ホタテバーガー☆ミ

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• 体を鍛えよう！

  連休にお出かけをした。つくづく「なまっとる」のを痛感。体が重すぎるこんなことではイカ～ン次回までに体を鍛え、山を登り藪をカキワケ邁進しようと決心した。固く心に誓った…ツヅクカナ。とりあえず来月の山登りまでにはもう少し身軽にならねばそして、そして…つづくナンノコッチャ

  2009年03月21日

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• 陽はまた昇る

  主演：中島登共演：安富才助大嶋寅雄ヨネそんなステキなDVDがあるという。早速お借りして観ましたよ私のイメージをぶっ壊してくれた人物設定でかなり新鮮でしたいやぁ、面白かった登さん＠村上弘明さん舞台は明治の浜松。大嶋さんと安富さんは知り合いでしょトカ池田屋のときは二人とも居ないジャントカ箱館の話をもっと出せよぅトカ地蔵堂って何だよ、如来堂だろトカ斎藤さんの「さ」の字も出てこないジャントカ沢山の突っ込みどころ満載で楽しいったらないわぁ欲を言えば葉蘭の栽培に成功した話や銃砲店の話をもっと入れて欲しかったわネ。よくぞまぁ中島さんを主役にオハナシを作ってくれましたありがとうというキモチです。本当に面白かった。かなりオススメです。楯さん、ありがとう楽しいのでもう少し貸しててください

  2009年03月06日

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• 大衆演劇！

  コレハイッタイナンダロウ大衆演劇。舞踏ショー。摩訶不思議な世界だった「早乙女太一～千年の祈りツアー2009」舞踏ショーナンデショウ平成の風呂敷に昭和のカケラを詰め込んじゃったよ。って感じ太一君の剣舞というか、立ち回りというかかなり格好いいのよ。華があるし、見てると自然と釘付けになっちゃうオーラが出てる。動きにも無駄なくキレがあってニギヤカなかなかステキですが。ショーが始まった途端、目がまん丸になって口をぽっかりあけて唖然としてしばらく見てましたその衝撃が過ぎると次ナニやるの～ってワクワクしました。太一君が舞台で踊ると本当に華やかで目が釘付けになりますが、衣装替えの時間はウッカリうとうとしてしまいました「千年の祈り」というオハナシは台詞とかないんだけどなんとな～く話の筋がわかる仕組み。で、これがまたすごかった男の子なのに白虎と一個しか違わないのになんなのこのイロケはムダにフェロモンが溢れてますケドいやぁ、びっくりしたわぁ今まで歌舞伎の女形の方々を散々見て慣れてたと思ったけど全然違う種類の色気でしたわ。もっとこう…なんていうか…下町の色気…ナンジャソリャいや、まいった。最後は出口でお見送りしてくれちゃうんだけど、お人形さんみたいだったよぅ手を振ったら反応してくれましたよ。ビックリ帰宅してお土産に買ってきた「太一クッキー」を貪る白虎を見ていると…はぅ～百分の一でもいいからアノ色気があったらね。とこっそりつぶやいてしまいましたとさ

  2009年03月02日

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• 会津勉強会

  先月風邪で欠席した会津仲間の「勉強会」今月は元気に出席楽しくてね。ツイ飲みすぎちゃったりするのよ。今回のお食事は「レタしゃぶ」レタスのしゃぶしゃぶで女性に大人気…らしい←誰も知らなくてゴメンネ幹事さん食事もお酒ももちろんだけど、やっぱり心置きなく会津話が出来るって言うのは何にも勝るたのしみデス二次会は今流行り(らしい)風林火山な居酒屋。入口に伊達政宗の鎧があって、コースターは竹に雀・武田菱。なんだかメチャクチャだが楽しいわぁたっぷりお勉強をして終電で帰宅。先週のMissionから早一週間元気なつもりでもやっぱり疲れていたらしい。さすがに今日は全然起きられずはっきりすっきり目が覚めたら夕方だったという起きられないにも程があるよおかげでまたまた予定がずれたし先日の「Mission岡崎・浜松の夜行列車の旅」も漸くUP→こちらからドーゾ。

  2009年03月01日

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  福島物産展！

  天気が悪い割りに花粉症がキツクてキブンも中。薬のせいで一日中眠くてぼーっとしてるぅオマケに雪まで降ってきちゃって寒いよぅそんな中、めげもせず、東急東横店で開催中の福島物産展へ行って来たよ。「福島」の物産展なので会津はそんなにメインじゃないんだなぁ「小池菓子舗」の粟饅頭、「かんのや」ゆべしなどお馴染みのお店と、今回の目当ては「会津中央乳業」の会津のべこの乳、「串鶴」会津地鶏の串カツ…など。ヨーグルトだのコーヒー牛乳だの結構重たかったけどう～ん、おいしい。濃厚なヨーグルト、家族にも好評だった串カツはみそが甘めでしたな満員の電車に揺られて帰宅したけど、ちょっとしあわせ～～3月4日まで。東急東横店西館8F

  2009年02月27日

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• 蘭疇自伝

  松本良順センセの「蘭疇自伝」前から興味があったんだけど漸く読了。崎陽(長崎時代)、江戸、明治とそれぞれの時代に分かれているんだけど、全編を通して良順センセのおおらかさが伝わってきておもしろい。松本良順というと剛毅で多少の事には動じず、曲がった事がダイキライで歯に衣着せぬ言動でわが道を行く。と言うイメージなんだけど、結構当たってる。こんな意外な話もある。良順センセ17歳の頃。松本家に養子に入るには漢医学に通じてなければならない。と言うことで試験を受ける事になった。漢医学は一応修めているものの実家が洋医学だと言うだけで排除しようとする漢医学。それに負けじと難しそうなところばかりを勉強していたらずばり、そこが問題に出た。それでめでたく合格したがその緊張の為に試験が終わったら鼻血を出した。とか（爆）結構妬まれたり邪魔されたりしてるんだけど、支援してくれる大物のお陰で事なきを得てることもしばしば。家茂公が薨去したとき、最後の脈を取ったのもコノヒトらしい。家茂公が病床に付して以来ずっと傍に在り、不眠不休で仕え、休ませてほしいと言ったら家茂公が「良順がいないのは不安だから一緒に寝よう」と同じ布団で横になったけど全然寝られなかった。徹夜よりキビシかった。とか井伊直弼の器の大きさに感心した話も出てくるし、慶喜の事を結構褒めてるんだよね。松本センセにいわれるとそうなのかしらとグラっと来ちゃったり日付は不詳ながらセンセは関取の熊川とも知り合いらしい。ひゃー本当安政6年(1859)頃長崎で弟子の前田玄造サンを写真師の元へやり、写真術を学ばせた。この頃大阪の相撲が長崎で興行をした。その興行が終わった後、幕の内の力士を招き、撮影会を行っている。その場に「大関熊川」がいたんだよねその約4年後、1863年(文久3)6月3日大阪力士乱闘事件で熊川熊次郎は死亡。同一人物かしらね近藤さんと一緒に浅草弾左衛門を訪ねたりもしてるの。伏見で撃たれた近藤さんが江戸に戻って来て治療の為に松本センセの家にいたとき、一緒に弾左衛門家を訪ねて差別階級から平民にする話をしに行っている。平民にすると言って金を取ろうとしてるだけじゃないかと疑う弾左衛門に近藤さんは松本センセの人となりを語って疑いを晴らしたらしい。そんな縁もあって甲陽鎮撫隊に弾左衛門配下の人たちが参加してたらしい。明治になってもおおらかさとわが道を行く姿勢は変わらずただ、この本、年取ってから書いたから日付がなかったり、完全におもい違いをしていたりもしてるのでどこまで本当かはわからない最後に明治35年6月　前軍医総監貴族院勅撰議員正四位勲二等と、あるあ。ちゃんと正四位になってるぅ。疑ってゴメンネ松本順自伝・長与専斎自伝　東洋文庫　

  2009年02月17日

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• 残念

  「元新選組隊士のその後」と言う項目を見つけたので「新選組　その後」という展示を見に行った。五稜郭で降伏したとき降伏人数として確か90人以上いた新選組の隊士は、数人を除くとほとんどその後は知られていないと思う。数人の隊士ですら、最後まで紹介しているのをあまり見ないからかなり期待していたが。全隊士とは言わなくてももう少し丁寧に紹介して欲しかったなぁ名前一覧や簡単な紹介すらなく、取り上げられていたのはごくごく一部。ま、展示がそれだけではないので仕方ないけどネ。今自分のツボが「中島登」と「大島寅雄」なので一言もなかったのがなんとも残念と言うよりガクゼンとしてしまって他の展示をあんまり見なかった解説の方もいらしたけれど、展示にないこと聞いてもわからないよね中島さんと大島さんのお墓の詳細が知りたいんだよぉorz玄関先では「天然理心流」の演舞をやっていた。キモチがな時はヤな事が重なるもので、途中でかかって来たデンワでさらに打ちのめされる宣告を受ける。困った事態が勃発。困った困った他の予定を昇華する気がすっかりなくなりとぼとぼと岐路に着く。困ったついでにドーナツを買ってやけ食いさ、さすがにいっぺんに8個は堪えた。しかもチョコ系ばかりしかもドーナツ、昨日も4個食べた。なにやってんだろ、ジブン。

