたらしい。3月上野東照宮宮司を兼務。保晃会会長を務める6月会津藩の祖・保科正之を祭る土津神社の宮司を兼務容保候は宮司を拝命しても東京にいることがほとんどで日光東照宮、土津神社ともいずれも現地に行くことはまれだったが日光で詠んだ歌も残されている中宮祠にてよめる　容保紅葉するあきのけしきはいかならむさらてもあかぬ幸のみづうみ明治16年(1883)会津に住む明治17年(1884)日光東照宮宮司を辞任する明治20年(1887)再び日光東照宮宮司を務める二荒山神社の宮司を兼務従三位を賜る明治21年(1888)磐梯山噴火で被災したときには猪苗代に被災見舞いに訪れる栃木県皇典講究所監督を命じられる明治24年(1891)松平喜徳没。37歳明治26年(1893)9月病のためそれぞれの職を辞任容保候は維新後宮司を務めるかたわら戊辰戦争で亡くなった人たちの慰霊をことあるたびに行った地元会津ではもちろん、新潟・白河など激戦で多くの人たちが亡くなった地に建立された慰霊碑の扁額に揮毫している。容保候にとって戊辰戦後の余生は慰霊のために生きたといっても過言ではない容保候は近藤さんや土方さんのことも忘れないでいてくれたんだよね…ある年の招魂祭に容保候が出席した時のこと例年直会(神祭終了後、神饌(しんせん)や神酒のおろし物を参加者が分かち飲食する行事)に出しているお膳では失礼になると容保候のお膳は特別なものを用意した。いざ直会になっても容保候はお膳に箸を付けられない。町野主水がすすめると容保候は私のお膳はみんなと同じものかと尋ねられた違いますと答えるとみんなと同じものを持ってきてくれという。そして私はこの慰霊祭に参列するのは美食佳肴を食べたいからではなく、参列した人々と旧を語り古を偲びそして亡霊を弔うことにある。したがって参会した人たちと同じものを出してほしいと言われたので、その通りにすると今度はお膳に箸を付けられた(旧会津藩士広沢安任が「会津会会報」に寄せた文の慰霊祭における容保候のエピソード)ううう～。 容保候の気持ちがよく現れているお話しだよねそういう人だったんだよぅ病の床に伏した容保候の病状は朝廷にも聞こえ、孝明天皇の皇后であった英照皇太后が侍医頭・橋本綱常を遣わして容保候の見舞いと牛乳を賜った。容保候は牛乳の香りを嫌っていたと知って橋本は牛乳にコーヒーを加えて持っていったという(コーヒー牛乳のハシリ？)容保候はありがたく飲んだという12月4日正三位に叙せられる12月5日自邸にて没。59歳12月9日神式で葬儀。東京府正受院(現・新宿区新宿)に葬られた「忠誠霊神」大正6年(1917)6月9日会津若松の院内廟所に移葬される昭和17年(1942)9月26日藩祖・保科正之を祀る土津神社に合祀される…。簡単にその後の生涯を紹介してみましたが、出来事の一つ一つが容保候にどんな感慨を抱かせたかを想うとなんだか迂闊にコメントが出来ません。残りの生涯を慰霊の為に尽くした容保候だけど、戦争を全然知らないはずの容大クンもあちらこちらに慰霊に尽くしています。斗南・会津・東京・函館など各地に散ってしまった藩士達にとって容大ｸﾝはやっぱり会津藩主なのだろうけどご本人にとってはどんな気持ちだったのかな。(たぶん)続く＊保晃会明治維新によって幕府の保護を離れた東照宮・二荒山神社・その他の諸堂宇および名勝を保存する目的で明治8年から設立に着手し明治12年11月28日、認められた団体。資金や会員は全国から募集し、明治15年の記録では会員は4976名となっている。容保候は初代会長。明治26年12月に亡くなるまで会長を務めたが二代会長は容保候の実弟・旧桑名藩主松平定敬がなり、明治31年定敬が辞任すると旧幕臣榎本武揚がなった。(松平容保の生涯参照)

  2006年03月30日

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  リベンジ１＠小金

  さくさく(きっと)馬に乗って通ったであろう道を横目に電車で来ました。ここ小金は4月12日、土方さん率いる前軍が宿泊したところです。旧水戸街道沿いには歴史のある旧家がところどころ残っていますなかにはあめの製造販売業者だった永妻家というのがありまして、ここのご先祖様は今日庵元夢の弟子で小林一茶とは同門だったそうです。その縁かここに一茶が宿泊したと言われていて秤目に　かけるや年の　梅椿という句が残っています。言うまでもなく小林一茶は宝暦13年(1763)～文政10年(1827)の俳諧師。この方は5月5日生まれ。土方さんと一緒だ。誕生日が一緒でも俳句の才能は天と…ごほんごほん(以下自粛) あとは明治天皇が休憩した京屋とかありました当時からある旅籠玉屋は前回も行ったけど改めてみるとやっぱり敷地の広さにため息が出ますね本陣も今は碑が一本立っているだけだけどやっぱり敷地を見ると写真に納まりきらないくらい広い。いやいや…建物が残ってたらなぁ。東漸寺大鳥隊が4月13日松戸宿を発ちお昼ご飯を食べたところ土方さんは素通りでしょうが、まぁチラ見はしたかな…。折りしも見事な桜が出迎えてくれました手前に赤く見えるのは梅です 近くに行くと蜂がぶんぶんしてて結構怖いんだけど、でもキレイだからまぁいいか(←いや、あぶないだろ；)　見事な松の緑と咲いたばかりの桜の淡桜色。青空に映えますなぁここで桜を堪能し一休み。すっかり和んじゃってるけれど、当時の大鳥さんはお昼食べてるとき薩摩藩兵が2～300人来たってガセネタで大慌てしてました。でも当日は天気快晴。田畝の間を通行して大いに心目をたのし(?)めり。とあるから天気はきっとこんな感じ。田畝はもうないけど。突き当りに見えるところを右に行くと宇都宮、左に行くと…流山。当時のものかどうかわからないけど案内が建ってた。今回はここまでです。方向音痴で地図の読めない私には場所を上手く説明できませんが、こちらでちゃんとした地図と説明が見られます。←お世話になりっぱなし(^-^;140年近くの時間を越えて同じ道同じ場所同じものを。多少ずれていても。 　　

  2006年03月27日

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  リベンジ１＠松戸編

  さてさて土方さんが(たぶん)通った道をバスで通りながら松戸へ向かいます。松戸宿 江戸時代後期に幕府によってまとめられた「水戸佐倉街道宿村大概帳」によると、松戸宿の「傍示杭(境杭)は宿の前後境にあり、立替は支配代官が取り扱う」とあります。「宿の前後境」とは北側が根本村境、南側が江戸川を隔てて対岸金町松戸関所に相対する下横町渡船場のことで、水戸街道中松戸宿の出入り口をさしています。これを同じ頃幕府が作った「分間延絵図」(重文)にみると、確かに宿の出入り口に高札と並んで「御料(領)傍示杭」の文字と絵が描かれています。この「御料傍示杭」にどのような文字が書かれていたのかはわかりませんが、街道の通行人に土地の支配関係を知らせる必要から、僅かに口承にも残っていたように「是より御料松戸宿」などど書かれていたものと推定されます。特に、ここ下横町渡船場は、江戸川を船で渡って水戸道中松戸宿に入ってくる宿の玄関口でもあったのです。(案内板より)本来は木製で道を挟んだ反対側(南側)で、現在堤防から河川敷になっている付近に建てられていたらしいが、側面に「左　江戸道」とか「右　水戸道」とか書いてあります。川の景色はつまらないな。何処も同じみたいで（爆）向こう側は葛飾区金町方面。少し行くと問屋場・脇本陣跡。直ぐ近くに本陣。本陣・脇本陣跡本陣とは、江戸時代の宿場に設置された宿泊・休憩施設で街道を通行する幕府役人、大名、公家、旗本などが利用した。門、玄関、書院を設けることが本陣の特権で、一般の旅籠には許されていない。水戸道中松戸宿の本陣は江戸前期は吉岡隼人家、江戸中期以降は伊藤惣蔵家が代々勤め、水戸徳川家をはじめ、水戸道中を参勤交代で往来した常陸相馬藩など、十数家の大名が宿泊や休憩で利用した。明治維新後に宿駅制度が廃止され、本陣も廃止となった。平成16年(2004)に解体された旧本陣の建物は、慶応3年(1867)2月7日、本陣の出火で焼失、その直後に再建された建物と推定される。(松戸市教育委員会案内板)う～む。案内板はあるものの全然実感がわかりません。ここには慶応4年4月12日大鳥さんが泊まったはず。その前日の11日には慶喜が泊まったらしいです。右の茶色の建物が本陣跡に建つ建物。車の奥の建物が現在郵便局の脇本陣があったところ。もっと左に行くと水戸街道になります。土方さんたちが通った頃はどうだったんだろう？立て直しされてたのかしら？昔は本陣くらいなら立て直すといってもかなり時間がかかったんじゃないのかな？泊まりはしなかったけど休憩とか…。しないか…でも必ず通ったということで。あれ？じゃあ慶喜とニアミス？でも誰もそんなこと書いてないなぁ。松戸神社ここは当時御嶽社と言ってました。ここもちゃんと絵図に載ってる。街道沿いには古い建物もちらほら残ってます千葉周作の父の墓もありましたここからさらに北上。小金を目指します～。　 　

  2006年03月26日

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  リベンジ1＠市川編

  それはHさんの一言で始まった「旧幕軍が総寧寺に集まった＆大林院で軍議したって何処に載ってる？」え～？それは定説でしょ？ほらほらここに…って何処にも載ってない！（￣□￣；）！！頼りにならない頼りの「南柯紀行」にも「四月十一日(略)鴻の台へ出発の令を伝えり…」「…駅畔なる小寺院に至り兵隊へ昼食の令を伝え置きて寺内に入り見れば、各々団欒して軍議を為せり、…」としかない。むむむ。あわてて探すがはっきりと「総寧寺」「大林院」と書いてあるのが見つからないその後Yさんまで巻き込んで考察することしばし。で、出た結論が「総寧寺」じゃなくて「弘法寺の大林房」じゃないか…そこへ到達した過程は内緒だけど確かに位置的にはこっちの方がしっくり来る。ってコトで行きましょ♪行きましょ♪って事に相成候。ついでに前回いけなかったところとか面白そうなところ回りましょ～。久しぶりにいいお天気の中、市川へと旅立ったのでした～♪前回北西編として訪れた市川～松戸。弘法寺(ぐほうじ)え～っ！これで「ぐほうじ」って読むの？「こうぼうじ」って読んだのは私だけじゃないはずだ… 市川の駅前通りに参道の入り口があるけれど、それらしきものは全然見えず。それもそのはず、この弘法寺めちゃくちゃ広い…っーか山。 今はずいぶん縮小されてしまったが昔の「水戸佐倉道分間延絵図」なる絵図でみるとかなりでかい。しかも「房」がいくつかあってここなら兵を収容するのに都合よさそう。絵図にもちゃんと「大林房」と載っていてここじゃないかとアタリをつけたわけですよ←Hさん、ありがとう そしてここが「大林房」跡であろう。昔の面影はかけらも なっしんぐ～！でも手前の柵は当時からある手児奈霊神堂。ここはその昔、この真間の里に手児奈というそれは美しい娘がいて、その美貌なるが故に彼女をめぐって男達が互いに争い傷つけあってしまいます。心優しい手児奈はそれを厭い、ついに真間の入り江に身を投げてしまいました。 その手児奈の心情を里の人たちが憐れみ、祠を作って手厚く葬り手児奈の話を語り継いだのです。万葉歌人・山部赤人がこの地を訪ね「われも見つ人にも告げむ葛飾の、真間の手児奈が奥津城処(おくつきどころ)」と歌ったことから手児奈の物語は広く人の知るところとなりました。この薄命の手児奈を「良縁成就」「孝子受胎」「無事安産」「健児育成」の女神として祀ったのは真間山第七世日与上人で文亀元年(1501)9月9日、上人の夢枕に霊神からのお告げがあり感受されたことから爾来産み、育て、生きる素晴らしさに歓喜する女神として多くの信仰を集めています。(日蓮宗本山真間山弘法寺案内より)当時から残る池。まぁ江戸を脱走してきてほとんど初対面の人たちと軍議をして、あわただしく宇都宮へ向けて発ったであろう土方さんがのんびりここへ来たとは思わないけれど、きっと目にして(←ここ重要point！)通り過ぎたよね。ということで…。さすが山だけあって入り口はこんなです。ひたすら登りますぅ途中で見つけた面白いもの「涙石」江戸時代、作事奉行であった鈴木長頼は、日光東照宮の造営のために使う石材を伊豆から海を越え江戸川を通って運ぶ途中、市川の根本付近に差し掛かったとき、どうしたことか船が全く動かなくなってしまいました。そこで長頼は近くの弘法寺に仏縁あり、と思い、石を国府台のふもとに降ろし、ここの石段に使用してしまったのですそのため幕府から責任を問われ、涙ながらにその石段で割腹して果てました。それからと言うもの石段の一つはいつも濡れており、これはこの時に涙した長頼の血と涙であると言い伝えられています。(同)うわぁ～。本当にここだけ濡れてるよぅ勝手に使っちゃったのは悪いけどなにも金儲けしたわけでもないのにねぇ。厳しすぎますゼ、副長！(←チガウ) ようやく山門に到着。そしてそこをくぐると… それは見事なしだれ桜。今日満開ですよもうこれだけで今日来られてよかったぁ～って気分。しだれ桜はすごいね花が降ってくるみたいだ。空は青空。風はまだまだ冷たいけれど、心沸き立つ思いです。市内一望。昔は当然もっと見晴らしがよかっただろうけど、今はこんな感じ。手児奈霊神堂が見えます。右にちょっと写ってるマンションが「大林房」の場所。山を降りて土方さんたちと同じルート、松戸へ向かう左へ行くと市川方面、右へ行くと松戸方面。←あってる？きっとこの道を通ったよね。と思い込みつつバス停へ。流石に歩いては行きませんよ、現代人ですから。土方さんだってきっと馬だよね。なんたって「参謀」 だもんね～そうそう、ここは小岩市川の関所跡も建てられています。きっとみんなここを渡って江戸を出てきたんだろうな本当の関所は対岸の小岩にあったらしい。じゃぁ今の小岩には何にもないのかしら…。 ここで川を渡ってまっすぐ行くと「大林院」跡といわれているところに出る。直ぐに左にずっと行くと「総寧寺」「総寧寺」に行く途中に「大林院」のほうに曲がると「大林房」跡

  2006年03月26日

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  見た?

  電車乗ってふと気付いたへ？って思って見て、内容を理解して噴出しそうになった見た？ ん～わかりずらいかなぁマスクして「ごほっ。」って言ってる沖田さん(らしき人が)「結核は過去の病気じゃないんですよ、土方さん」って言ってるの新選組の知名度が大河効果で上がったとはいえ、果たしてこれを見てわかる人がどの位いるのか…！←いっそ山本土方＆藤原沖田でやったらどう？すんごい効果があると思うけど…。そういえば去年、京都で見つけたこれ↓もびっくらしたけど「沖田総司は、屈強な青年だった」っていうの西も東も考えることはみな同じなんだ…しかし！こんな使われ方ばっかりじゃ救われないなぁ ところで3月24日は「世界結核デー」だそうですよ。

  2006年03月25日

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  らららん♪な日々

  前回アロハセンセのところへ行ったときノリでうつ伏せでオイルマッサージが出来た今まではうつ伏せも仰向けにもなれず、えびのように丸っこくなってじっと眠るだけだったのでこれはすごいことですよ！涙にじまず治療が出来たのはもしや初めてでは…ってくらい快調だったう～む。すごいぞ。イタミドメの効きも良く、一粒飲めば一日OK。の状態で気持ちもららら♪そして気付けばそれからもう4日も経っているではないか！痛かったときにはあんなに切望していた痛みのない日常手に入れちゃうとこんなにも無頓着なのかと我ながらあきれちゃう全く痛くないわけじゃないけどあの痛みに比べればこんなのけけけっ なもんさこうしてちょっとづつもとの状態に戻れればいいなぁ気候もよくなってお散歩には最適な季節ようやっと長いトンネルを抜けられそうですご心配いただいた方々、励ましてくれた方々、本当にありがとう皆様からの暖かい励ましは本当に嬉しかったし心強かったですここで完治と言うわけでは決してないので心してこれからも用心しつつ治療に専念しますだからさくさく遊びましょう。(→骨折している方は一日も早い回復をお祈りしています）おっとその前に稼がなきゃ。なんてったって治療費でみ～んな使っちゃったんだもん

  2006年03月24日

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• 中島三郎助文書

  中島三郎助文書ようやっと、結構さらっと読み流した感もあるけど読みましたよ、中島三郎助文書。これ一冊読めば中島さんのことはほぼわかるというスグレモノ。立派な装丁のこの本の何がスゴイって箱館の日記が本人の自書で写真で載ってるぅ～昔の日記ってあんまり感情を出さなかったりたんたんと書かれているけれど手紙は結構感情が見えてリアル。明治元年十一月二十六日の三郎助からすず(←奥様よ)に宛てた手紙前の月に鷲の木に上陸して箱館を平定したよ。恒太郎(長男)は蟠龍丸(軍艦)に載ってます。みんな元気でやってるから安心しておくれ。当分我らは箱館にいるよ。そっちはどうしてるか心配してるよ。我々も来春早々には帰国していろいろ話したいよ。こっちは寒いけど持病(喘息かな？)も起こらないから安心してくれ…って手紙。どんな気持ちでこれを書いたのかもう戻るつもりなんてなかったろうに…それとも箱館を制覇して希望があったんだろうか？いやいや、もう既に開陽丸もなくそんなに浮かれていたはずはないからやっぱり安心させるために書いたんだろうなぁこのとき後に中島家を継ぐ与曾八はまだ2歳。さぞかし心残して来たんだろうなそして日記は5月10日で終わる「明日十一日、賊軍海陸ニテ襲来、函館へ迫り候由、外国人より通達有之候ニ付、元一同覚悟之儀ニ者候へとも、猶守衛心を用ひ候様、奉行衆より之沙汰、鈴木始三郎ヨリ申来候。」この日記を託して5月16日、三郎助、恒太郎、英次郎戦死。いかんいかん。直ぐ箱館へ行っちゃうからなぁもちろん他にも軍艦建造のこととかいっぱいありますよ中島さんのことを知りたい方は絶対お勧め。ただしいいお値段。私家　中島義生

  2006年03月23日

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  主役は右近！！

  當世流小栗判官＠国立劇場前回の続きがやっぱり気になって行って来ましたよ第二部編。どうしても見たかったのは春猿丈実は前回の昼の部は口上だけで出がなかったのダやっぱみたいよね～キレイだしね～右近演じる小栗様にヒトメボレしちゃうんだけど、その所作がねぇ～もう口を開いちゃうほどかわいらしくて見ほれちゃうのダそのかわいらしさが引き立てば引き立つ程、のちの悲劇が切ないの。わがままいっぱいに育ってしまって欲しいものが手に入らないことなんて何もなかったお嬢様が初めて手に入らないものにいらだち、執着する様が「や～れやれ、御嬢ちゃんだなぁ」的なほほえましいものから諦めさせるため旧主の娘と言うことで忠節を貫こうとする笑三郎演じる母の気丈さがあだとなって悲劇へと向かう様は圧巻。そしてかわいい御嬢ちゃんから一転して怨念の災いとなってしまったお駒春猿丈の恐ろしさ。こんな寒い時期に見るもんじゃないじゃんってくらいぞっとした。本当にその怨念にはびっくらするほどの狂気を感じてしまったそしてお駒の怨念で歩けなくなった小栗を助けてくれるのが段治郎演じる上人様段治郎は何をやらしても格好いいねたとえ坊主になってても(クスッ)やっぱり見栄えがイイああ私の病も段ﾁｬﾝ治してくれないかなぁ段ﾁｬﾝだったらアロハセンセより治療効果も絶大だと思うんだけど…。そして最大のクライマックス、照手姫の笑也と天馬に乗って駆けてゆく～。また照手姫の凛々しいこと春猿丈とはまた違った凛々しいかわいらしさと言うのかしら、さすがお姫様って感じよね～そして大団円での吹雪の乱舞最初から最後まで気を抜けずに一気に見入ってしまった舞台でした相変わらず浄瑠璃は何を言ってるのか分かりませんがセリフは何とかダンボ耳で聞き取れましたこの演目は知らなかったけど終わってみたらあだ討ちあり怨念ありロマンチあり立ち回りありのてんこ盛り。素人にも分かりやすいしやっぱり見に行ってよかったなぁ～ って、肝心の右近ｸﾝの小栗判官の格好良さ、書いてないじゃん！！

  2006年03月22日

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  町田・八王子南史跡めぐり

  実は密かに楽しみにしていた「町田・八王子南史跡めぐり」ツアー。ここのところ雨に祟られテンションが下がり気味だったが、今回はようやく天気も持ち直しさぁ出発ぅ～高幡不動 に集合して今回はバスツアーなのだ。【保井寺】…ほいでら。斎藤一諾斎墓所。秀全。 斎藤一諾斎は文化10年(1813)年生れ。もちろん新選組では最年長。その経歴も変わっている。江戸で幕臣だった父、鈴木半次郎の元から6歳のとき浅草今戸の住職に養子に出され、斎藤となる。安政4年(1857)甲州(現・大月市賑岡町強瀬(こわせ))の曹洞宗補陀落山全福寺の住職となる。安政4年といえば土方さんは近藤さんと出会った頃かな。近藤さんが佐藤彦五郎さんの家に頻繁に着始めた頃。慶応3年(1867)秋の隊士募集で入隊したらしい。甲陽鎮撫隊で敗れた後会津へ転戦、仙台で降伏しているがこれは土方さんが蝦夷へ渡るとき言い含めて江戸へ帰したという。このとき土方さんが餞別として30両を渡したことを謹慎後佐藤家を訪ね話している。その後八王子の大塚村で生蘭学校を創立し、自ら教鞭をとる。その大塚村の清鏡寺に一諾斎の碑がある。明治7年(1874)没。入隊前も謹慎後も全く戦さとは違う人生を歩んだ人なのね。ある意味新選組とは一番遠い印象を受けますななにより54歳で入隊って入るほうも入るほうだが入れるほうもどうなのよ？よっぽど欲しい腕を持っていたとか…？【絹の道資料館】…鑓水の豪商で名主の八木右衛門の屋敷跡で石垣は当時のものを復元している。江戸時代から始まった養蚕は安政6年(1859)の開国で輸出の花形となり鑓水の商人は横浜開港で活躍、絹の道として明治まで繁栄した。ここに関してはいろいろ面白い話しがあるので後日改めてUP予定！【大法寺】…横倉甚五郎墓所。 【清水寺】…せいすいじ。なんか写真で見るとすんげー山の中のお寺って感じ。いや実際そうなんだけどさここには文化財に指定されている観音堂・鐘楼・水屋などがあり近藤三助の碑がある「近藤先生碑」とだけしか書いてなく裏に碑文があるんだけど風化してしまって上手く読めない。そして台座にはこれを建てた人たちの名前。その中に　「島崎周平」の文字が。これでこの碑の人物が「近藤三助」ということがわかるのだ。ここの建物にはこれでもかって言うほど葵の御紋がついている水屋の屋根にまで…。ここは青木易直の勧進で建立。地頭建部家の相原325石の管理補佐を青木家がしていたので易直の頃、名字帯刀が許されていたためらしい。ところでこの観音堂、とにかく彫刻がすごい。雨ざらしになっているのがもったいないほどだ。よく見ると水屋の屋根も亀や鶴、水がめから水があふれている様子やら天井にまでなにやら絵が書いてあったようなのだ。凝ってるなぁ。こんな田舎(失礼！)に…。【天然理心流】…目録・免許個人所有の貴重なもの。近藤三助のものは文化9年(1812)の記載。これはかなり貴重なものだそうだ。いやぁ～眼福でござったぁ【青木家住宅】…市指定重要文化財・市指定史跡母屋は萱葺、そして建立は文久2年！文久2年建立って聞いただけで胸がいっぱいになるぅ～こういうのが残ってるだけで感動しちゃう。【萩原糺家】…天然理心流門人。文久元年六所宮境内で行われた近藤さんの四代目襲名披露野試合のとき赤軍の大将として出陣した。その萩原家。らしい…。なにしろ家がでかくて全体を撮ったらこんなことに…。手前は桑畑。このあたりは養蚕が盛んでこのお家も蚕部屋があったでしょう。【小島資料館】…新選組関係の資料館の王道。とにかく資料が豊富です土方さんが橋本さんに贈ったお祝いの漢詩とか、超有名なラブレター付きの手紙とか近藤さん、沖田さんの手紙、山南さんの血塗れ刀の手紙とか本当にすごいものばかり。館長さん自らのご案内と説明も聞けてうひうひでした。真冬の間は閉館してるし開館も月2回だし、午後だけだし、バスの便は良くないしでなかなか行けないのだけれどここで一日過ごすのもいいなぁ今日はここまで。きっとまた近いうちに第2部があるでしょう(希望)解散した後、またまた数人で話し込む。これがまた楽しいのさ。しっかしぎゅっぎゅっと中身の濃い充実した一日だったなぁ(説明は日野宿本陣文書検討会の資料を参考にさせていただきました…)

  2006年03月21日

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  驚きコネタ

  一ヶ月近くも待たされて取り寄せた「三重幕末維新戦記」「中島三郎助文書」2週間しか期限がないので一生懸命読んでるんだけど、ツッコミどころが満載で進まない～「三重～」は桑名藩と藤堂藩のことなんだけど、桑名藩はともかく藤堂藩のことは別に知りたくなかったけど一緒になってるから読んでみたよ。まださらっと読みなので誤解もあるかもしれないけど、藤堂藩の裏切りは滝川播磨守具拳のせいだった！らしい…滝川播磨守といえば幕府の大目付で禁門の変のとき火災が迫った六角獄舎で収容されていた政治犯、数十人を処刑してしまった人。処刑された人々の中には古高俊太郎ら池田屋チーム、平野国臣ら生野の変チーム、天誅組チームなどがいた。これを聞いた京都守護職松平容保候は激怒し、滝川を叱り付けたといわれている。さらに、滝川は慶応4年1月3日の鳥羽伏見の開戦時、討薩表の上奏文の使者として淀城から鳥羽街道を進み薩摩・長州とぶつかる。5日には長州からと幕府からそれぞれ藤堂藩に応援を要請、この時の使者も滝川播磨守で常に幕府の先鋒として武勇を誇ってきた藤堂藩の兵力を当てにしての応援要請だったここで幕府としては手痛い裏切りに会うわけだが藤堂藩は幕府の命により天誅組の討伐をしたところ。その軍事力はそうとうなもので伊賀忍者（！）の情報収集能力にも優れ親藩ではないもののかなりな幕府よりだったしかし、この頃の藤堂藩は勤皇派が増え、立場的には中立だった。当然天誅組にも同情的で討伐はしたものの、捕縛した志士達の扱いは温情的で減刑の嘆願書を提出したほどだった。しかし幕府としてはそんなことを取り上げるはずもなく極刑にしている。(33名処刑)それを引き渡したのがまたまたこの人、滝川播磨守。つまり藤堂藩にとっては天誅組へ温情的な扱いを依頼したにも拘らず無視して極刑にした相手。それが理由で寝返ったって言うのは言いすぎだろうケド、要因の一つではあったかな。驚いたのはそれだけじゃない。この滝川播磨守具拳、最後は慶喜とともに駿府へ移住したらしいのだが、この人の息子がなんと伝習隊の滝川充太郎だというのだ。いやぁ、ビックリしたなぁ。世の中狭いねところでこの本、書いてある内容が変わってきたりする（爆）どうやら新撰組はお嫌いらしいのに、しかたなくそれなりに書いたよ。のような感じが随所に見られる。…気がするなぁ。とにかく急いで読まないと「中島三郎助文書」にたどり着けないよぅ～