  2009年02月15日

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  テオ・ヤンセン

  ぽかぽか陽気に誘われて。「テオ・ヤンセン展」です。なんかね～フシギな空間でしたよ。オランダ生まれで物理学者で画家でアーティスト。自らの作品達を「生命体」と言い、「繁殖」させて「オランダの海岸線を守りたい」のだそうだ。クェスチョンマークイッパイのこの「生命体」、ナウシカの王蟲のようだと思ったのはわたしだけしかしこの生命体、(ビーチアニマルと言うのだそうだ)すごい風を動力としているとはいえ自力で動く事ができるのは満腹状態で2～3分。その動きがスゴイアドレセンスという名前を持つこの「生命体」は海岸に「住」み、強風になると羽根をたたみ、アタマにあるハンマーと杭で砂浜にカラダを固定する。しっぽで砂を掘って運び、山を造る。これは足の部分。この形が砂浜を歩けるカタチらしい。デモンストレーションで実際に動かして見せてくれるんだけど、王蟲が横歩きしてるみたい。カラダのイメージは「恐竜」みたい。小型の「オルディス」は実際に動かしてみたが、軽い。足がカシャカシャカシャカシャして王蟲の子供を歩かしてるみたいだったオモシロイぶっちゃけナゼこれを「生命体」と呼ぶのかわからん自分が命を終えた後もコノコタチが繁殖して海岸線を守ってもらいたいと言う。そのためにヒトと自然と共存できる「生命体」の最終形がどんなものになるかはわからないのだという。だからこれらも「進化の過程」なんだそうで。するとワタシがいまクエスチョンマークイッパイで見ているこれはまさに「開け！進化のモード！」ってことかすでに「化石」となって役目を終えたアニマリスも沢山いる。わかったようなわからないような。凡人にアートは難しすぎたか。宮崎センセ、あれを使って自力歩行の王蟲作ってくれないかなぁ←アート台無し発言歩いていたらゴジラ発見。今日も良い1日だった

  2009年02月14日

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  古地図の楽しみ

  昨日の春の嵐がウソのような穏やかな日差しですな。雨上がりのぴかぴかな空気の中、珍しくバスを乗り継いで出かけてみました。静嘉堂文庫美術館の「古地図の楽しみ-江戸時代の町を歩く-」いつものようにケータイのNAVIで行きましたが、なぜかこのNAVI、建物・神社仏閣・学校、みんな裏門に案内してくれるんだよねナゼダ～岡本民家園というなんだかよさげなトコロを横目に坂を登り…山ン中を行くが如し。やっぱり裏門に到着イイケドネさて、この静嘉堂文庫美術館はこじんまりとしてとても見やすかったです。展示も30点ほどで江戸時代モノも幕末が多かったので面白かった～お馴染みの「調布多摩川総絵図」もありました。元治元年（1864）刊の「分間江戸大絵図」には歩兵屯所、講武所、騎兵当番所などが登場し幕末の時代の移り変わりを絵図で実感宝暦9年(1759)刊「再刻新板本所深川細見図」は「塩満干図」があり、潮の満ち引きの時間が現在の新聞みたいに載っていたし、「関東水流図」は江戸の水路地図で江戸時代如何に水路が生活に密着していたかを伺える。「伊豆下田港図」安政2年(1855)刊は前年のペリー来航とその後の下田開港の準備に備えて作成され、要所間の距離や海の深さを計測し書き込んだもの。天保5年(1834)頃刊行された「江戸名所図会」に山崎闇斎の文字がガラスにへばりついてみてみるとどうやらこれは斎藤幸雄なる人達が編集したもので、古書を引用して名所の説明を書いたらしい。その中に山崎闇斎の書いたものを引用したらしいんだよね。ヨメナイケド。ちなみに「日本橋」の項目でした。武家の槍印を書き込んだもの、一枚大判の絵図が旅行の為に小型化し彩色されたり、観光が書き込まれたり時代と用途に応じて様々に変化した絵図。時代背景を思い起こしながら見てると本当に面白いです絵図をみると必ず「松平肥後」の文字を探しちゃいます今回ももちろんそれを探しながら楽しんでたら嘉永2年(1849)刊行の「江戸絵図」松平肥後守屋敷に「御屋敷内綱ノ産湯…」と記載がありました。渡辺の綱の生誕地というのはその当時から言われていた事なんだ～と、なんだかニンマリしてしまった。美術館のお庭は梅が一斉に咲き始めたようで、暖かい中にふんわりいい匂いがしました。散策散策いやぁ、心が洗われますねお庭を散策していたらなにかありました。岩崎家の御廟だそうで。特に説明とか何もないんだけど…。そういえばここの正面ってドコだったんだろう…と思いつつ敷地をうろうろしていたら漸く正面入口にたどり着きましたいや、美術館も良かったけど御庭も良かった。世田谷マンホールが見つけられなかったのでほほぅ。世田谷は鷺草なんですねぇ。

  2009年02月14日

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  東北6県の大物産展

  会津に行きたいよ～なかなか行けないよ～ってことで、物産展でガマンしました「第28回東北6県の大物産展」＠上野松坂屋ここから西軍がアームストロング砲で上野の山の彰義隊を…なんて思う間もなく物産展に突入です秋田・青森・山形・岩手・福島・宮城。米沢の牛タン、宮城のいわし団子など試食しながら目はしっかり会津の物産を探してチェック小池菓子舗の粟まんじゅう、ゆず沢の茶屋のゆずみそを購入さらに試食であんまりにも美味しかった青森のチーズケーキも買ってしまいました。チーズがとろ～んなんだよぅいわきの「めひかり塩チョコ」ってのが面白かったな。めひかりが入ってるワケじゃなくて(それはイヤだ)めひかりの形をしたチョコに塩キャラメルが入っていると言う、甘いのに段々塩味になるチョコ。某デパートの物産展より小規模ながら売り場がゆったりしていて買い物はしやすかったわぁ月末には渋谷でもやるって言うし、ちょっと物産展でガマンしておくか…

  2009年02月03日

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• 榎本武揚シベリア日記

  榎本武揚シベリア日記榎本さんの「明治」箱館戦争を経て辰ノ口糾問所に収監され朝敵だ賊軍だと言われた挙句、明治政府に出仕。1874年(明治7)特命全権公使を命じられロシアへ。1878年(明治11)帰国するときにわざわざ陸路でシベリア経由で帰国。その時の、日記。榎本さんは海軍のイメージが強いけどやっぱりこの方タダモンじゃない。日記の内容は天気・行政はモチロン、地理・地質・植物・産業・交易・軍事・民族・言語・宗教など多岐に渡る。とにかく好奇心も旺盛だし物怖じしないし本領発揮な感じですな。お茶をふるまわられれば交易の話になり、金の採掘場へ行けばこの場所でこんなに金が取れるわけないから殿様の狩場のようだと冷静に見極め、人種の違う人を見れば話しかけ、言葉が通じなければ筆談をし…。いや、すごいわねそんな風にわざわざシベリアを経由したのは当時の日本人が必要以上にロシアを恐れていたため、実情を伝えたいという気持ちからだという。当時の日本人でこれだけ冷静で的確な判断をもった人ってそういなかったんじゃないかしら。そんな冷静な観察眼も夜毎襲われるワンドロイス(虱)に悩まされ、薬を付け忘れて顔中腫れたとか、夕べは全く眠れなかったとかそんな話もふんだんに出てくる。シベリア日記とともに載っているのは「渡蘭日記」こちらは幕末。1862年(文久2)に蒸汽軍艦の製造をアメリカへ注文しそれとともに留学生を送るはずだったのがアメリカの南北戦争勃発によりオランダに変更になったときのもの。1862年(文久2)6月18日。意気揚々と品川沖を旅立った榎本たち留学生一行は折から流行していた麻疹により足止めを喰らい、ようやく9月11日長崎を発してバタビヤへ向う。バタビヤで船を乗り換えオランダへ行く予定だったのだが、バタビヤを前にして暴風雨に逢い遭難してしまう。乗組員はさっさとボートで逃げてしまい近くを通りかかった船に助けを求めるもどうやらか遺族らしい。とこの留学生達びびるどころか反対に日本刀で脅しつけ、まんまと荷物まで運ばせたと言う。どうにかこうにかオランダへ行く船に乗り込んだところからこの日記は始まっている。どうりでなんだかやたらと元気な印象を受ける日記よ。そしてこのポジテブシンキングは凄いわよね。そんな目にあってやっとオランダに向ってるというヒサンな状況なのに、船の上から釣り糸をたれ魚に逃げられてはくやしがり、珍しい魚を釣っては興味津々で食し…。このオランダ留学もすんごく面白いんだけどそれはまた別の機会に。と言うわけでそんな事をアタマにおいて読むと、本当におもしろい、というか榎本さんが面白いヒトだ～というのが良くわかります。どちらの旅行も小説よりもワクワクします。講談社学術文庫　￥1150