  2006年03月18日

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  やけど　(ﾟOﾟ;)

  かわいい白虎がやけどしてきた成長期の白虎は最近膝が痛いといって近くの接骨院に電気治療に通っていたのだが診療時間を過ぎて行って無理に見てもらったらしくすっかり明日の準備モードになっていた接骨院の高く設定した電気でやけどを負ったのだ当日は白っぽくなっただけだったが見る見るうちに水ぶくれになりあわれ膝の下に5センチくらいの大きな水泡が…これって、これって「医療事故」 とりあえず「冷静に」接骨院へ行き話しを聞く。先生のほうも「全面的にこちらのミスだから治療費は持つ」と言うので「当たり前じゃん」とおもいつつとりあえずそれだけは約束してもらい帰る翌日、皮膚科へ連れて行き水を抜いてもらう我慢強く黙って治療を受けているけどかなり痛かったらしい普段は小憎らしいけど、弱ると急にイトシク見える(笑)「今日はおとなしくクラブもしないで帰るのよ」と諭す口調も気持ちやさしいやれやれお風呂入るのもしばらく大変だなぁでも一生懸命看病してやろうなんたって強がってるけどあれは痛いよなぁ落ち込んじゃってるかもな今日は好きなおかずでも作ってやろうかなちょっと優しい気持ちで帰宅したのに。のに。。。いつもと同じすっかり元気痛いけどへーきらしいいやいや、若いってすばらしい自分だったらもう寝込んでるね第一気持ちがしおしおのぱーだよしかし、自分のことより痛い気持ち。治療費に加えワタシのセイシンテキクツウに 慰謝料頂戴

  2006年03月16日

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  ほわいとでぃ☆ミ

  「バレンタインデーまでには治してやる」発言から早一ヶ月。ここ一週間くらいようやく調子がイイ♪遅いよっでもまぁ日中は痛いのがあまり気にならなくなったし、何よりヤル気が(ちょっぴりだが；)出てきたので毎日が楽しい♪今にして思えばやっぱり軽いうつ病だったのかもね～ただし、バンバイザイって訳じゃなく、やっぱり寝返りは打てないし、最近じゃ夜中に痛くて目が覚める始末。これは一体どういうことじゃいとまたまたアロハセンセに訴える。「う～ん。○○年この仕事しててこういう経過を辿るのは初めてだなぁ。なんでかわからん。でも絶対良くなってるからGWには治療終了になるかもなぁ～。」おぉっ！本当ですかい☆ミ☆ミ 今度こそ本当に痛くなくなるんでしょうねぇ。「じゃ、今日はちょっと違うとこ鍼撃ってみるから」うぐぅ。そう来たか…ま、仕方ない…ってどこ撃ってんですかぁセンセがトントンって撃ったのは鼻の下ぎゃぁ～、鍼が鍼が鍼が鼻の下にぃ～「な、へーきだろ。ちょっとそのままね。あ、そうそうこの前のお返し。」あ、ホワイトディだもんねって、チガーウベットに横になってハナの下に鍼撃たれた状態で貰ってもねぇいつにもまして情けないわが姿…。ああ。

  2006年03月14日

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• 榎本さんからのお手紙

  安政2年(1855)長崎海軍伝習所で中島さんと榎本さんは出会いました。勝海舟も。勉強熱心な二人はそれなりに仲が良かったものと思われ、伝習所から戻っても何気にお付き合いは続いていたらしい。ちなみに中島さんと勝海舟とは仲が悪かったらしい。吉田松陰が二人の仲を最大限に憂いた手紙を桂小五郎に送るほどで、どちらも鼻っ柱が強くて自分を曲げないからまともにぶつかったんじゃないのかな。勝海舟と中島さん。徳川家に対する忠誠の最後の様においてまで相反して貫通したのだ。そこへ行くとどちらとも上手に付き合ってた榎本さんてやっぱすごい。さすが外交上手文久2年(1862)9月11日に榎本さんはオランダ派遣留学生としてバタビア行きのオランダ商船に搭乗して長崎を出航したが、途中暴風雨のため難破、困苦の末の文久3年(1863)4月18日、ようやくロッテルダムに入港しセントヘレナ島に到着しました。ここから中島さんへ書簡を送ってます旅中のこの大変な時期に長崎からの経路や、詩を書いたから笑ってみてくださいとか書いてます。榎本さんも文化人だし、号を持つだけあってそういうつながりのほうが強かったのか、宛名は「木鶏盟兄」で署名は「梁川」ですもし。蝦夷国が負けずにいたら「豊玉兄」宛ての「梁川拝」の手紙とか「木鶏兄」宛ての「豊玉拝」の句会に連れてってくれるように頼んでる手紙とか残ってたかもね～♪コホン。話しがずれました榎本さんからの手紙はもう一通残ってます。こちらは奥さんのすずさん宛て。「ご無沙汰してます。急に蝦夷へ行くことになりました。今年の冬はお便りできず、健康を願ってました。よそはち君(中島さんの末っ子、慶応4年(1868)2月生)へのおもちゃでも買ってください。(ってお金も送った)よそはち君が成長したら学問などの世話はさせてもらうから必ず心配しないでください。麻疹がはやってますけど大丈夫ですか。出立前に急いで書きました。　6月29日　　　　　　榎本釜次郎超意訳ですがこんな感じのお手紙出してますこれ、慶応4年のことだよね榎本さんがいつ蝦夷行きを決めたのかは謎ですがこの時点ではもう既に蝦夷行きを決めてるんだよねまだ会津は篭城してないし、奥羽越列藩同盟もその盟主に輪王寺宮をって言ってた頃じゃん？第一土方さんも大鳥さんも合流してない…。榎本さんはハナっから会津を助ける気はなかったってことかなぁ…？それはなんとも残念だなでもさ、榎本さんて巷で思われてるよりずっと面倒見が良いというか相手のこと良く考えてくれてたと思うのよ。明治の世で薩長側からも旧幕府側からも冷たくされただろうに東軍の慰霊の為にあっちこち行ったり篆額したり、世話したりと色々やってくれたもんなぁ京都でも榎本さんの書いた碑、あったもんねあれは伏見の戦没者だから直接は関係ないのにね。それをヤな顔一つせず引き受けてくれたのはエライ。どっかの誰かさんみたいに、ほとぼり醒めた頃ひょっこり橋の字書いてるよりずっとずっと偉いと思うぞ

  2006年03月13日

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  時の鐘

  石町の時の鐘とともに江戸に時を知らせた天龍寺の時の鐘天龍寺の時の鐘は元禄13年(1700)ここを菩提寺としていた笠間城主牧野豊後守成貞により寄進されたもので、内藤新宿に時刻を告げた「時の鐘」である。現在の鐘は銘文により元禄13年の初鋳、寛保2年(1742)の改鋳につづく3代目のもので明和4年(1767)の鋳造である天龍寺の時の鐘は内藤新宿で夜通し遊興する人々を追い出す合図であり「追い出しの鐘」として親しまれ、また江戸の時の鐘のうち、ここだけが府外であり、武士も登城する際時間がかかったことなどから30分早く時刻を告げたという。なんと、新宿時間なのね。せっかく遊んでるところと他より早く追い出されるから「追い出しの鐘」といわれるとも言うらしい。なお、上野寛永寺・市ヶ谷八幡とともに江戸の三名鐘と呼ばれた(案内板より)この案内によると鋳造は谷保村の関孫兵衛。これは以前に甲州街道を歩くツアーで行った本田家の近くの関屋かなどこで作ったものらしい。時代が違うのでなんとも言えないがこの関家は本田家の親戚に当たるので当然土方さんとも遠い遠い遠い親戚(←かぎりなく他人に近くない？)だよねｖ新宿高島屋に程近い、けどあまり知られていないここ天龍寺にはもう一つ面白いものがありました「やぐら時計」時の鐘とともにやっぱり牧野豊後守成貞が寄進したもので、この和蘭渡りの時計を元に鐘を撞いたという時計は高さ103センチのやぐら方の台の上に乗っているため、やぐら時計と呼ばれる文字盤は明治以後24時間制に取り替えられているが中央に牧野家の三つの柏の紋がついているここ天龍寺はもと牛込納戸町にあり、江戸城の表鬼門鎮護の上野寛永寺に対し、裏鬼門鎮護の寺とされた。ははぁ。だから本堂にばば～んと葵の御紋があるのかかなり目立つ；最近立て替えられたようで見かけはとてもキレイですが、なんと古い建物をすっぽりと囲むように周りを作ったそうで中に入ると当時のままのふるーい、しぶーいお部屋が現れます。う～ん、こういう風に残してくれるとうれしいよねｖｖ

  2006年03月12日

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  日本橋など☆ミ

  天気はいいし調子は良いし機嫌も良いので足を伸ばして日本橋へ何気なく通り過ぎるばかりでちゃんと見たことなかったかも。ここ日本橋は1604年に東海道・中山道・甲州道・日光道・奥州道の五街道の起点となったものです橋を渡った脇に道路元標があるが、これはレプリカで実は橋の真中（道路の中央）に元標は埋め込まれているらしい。う～ん、改めてみると良いかも。でもどっから見ても写真を撮ろうにも高速が邪魔。これのせいでなんか暗いし本当に無粋だ獅子。前足で掴んでいるのは東京市の紋章。日本橋全体では32頭の獅子がいるらしいがどこにそんなにいるんだろ？大きな翼のある麒麟像は1911年現在のアーチ型の石橋である日本橋が架橋された際に、「ここから羽ばたいていく」と言う意味をこめて造られたとか、当時の東京市の繁栄を祈念して造られたとか言われてる背中合わせにいる相棒とは阿吽になってる「其角堂コレクション」でも出てきた富札。富札といえばここ、椙森神社。　ここはもともと平安時代に平将門の乱を鎮めるために藤原秀郷が戦勝祈願をしたところといわれている　室町中期には江戸城の太田道灌が雨乞い祈願のため山城国(京都府)伏見稲荷の伍社の神を勧請して厚く信仰した神社だった　そのために江戸時代には江戸城下の三森(烏森・柳森・椙森)の一つに数えられ椙森稲荷と呼ばれて江戸庶民の信仰を集めた　しばしば江戸城下等の火災で自社が焼失し、その再建の費用の為に有力寺社で富くじが発行されたのだ　神社は関東大震災で全焼し現在の社殿は昭和六年再建。境内には富塚の碑があり、ここで行われた富興行をしのんで大正八年に建てられた。(昭和28年再建)(案内板より)これがその富塚富塚はほかに類を見ないと言われ日本で唯一のもので、今日では宝くじの元祖として多くの人々が心中祈願しているという実はこの「椙森神社」私の持ってる地図に載ってないの確かに狭いけどこんな良いところ載せないなんてもったいないぞ、地図。じゃぁどうやってたどり着いたのかそれはこれのおかげ↓というのは冗談で親切なおじさんに教えてもらったのダありがと。 しかし道路にまで書いてある有名な神社、載せない地図って…(←まだ言ってる)てくてく歩いて今度は地図に載ってる十思公園ここは石町時の鐘江戸で最初の時の鐘は本石町3丁目(現・本町4丁目、室町4丁目の一部)に設置された石町の時の鐘と言われているその後、浅草・本所・横川町・上野寛永寺・芝切通・市ヶ谷八幡・目黒不動・赤坂田町・四谷天竜寺と増えた時の鐘は鐘つき役辻源七の書によると寛永3年(1626)に鐘楼堂を建てて鐘をついたことが記されている本石町に設置された時の鐘は何度か火災にあって破損したため修理や改鋳が行われた現在の銅鐘には「寛永辛卯四月中浣　鋳物御大工　椎名伊予藤原重休」の銘が刻まれており宝永八年(1711)に鋳造された(←ふる～い！)石町時の鐘は明治に廃止されたが直ぐ近くには伝馬町牢屋敷があり、処刑も行われていた為、この鐘の音はまさしく「最後の時を知らせる鐘」であったろう安政の大獄で吉田松陰・橋本左内・頼三樹三郎らほとんど刑死したがここにいたのだ。伝馬町牢は慶長年間から明治八年市ヶ谷囚獄が出来るまで270年間存続し、入牢したものは数十万人を数えたといわれる現在の大安楽寺・身延別院・村雲別院・十思小学校・十思公園を含む一帯たっだと言うからその広さにびびるほどだせっかく移築してくれたのはうれしいけどこれじゃ良くわからないな階段の下は路上生活者のものか洗濯物が干してある！し、見えないよ～！さわれなくてもいいから良く見たいよぅ公園内には吉田松陰の碑があるというので探してみた公園自体もそんなに大きくないけれど吉田松陰の碑は本当に隅っこにひっそりありましたもっと立派なのを想像していたので意外な感じどこかからいい匂いがすると思ったら…ふと気付くと公園の桜もつぼみが。早く暖かくなって咲くといいなぁ直ぐ近くには伝馬町牢屋敷跡に建つ延命地蔵尊。ここが処刑場の跡地と言われているここには弁天様もいたトテモ美人なので思わず撮りましたこの写真じゃわかりにくいけどこの弁天様、開運の鍵を持ってる京都の伏見稲荷のお稲荷さんが銜えていたのと同じ鍵だそしてこの弁天様の使神と言われる蛇の石がある北海道石狩川の石で古来アイヌの酋長のシンボルとされ、撫で石として厄除け、息災、招福の石として信仰された確かにへびが彫ってあるのかなぁ？そういえば千葉へ行ったとき土方さんたちが宿陣した布施弁財天にも白蛇がいたっけねぇ？とりあず撫で撫でしておきました！久しぶりにのんびり堪能した一日でしたぁ！