  2009年01月30日

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• ぞろ目ぞろぞろ

  いやぁ～ヤラレタ先日の中村兄弟のトークショー。加えて先日TVでやってた密着中村屋。こういうのにすぐ影響されちゃうんだよね。で、行ってきました「新春浅草歌舞伎」いろいろ話を聞いて是非みたいと思った「土蜘蛛」「娘道成寺」千秋楽のこの日、昼の部夜の部通して観ると言うシアワセをGETして意気揚々と出かけましたよイヤホンガイドを装着し準備万端。そして…期待通りにヤラレマシタお昼のお年玉＜年始挨拶＞は亀治郎この方の天然ップリがおもしろくて最近大注目なのだけれど、こちらも期待違わずりっぱな口上を頂き最初から笑わせてもらいました。とはいえ、2月は大阪松竹座で花形歌舞伎が1日から始まるのでハードなお稽古と移動の日程がすぐに控えているのだそうで「Yes,We Can」で乗り切るのだと述べておりました演目の「一條大蔵譚」一條大蔵長成は義経の母、常盤御前の三番目のダンナ。歌舞伎の面白いところのひとつは有名人の近くにいるビミョウに地味な人の物語が妙に格好良かったりするのがあるよねこれも地味で阿呆な振りをして実は…という筋書き。阿呆な表情と聡明な表情がクルクル入れ替わり、それを楽しんでいるようなところが凄かったわぁ亀治郎の舞も見れて満足でした「土蜘蛛」これは期待に期待で膨らんで楽しみにしてた演目。なんてったって勘太郎が前の演目が終わると「陰」に入って集中すると言うじゃないですかコレを見ずしてなんとする残念ながら3階席だったので花道が見えないのよ。存在感を感じさせずに登場する場面が見えなかったのが痛かったけれど、あの陰のハクリョクは凄かった。勘太郎じゃなかった。どうしても勘太郎は「陽」のイメージが強いのでこんな「陰」な役は似合わないと思ったが、どうしてどうしてすごいハクリョクでした。白目が充血する様はトリハダものでしたよ。毛が逆立つような恨みのハクリョクでしたなう～んステキだ「土蜘蛛」の登場人物にも種々思い入れがあるこの源頼光をはじめ保昌と四天王渡辺綱、坂田金時、碓井貞光、卜部季武は大江山の酒呑童子とか相馬の古内裏瀧夜叉姫と大骸骨とかかなり好きなんだよねその登場人物が出るだけでも興味津々なのに土蜘蛛は勘太郎。わくわくすんなってのが無理そして期待以上のモノだったから大満足で満腹デシタこれね。大阪でもやるんだって。「蜘蛛絲梓弦」こっちは土蜘蛛が亀治郎、頼光が勘太郎、保昌が愛之助だってさらに卜部季武・七之助、坂田金時・亀鶴、渡辺綱・男女蔵…目がテンになるようなキャストでしょここで昼の部終了外でお昼でも食べようかと思っていたのだけれど意外とあんまり時間がないので仲見世通りであげまんじゅうを買って食べました。おいしかった相変わらず仲見世通りはガイジンサンで溢れてましたなさて、気持ちも新たに夜の部開始。最後のお年玉＜年始ご挨拶＞は今年から初参加と言う松也くんです。スターウォーズ仕様で楽しそうでした。「一本刀土俵入」これは人情話デス。台詞がわかりやすいやつです。亀治郎がイイです。亀治郎は私の中で立ち役なイメージですが実は女形もスゴイです。イロケがあるんだよね～。呑んだくれの女郎サンなんだけどね密着のTVで紹介していた中村屋の秘蔵っ子、鶴松クンが出てましたよ。普通の男の子に見えるけどこれからどんどん成長していくんだろうなぁ。そしてそれをハハのキモチで見守っちゃうんだろうながんばれさてさて最後はこれまた楽しみでたまらなかった「京鹿子娘道成寺」これもえらく有名な演目なので私ですら3回目ですよ。確か前に見たのは玉三郎丈の道成寺だったなぁ。な～んにもわからない子供の頃観たんだけど、キレイだったという印象しか覚えてないわぁ。そして七之助の道成寺。これもいろいろ裏話というか苦労話を聞いていたので最初から最後までこっちまでしんどい思いで観ました。澄ました可愛い顔で汗びっしょりになって踊る七之助に感動しました。双眼鏡の向こうで表情ばかり追っていたのだけれど、白拍子から娘に変わるとき。とか、遊女に変わる時。なんて表情をするんだこの人は漸く周りが騒ぐこの人の魅力を見つけられたようでしたよ。これはこれからますます楽しみですなぁ。フィナーレというか大阪の宣伝が最後にありました。そこでさっきもチョット書いた大阪版土蜘蛛の面々がご登場。勘太郎の土蜘蛛も迫力があって「陰」のオーラが凄かったけれど、亀治郎の土蜘蛛は体格の利を活かして貫禄の迫力松也くんの頼光も格好良かったけど、勘太郎の頼光は品があるそんな比較も出来たら楽しいだろうねぇうぅ。大阪。遠すぎる地方公演する前に多摩地区公演してくれよぅ。全部終わって大満足でキラキラしながら外に出る。ライトアップされた五重塔と人気のなくなった浅草寺本堂。ひっそりとお参りをして境内をぶらぶら。余韻に浸るその目に移る五重塔やら本堂やらはなんだかとてもしっくり来て、なんと風情のあることかシャッターの閉まった、でも明るい仲見世通りとか大提灯とかなんてぴったりなんだろう。江戸時代の歌舞伎小屋はたしか浅草寺の向こう側、旧猿若町にあったんだよね。そんな事を感じながら幸せな気分でお家に帰ったのでした～。あ～楽しかったおっと忘れてた。はっぴーばーすでぃ。覚えていてくださった方々、ありがとうです。

  2009年01月27日

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• たしなみ講座

  痛むおなかを抱えつつヨロヨロしながら行ってきました。「和文化たしなみ講座～歌舞伎の魅力Vol．5」＠椿山荘中村勘太郎&七之助兄弟のトークショーですよ最近ちょっと株が急上昇なこのお二人、どんな話を聞かせてくれるのやら司会は中井美穂さん、中村兄弟に加えてイヤホンガイドなんかでおなじみ(らしい)塚田圭一氏。この方中村家とはかなり御昵懇らしく和やかな軽い雰囲気で始まりました。「和文化たしなみ講座」とはいえ、やっぱり話の中心は上演中の浅草歌舞伎のお話。浅草歌舞伎の話は行きたかったので割と詳しく調べてたんだよねなるほどなるほど。とちょっとわかるんだけど、見てないからな～見たいな～やばいな～有給まだ残ってるんだよな～(コレバッカリ）そして勘太郎丈の主演映画作品「禅ZEN」の裏話などなど。歌舞伎好きとはいえ演目も見所もイマイチなシロウト観劇人なワタシなんとなく大変そうだな～と思ってたところの「本当の大変さ」や、歌舞伎のヒトならではの感覚の妙とかあっという間の2時間でした。後半は客席も参加してのゲームをしたり、抽選会(当たりくじは本当に当たりなモノだった)をしたりしたのだけれど、兄弟の性格というか、兄弟だからこその掛け合いがなんともほほえましいッほほほほ。勘太郎チームでよかったわ～舞台を見ていてもなんとなく仲が良さそうオーラはかなり発揮していると思っていたが、本当に楽しい兄弟だ～流石プロって感じでお互いだけじゃなく、家族や歌舞伎の事良く見てるしね(当然か勘太郎丈はやっぱりおにいちゃんらしいおにいちゃんだった。舞台の上だけの贔屓だったけど、ちょっとかなり高感度UPデスヨコレは1月の浅草歌舞伎、行きたいな～まだ間に合うかな

  2009年01月20日

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  榎本武揚シベリア外伝

  榎本武揚シベリア外伝五稜郭の一戦に敗れた旧幕臣榎本武揚は新政府の駐露全権行使となり明治11年馬車によるシベリア大陸横断を決行。そのとき残した「シベリア日記」には実は裏の日記が存在したその謎を追った日本人ジャーナリストの失踪と第二のシベリア日記の信憑性の謎に迫る…と言うお話。読んでてフィクションと言うのを忘れたすんごいワクワクしながら読んでしまった。最後の最後の種明かしで「」と言う気持ちと「」と言う気持ちがいっぺんに襲ってきたロシア事情にも明治の日本の情勢もわからず読んでしまったけれど、昨今の日露情勢を思ったら本当に興味深いお話だった。榎本さんの明治以降のことはあまり詳しくない。海外経験も豊富だけれど、オランダへフォールリヒター(開陽丸)を受取に言ったときのお話しか知らなかった後回しにしてきた「榎本さんの明治」をちゃんと読もうと思った。中薗英助　文藝春秋　\1,857

  2009年01月12日

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• 金婚式

  ワタクシ事ではありますが、両親の金婚式でした。半世紀ですよ賢姉の発案で歌舞伎鑑賞して都内のホテルにご宿泊だそうで。愚妹はコブを連れてご相伴に預かりにいざザ・リッツ・カールトンへ。ミッドタウンは行った事はあるけれど上は初めてフロントはガラス張りで夜景がスゴイそして生演奏うわーうわーと騒ぎながら50階のお部屋へエレベーターがカードで動くよ～ガラス張りのお部屋からは夜景がキレイだよ～朝は天気が良いと富士山が見えるそうな。月がなんだか大きく見えるわぁみんなでガラスにへばりつき、やれあそこが皇居だ、あそこが何だと騒ぎ、とりあえずカンパイなんだかんだ言っても両親のお陰でジブンがあるので、ちょっと感無量ですゆっくりお部屋を楽しんで翌日まで堪能した両親とは裏腹に、終電ぎりぎりでコブつれて帰宅し眠い目をこすりながら仕事へ行ったのでした。でもま、心配と苦労しかかけてない両親が久しぶりに楽しそうだったからいいか次のエメラルド婚（そんなのがあるのか）のときはもう少し協力するからね（タブン）だからどうかもう少し元気で楽しくいてください

  2009年01月07日

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• 多摩の国学者

  いやいやちょっと調べたら何やらオモシロイリンクになったわ。小山田与清(ともきよ)のち高田與清1783年(天明3)～1847年(弘化4)、享年64歳。19世紀前半の江戸で、平田篤胤(ひらたあつたね)・伴信友(ばんのぶとも)とともに ｢国学三大家」と称され、和学の基礎研究（類書･考証の学）に大きな足跡を残した。曾孫にあたる高田早苗は、大隈重信らとともに、立憲改進党の結成や東京専門学校(早稲田大学)の創立に関係した政治家・教育者で、早稲田大学の学長・総長などを勤めた。与清(幼名寅吉)は多摩郡上小山田村(現・町田市小山田)の田中忠右衛門本孝の次男に生れた。父本孝を失った1803年(亨和3)、見沼通船方高田秀三郎与成の養子となる。江戸で国学を学び次第に学者・文人との親交を深め、国学者として一家をなした。また、華頂宮尊超法親王に仕え、水戸藩主徳川斉昭にも信任され、水戸学にも影響を与えたと評価されている。小野路町の小島資料館には与清著の「積徳叢談」の筆写があるそうだ。これは児島為政が1860年(万延元)に若林家で筆写したもの。内容は“教訓の書なり、奇方の薬など都て有益の事をしるされたり”とある。他にも小島資料館には「鹿島日記」という1822年(文政5)刊行された下総取手、佐原、香取、鹿島、銚子、太田、成田などを旅した折の紀行本なんかがあるという。与清の門人には、府中六所宮(大国魂神社)の神官の猿渡盛章(もりあき)・容盛(ひろもり)父子、小野路村の小島政敏、北島良志などがいた。小島政敏(1830年(文政13)～1900年(明治33))は為政(鹿之助)の祖父。為政は新選組後援者で、近藤勇が兄事した人物。試衛館チームに漢学を教えていたとされる。猿渡盛章1790年(寛政2)～1863年(文久3)府中六所宮の神官。華頂宮尊超法親王1802年(享和2)～1852(嘉永5)51歳。有栖川宮織仁親王の第八王子。幼称を種宮、諱は福道。知恩院門跡を相続し、光格天皇の養子、のち徳川家斉の猶子となる。1810年(文化7)親王宣下を受け、同年得度し法諱を尊超と称する。教義の修学に励み、宮中で進講を行うほか、文才に富み、書や彫刻を能くした。ここにも有栖川家が全然関係ないはずなのにちらちら名前が出てくるなぁ。それにしても小島家も土方家もすごいよね。こんな人たちに学んでいたらしいです。ということは小島さんも水戸学系なのかしら？水戸の尊王思想。近藤さんが上洛後芹沢さんに影響されて「天狗になった」(←水戸思想に傾いたという説がある)というのも案外こんなところに真相があったりしてね

  2009年01月04日

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  新年

  あけましておめでとうございます昨年お世話になった皆さん、皆様のお力添えのお陰でなんとか年を越せました。ありがとうそして今年もよろしくということで新年です。今年のジブンはどうするんだと自問自答で、答えを探しに自分の原点へ。つまり、日野。←原点なのかいやぁ、混んでました、高幡不動尊たまにはこんなニギヤカなところもいいかな。お正月だしね。ちゃんとお参りをしてから大日堂へりっぱなお位牌にいつもより丁寧にお参りをして、鳴龍を鳴らしてきました。おみくじ…と思ったけれど元旦に代参してくださった方が一番の大吉を引き当ててくださったのでおみくじ引いて上書きされても困るから今年はおみくじは引きませんそこからてくてく万願寺の石田寺へ。お正月にここへ来るのは初めてですな。この大きなカヤの木のお陰でどこから来ても迷いません流石に土方さんのところはお花もお線香も絶えませんね。お正月なので土方家の皆さんにも丁寧にお参りをしました。そして新年のご挨拶をしに土方歳三資料館へ。ここへくるのは…夏以来ご無沙汰してしまいました…いつもちゃんと見てるハズなのに行く度に新鮮なのはナゼダロウ。今年は土方さんも没後140年デス函館行きたいなぁさて。そういえば今年はもう梅が咲いたとの情報があったことを思い出し谷保天満宮へ。昨年散々お世話になったし、今年一番の梅が見たいし。NAVIオジサンに導かれ、相変わらず「」な道を通り、やっぱり裏門へ到着。ワタシのケータイのNAVIオジサンは建物検索をすると必ず裏門に連れて行ってくれる…ナゼダ初めて裏から入った谷保天満宮うわぁここも人がすごいまぁ、お正月らしくていいです。ちゃんと並んでお参りしました。さてさて、梅はどんな感じかなおおっ咲いてるぅここの梅はいつも一番最初に咲くんだよねるるる～っとご機嫌で帰ろうと正面に回ったら、「わが国初の自動車(タクリー号)「遠乗会」100周年」の文字が…。なんだろうと見てみると明治41年8月1日有栖川威仁親王殿下の御先導によりわが国初の遠乗会(つまりドライブ)が国立の鎮守谷保天満宮を目的地として催された。のだそうだ。で、この梅林で昼食会をした。と。有栖川宮威仁親王有栖川宮家10代当主。この人は元・和宮の婚約者で反会津・親長州派の急先鋒、のちの東征大総督となった熾仁親王の異母弟。そういえばここの梅林にこの方の記念碑があったわねなんとなくキブンを害したのでもう少し寄り道を。立川の諏訪神社。ここはワタクシ幼少の砌から慣れ親しんだ場所。なのに全然面影がない…。それもそのはず平成6年、放火によりそのほとんどが焼けてしまったのだ。ヒドイ811年、信州の諏訪大社から勧進されたといわれ、すごーくふるいイメージだったのにィ。なんかコギレイになっちゃってよそよそしいッでもまぁ由緒正しい神社は神社。長蛇の列に負けて遠くからこっそりお参りここには武道場もあり、弓道場もあるんですよ。射ちたいなぁついでに発見これは立川の花・こぶしですな。大分日が傾いてきたのでそろそろ帰りましょうか。で、最後に寄ったのがここ。杵築大社葵の御紋が翻るここは徳川家康の孫松江藩松平直政公のゆかりの大社。境内には直政公の碑もあるが平成13年建立と新しい。1648年～1651年(慶安年中)頃家康の次男松平秀康の三男、松平出羽守直政(出雲国松江藩十八万六千石)が当所十二町四方を将軍家より賜り御用屋敷を設け、鷹狩りをして遊ばれていた所と伝わる。直政公は信仰心厚く、御用屋敷内に徳川幕府の繁栄と天下泰平を御祈念あそばされ、出雲の杵築大社(現・出雲大社)と稲荷社の両社をご創建されたのが起こりである。その後、武蔵野の新田開発に伴い1684年～1688年(貞享年中)頃松江松平家御用屋敷は御上地となって幕府の直轄地となり屋敷は無くなったが神社などはこの地に残り氏神社として崇敬されている。その稲荷社鳥居の左側ですよ。ちっさい…。ご神体は鏡でした。う～ん、やっぱりこのあたりは松江藩松平氏ゆかりの地なのね。しかも灯台下暗し、富士塚までありましたよでもまぁ、作られたのが明治14年と言う事なので…。清瀬の富士山神社についで三多摩で2番目に大きなものだそうです。(ビミョウ)日も暮れてきたのでこの辺で帰宅～。久しぶりに歩いたので足が痛くなりました～で、肝心の今年のジブンですが…。ジブンらしくということで(ナンダソリャ)