  2006年03月11日

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  三井越後屋ステーション♪

  日本橋に江戸時代の呉服商であり流行の発信地でもあった「三井越後屋」が再現されている3月いっぱいの限定と言うので天気のよさに誘われて行ってみたいろんなコーナーがあるんだけど面白かったのは、「其角堂コレクション」(←「きかくどうこれくしょん」と読むらしい)展示は何度か替わったらしく今日は「江戸・東京　日本橋の文物」でしたそんなに広いスペースではないけれど興味を惹かれるものがたくさん一部紹介すると…江戸時代の火消し　半纏・頭巾・てぬぐい・纏幕末慶応4年、町奉行小出大和守は鳥羽・伏見の戦いの後さっさと逃げ出してしまった武士に替わって魚河岸三行事(←すごいネーミングじゃない？元締めのことかなぁ)の相模屋武兵衛、佃屋佐兵衛、千足屋甚兵衛に江戸防衛を依頼した。地元防衛隊って感じかな。防衛隊は西軍が品川に接近したと聞くと日本橋、江戸橋に集結。鳶口・竹槍・鮪包丁・長脇差で武装して江戸の町を守ろうとしたのだ！竹槍や長脇差はわかるけど、鮪包丁って…。さすが魚河岸だ。得物はともかく、流石江戸っ子、相模屋：「侍なんかに頼ってられるかぁ！俺らの町は俺らで守る　　ぞ！」鮪屋太助：「おおっ！！まかせとけっ。薩長軍だかなんだかしらねーが江戸に一歩でも入ってみろ、オイラの鮪包丁をお見舞いしてやるぜぃ」佃屋：「そうだ！みんな遅れを取るなよっ」火消し辰五郎：「おおっ！こられるもんならきてみやがれっ。オイラノ纏にかけて追っ払ってやる。行くゼ、野郎ども！」みんな：「おぅ！」ってなノリでしょうか…いいなぁ、江戸っ子。粋だね！！ 日本橋文物大黒天…1603年に日本橋に木橋を架設、以来何度も架け替えをしているのだけれど、11度目の1845年の架け替えで下げ渡された33枚目の橋板で作られた大黒天。朱文には京都の仏師に作らせたこととか架け替えに当たった普請役の名も残されていて大変貴重なものだそうだ。本当は恵比寿様と対で作られたらしいのだが、残念なことにそちらは残っていない。10センチもない小さな大黒様なんだけど黒っぽい木彫りに金で細工がしてあってなんだか重厚な感じですもう一体、こちらは恵比寿様と対で大黒様がありました12度目の架け替えの、やっぱり33枚目の橋板で作られた由。さっきのより一回り小さい5～6センチくらいなんだけど、白っぽい木で表情がすごく穏やかな品のあるお顔をしています高村光雲の師、高村東雲の作だそうです。それにしてもなんで33枚目なんだろ？33枚目だけくれたわけじゃないよね？全部取り替えるよね？でも大黒様や恵比寿様は33枚目で作る決まりと言うか、縁起物というかそういうのがあったのかしら～？大黒様とか恵比寿様っていうのはやっぱり商人の町だからなのかしら？展示を見るのは楽しいけどギモンが増えて消化不良になっちゃうよぅ本鋏み…二枚の板を真ん中二箇所紐でつなげてあります。魚河岸の旦那衆が河東節(江戸浄瑠璃の一つで生粋の江戸風)や義太夫節の稽古本をはさんで携帯したもの。開いた状態のときに富士山と日本橋のシンプルな画が書かれてるんだけど、「歌川広重」の作。閉じて携帯してるときは絵が見えないので地味だけど裏側にさりげなく書いてあるのが「裏勝りの粋」と言う奴。当時は着物なんかも見た目は地味だけど襦袢や裏地に凝るのがはやっていたらしい江戸っ子の心意気だネ他にも日本橋にちなんだ富札や連札・交換札なんかは小型の錦絵って感じで見てるだけでも楽しい。当時の錦絵はほとんど広告。広告の錦絵3枚組ってのがあって、何で一枚じゃないかと言うとそれは派手すぎで幕府に取り締まられちゃうから、3枚に分けて地味に見せたとか。もっとも一枚でもちゃんと何の広告かわかるけど三枚セットで見てもしつこくないのはさすが粋なもんですな。とは、隣で見てたオジサンのウンチクの受け売りです 額縁使用で彫金の「初鰹」は彫金師桂光春の作。この鰹がなんだか妙に生き生きしててうまそうというか当時の人たちが初鰹を楽しみにしてた感じが伝わってくるわぁ陶器の煙草盆はもろ富士山と日本橋擬宝珠で富士山が灰吹きで擬宝珠が火入れになってる面白いのあ、擬宝珠(ぎぼうしゅ)って言うのは欄干の柱の頂部につける、丸くて先のとがったネギの花の形をした飾りのことね欄干に囲まれた擬宝珠の煙草盆もご丁寧にペアセットであった。なんでも日本橋なのよ。ちょっと東京タワーのお土産屋の様な感じ。あぁ御土産用としても売ってたんだろうな。参勤交代で田舎から出てきた武士のお土産用。息子：「おやじ、お土産の煙草盆だぜ。今江戸ではやってる奴なんだ」父：「へぇ。富士山と擬宝珠かぁ。流石お江戸は違うわな」息子：「だろ？江戸はすげーぜ。何でも日本橋だ」父：「しかし使いにくいのぅ。江戸の人は器用じゃな」息子：「そうだな。そういや使ってる人みたことないな」 展示を見てると結構みんないろんなウンチクを持ってるのよしばらく聞いてるとオモシロ～イ。この人そっちの専門かな～と思うような会話から、本当なの？って笑っちゃうようなものまでさまざまでした。そうそう、明治になってからのものだけど三越呉服店仮営業所の絵葉書もあったキレイなおねえさんがニッコリ笑ってる奴。今も昔も変わらないねぇ(笑)もしも土方さんがいとう呉服店を逃げ出さないでちゃくちゃくと商人への道を歩いていたら支店長になってたかもね(笑)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 他にも楽しいものやおいしそうなものもありましたよん残りの期日が少ないってのがおしいよな…

  2006年03月11日

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• 梨状筋症候群…？

  治っているのかいないのか、不思議な症状(としか言いようがない；)が続く日頃は足が痛いんだけど、日中はあまり気にならないま、仕事したりなんだりで気が紛れてるんだろうケド。だから夜イタイのはなんかわかる。でもずっと痛いわけじゃないご飯の後治ってたり、お風呂のあと気にならなかったり、寝るとき痛くなったりもう全く気まぐれ比較的朝は痛くない。でも夜中ずっと痛いこともある…。仕事してるとやっぱり夕方はツライ。でも午後になって気にならなくなるときもある。うむむ。いつものアロハな鍼のセンセ曰く「梨状筋症候群じゃねぇ？」？？なんですか、それ？お尻の全体に「梨状筋」と言うのが在って、その上部と下部から神経が出てる。上は「上殿神経」、下は「坐骨神経」梨状筋に問題が発生すると神経や血管を圧迫してイタイ。らしい。これだとひたすら足が痛い。らしい。う～ん、これなのか？問題が発生ってのがミソね。問題って何さ？原因としては「梨状筋症候群が起きるのは、淤血（おけつ）と言われる病態が原因であると考えています。」(漢方の健康同薬局HPより以下同)！！おけつ？？「淤血とは、一言で言いますと、血行障害です」う～む。知れば知るほどこっちかも…。と思えてくるなぁでも待てよ。「梨状筋症候群は、坐骨神経の痛みが出るのでヘルニアと混同することがあります。しかしヘルニアと違って、早く回復することが多いです」…。ちがーーう！！ゼィゼィ。いや、まて。続きがある梨状筋症候群が長引いている（一年以上）の方の場合は、「血液の流れに澱み」が発生した結果、その「淀んでいる血液」は、本来の血液としての働きが出来なくなってしまいます例えて言えば「澱んでいる血液」は「腐ってしまう」その結果、新鮮な血液の不足を引き起こしてしまいます「気血不足（きけつふそく）」の状態と呼んでいます血かぁっ？！血が足りないのかぁっ？しかも、「新鮮な血液」が足りないのかぁっ！その漢方のHPでは漢方薬の通販もしてるんだけど、いま貰ってる漢方と全然違う！（爆）とにかく今回は「梨状筋症候群」の治療と言うのもしてもらって帰ったが、なんだかとっても調子がいい。やっぱりそうなのか？？それともいつもの気まぐれかそれでもセンセは言う。「へーき。痛みは取れるから。旅行？あーどんどん行ってきて。山？大丈夫登ってきて。ま、GWにはほとんど痛みはなくなってるからね。」本当っすか？確か以前には「バレンタインには良くなってるから」って言わなかったっけ？もしやそうやって少しずつ期限を延ばして結局一年…なーんてオチでは…。ぎゃぁ絶対ヤーよ？おまけの新説♪吸血鬼って梨状筋症候群だったんじゃないだろうか？（はぁ？）痛みに耐えかねて夜な夜な新鮮な血液を求めて…。（をいをい；）そうしたら血吸われても仕方ないか？あっ、私の血じゃ余計悪化するかうぅ。あわれだなぁ。（←もう黙れ…）

  2006年03月08日

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  松平容保

  松平容保　悲運の会津藩主幕末京都守護職を拝命し、京都の治安と朝廷をひたすら守り、孝明帝の信任が一番厚かったはずの容保候。朝敵と呼ばれ生涯消えない心の傷を負い明治以後の生涯まで書いた一冊。会津藩のお家事情や容保候の健康状態、優秀な家臣たちのことなど、今まで知らなかったことがいっぱい。それだけに涙なくしては読めません。電車の中でも待合室でも目をうるうるさせて嗚咽をこらえつつ読了。会津戦争の様子も奥羽越列藩同盟との関係もわかりやすいが、定敬さんや旧幕府軍(大鳥さんたち)に触れなさ過ぎる。まぁ土方さん個人は仕方ないとしてもあのときの大鳥隊の勢力と桑名藩の部隊は会津藩にとっても重要なことだったと思うのに。←だって領地の中で戦ったのはこの人たちだけじゃん？他にいたらｺﾞﾒﾝﾅｻｲ。あとは国境で連合して戦ってくらいで、そっちよりこっちの方が容保候の目の届く範囲だと思うのだそして、ひたすら武器の性能と勢力で負けたような書き方をしているが、もう少し別の角度からも見てほしかったなぁ。たとえば守護職拝命から上手くいってない非抗戦派の家老達を重要な守り口につかせるって言うのはどうなのよ？他藩との戦の様子もあまりかかれてなくて残念。もっともそれ全部書いたら本、終わらないかもね星亮一　￥780　人物文庫学陽書房

  2006年03月08日

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• 當世流小栗判官

  當世流小栗判官＠国立劇場。スーパー歌舞伎は何度か見てるしセリフもわかりやすいのだけれど、「歌舞伎」となるとさっぱりでも「小栗判官」を検索し、予習はばっちり。…のはずだったんだけど。う～ん、やっぱりセリフが聞き取れない。どういう話しをしているかは、わかる。でも細かい言葉がわからない今回はイヤホンガイドを借りてみたが、役者さんの紹介のみ。とか説明しすぎて役者さんのセリフにかぶっちゃったりとかどうもうまくいかない浄瑠璃で場の説明をしてるはずなんだけど、字幕がないからわからない。でもでも右近＆段治郎コンビの出演で私的には満腹大好き右近の今回の役どころは主役・小栗判官。そして…「矢橋の橋蔵」誰だ？小栗判官はね～キラビヤカで格好良かったわ～小栗判官を亡き者にしようと暴れ馬を広間に放つんだけどこれを見事に乗りこなし、碁盤の上に立つという曲芸まがいのことをやってのけるのだ！きゃ～しっかし広間で馬が暴れるうちってどうよ？しかも家臣一同冷ややか～に暴れ馬見てて、主人の横山大膳(市川猿弥)なんて部屋の真ん中に座ったままよ？挙句の果てにふすまを蹴破って屋敷の中を走るのよ～昔のおうちは大きかった～って、部屋めちゃくちゃでは？馬は土足よ？(←あたりまえだが…)いやいや剛毅だねこの「馬」がねぇ二人で足をやってるんだけど、うまいのよ。馬が首を振るしぐさとか嫌がって下がろうとするしぐさとか、競馬関係者？ってくらいよく研究してるっぽい右近を乗せて歩くときもあまりに馬っぽくて芝居を越えて感心してしまったその後もう一度右近が出てきたんだけど…。そう、「矢橋の橋蔵」これがまぁなんとも…。うぅ、おいたわしや。でも似合ってた退場するときたぶんアドリブなんだろうケド色々ぼやくのよそれだけははっきり聞こえた(笑)金メダルまで仕込んでてドリンクウコン飲んだりしてファンサービスたっぷりって感じ。さっすが右近どんな役でもこなせるのはさすがよねぇ。そうそう、どんな役でも…ね(←やっぱりショックだったらしい；)一方、段治郎は相変わらずの二枚目っぷり会場爆笑の場面でもお人形さんのように笑わず、大立ち回りの場面では血まみれになりながら最後はさかさまに坂を落ちていく…。う～ん、初日からこんなに力入ってて大丈夫かぁ～！ってくらい。ま、そこが段治郎のイイ所でもあるんだけどね本当は2部制なので両方見たかったが、一部が4時間と長いのでとりあえず一部のみを見たんだけど、やっぱり盛り上がって終わりの感なので(←段治郎の熱演で終わりなので主役が誰か一瞬忘れるほどさ)う～やっぱり行くか、二部…

  2006年03月05日

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• 更新

  「南柯紀行」大鳥日記、ようやく4月が終わり。いやいや、やっぱり難しい～！どこまで出来るのやら…。だいたい土方さんがいないとヤル気がうせるしね…(苦笑)もう少ししたら迷子大鳥になるから、それまで頑張ろう迷子大鳥…おもしろすぎる…ぷぷぷ

  2006年03月04日

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  弱虫毛虫は～♪

  2～3日前から調子が悪い。天気が悪いせいかとも思ったがイタイ迷いに迷った挙句最近は飲んでなかった超良く効くイタミドメ飲んじゃった昼間に飲むと「クル」んだけど仕事で気が紛れてれば大丈夫かなぁなんて…。甘かったのだ電車で「キタ」。貧血っちゃったのダ あわてて降りたがホームには椅子がない！（￣□￣；）！！仕方なく座り込むが次に着いた電車の降客に踏まれそうになる！ヒェ～。よろりよろりと近くのドトールにたどり着きようやく一息。ぐったりいつもの鍼灸院で事の次第を話し「悪化してきちゃったのかも…」とうなだれる私に「う～ん、前回強いのやりすぎたかなぁ？」なぬ？！「いやぁなかなか改善しないからちょっと強いの沢山やったから…」ぬわんだとぉ～！！聞いてないよぉそういえば前回やけに時間かけてぶっすぶっすやってるなぁとは思ってたさまさかそんなにされていたとは…。 その荒療治にわたしのセンサイなBodyは耐えられなかったらしい…何だ早く言ってよ～まじ、落ち込んじゃったじゃなィトドメとばかりに薬剤師のおねいさん曰く、「このお薬で貧血起こす人いますよ。全体の1％くらいは(ニッコリ♪)」ちっ。こういう確率は大当たりなんだよ。ワタシはそれにしても私のマクロファージ、弱すぎないか？ ちょっと刺激が強くなったくらいで痛みに反応しすぎだろ？落ち込むとそれがストレスで悪影響を及ぼして自律神経が痛みを感じるんだと。弱い！弱すぎるぞ。My自律神経。おかげで一日ふらふらするし、頭痛いし、仕事は行けないし散々だ…(T_T)あ～あ、自律神経挟んで捨てちゃいたい…　

  2006年03月03日

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• 沼津藩

  幕末戊辰戦争時の沼津藩は五万石。譜代。1866(慶応2年)沼津藩主となった水野忠敬(ただのり)はこのとき15歳。鳥羽伏見の戦い後幕府の命で駿河城の守備に当たるが尾張藩の勧めで東征軍に恭順。東海道で人馬の提供を行う。尾張藩の勧めねぇ…。この時尾張藩の藩主は徳川義宜(よしのり)。慶勝の三男だが、実権は慶勝にあった。この慶勝、容保候、定敬候の兄で高須藩松平義建2男。尾張藩慶勝は兄弟で敵対しちゃったんだよね。会津藩の家訓は「将軍第一」。尾張藩の家訓は「尊王」。養子はとかく家訓に縛られがちなんだろうケドこの兄弟はなんだか切ないなぁ。話がずれました。え～と沼津藩。新政府軍から甲州城番を命じられ、藩主自ら警衛に当たる。三月、近藤勇率いる甲陽鎮撫隊が甲府に向かって進撃してきたため、他の官軍諸藩とともに勝沼に出兵。甲陽鎮撫隊は撃退されて江戸へ兵を引いた。きゃ～。新選組とも闘ったのか。5月5日。人見勝太郎・伊庭八郎ら遊撃隊が沼津城下香貫山の霊山寺へ入り、その監視任務に当たる5月15日、上野戦争勃発。5月17日、上野戦争勃発が遊撃隊にもたらされる。(敗走したことはまだ知らない)これを知った遊撃隊(人見隊)は箱根へ進撃。5月18日、遊撃隊(伊庭隊)人見隊を追って箱根へ進撃。5月19日、人見隊、途中箱根で小田原藩と戦闘。5月20日、遊撃隊全軍箱根到着。つまり逃げられちゃったわけだ。監視下にあるって事は謹慎でもしてたのかしら？とにかく遊撃隊は勝手に箱根へ行っちゃったのだ。この失態を新政府軍から問い詰められた際に沼津藩の重臣が提出したと見られる文書が残っている。中身は終始平身低頭して不手際を弁明する内容で遊撃隊が脱走したことについて「大雨で川が増水してどうしようもなかった」「小藩で手勢が少なく、手が回らなかった」などと小藩ならではの実情を訴え官軍に歯向かう意思のないことを懸命に告げているらしい。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(「沼津藩の古文書」鍵屋資料館蔵)必死の弁明が功を奏し忠敬は三日間の謹慎で許されたと言う。たしかにこの日、18日から雨が激しく降り続いていたらしいし、当時の遊撃隊は請西藩、岡崎藩などからの応援もうけ300人弱の部隊になっていた。もっとも小藩とはいえ譜代なので脱走を見逃したという可能性はあるけれどそれにしても官軍へのいいわけお手紙は小さな組織が生き残るのは大変だなぁと思ってしまう。遊撃隊は若いだけにアツイからな。抑えるのは無理無理。ちなみに遊撃隊は鳥羽伏見戦のあと慶喜の水戸行きを機に人見・伊庭らが脱走。榎本艦隊とともに戦うことを決めるが榎本が勝海舟の説得に応じたため袂を分かち木更津へ渡る。請西藩、前橋藩、飯野藩、勝山藩、館山藩らから兵を集め館山から出航し相模真鶴に上陸。小田原藩にも同盟を求めるが拒否され伊豆韮山の江川太郎左衛門にも拒否される。そこから甲府城の接収のため御殿場へ移動するが元幕臣の山岡鉄舟から解兵の説得をされる。遊撃隊は紀州・尾張・彦根の三藩を糾弾する上書を作成し山岡を通じて新政府軍に提出。10日間の期限を設けて回答を待つことにした。期限が過ぎても回答がないので(あたりまえだよね)甲府へ向かうがさらに10日間沼津で回答を待つことにする。ここで上記のような顛末になったのだ。山岡が来なければ甲陽鎮撫隊と呼応して戦ったのにね。そうしたら近藤さんもあんなことにはならなかったかな。おのれ～！！山岡～！(←チガウダロ)いやいや、近藤さんたちは勝海舟に追っ払われて(泣)甲州行ったのに、その配下の山岡はなんで遊撃隊を止めたのさ。一緒に戦ったら近藤さんたちが勝っちゃうからか？またまたずれました。沼津藩。沼津藩は結局内通の風評によって甲府城代を罷免されるが藩兵を率いて箱根へ出兵した5月26日、箱根山崎の戦い。伊庭隊、新政府軍(沼津藩もいたんだよね)と戦闘。伊庭、夕刻三枚橋付近で被弾、左手首を斬られる重傷を負う(T_T)5月27日、遊撃隊箱根退去。沼津藩はその後越後分領の藩兵が加わり、北越戦争、会津城攻防戦に参加。1868年徳川宗家の駿河府中藩の成立で領地の半ばを上総菊間に移された。無城地だったため、毎年米千石と金一万五千両を賜ることになった。沼津城は水野家の沼津立藩により戦国時代の廃城の跡に築城。明治時代に沼津兵学校に使われたが現存していない。移築された門があるらしいが詳細は不明(T_T)

  2006年03月02日

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• 土方歳三、参る！－幻説五稜郭－

  土方歳三、参る！－幻説五稜郭－1993年のこの本は歴史SF。恋人の悪夢を救うために実験的にタイムトラベルに挑戦する霊花が暮らすのは箱館戦争から200年後の世界。そこでは巨大コンピュータが暮らしを支配していて…。タイムトラベルしてまで救いたかった恋人は…。歴史を作るのは機械か人か…。って、どっかで見たことあるようなシチュエーションなんだけど土方さんがやっぱり格好いいのでよし。(笑)誰が書いても格好いいのか、この人は``r(^^;)幕末の五稜郭と200年後の世界を行ったり来たりで忙しいが気付けば夢中で読んでました(笑)んで今から10年以上前の本なのにこの中でも言ってる「待たせたな」くぅう～。お待ちしておりましたぁ～！あとは割と史実的にもちゃんとしてるし、伊庭、島田、利三郎も出演。あれ？鉄之助いなかったナ…。(笑)こうだったら格好いいな～って期待を裏切らず安心して（？）読めるしテンポが良くて楽しかった！辻真先　￥1300　光風出版

  2006年02月28日

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  またまた歴史館

  新選組のふるさと歴史館Again☆ﾐ今回の目的は「斎藤さんのコケシ」大河の新選組でせっせせっせとサイトウさんが作ってたアレ。真近で見るとかなり細かいところまで作られていてある意味上手。一番右のなんてヤスリかけたんじゃない？きれ～いに仕上がってました。本物の斎藤さんがどんな人かわかりませんが、なんかあの大河の斎藤さんみたいな人だったらいいなぁ♪(←別にコケシ作ってほしいわけじゃないけど；)他には…　土方さんと近藤さんの「友情コルク」とか土方さんが「図らずも総司に見られちゃった句帖」とか、その他沢山。(笑)笑っちゃったのは「左之助のヨロイ」をお人形さんが着てるんだけど、顔が書いてあるの！なんだかミョーに山本左之助に似てて笑えました～。慎吾着用の「鎖帷子・籠手・脛当て」も展示してあったんだけど、その脛当てのぶっ太いこと！w(ﾟoﾟ)w確か前回も驚いたけど「本」とか「手紙」とかそういう小物が精巧なんだよねぇ。「兵学訓家」なんてお土産で売ってくれないかしら？と思うほどスバラシイ！さすが50両だ(←イヤチガウから…) もちろん戦でぼろぼろになった「誠」の旗も、五稜郭で大鳥さんがひっくり返した「箱館のジオラマ」もありますよｖｖ前に来たときは放映前だったこともあって普通に見ちゃったけど、今回は見た後だからねぇ。いろんな場面が頭をよぎってしまいましたよ。ジオラマは良く見ると「千代ヶ岡陣屋」とか「一本木関門」とか書いてあるし、大鳥ｻﾝがちまちま作ってた船とか大砲とかはなかったけど、弁天台場には大砲が備え付けてあったりして「おおっ＼(◎o◎)／」ってなりました。展示物のほうはあんまり変わってなかったかなぁそうそう、池田屋事変のことで桑名藩士が会津藩の小森様に聞いたって事で顛末を書いたものがあったんだけど、その中で古高に目をつけた経緯が「商売を怠けて親戚づきあいも悪いから新選組に行いを改めるように言ってくれって相談した」事がきっかけ、って言う文章があったのよ。新選組のお仕事ってそういうこともしてたの？親戚：土方センセ、うちの俊太郎は最近商売もようせんとふらふらしてばっかりなんどす。親戚づきあいも悪なって困っとるんや。なんとか言うとくれやすぅ。土方：そういうことならちょっと注意しておきましょう。ニッコリ(←営業スマイル)親戚：宜しゅう頼んますぅ(ぺこり)土方：ちっ。なんだってそんな説教までやんなきゃなんねーんだよ。ウチは生活指導はやってねーぞ。近藤：まぁそういうな。芹沢さんがいなくなった今、「地域密着、愛される新選組」を目指すんだ！(･_☆)・‥土方：仕方ねぇ、「おい！六番隊出動だ。源さん頼む。あ、ついでに武田の隊も連れて行け、ヒマさせてると碌なことねぇからな。」井上：やれやれ、最近の若いもんは…ってなわけで古高の生活指導に出動した源さんが懇々と説教してる間にヒマだった観柳斎が家の中を探索して武器弾薬を見つけそのまま連行、池田屋事件へとつながっていったのだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ま、新選組に生活を改めろと言われて聞かないと斬られちゃうからそりゃ効果はあったろうケド、「あんた達にだけは言われたくない！」と思った奴はいたに違いない。さて今回は「日野宿本陣」との共通チケットを購入したのでそちらへも行きました。ここは何度か来たことがあるのですっかり写真を撮るのを忘れました案内をしてくれたガイドの方が「お昼寝の間」(←本当は「式台の間」土方さんがお昼寝したのでそう呼んでますが格式の高い場所です。オヒルネしてはいけません)でみんな天井を撮るって聞いてじゃぁ撮りましょうってことで（？）撮ってみましたこの建物は当時のままなのできっとこれは土方さんが見た天井。そう思うとすんごい大切なものに見えるからフシギ。お約束。鉄之助がかくまわれていた部屋他に人もいなかったのでガイドさんは付きっ切りで色々説明してくれました。いつも思うけど熱心だよねぇ。すごい。幾たびにいろんなお話が聞けて楽しいです♪前に来たときはもっと古めかしい感じがしたんだけどリニューアルされてきれいになってしまいました。門も新しくなってたしね。古い門は中に展示されてたけど昔のものをあったままに取っておくってのは難しいもんだね。