  2009年01月04日

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  ありがとう

  今年も無事、この日を迎える事ができましたな。毎年想う事ではありますが今年もお付き合いいただいた方々、今年お知り合いになれた方々に心から感謝。です毎年夕食後に紅白を見ながらこうしてPCに向って来年の希望などにアレコレ心配れるのも、日々支えてくださる方がいるからです今年もツライことも哀しい事も感激したことも嬉しかった事もたくさんたくさんありました。自分の無力さに呆然とすることもあったけど、やっぱり周りのたくさんの人たちに支えられて励まされて来たと思うのデス。まだまだ未熟者なので、まだまだ迷う事もありますが自分の「義」にしたがって突き進んで行こうと思うのデスなにやらアツク語ってしまいましたが、来年もマイペースで書き散らかして行きますよ～そしてそしていつの日か行くぞ函館、仙台、三厩、箱根、京都、大阪、千葉、神奈川、茨城、埼玉そして会津。どこまで行けるか全く見えませんが。とりあえず今日は除夜の鐘をつきに行かなくてはね本当にありがとう。来年もどうぞヨロシク

  2008年12月31日

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• 蟻川賢之助

  蟻川賢之助　1832年(天保3)～1891年(明治4)松代藩士。名は直方、自強堂と号す。佐久間象山門下。吉田松陰とも同門仲間として親しく交際する。1854年(嘉永7)吉田松陰が密航に失敗すると佐久間象山も事件に連座して伝馬町に入獄する羽目になり、1862年(文久2)まで、松代での蟄居を余儀なくされる。蟻川はその象山蟄居後は江戸において、後には松代において蘭学及び砲術の教授をつとめる。 翌1863年(文久3)正月、藩の鉄砲奉行となり、幕府の洋銃隊取調掛を兼ね10月には幕府の講武所砲術教授並びに書役となる。この頃には私塾も開いていたようである。1864年(元治元)年藩主に従い京都警護に当たった。その年の7月11日、蟻川賢之助を訪ねた佐久間象山は帰り道、三条木屋町で前田伊右衛門、河上彦斎等の手にかかり暗殺される。享年54。1868年(慶応4)の戊辰戦争では歩兵隊長として越後方面に転戦する。そして小出島で出会うのだ。望月武四郎の辞世に。1869年(明治2)兵部大丞となり、在職数年にして辞める。1891年(明治24)没。60才。余談だが。この蟻川賢之助の私塾に通った人たちの中に江原素六という人物がいた。江原素六(えばらそろく)1842年(天保13)1月29日生。江戸角筈(つのはず)五十人町(現・新宿区)に幕臣である江原源吾の長男として生まれる。幼名鋳三郎(いさぶろう) 剣は斉藤弥九郎の道場に通い、1865年(慶応元)に編成された撒兵隊の中隊長として京都へ上がり1866(慶応2)第二次長州征伐に参加。撒兵隊は偵察･伝令･哨兵･番兵等を主な任務としていた。 その後、素六は京都･大阪･江戸の間をめぐり幕臣･諸藩の士に対し、洋式練兵の指導に当っていた。1868年(慶応4)4月素六は撒兵隊頭並に任命された。江戸城明け渡しが迫る中、撒兵隊内部で過激派(主戦論)と恭順派で意見が割れていた。素六は恭順派だったが、隊内の過激派を説得することができず頭並として切腹して責任を取ることを決意するが友人に説得され切腹を一時中止し、過激派を説得した。 しかし、撒兵頭福田八郎右衛門が2000名の隊士を煽動して素六に内緒で霊岸島から船に乗り上総の木更津へ脱走を図った。 そして4月17日、福田は撒兵隊隊長として請西藩の真武根陣屋を訪れ、林昌之助に助力を求めている。林昌之助はこの求めに応じて金・武器・食料を与えているが28日の日記(一夢林翁戊辰出陣記)に「自ら義軍府と称し、名を求めて実を努めず、規律は漫々としてだらしなく暴行多く、あるいは民家に入りて金穀を貪り、あるいは威を以って小民を駆役し、敗覆の勢い必ず近くにあり」とある。また「房総戦記」にも「撒兵隊が高札を取り捨てたり村役人たちを使ったりし、これからは上総諸藩にかわり我等が支配者となる。と公言した」とある。昌之助は若く、誇り高い一文字大名であったので失望を禁じえなかった。そんな時江戸から遊撃隊がこれまた請西藩の援助を求めてやってくるのである。撒兵隊とは全く違い規律も整い、なにより二人の隊長伊庭八郎と人見勝太郎の人となりに感じた昌之助はこの遊撃隊と同盟を結びともに戦ってゆくのである。話を素六に戻そう。撒兵隊はこのとき分裂したようで素六の率いる第一大隊、堀岩太郎の第二大隊、増田直八郎の第三大隊は4月23日、船橋大神宮に集結した。どうやら4月11日に国府台に集結した旧幕脱走軍総督大鳥圭介に合流しようとしたようである。しかしこの時、大鳥軍はすでに国府台を離れ日光方面に軍を移動させていた。閏4月3日未明、素六は二手に分かれ西軍(備前･黒田･藤堂･佐士原)に総攻撃。この戦いで素六は負傷、海神山野に逃れる。撒兵隊は閏6日、千葉各地に逃走、消滅した。維新後、沼津兵学校の設立に尽力した。1871年(明治4)、海外視察。1872年(明治5)川村縫子と結婚。縫子の祖父川村清兵衛修就は長崎奉行を務めた五千石の旗本(正受院に墓)。1895年(明治28)、54歳で麻布中学校を設立、校長になる。1922年(大正11)年5月20日、80歳で没。墓所は静岡県沼津市駿河台公園の北側にある沼津基督教共同墓地内。 幕末の、リンク。

  2008年12月30日

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  真っ逆さまに跳んで

  THE DAY IN QUESTION今年もこの日がやってまいりました体調も万全。矢でも鉄砲でも持って来～いってなくらい絶好調で乗り込みましたすんごい久しぶりにグッズにも並んで買ったしね始まる前のワクワク感もざわざわ感も堪能してのんびり始まりを待ちましたそしてそしていきなりなオープニングに弾け飛んで夢の国いやぁ～楽しかったねぇ年末だからか毎年行事のようになっているせいか、このLIVEにくるとふとした瞬間に過去が甦ってくるんだよね。それは曲のイントロだったり会場の雰囲気だったりするみたいなんだけど弾け跳んでる中にも過去の映像がアタマを過ぎったり。あっちゃんから流れてくる詩のひとつひとつが、いろんな感情を連れて来る様で。この歌で泣くか、そう来たかってのもあったりして、自分が自分を見てるような実はちょっぴり不思議な気分だったりしたのでした。とにもかくにも年末コレだけ素直に楽しめて弾けられるこのLIVE、是非是非また来年も再来年も10年後も続けて欲しいものですな。そしてイマイサンにはもっともっと芸術的なダンスを極めてもらいたいッ