  2006年02月25日

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  ビバ！！横須賀☆ﾐ

  先日以来大盛り上がりを(私の中で)見せている中島三郎助殿本を読むくらいしか資料探しなんて出来ないし、こっちの本屋じゃ売ってない、図書館にも置いてない。とすっかり行き詰った(←早っ)ところで思い切って横須賀にメールしてみた！そんだらまぁ、スンゴク丁寧に返信が来て色々教えてくれたっさぁ(←どこ語デスカ？)調子に乗ってここぞとばかりに聞きまくりメールを送ったのにどれもこれも丁寧に返信してくれて感激ィ！ますます好きになっちゃうゼ！三郎助殿～。ってなわけでこのアツイ盛り上がりででふぁんくらぶにも入会しそうなイキオイ！でもなんでこんなに親切にしかも返信早いのかしら？もしや、先日の三郎助祭りで三郎助ファンが急増して問い合わせが殺到しているとか…？うきゃ～★。、::。.::・'゜☆。.::・'゜★。、::。.::・'゜ う～ん、活躍の割りに地味だと思っていたけれどようやくスポットライトを浴びられるのか？どうしよう？どうしよう？やっぱり入っちゃおうかな、ふぁんくらぶ

  2006年02月24日

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  「武豊を見に行こう。」

  まさに私の競馬場歴はこの一言に尽きるかも。サラブレットもスキ。レースもスキ。でも武豊さんを目的に何度も競馬場へ足を運んだなぁ彼のデビューこそ知らなかったがスーパークリークの菊花賞はもう見てたんじゃないか？改めて数えてビックリ！その彼は今年で20年目だって(←やっぱり“数え”で。らしい；)「武豊デビュー20周年記念展」＠高島屋へ行って来たそれだけ長く密やかに応援してたのでキブンはすっかり身内の応援(笑)武豊人気は競馬場で実感済みと思っていたがそのすごさを再認識しに行ったようなものになってしまった。いやぁ、スゴイ。客層も若者からオバサマ方、男も女もお年寄りまで多種多様でした。最初にさらっと武さんの「ごあいさつ」につづいて伊集院静さんのコメント、それが「武豊を見に行こう。」だった確かにねぇ。大勢のジョッキーたちの中にあっても、レースをカメラが流しても不思議とわかる人なのだ姿勢がいいとか、乗り方に特徴があるとかそういうのももちろんあるんだけど伊集院さん風にいうなら「光を放ってる」ということなんだろう最後の直線馬郡を割って彼と馬が「跳んで」くるふぉっと風が吹いてそこが開くそして「光を放ち」ながらゴールへと飛び込むのだそれを見ているのが心地いい馬も最高格好良く見えるウイニングランの後、馬体から白い湯気を立ち上らせて血管を浮き上がらせて、でもこれ以上ないほど誇らしげに見える写真展は年代順でデビューからパネルが並んでいるなつかしい馬達が沢山いる有馬のオグリキャップはパネルを見るだけで泣けてくる。一緒に行った母もそう言って涙ぐんでいたさ次々パネルを見るたびに当時のことを思い出す。癖の強い馬、小さい馬、馬鹿でかい馬、行儀の悪い馬…。当時の競馬新聞を賑わせていたジョッキーたちも。その長い年月、変わらずに活躍し続ける彼はなんなのだろうね？すでに伝説じゃ…でもきっと彼はポーカーフェイスで言うんだろう「ただの通過点ですから」春になったら久しぶりに彼に会いに行こうかな♪絶対買うまいと思っていたがやっぱり買っちゃった！写真集とファイルとディープインパクトの武豊ｖｖ

  2006年02月23日

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  足が痛いよぅ

  怪しげ鍼灸院のおかげ（？）か近藤さんのご利益か、はたまた日頃の行いのよさか知らないが日中はずいぶん楽になりそろそろ仕事復帰も近いと思われたのに。今度は「巻爪」先月歩けないほどひどくなったが、薬を飲んで何とか持ち直し完治しないまでも触っても痛くない程度には治ったのにィ鍼灸院へ行ったついでに見せると「うわぁっ！腐ってる！！」なんてこというんじゃ～！！ばかぁ 変色し始めた指先をみて「こりゃやばいゼ。腐ってるよ、もう臭うんじゃないか」とさんざんヒドイ言葉を浴びせられ、それでも近くの医者を紹介してくれるのはイイヒトなのかいぢわるなのか結局またまた薬は増えるわ、痛みは増すわなかなか楽になれません(T_T)それでもここでも薬の進歩は目覚しく「3日呑めば一週間効き目が持続する画期的な抗生剤」と「消毒の第一人者、イソジンを凝縮した塗り薬、その名もイソジンゲル」をもらって帰宅。そのイソジンもどき。白いチューブに入ってるんだけど、「明治製菓」ってかいてある！？チョコレートはメ・イ・ジ♪の明治製菓？！薬まで出してたのかぁ？確かに薬には見えないようなかわいらしい（？）容器。へぇ～。いろんなことやってるんだねぇ。ついでに甘くしてくれないかなぁ …いや、そうじゃなくて。薬も手術も日々進歩してるでも医者だからいつも最新情報を持って使いこなしているわけじゃないんだ特に大病院＝安心では決してないんだなどんな病気でも一箇所の病院で治療を続けることのメリットとデメリット。ただ患者としてはどうやってそれを見極めたらいいの？やっぱ医療関係の営業と仲良くなってこっそり教えてもらうしかないのかな(>_

  2006年02月21日

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  土方さんと三郎助さん♪

  中島さんと土方さんは親しかったはずだ(←断言!)まず何処で最初に会ったのか？これは大阪だと思いたい。慶応4年1月、鳥羽伏見でまけた幕軍は大阪城に集結。9日、新選組は「富士山丸」と「順堂丸」に分乗して江戸へ帰るわけだが、土方さんは「順堂丸」に乗ったといわれている一方、中島さんはその前年の9月に「開陽丸」で榎本さんたちと大阪へ来ていた。浦賀でもらった年表には「12月に朝陽丸で帰府」とあるが、この時期そんなに行ったり来たりしてたのか？いやいやそのまま我が国初の海戦、淡路島沖の春日×開陽丸戦に参加したと思いたいじゃん♪ d(⌒o⌒)b♪そして、慶喜逃亡の後一緒に江戸へ戻った可能性はないとは言えないよね。 まぁ、親しく話したかはどうかはそこまで都合よくは行かないだろうからひとまず「知り合い」程度だったとしよう。次にあったのは多分仙台。慶応4年、8月末に榎本艦隊に乗船して仙台松島湾に到着してるから9月には土方さんと合流していたはずだその頃土方さんと榎本さんは仙台の説得してたからのんびりする暇はなかっただろうなすると仙台が降伏して旧幕軍が仙台に集結した辺りから蝦夷へ渡るくらいの間に親しくなったのか…！なんでそんなに親しかったはずだと断言するかと言うとこの年の暮れ、12月29日に行われた箱館在住の俳人孤山堂無外による句会に中島さんと共に土方さんが出席して、(大それたことに)句を披露しているのだ戦ばっかりしていた土方さんが俳人の弧山堂無外と知り合ったとは思えないし、何より無外と三郎助さんは旧知の仲。これは句会に連れて行ってくれるように土方さんが頼んだのに違いない。そんなこと頼めちゃうくらい仲が良かったのさ。他には川村禄三郎が出席したというこの句会、中島さんの句が最高点をとったとか…。ってことはなに？点をつけたわけだね、みんなの句に。土方さんの句は…まぁいいや(笑)ちなみにそのとき詠んだ土方さんの句は「わが齢　氷る辺土に　年送る」年が明けてからしばらく、土方さんは五稜郭ではなく箱館市内にいたと言う話もあり、そしたらますます三郎助さんの千代ヶ岡とは近かったよね。ともかくこの弧山堂無外なる方、三郎助戦死の際「武士の魂か　一声ほととぎす」と詠んだ。これは三郎助の辞世「ほととぎす 我も血を吐く 思ひかな」と並べてみると…。(T_T)土方さんと三郎助さんは似てるかもね。信念の貫きかたというか、生き方が。

  2006年02月20日

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  あら！びっくりぃ

  先日からすっかり気になる人に昇格した(?)中島三郎助さんこの方は知れば知るほど驚くばかり吃驚その壱天然理心流門人門人だった！近藤勇は天然理心流の四代目なのは有名な話だけれど、初代近藤内蔵之助長裕の高弟、小幡万兵衛健貞に免許を受けた桑原永助昌英(旗本？)に入門したらしいのだ天保5年(1834)3月10日入門天保9年(1838)目録　　　　　とある。(江戸博図録参考)　吃驚その弐桂小五郎とは師弟関係　安政2年(1855)7月　桂小五郎寄宿と年表にあって「ふ～ん」と思ってたけど実は桂は中島さんに造船研究のため師事していたのだ。9月には中島さんが伝習生として長崎へ行ってしまったのでわずか3ヶ月ではあったが、桂はずいぶんと尊敬していたらしく三郎助戦死後、残った妻子の世話を終生し続け娘・阿六は引き取って養育した。　　「父子三人戦死せり（略）聞此報不堪悲痛なり今日尚當時を想思し不覚潜然たり」「中島三郎助の娘阿六今日より余の宅に来れり」「余會て妻子を輔助せんと欲し窃に人に托し置けり」（木戸孝允日記）吃驚その参大鳥さんがその日記の中で中島さんを偲ぶ漢詩を詠んでいるあんまり接点がないと思っていたけれど、そういえば5月15日に千代ヶ岡撤退を勧めに行ったのはこの人だっけ結局中島さんの説得に失敗して一人で五稜郭に引き上げてきたんだよね悼中島父子戦死慷慨平生結満膓。一朝国破見忠良。可憐父子三人骨。青草空埋千代岡。獄中の明治3年1月28日わざわざ中島さんの死を悼んでって詠んでる。吃驚その四江川太郎左衛門とも知り合い。高島秋帆は砲術のセンセイ。この辺はもう少し色々調べてみたいのでまた後日。吃驚その五安政元年(1854)正月10日　吉田松陰と会う。このとき一緒にいたのが宮部鼎蔵！宮部は肥後熊本藩兵法師範となった翌年の嘉永4年(1851)江戸へ赴き、吉田松陰と行動を共にする。吉田松陰は三郎助の父・清司の「弘化上書」を目にしてその国防に対する父子の考え方に興味を持ち早くから接触を持っていたらしい。訪問の目的は建造中の鳳凰丸の見学だろうと思われる。あぁ、浦賀で最後に見つけた「徳田屋」に泊まったんだぁ！案内板にはそのことは書いてないけどそうだよね～ｖｖふぅ～ん、そうかぁ。なんか急に実感が沸いちゃった。そのわずか6日後にペリー艦隊が来て松陰は密航を企てて失敗、投獄されて5年後(1859)に処刑されたのか…！え～っ！その1月16日のペリーとの会談って三郎助さん、乗ってるよね。さらにその5年後(1864)6月5日、「池田屋」で宮部が命を落とした。その宮部の命を奪った新選組と三郎助は最後まで戦うんだ歴史の皮肉はオモシロイ。でもこういうのは勘弁してほしい。歴史に「もしも」は禁物だけど幕末のこの時期、もし国内が割れなかったら。西軍と東軍に分かれず一丸となって異国と対峙していたら。ありえないことだとわかっているけれどちょっとそんなこと考えてみたくなる。まだまだ中島さんは続く予感～♪

  2006年02月19日

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• 桑名藩戊辰戦記

  桑名藩戊辰戦記その名の通り桑名藩士たちの辿った戊辰戦争の顛末。慶喜が逃げ帰った後から奥州での戦い、降伏と蝦夷へ渡ったところまで。桑名藩士は全員が一緒に行動したわけじゃなくて、色々複雑。江戸→彰義隊→福島→仙台→蝦夷(森常吉)鴻之台→宇都宮→今市→柏崎→鯨波→朝日山→加茂→会津→庄内(立見鑑三郎)とかいろいろ。その行動を追うだけで途中からしんどくなるほど。でもこの藩主松平定敬候と藩士は仲が良いのよみんなアツイしねすごく強いしねｖｖそして土方さんともビミョーにシンクロしながら転戦していく桑名隊が強かったのは鳥羽伏見の後、軍政を改正して若手をどんどん起用したからだってナルホドと思う反面、やっぱり京都で所司代をしていたことも大きく影響してるだろうと思う。会津藩と共に京都を帝を守ったのは自分たち、それが賊軍なんて冗談じゃない！！っていう気持ちが強かったと思うのよ。著者は後に箱館新選組になった関川代次郎さんの係累だそうで、そのせいかすごく熱心だしあちこち行ってるし複雑で難しい東北の戦を知るには絶対良い本です。ついでにもう一つ。定敬候が箱館に渡るとき変名した名前がちゃんと載ってる！「一色三千太郎」「いっしきみちたろう」と読むのか？なんで何の意味でこんな名前にしたんだろう？残念ながら蝦夷へ渡るところで本が終わっているのでその後の彼らはどうなったのかこの本ではわからないが、いつか続きを書いてくれないかな郡義武　￥2900　新人物往来社ついでにこことこことここも。

  2006年02月16日

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  梅が咲いた！

  谷保天満宮。暖かい陽射しに誘われて、早咲きで有名な梅を見に行った。まずはおまいり。ここ谷保天満宮は菅原道真公ゆかりの天満宮でもちろん学問の神様として有名。今年も多くの受験生を助けています(←ウチも助けてもらったし)とはいえここは去年本田覚庵ツアーで歩いたときに解説してもらって知らなかったことばかりで驚いたばかり。どうしてももう一度ちゃんと来たかったのダその由緒書きに云う主祭神名　菅原道真公・菅原道武公　昌泰四年(901)菅公大宰府に遷らせ給う所、第三子道武朝臣この地に配流され給う。父君薨去の報に朝臣思慕の情に堪え給はず父君の尊容を刻み、天神島(現府中市本宿)に鎮座す。　養和元年(1181)十一月三日裔孫津戸三郎為守霊夢を蒙り現在の地に遷し奉り社務六院を置いて祭典を司しむ。　天暦元年(947)京都北野天満宮造営の折、勅使の下向ありて官社に列せられ、関左第一の天満宮と称せられ、明治十八年(1885)府社に列せられる。津戸三郎為守つのとのさぶろうためもり…(1163)－(1243)菅原家の末裔。入道尊願。法然上人に帰依した武士。源頼朝の御家人。叔母は『更級日記』の作者である菅原孝標女それからなぜか「牛」道真公の亡くなった時、その亡骸を牛に引かせようとしたが牛が悲しがって動かなくなったとかいろいろ伝説はあるらしいですが、ここの牛はなんだかかわいい。真夏のあまりの暑さにへばってしまった猫みたい(はぁ？)みんな横から撮るけど、かわいい顔してるんだもん。前から見ると。でもみんなになでられてハナがてかてかそして道真公といえば「飛梅」東風吹かば　にほいをこせよ　梅の花　主なしとて　春なわすれそ(忘るな)　う～ん。涙がにじんでくるような切ないウタですなぁ。思えばはじめて覚えた和歌ってこれですよ、ワタクシ。誰かさんの「一輪咲いても梅は梅」とは大違い…ごほっごほっいやいや、アレはまた違った意味で大好きですが…とにかく！ここにもあります。「飛梅」ちっさいですけど…今年はこの寒さでさすがに咲き出しは遅い模様。去年の今頃はもうだいぶ咲いていたと思うのだけど、今年はほんのりほころび始めたばかりです。 　　　　 まだまだちらほらとしか咲いてないけれど、中にはずいぶん頑張ってるのもいてなにやらうれしい梅林は剪定の真っ最中。時期がよければ鶯がさえずっていたりするんだけどまだまだ時期には早すぎるよね。山門を下って本堂へ行くと言うちょっと変わった造りの谷保天神には厳島神社もありましたここは近年荒れていたのを整備し、アジサイを植えて新しい観光スポットになっているそうな。甲州街道に山門が面しているので裏に当たるそちらのほうはほとんど行った事がなく先日の「本田覚庵ツアー」ではじめて知ったと言うていたらく。さきほどの由緒書きのところでちょっと出てきた「社務六院」谷保天満宮別当寺の安楽寺六坊は梅本坊、松本坊、邑盛坊、桜本坊、尊住坊、滝の坊とあり、今日残っているのは「滝の坊」だけ。滝の院の本寺「安楽寺」は「梅香山松寿西院安楽寺」というのだそうだ。なんてキレイな名前なんでしょう！「梅香山」っていうのは谷保天神の梅のことだろうか？それともこのあたりは名前にしちゃうほどの梅の山があったんだろうか…

  2006年02月15日

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  泣くぞ、コラァ！

  「背中を3センチくらい切って、骨に穴を開け骨同士をくっつけます」！！だから整形外科は嫌いなんだよぅ行くたんびにどろどろに落ち込むんだもん。いや、落ち込ませようと企んでるとしか思えない散々待たされたせいもあって、具合まで悪くなる誰彼かまわず八つ当たりしたい気分。サイテー急に痛み出した足を引きずりながら、アヤシイ鍼灸院へ。泣きそうになりながら言われた話の説明をしたら、大笑いした後怒り出したよ「そんな手術、イマドキやんねーぞ」なんですとぉ？でも良く考えたらそうだよね内視鏡があれだけ進んでるんだから、整形の方だって進んでるハズじゃん！勉強不足か、営業に丸め込まれてるのか昔ながらのやり方が全然変わってないよぅ。かなり大きな病院なのにな患者はどうやったら「イイ病院」を探せるの？最新設備があるとか、手術の症例はこうですなんて公開してないし、医者のレベルを図れるものなんて何にもないよね?手術だってイマドキネットで調べただけでもいろんなやり方が出てくるのに何も一番イタイ、辛い手術を勧めるってヒドクナイ？最近の傾向としてやっと、やっと医療機器も「患者の痛みの負担を減らす」ことをメインに開発する。と言う考えが主流になりつつあるらしいと小耳に挟んだけど本来一番重要視されることじゃないんかいっ！大病院だから扱い症例も多いだろうし、最新とは言わなくてもそれなりの設備があると信じていたのに裏切られたキブン。うちの営業送り込むゾ←そんな権限まったくないケドそして困ったことにどんどんアヤシイ院長に依存していく自分が怖い。今日だってなんとなくチョコ持って行っちゃったしさぁあぁ、毒されてるぅ…

  2006年02月14日

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  嬉

  立っていられる様になった歩けるようになった無意識に起き上がれるようになった床ずれが出来そうにイタカッタのだがクッションをいれたら眠れるようになった夕べは寝返りが打てた！！(T_T)仰向けでねっころがれるようになった靴下が履けるようになった電車が揺れても辛くなくなったお風呂上りにすぐ動けるようになった休憩しないで化粧が出来るようになったドライヤーがかけられるようになった気付けば普通に息をしていられるようになってた…「バレンタインまでに治してやるから」そう言われたときどうせ気休めだろうと思ってたし、実は全然信じてなかった（爆）期限はあした治りはしなかったがここ一ヶ月で出来るようになったことがこれだけあるから、素直にうれしい。治療のたんびに泣きながら帰っていたが、そういえば少し前から泣かないで帰れるようになってたなそうそう、漫画もらった辺りから(笑)漫画が嬉しかったんじゃなくて、治ってきてたのか！ 感謝。です

  2006年02月13日

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  新鮮組

  久しぶりに街に出て買い物をしたふと思い立ってDVDショップへ行き、つらつら日本映画の棚を眺めていたが棚の間にインデックスがあるじゃない「○○監督作品」とか「○○主演作品」とか書いてあるやつ。その中に「新選組」ってのがあって「新選組血風録」がシリーズでどば～っと並んでたのさへぇ～やっぱり置いてるんだ。大河効果かしら～と思いつつ、チョットマテ。なんかへんだぞ…！！「新鮮組」って書いてあるぅ～！！(爆)一体いつこのインデックスが出来たんだか知らないけど、だぁれも気づかず(いや、あえて言わなかったのか？)ずうっと「新鮮組」コーナーになってたんだぁ～＿（＿＿）ノ彡☆おもわず手に取った新選組血風録の「新選組」の文字、まじまじみちゃったよ　o(^_-)Ｏそれなりに名の知れた繁華街で若者が溢れかえってる街なのにこれはないよなぁ

  2006年02月09日

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• 節分後日談

  またまた節分ネタなんだけど。先日の「豆まき＠高幡不動尊」用意された豆は2.7トン、人出は3万人だそうな。こちらで教えてもらいました～！うへぇ～…。戦いすんだ(笑)境内の黄粉の山がよみがえるあの黄粉はどうするのかなぁ。まさかそのままポイってことはないよね燃やすのか？鳩のえさか？その豆に見合うだけの福が撒かれたのだと思うことにしようっと。んで3万人。すごいね！ライブ並だね！！たしか埼玉スーパーアリーナの収容人数がそのくらいじゃなかったっけ？う～ん、さすが高幡、境内が広いからなぁってことはあそこでライブできるんじゃ…(←無理だろ；をい。)高幡不動尊の豆まきはスゴイ！と思ってたけど数字で出るともっとびっくりするねフリーページに「イベントスケジュール」を作ってみたま、自分用の覚書として…ねいろんな楽しげなイベント見つけてもいっつも忘れちゃったり、終わった後だったりしてがっかりしちゃうので、これで大丈夫ｖｖ…たぶん毎年やってるのもあるから今年いけなくても来年きっと…ネ！←会津のお祭りにいけないのがどうしてもくやしいらしい…(笑)

  2006年02月08日

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• 手術って怖くない？

  機会があって胆石の手術を見た(ビデオだけど…)最近の医療技術の発達はすごくて、今まで開腹していた手術でもチョロっと穴をあけて(3つかな)内視鏡でモニターを見ながら処置が出来るようになってきているまぁすべてがそうって訳じゃないけどその最たるものが胆石の手術だそうだこれにより処置時間はいままでの四分の一程度、30分で終わるんだって。術後の回復も早いので患者の負担が減る…というわけ。痛みはどうなのかな？実際の処置具を触らせてもらって、モニターを見ながら動かしてみたう～ん、むずかしい。TVゲームのような…あ、UFOキャッチャーみたいな感覚かなある意味手先が器用じゃないとダメかも。すると若い先生の方がかえって扱いやすいのかも…。「白い巨塔」や「ブラックジャック」なんかで何人ものお医者さんたちが患部を除いて…なんて図はもう古いらしい機器が扱いやすくて、故障がなく簡単な操作でできるなら、それに越したことはないだろうなぁそれで患者に負担が少ないとくればすばらしいっ！の一言なんだろうケド。でも実際の手術で患部に器具を突っ込むのを見ちゃうと無条件で「されたくないッ！！」と思う。いくら傷が小さかろうが、負担が減ろうが痛いものは痛い！んじゃないかなやっぱり手術が処置に変わっても怖い…よねぇ。なんにせよ医者でも開発者でもない私はひたすら患者に負担のない治療方法と副作用のない薬を願うばかりです(>_

  2006年02月06日

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  豆まきの余韻～

  他のﾌﾞﾛｸﾞさんで山本ｸﾝの豆まきの様子を沢山見た さすがにプロの撮った写真はきれいだなぁとか同じ場所、同じ視線で見ても感想はさまざまだなぁとか本来の目的「厄払い」がどっか行っちゃってた自分には耳が痛い(…いや目に痛いか?)ちゃんとしたﾌﾞﾛｸﾞとか様々だね←あたりまえ！豆まきと言えば「鬼は外」「福は内」なんだけど高幡不動では「鬼は外」は言わないのさ。ただひたすら「福は内」を叫んで撒くんだよぅどっかの記事で山本ｸﾝが「鬼は外」といって豆を撒いたってのがあったけどそんなこと一言も言わなかったさ ちいさいっちゃぁ小さいことなんだけど、そんなに鬼を嫌わなくたっていいじゃないかぁ～っと思っちゃうんだよなぁ 第一、鬼の副長が鬼退治なんて洒落になんないんじゃん？　　　　　　　　　　　　　　　　　 なんてあほなこと言ってないで誰か鬼を救ってくれないのかしら？…あったあった！鬼を迎えてくれるところ！群馬県鬼石町というところは全国で追い出された鬼を迎える町なんだそうな。ほぅ～。集めてどうするんだ？…いま鬼石町のHPを見に行ったら平成18年1月1日で藤岡市と合併、「鬼石町」はなくなってしまったんだと…！じゃぁ追い出された鬼はどこ行くんだよぅ？ ってことで奈良県吉野蔵王堂の節分会は全国から追われた鬼を集めて仏門に帰依させる行事だそうです。へぇ～。でもやっぱりこれも鬼退治だよねぇ どっちにしても鬼は肩身が狭いっすよ、副長！

  2006年02月05日

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  高幡不動尊

  節分。いつもなら恵方巻きを食べるだけなんだけど(笑)今年は厄除けの意味もあって高幡不動まで福豆をもらいにいったもちろん、山本耕史ｸﾝが豆まきに来るからさ！その甲斐あって今年はいいことが起こりそうな予感♪豆まきの様子はコチラ高幡不動尊は土方さんの菩提寺としても有名で境内には「殉節両雄の碑」が建っています。これは明治7年に旧幕府側の祭祀・慰霊が許可されることになり当時の住職をはじめとする縁の人たちの尽力により明治21年にようやく建立されたものです。碑文は小野路村の小島為政の「両勇士伝」をもとに仙台藩の儒者大槻磐渓が選し、篆額は松平容保候、書は松本順(良順)です。原文はとても読めない(T_T)ので、意訳を教えてもらいましたが内容もさることながらその文章が素晴らしく何度読んでも涙が出てきてしまう程です。他にも「東照大権現」の幟(霊山博物館にあるのと同じヤツ)や土方さんの手紙もありナゼか勝海舟、榎本武揚、大鳥圭介の書、松本良順の書軸もあります。あまり知られていませんが、大日堂には土方さんのお位牌と過去帳、新選組隊士の大位牌もあります。ここは鳴り龍も有名ですが、いつ行ってもあまり人がいない不思議な空間です。本来高幡不動尊自体が大変歴史が古く、文化財の宝庫と言ってもいいくらいどちらを向いてもすごい歴史が感じられるのに、アジサイはすごくキレイだし実はここには一日いても全然足りないくらい見所満載でワタシのお気に入り場所の一つでもあります。ここのすごさはとても書ききれない！でも行くときはスニーカーに長袖長ズボンでないと山が満喫できません。