  2008年12月30日

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• いろいろ見たい

  某ブログで話題の特別展「平泉 ～みちのくの浄土～」仙台じゃ行かれないじゃ～んとこぶしを握っていましたが、東京展もあると聞き絶対行くぞと詳細をチェックしてみたら。なんと仙台・福岡より￥100高いたかが￥100、されど￥100なんか特典があるんだろうか(ナイヨネ)ところで調布のくすのきホールで関連文化講演会があるらしい。ほほぅ仏像の事はぜんぜんわからないのでせっかくだから行って見ようかな。そしたら来年は「清く正しく美しく」過ごせるかしらまぁ、それはともかく。来年は戊辰140年のせいか、幕末関係の展示が多いような気がするなぁ篤姫関連の特別展「珠玉の輿～江戸と乗物～」とかね。こんなのもあったケド。「未来を開く福澤諭吉展」ちょっと違うかな　さらに違うけど1月2日の大宮八幡宮のコレも気になってるんだよね。そうそう、「妙心寺展」も気になるなぁ別に幕末じゃなく、単に自分のツボなだけか…ま、深く考えずに来年もせっせと行こう有給もたっぷりあるしねアレそういえばいつも1月にやる「中島三郎助祭り」の詳細がはいってこないなぁ…後日記：さらに「国宝　三井寺展」（byサントリー美術館）「海のエジプト展」(byパシフィコ横浜）なんと「黄金の都　シカン発掘展II」（by国立科学博物館）まであるらしい通勤路にこれらのデカイポスターが柱にたくさん貼られているところがあるんだけどラッシュの時間にあっちの柱、こっちの柱とウロウロしてる私はカナリ迷惑ヤロウですなわかっちゃいるンだけど…だってだって気になるジャン

  2008年12月24日

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• 浅草羽子板市フタタビ

  12月17、18、19日はご存知浅草羽子板市。前に連れてってもらったのはナント一昨年だった月日のたつのはザンコクだなぁ羽子板市も二回目となると余裕で屋台を覗けます…じゃなくて羽子板を見てまわれます。世相を反映した羽子板はゴルフの石川遼クン、バカボンなど。そんなものか。なにげにあちらこちらがライトアップされていてニギヤカな中に五重塔や本堂が浮かび上がり、なかなかステキ今回同行者がヤタイヤタイと大騒ぎしてるので、はやばやとお参りを済ませてあちこちの羽子板を覗きつつ、景気のいい手締めを聞きながらヤタイをまわる。玉コンニャク、お好み焼き、ジャガバタをほおばる同行者を横目で見つつ、定番のシャーピン。今年も同じ場所でやってました。やっぱりオイシィよぅあのアツアツをちょっとづつかじりながら食べるのがまた美味いんだな結構人出はあったんだけどお店は無常にもどんどん閉まっていく浅草は夜が早い。人形焼を買いそびれましたが、大学芋は食べましたここの大学芋はね～。100ｇで3個入り。言えばその場で楊枝を付けてくれます。周りはカリカリなのに中はほっくほくで焼き芋みたいだった周りの飴も甘すぎずあっさりしててしつこくない。ちなみにとなりもお芋のスイーツだそうで。さんざん買い食いした後は喉が渇いたね。ということで「煮込みストリート」へそんな名前があったのかオープンテラスの純和風料理屋、別名「一杯飲み屋」がひしめきあう通りで喉を潤してまたまた楽しいヒトトキを過ごしました。ちなみにこのストリート、同じような店が並んでいるとはいえメニューのオリジナリティは感心するとにかく安いし美味しいし気軽だし。どこに入っても（今のところ）ハズレがないデス。やっぱりもっと食べたいとまたまた買いに走ったシャーピンをおみやげにシャーピンのカオリを振りまきながら電車に揺られて帰宅。あ～たのしかったわぁ

  2008年12月18日

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• 平成の亀趺

  あんまりしんどいので有給を取った。ここ数日はネットも開けないほどの疲労困憊や～ね～。家でのんびりしたかったのにすんごい良い天気これじゃどっかへ行きなさいと言われてる様で落ち着かない。とはいえ、本当にこのままではやばいので近場で済ませる。そう、平成の亀趺のある観音院へ行ってみた。すごい銀杏の降りそそぐ境内を紅葉を踏みしめ歩く。こんなところで思わず紅葉狩り住職にお話を聞く。松江藩主松平直政の下屋敷内の観音堂を継承したという由緒を持つこのお寺は曹洞宗。松江の月照寺にちなんで亀趺碑を建てたんだそうだ。へ今気づいたんだが、松江の月照寺は浄土宗では…碑の台座に霊亀というのはどういう意味を持つのか。　亀は万年を生きる。長い年月を保つ。と言う意味で長く伝えて行きたいという事である。仏教と神道の関係について。神道、というかつまり元々日本にあった自然信仰の神々に仏教を守護させる。と言う意味で神社と仏閣は共存していた。なるほどそれで平田篤胤はあんなにも仏教を守ろうとしたのか。他宗教まで守っちゃう日本のカミサマってすごいなぁ会津は神道で亀趺、松江は仏教で亀趺。宗教、宗派と亀趺の関係。亀趺は「ヒトの想い」そこには宗教の違いは関係ない。大切なモノを長く長く伝え守りたいという想いが亀趺なのであってそれは宗教とは別ものだ。なんか、感動してしまった流石仏様に仕えるヒトは言う事がチガウなぁ最後にここ観音院の亀趺は「あ・うん」なのはナゼ。いのちは全て「対」である。男と女、おしべとめしべ。そうしていのちが育まれる。いきなり押しかけて行って、亀趺について聞かせてくれろ。と言ったのに面倒がらずにいろいろ教えてくださった。すごいなとんちんかんな質問にも呆れずにちゃんと答えてくれた。すごいな

  2008年12月11日

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• 仁科盛信

  キニナルひとを少しづつ。仁科盛信武田信玄の五男。弘治3年(1557)生まれ。→ぜんぜん幕末じゃないジャン天正10年3月2日(1582年3月25日) 享年26歳。母は油川信守の娘で側室の油川夫人。信濃国安曇郡の国人領主である仁科氏を継承し、武田親族衆に列する。源平時代、平家方の笠原平吾頼直が源氏方に備えて元暦元年(1184)故郷伊那の月蔵(げつぞう)山の麓を見立てて城を築き高遠城と称した。この城の南は断崖絶壁で三峰川に面し、西は急坂の下を藤沢川が流れる合流点で、東は月蔵山の下まで平であるが、堀を掘削し木柵を構え、櫓を設けるという堅固な城でその形が兜に似ているので甲山とも呼ばれた。以来諏訪一族が高遠城主となり高遠氏と称し天文21年(1552)信玄によって頼継が自殺させられ高遠氏が滅亡するまで約、二百年続いた。高遠氏を滅亡させると重臣秋山信友を城主とし、築城の大家、山本勘助に縄張りをせしめ、徹底的な増改築をし新しく勘助曲輪を儲けた。その後、秋山信友を飯田城主に移し、その後に信玄の四男四郎勝頼を高遠城主に任じた。元亀二年(1571)勝頼の子信勝が武田家を継ぐ事になり勝頼は後見人として甲府に戻り信玄の弟信廉(のぶよし)が高遠城主となった。天正元年(1573)四月十四日、信玄が没すると織田・徳川方が攻勢をかけてくる。天正三年(1575)長篠の戦で敗戦した武田方は守勢一方となる。天正九年(1581)武田勝頼は高遠城主であった信廉を下伊那の大島城に移して伊那の総指揮とし、高遠城主には異腹弟の北安曇の森城主、仁科五郎盛信をあてた。しかし長篠の敗戦以来勝頼に対する人望は日ごとに低下し一門の木曽義政が反旗を翻すと下条信氏、小笠原信嶺、保科正直、武田信廉までが戦わずして逃げ出した。勝頼までも本陣を自焼して新府の城へ逃走し駿河口の主将で勝頼の姉婿だった穴山梅雪は徳川家康に降参した。そんな孤立無援、全くの裸城と化した高遠城は微動だにせず城主仁科五郎盛信以下、三千の将兵は高遠城を死守していたのである。この頃になると伊那・諏訪・松本など南信濃一帯は織田一色となり高遠城めがけて集まり高遠の谷間は織田の軍勢がひしめき合った。その数五万。それに南信方面を制圧していた森長可の一隊もくわわり合わせて六万の大軍が高遠城を包囲した。六万対三千。信忠は当然盛信も降伏する者と思い降伏勧告状を一僧に持たせて高遠城に送った。決戦を覚悟していた盛信はこれを拒否。使者の耳を落として信忠に返事をさせた。これを聞いた信忠は烈火のごとく怒りついに高遠城総攻撃を決意する。天正10年(1582)3月2日早朝午前六時。信忠は全軍に高遠城総攻撃の命令を下した。高遠城は織田軍の猛攻に晒されたが、全員一丸となって勇敢に数十倍の敵を迎え撃つ。主将信忠は戦線に参加し陣頭指揮を執る。午前十時、とうとう城内に突入を許してしまう。盛信らは奮闘した後、約500名余りの家臣と共に討ち死にして高遠城は陥落した。このときの盛信は「武田武士の最後を見よ」と叫び、短刀を左の脇腹に突き刺し、きりっと右に廻し右の肋骨を2～3本切り上げ、自ら五臓六腑をわしづかみにして取り出し壁に投げつけたと言う。盛信の戦いぶりは「比類なき働き、前代未聞の次第なり」と敵方の織田氏の史料である信長公記でも絶賛され、後世に語り継がれた。切腹後首級は信忠のもとに届けられたが、盛信を敬慕する領民によって胴体は手厚く葬られ高遠城が目の下に見える裏山の頂上に石の祠を建てて祭りその山を五郎山と呼んだ。またこのとき高遠城に人質として出されていた婦女子は勘助曲輪に避難していたが、落城のとき全員が自害、または介錯によって死亡した。人質の中には保科正直の奥方(跡部越中守の娘)も難に殉じた。保科正直公が逃げ、穴山梅雪まで降伏した。というのがツライが、とりあえずそう言う説もある。という認識で。次回は保科正直公からみたこのあたり。…書けるのか