  2006年02月04日

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• 続☆桑名藩戦記

  そんなわけで今日もすっかり桑名です大鳥さんの「南柯紀行」とかぶってる場面がそれぞれの立場から見てて笑え…いや、興味深い！確か大鳥さん、自分の日記「南柯紀行」では、4月11日江戸城開城の日に脱走してきた旧幕府軍が市川大林寺で総督を決める場面で。「自分は未熟だからそんな大任は引き受けられないと固辞したが、出発できずに困り果て日光までならと引き受ける」とある。こちら「桑名戊辰戦記」に出てくる藩士、町田老之丞(天保9年生まれ←土方さんより3つ年下。桑名藩主戦派頭目)の手記によると、「吾れ、徳川家の禄を受ける事未だ三年なるとも、君臣の大義もとより死をもって報せんと思う。然るに数百年の恩受けたる麾下の士中には一向に報する事知らぬが如き者あり、長大息するのみである」って、堂々と引き受けてるじゃん。固辞してないじゃん！！でもこの桑名藩の町田老之丞さんは共に闘った大鳥さんのことをすごく買っているようで「味方が崩れかかった時も最後まで踏み止まり、負け戦で兵士が落ち込んでいる時も、大鳥のみは陽気で部下を激励していた」と褒めている。余談だが…。この本を書いた郡義武氏は大鳥さんのことを「ただの学者ならとても箱館まで戦い続けることはできなかった」と言っている。確かにこの先、戦いをやめる機会はいくらでもあったのに最後まで行ったもんねぇ。諸作家氏が書くほどヘタレではなかったような気がしてくる。「ただし、この男は名前が良くない。どうしても上方漫才を連想する。これは明らかにマイナスイメージである」とも書いている＿（＿＿）ノ彡☆そういえば知り合いに大鳥さんの話をするとそういう反応だ！！(爆笑)土方さんの話も出てくる♪例の宇都宮城攻略のとき怖気づいて逃げようとした伝習隊の一兵士を「退却するものは誰でもこうである」と一刀の元に斬り捨てたヤツ。歩兵はこれに励まされ(←「脅され」じゃないのか？)ふたたび進撃する。歳三は血刀を下げて悠々と歩を運ぶ―と、桑名藩士中村瑛次の「桑名戦記」にある当時、この「退却するものは斬る」と言うのはどこでも当然だったようで、桑名隊も江戸脱走のとき申し合わせている「万一命令に叛き戦場にて退く者あらば、君の御名を汚す故にこの者は速やかに斬。我等に於いても退者あらば諸子速やかに斬るべし」(石井勇次郎「見聞略記」)なにも旧幕府軍だけじゃない因州(鳥取)藩の隊長河田佐久馬もこの後の宇都宮城奪還戦で同じ言葉を吐いているし、山形狂介(有朋)も7月25日の長岡再落城の時に、このセリフを言っている。ただし山形の場合、そのセリフを言ったとき寝巻きのままであることに気付いてそのまま逃げた（！）。というオチつきだったトカ…。とにかく、当時の考え方として極あたりまえのことだったらしい。ただし斬る斬ると言っても実際に斬ったのは土方さんだけかも…やっぱり土方さんはスゴイ！←そこかよっ！(「桑名藩戊辰戦記」参照)大鳥圭介「南柯紀行」

  2006年02月02日

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• 桑名藩

  「桑名藩戊辰戦記」という本を借りた。土方さんと容保候にばっかり目が行っててそういえば桑名藩のことあんまり知らないよなぁと思ったのがきっかけなんだけど当然、桑名藩は土方さんとの接点はたっぷりある。まだ読み始めで慶応4年4月なんだけどすごぉーく面白い予感♪3月に甲陽鎮撫隊で敗れて五平新田に駐屯した頃、近藤さんが入隊を勧誘しに来たとか、近藤さんが投降したことを聞いて腰砕けになっちゃった大久保主膳とかいままで知らなかったけどあぁそういうことだったのか！と納得することが沢山「戊辰戦争見聞略記」を書いた石井勇次郎がいるので興味も倍増。このヒト、当時24歳。すぐ「流涕」(はげしく泣くこと)しちゃう感激屋さん。以前「箱館戦争史料集」に載ってたのを読んだことあるんだけど、確かそのときは江戸～仙台はなかったんだよね。(←紙面の都合で(T_T))それから森常吉さんも…。このヒトは箱館新撰組の隊長。森弥一左衛門陳明(もりやいちざえもんつらゆき)が本名。この頃の桑名藩主戦派はみんな藩に迷惑がかかるからと言う理由で脱藩、名前を変えている。…。律儀と言うかなんというか。そうまでして守りたかった藩はもうすぐなくなっちゃうのにね。そういえば鴻之台に集まった江戸脱走チームも土方さんを初め変名のヒトが多かった。それで軍議も混乱したとか。変名してないのは大鳥ｻﾝくらいなものかも…(←やっぱり大鳥ｻﾝてなんかおかしい(＾0＾*)今回はその辺もたっぷり出てくるし、いろんなヒトの残した記録を元にしてるので安心して読める！！小説なんかだとどれが史実でどれが創作でどれが風聞かわからないしね(x_x)そんなわけでしばらくは頭が桑名。（爆）そのうち桑名ページが出来てるかもね♪

  2006年02月01日

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• 服部半蔵

  「中島三郎助まつり」に触発されてこんな発見を！服部半蔵正成(まさなり)～超有名な家康の部下というか忍者集団のおかしら。その子孫にあたる12代目の服部半蔵正義（まさよし）は弘化2年(1845)9月うまれ。慶応元年(1865)21歳のとき家督を継ぎ、桑名藩家老となりました。えっ！定敬さんの家来！？なんと初代服部半蔵の息子、石見守正就(まさなり)の妻は桑名藩主松平定勝の娘で、正就が暇を出されたため妻は3人の息子を連れて実家にもどり息子たちは松平家の家臣に。その後、松平家は松山、桑名、今治に別れ、息子たちもそれぞれの地に別れましたが次男の石見守正辰(まさとき)は桑名松平家の親族として代々続いたのです。さて、当時桑名藩主松平定敬は京都所司代として京都で活躍、半蔵も京都に在住して藩主を補佐していました。翌慶応4年正月の鳥羽伏見の戦いに半蔵も参戦しましたが、周知の通り敗走。藩主定敬にしたがって大阪から江戸を経て越後柏崎へ転戦、軍制の建て直しの後御軍事惣宰(おんぐんじそうさい)となり桑名軍全軍を指揮した。しかし、東北各地の藩が降伏したため9月26日に庄内(山形県鶴岡市)で降伏。う～ん、土方さんとは微妙に会わないなぁいや、柏崎から会津に来たからそのときに会ったかもね！明治2年11月、戦争責任者として森弥一左衛門陳明（つらあき）が切腹して桑名藩への戦後処理が完了。桑名藩は再興され、半蔵は桑名藩大参事や第三大区長(桑名郡長）などを務めました。明治19年に桑名で没ちなみに戦争の責任を一身に背負って切腹した森弥一左衛門陳明は藩主定敬に従って箱館まで渡り、新選組に加入（←藩主についていきたいなら新選組に入れって土方さんが言ったから；）箱館新選組では隊長格である改役だった、森常吉のことです森常吉は文政9年(1826)江戸八丁堀の桑名藩邸で生まれ、後森家へ養子に入り万延元年(1860)には藩の大目付となりますえ～っ！土方さんより9歳も上じゃん(ﾟOﾟ;)藩主定敬らが柏崎方面で激戦を繰り広げていたころ、江戸で彰義隊に加わり上野戦争に参加、撤退して仙台で定敬と再会したのです。そして弥一左衛門は森常吉と改名して(藩に迷惑はかけられないと脱藩もしたとか…)新選組に参加、蝦夷へ渡ったのです。そのとき一緒に蝦夷に渡った仲間に「戊辰戦争見聞略記」を残した石井勇次郎がいます。戦争責任を取って切腹したことにより森家はこの日断絶辞世はなかなかに　惜しき命にありながら　　君のためには　なにいとうべき話がそれましたが桑名藩の家老としてもう一人ちょっと謎な人物が酒井孫八郎この方、上記の服部半蔵の弟らしいのですが1845年生まれなんですよ。服部半蔵は1845年9月生まれ。孫八郎は11月17日生まれ。一体これはどういうこと？とにかく、半蔵とは実の兄弟らしい(←アヤシイ…)こちらの家老は留守家老として桑名城に居て藩論の統一を図った。鳥羽伏見の戦いの後藩主定敬が江戸へ脱出、柏崎へ転戦したため、前藩主の子を立て、亀山藩の仲介で朝廷に嘆願書を出し、桑名城を明け渡した勝手にそんな…。いいの？その後、箱館に渡った定敬を帰藩させるため箱館に渡り説得し連れ帰る。このとき明治元年12月29日から翌年3月4日までさかんに土方さんと会って相談してる。そして4月13日定敬は箱館を離脱しているこの辺の藩主と新選組に取り残される形になった森常吉や石井勇次郎らとの別れは涙を誘う。(T_T)何だ、中島三郎助さんとの接点はないじゃんか！とおもうでしょ。でも服部半蔵さん、浦賀にペリーが来航したときサスケハナ号に乗ったらしいんですよ。ちらっと耳にしただけなのでなんで？とか本当？とかギモンも沢山あるんだけどちょっと調べてたら土方さんとの意外な接点に驚いてギモンそっちのけで突っ走りました(爆)なので真相はまたそのうちに…(←本当か？をい；)「戊辰戦争見聞略記」石井勇次郎「新選組・彰義隊・白虎隊のすべて」桑名市HP参考

  2006年01月30日

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  中島三郎助まつり！！

  だめもとでデェトに誘ったら思いがけずＯＫもらえたので、行く先を告げずに浦賀へ行ったv(^o^)もちろん途中で行き先と目的を話し、「中島三郎助とは」をたっぷりレクチャーしましたサ。我が家から浦賀まで結構たいした距離なのでほとんど小旅行のイキオイです。 浦賀駅のすぐそこは山！「中島三郎助まつり」は駅から会場まで３分！のわりに全然案内とかなくてこんなに近いのに迷いましたさなにげに地味だぞ、中島三郎助まつり(T_T) 日本人としてはじめて黒船に乗り込んだ浦賀奉行所与力であり、日本人の手による最初の洋式大型軍艦「鳳凰丸」を建造。箱館千代ヶ丘陣屋で戦死した後、明治24年(1891)に中島三郎助を追慕する人々の手により浦賀港を見渡せる愛宕山公園(この碑を建てるために造られた公園だって！)に招魂碑が建てられ、このとき以来浦賀は造船の町としてのスタートを切ることになったのです。浦賀では嘉永6年(1853)に幕府により近代的な造船所が開設されました。翌年、日本最初の洋式軍艦である鳳凰丸を建造し、咸臨丸などを修理しました　明治24年(1891)中島三郎助の23回忌にあたり、箱館戦争のときの同志であった荒井郁之助(海軍奉行)が中島三郎助のために浦賀に造船所をつくることを提唱し、榎本武揚は即座に賛成して、地元の有力者に働きかけ、明治30年(1897)浦賀船渠(せんきょ)株式会社が設立されました(浦賀行政センター市民協働事業・浦賀探検くらぶ)よりちなみにその篆額(碑の上部に篆書体の文字で彫られた題字)は榎本武揚です。榎本さん、本当に東軍の慰霊にはかかさず名前が出ますね。それと荒井さん、軍艦操練所からのつきあいだもんね。 住友重工工場内でやってるイベントでは「黒船シチュー想作試食会」(ペリー提督から譲り受けた鍋でこんなものを作ったかも？という趣旨でできたらしい；)普通のシチューじゃん？って言っちゃヤーよ♪や中島三郎助蝦夷地展・浦賀道展のパネル展示のほか地域応援歌「浦賀大好き！」の発表や謡曲「三郎助賛歌」なんていうのまであり、外では浦賀の史蹟案内があったりフリマやナゼカ凧揚げ大会と「いったいこのお祭りの趣旨はなんだっけ？」ってなものまで盛りだくさん。 メインステージの上には中島さんの垂れ幕(？)幕末・歴史に全然興味のない彼だったけど、それなりに楽しかったらしくてほっとした。(*^.^*)ほっとしたついでに東林寺まで誘ってみる東林寺は中島三郎助父子のお墓がありますそこへ行くには渡船でいくんだよ～♪ 浦賀の渡し 渡船場渡船場の歴史は古く享保18年(1733)の「東浦賀明細帳」なるものに渡船の操業が確認されています。平成10年8月に就航した現在の「愛宕丸」は御座船(ござぶね)風のデザインとなっています。この航路は「浦賀海道」と名づけられ、横須賀市道2073号となっており、東西浦賀を結ぶ渡船は、浦賀のシンボルの一つです ほんの5分くらいの乗船時間ですが海はきれいだしなかなか快適です～♪渡し場を降りて案内に沿っていくと「東林寺」立て替えられたばかり！って感じのところで、本堂も修理中でした 中島さんのとなりに次男・英次郎くん墓石には中島さんの辞世があらし吹く夕べの花ぞ目出たけれ　　　散らで過ぐべき世にしあらねば 中島さんの向側に長男・恒太郎くん(手前) そしてここ浦賀で亡くなった人たちのための忠魂碑東林寺を後にして海岸沿いを行くと…「徳田屋」跡 徳田屋は江戸時代から明治・大正まで続いた浦賀を代表する旅籠です創業は1700年代の終わりといわれていますが正式に旅籠(御用御宿)となったのは文化8年(1811)3月のことでこれが浦賀の旅館の始まりです。ペリーが来航した嘉永6年(1853)6月には黒船を見聞するために吉田松陰が二度目の宿泊をして佐久間象山と会っています。吉田松陰は2年前の嘉永4年(1851)に江戸湾沿岸の防備状況の視察のため、佐久間象山は思案の旅で徳田屋を訪れています。ほかにも浮世絵師の安藤広重が安政5年(1858)に、安政2年(1855)には桂小五郎が浦賀奉行所与力中島三郎助に造船技術の教授を得るために来訪した折に泊まっています残念ながら徳田屋は大正12年の関東大震災の際倒壊して姿を消してしまいました。(浦賀地域文化振興懇話会)こんなところにこういうのがあったなんて知らなかったなぁ。観光案内にも出てない。もったいない。とまぁこんな感じで中島三郎助まつりを堪能したのでした～♪しかし！中島さんて人は余程人望があったのねわざわざ碑を建てるために公園造っちゃったり、函館にも中島さんの名前を取った「中島町」があるしねそうそう、明治30年ここに浦賀ドックを設立したのも中島さんの業績を称えてのことなんだって。おまけ♪ ゆかりのお土産売ってるとつい買っちゃうのよねﾍ(^^ﾍ)))｡｡｡「黒船シチュー」「黒船まんじゅう」「横須賀ライトチーズケーキ」はっ！全然中島さんとは関係ない！！（￣□￣；）！！ちゃんちゃん♪

  2006年01月28日

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