  2008年12月03日

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• 小さなたび

  日野へ行った。何度も行った日野だけどちょっとチガウ目的で。お天気の良い、穏やかな秋晴れ。富士山が見えて紅葉に色づく街。訪ねた知人宅でゆるやかにおだやかな時間を過ごさせていただきましたさて。高幡不動に容保候ゆかりの茶器があると聞き、時間があまりなかったのだけれど行って見ました。なんでも会津松平家13代保定氏が平成16年に高幡不動へ送ったものだそうで、ちゃんと目録があります。菊花金蒔絵「棗」桃山時代　だそうです。豊臣時代の一品とのこと。高須藩から会津へ養子へ行くときに持参されたもの。ということで当時でも相当な年代モノですよね。容保候が会津から東京へ送られ、紀州藩邸に御預けになった明治2年12月のとき。身の回りのものは何も持っていけなかったとありました。こういうタカラモノはどこかに隠してあったんだろかそれにしても高幡不動の奥殿は何度も何度も行ってるのにな～んで知らなかったんだろ。目を開いて違うところをみてたな。時間がなくてゆっくり見られなかったけど、展示の出口付近にある慶喜の書、電気が切れ掛かっててなんだかウケた向かい側にあった松本先生の書はしっかり明るくてすごい対照的だったところでこの高幡不動の不動明王。不動明王とは密教の根本尊である大日如来の化身、あるいはその内証(内心の決意)を表現したものであると見なされているお不動様は「外には忿怒の姿を示せども、内には深く慈悲に住す。」といわれているように衆生を救う為全ての障害を打ち砕き、仏道に従わないものを無理やりにでも導き救済するという優しさの極致が、この憤怒の形相になっているのです。右手に持つ剣と左に持つ羂索(けんさく)で無明・愚痴をなくし本来の働きを表に出し、進むべき道へ引っ張って行ってくださるのだそうです。へぇ。そうなんだつまり全ての煩悩を断ち切って導いてくれる存在だったんですね交通安全だけじゃなかったのねそれからモノレールとバスを乗り継いで「車家」へもう真っ暗で外観が良く見えなかったけど中の雰囲気はナルホドどこか懐かしい、ほっとするような造り。テーブル席だったんだけど高い天井と美味しいお食事、楽しい会話。こづゆに会津きのこのそば福島のお酒がなかったんだけどそこは青森のお酒でなんだか旅に出たみたいになって来ましたよ都内よりかなり寒いしね星が光り、三日月がキレイだった雪でも降ったらさぞ風情があることでしょうな。それにしても近いのに遠い帰りの電車、街に灯が見えたらなんだかみんなでほっとした。いやぁ、多摩。なかなか奥が深い

  2008年12月02日

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• 心配

  尿閉塞から尿毒症になった可愛い猫が退院して一週間。少しずつ元気に…ならないorz退院して2～3日はご飯も食べ、私にくっついて甘えていたのに、ここ2～3日食欲が落ちて昨日、今日とご飯を食べなくなってしまった。元気もなくなり呼んでも返事もしなくなっちゃった。もうがまんができず、会社を早退して病院へ。退院してから体重ががっくり減っていた…。ヤマイそのものは石が出来る状態から脱してほぼ正常。炎症はまだ残っているものの、食欲減退の原因が不明。栄養剤の注射をしてもらい、薬を変えてもらい、エコーをとり、尿検査をし…。とりあえずできる事は精一杯してもらって帰宅。外に出るとものすごい声で大騒ぎする仔が全然鳴かない…。そりゃ、鳴かないほうが移動はラクなんだけど、それが具合の悪さを表しているようで余計に心配になる。動物アレルギーなのに動物病院に通ったせいか、自分の鼻炎も酷くなるひどい頭痛のせいで何にもヤルキが起きないケド、猫の為にしてやれる事なんて実は何にもないんだよな。そんなこんなで落ち着かず、白髪になりそう

  2008年11月28日

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• 江戸宵闇妖鉤爪

  歌舞伎・明智小五郎なんだってなんだか見当付かないなぁいろいろあって当日まで何一つ予備知識なしで見に行った。あららなにこれ高麗屋舞台は江戸時代末期。流れは歌舞伎なのに話はレトロな昭和の香り。内容もわかりやすい上にちらほらとサプライズも隠れてて飽きない。ニガテな舞台転換も上下の動きや周り舞台を効果的に活用して観ててわくわくする。染五郎演じる「芳之助」と「恩田乱学」一見ただの二役に見えるけどこの二人存在が「光」と「影」真逆なこの役を染五郎がやるとどちらも「らしく」て見ごたえ充分。華をそえる春猿がこれまた絶品。おきゃんな町娘。婀娜な女役者。気風のいいおかみさん…と「あぁ、春猿だ～」って感じ染五郎＠乱学VS幸四郎＠小五郎の対決はぞくぞくしちゃった。江戸川乱歩のお話自体もかなりグロいんだけど、それをそらさないリアルさでこれ歌舞伎なのぉそしてクライマックススーパー歌舞伎で見慣れてるとはいえ宙吊りは何度見ても感心するわぁそして来年、続編が出来るらしいこれはまた見に行かなくてはね

  2008年11月26日

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• 祝？！退院

  尿閉塞から尿毒症になり入院していた猫が漸く退院やれやれ一安心。と思ったら、もう一人の猫が威嚇するするあんなに仲がよかったのに忘れちゃったのか病院のニオイがイヤなのか。絶対届かない位置から猫パンチを繰り出し、聞いたことないような威嚇の声を上げて追いかける。ヲイヲイそんななか、元気な猫がおなかすいたと騒ぐので完全処方食ONLYになってしまった仔にあわせて元気だけど処方食をあげたらすごい勢いで食べてた。見るからに美味しくなさそうなんだけどなそれに釣られたのか病院ではほとんどゴハンを食べず、強制給餌で漸く食事を取ってた仔がポリポリと食べたのでほっとした。そんなわけで一回りスマートになってしまった入院猫と生まれてこの方病気知らず、食べるのダイスキ元気猫、くらべると親子みたいせっかくキャットフードがもらえるバイト見つけたのに、何の役にも立たなくなった。というかもらったキャットフード2ケース、どうしよう

  2008年11月22日

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• なにをみても

  まるで違う世界に足を踏み入れてしまったようだ。なにをしても何を見ても色がない。つらいとかかなしいとかそんな事もあまり感じない。さみしい。最近やりがいを感じ始めた仕事もただはやく終業時間がくれば良いと思う。ハヤクアイニイキタイ。たった一人でがんばってる愛しい存在に。サミシイ。ポツンと空いた時間はキミとの時間なんだよ。

  2008年11月18日

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• 坂田センセ、ふたたび！

  以前散々お世話になった変わったセンセのいる鍼灸治療院。ウデはピカイチだが、センセが変わり者散々泣かされたけどお陰さまで完治して(タブン)縁が切れた(ハズ)そこへ再び通うようになろうとは…と言っても私は紹介者。我が家の可愛い白虎、年の割りに体がヤバイ日頃「わたしの言う事だけは聞かないぞ」オーラを出しまくっている反抗期真っ盛り白虎がおとなしく言う事を聞いてセンセの処へ行くと言う相当ヤバイかも…それでも懐かしいセンセの治療院へ。ひとしきり観察(じゃなくてタブン治療のハズ）した後、ま、年内通えば大丈夫だろうの言葉にホッとする。やっぱり体質が似てるらしく、気をつけないとあっという間に悪化してしまいそう。背中だ膝だに鍼をぷさぷさされ、お灸をされ、マッサージされ…うわぁ、私もあんなことされてたんだわぁと改めて心胆を寒からしめられましたな。鎮痛効果のせいか、日頃の疲れか、鍼が気持ちよかったのか熟睡する白虎。気に入らなければ先生と口も利かないワガママ白虎がおとなしく先生の言う事を聞いて次の予約を取っている。どうか治療が効きますようにセンセ、頼むあ、以前もし治ったらブログで紹介すると言ってしまってそれっきり忘れ去っていたけれど、今回お世話になるからね。変わり者だけど本当にウデはいい。久しぶりに行ったら若者が増えていた。いまなら漢方のエライセンセも在院中いろんな病院で駄目だったら行って見ると良い針灸治療院はこちら…。と紹介しようと思ったらHPが無くなってるジャン紹介しろっていったくせに…ﾔﾚﾔﾚ ┐(´ｰ｀)┌ ﾏｲｯﾀﾈ そんなセンセの鍼灸院はこちら後日記ヤレヤレ探し出しちゃったよ。痛みに良く効く坂田センセの治療院はこちら→坂田鍼灸治療院

  2008年11月16日

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  法界坊

  平成中村座十一月大歌舞伎浅草に出現した「芝居小屋」で中村屋の「法界坊」をみた。　話の筋も知らずただ勘三郎丈だから楽しいコメディかと思いきや…人当たりのいいお調子者に見えた法界坊。だけどコノヒト極悪人テンポのいいやり取りと破天荒なキャラクターに勘三郎節が大炸裂ヤンヤヤンヤの喝采を浴びて周りを巻き込み、見てるこっちも巻き込まれ。当時の芝居小屋を再現してるこの芝居小屋は狭い。花道もちゃんとある。なのに役者がどこから出てくるかわからない。大体そういう時って一階の横から出てきたり花道と反対のドアからきたりするもんだけど、この人の頭ン中には一階とか二階とかって意識はないのね破天荒な法界坊とそれを無視して芝居が進む。暗転するごとに法界坊の本質が見えてくる。それはもうショックなほどに極悪人そしてクライマックスを迎えて…。一転浄瑠璃に。そして本当にビックリした。舞台の後ろがばばーんと開いて現実と舞台がいきなり目に飛び込んでくる。一瞬、CGかと思っちゃったよ。そこでいきなり歌舞伎になった。いやぁ、格好良かった上演時間はそんなに長くはないものの、本当に見ごたえのある大満足の芝居でしたよぅ昼の舞台も夜の舞台も桜の季節も紅葉の季節も見てみたい。そんな舞台。そうそう。芝居の中で欠かせない「黒子」文字通りカゲのように出来るだけ目立たないようにさりげなく役者を助けるヒトなんだけど、この舞台は黒子が大活躍。中村座で大満足した後はまわりをぶらぶら。そういえばどどんぱさんがこの前浅草に来た話をUPしてたっけ。と思いつつ歩いていたらまさにブログで見た風景が広がってましたいそいそと本堂落慶50周年記念開帳でご本尊との縁が結べるありがた～い綱をしっかりつかんでお参りしました。お。「大絵馬寺宝展と伝法院庭園拝観」ありました。さっそく入ってみましたが、幕末のダイスキな時代の奉納絵馬がゴロゴロすごいすごい。当時の境内の様子ってこんな感じだったのね。などと感動。新門辰五郎、勝海舟、山岡鉄舟、高橋泥舟。おまけに鈴木其一までありましたよ。しかし、慶応4年とかみると一方で戦争してるのになぁとちょっと切なくもありました。そしてお庭少し紅葉が始まってるあいにく雨が降ってきてしまいあまりゆっくり見れませんでしたが、ここにこんなお庭があったなんて全然知らなかったしかも木がうまい具合に茂っているのでビルがほとんど見えず、まるで京都にいるみたい雨が結構降ってきてしまったので境内散策はこのくらいにして、オープンテラスのある昔ながらの純和食屋さん(別名一杯飲み屋)で食事。しゃべっているうちに雨もすっかり上がり上機嫌で帰宅したのでした。いやぁ、楽しかった先日捻挫した私の足帰宅すると痛み出すのはどうしてかしら

  2008年11月12日

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  やっぱりアイドル

  あいにくの真冬並みの寒さ。おまけにちらちらと空から落ちてくる天気それでも1時間前から並んだ人数は700人とか相変わらずのすごい人気。あの有馬記念から17年だって。競馬のレースを見て泣いたのは後にも先にもあの有馬記念だけだった。たしかにインパクトのある忘れられない馬です。そのオグリキャップが来るとなれば行かざるを得ないでしょう随分白くなって…とおもったが良く見るとまだ模様が残ってる。昔は葦毛に見えなかったもんなぁとにかくすごい人でした。そして流石のオグリキャップ、時々ポーズをとるように立ち止まってこちらを向いたり、係りの人に甘えて見せたり。今日はジョッキーマスターズで往年の騎手も来てる。時に敵になり最後は共に戦った武豊騎手はいないものの、南井克己騎手、岡部幸雄騎手などの戦友には会ったのかしらちいさな放牧場でまるでパンダの展示のように人が流れていくのをどんな目で見てたんだろ。もう疾走する事もなく、背に人を乗せる事もないのんびりした生活でシアワセに暮らしているんだろうか。馬の23歳はかなり高齢になると思うんだけど、どうか元気で。どうかシアワセ暮らしておくれ。元気な姿を見せてくれてありがとう退場するオグリキャップに誰とはなく起こる拍手ありがとう。ごくろうさまさて、オグリキャップが去った後、ぼんやりしていたらパドックに馬が出てきた。アレ最終レースは終わったはず…あっジョッキマスターズじゃんあわててパドックに駆けつけ、往年の名ジョッキーたちを迎える。松永騎手、オサリバン騎手、南井騎手、河内騎手、佐々木騎手、岡部騎手、ロバーツ騎手、安田騎手。うわぁうわぁ競馬を引退してそれぞれの道で活躍するOBたち。佐々木騎手の体重で52kgは流石だと思ったがロバーツ騎手の62kgはどうなのよやがて誘導馬がやってきて「止まれ」の合図…って柴田善臣サンじゃんえ。誘導馬は西浦元騎手えええ本馬場誘導のお馬さんは横山典弘騎手と田中勝春騎手じゃん。なにやってんのみんな口取りには若手ジョッキーがみんな付いてるし、旗を振るのは…小島太元騎手ファンファーレはG1仕様うわぁ。なんだか楽しい～実況は杉本さんでゲストは後藤浩樹騎手。なんだこれ。みんなメチャクチャ楽しんでるジャンレースはミッキーが出遅れて場内の失笑を誘い、それでもゴール前は河内、岡部、佐々木の叩きあい。写真判定の結果河内、佐々木、岡部で決着河内さんはこれで去年に引き続き2連勝ジョッキーはみんな楽しんで、でもまぢになってレースを戦ってましたな解説も杉本節炸裂なんだなんだ、この楽しいレースはジョッキーマスターズもオグリキャップも私が競馬場へ良く通っていた頃の同期東京競馬場はすっかり装いを変え当時の面影も少なくなっちゃったけど。当時、一緒に競馬場通いをした仲間はみんなばらばらになっちゃったけれど。ヒトトキ。タイムスリップしたような、懐かしい暖かい想いをさせてもらいました。戦いすんで日が暮れて…冬の日暮れは早いです痛かった足も気づけばすっかり治ってて。いやぁ、無理してきてよかったわぁ明日からまたガンバロー

  2008年11月09日

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  新宿歴史博物館！

  前に知人に教えてもらったキニナル展示を見に行った内藤清成と高遠内藤家展高遠と言えば保科正光公、正之公しか知らなかったし内藤家といえば新宿御苑しか知らなかったのでなかなか面白かった。そもそもこの内藤家、徳川家康の江戸入府から話が始まり、明治維新にいたるまで派手な活躍こそなかったものの良く見ると結構重要ポイントにいたりする京都所司代も勤めた藩主も居るんだよぅ展示自体はこじんまりとしていて見やすかった。江戸城に天守閣があった頃の地図が拡大で敷かれていたり、駿河大納言の書状があったり。ここにも花押の木型があったし歴代藩主の絵は狩野派の影響を受けたもので、なんとなく親しみの持てる図柄だった。もちろん高遠からの出品も多く、高遠城外郭図や参勤交代の絵図、道中を記したものなどがあった。それによると高遠藩は普段の参勤交代は甲州街道を使うが、藩主が始めてお国に帰るときは中山道を使ったとか。有名な「絵島生島事件」の絵島は高遠に流罪になっていたのねそこで28年も過ごして亡くなったんだって。知らなかったわ。その絵島が使っていた机とか座布団とか残ってるんだねぇそしてその待遇についての問い合わせとその返事がありました。煙草は渡しても良いか。風呂は許可してよいか。化粧道具は渡してよいか。警備の人間は何人付けたらよいか。不寝番はつけたほうが良いか…。そんな事までいちいちと言うような内容だけど、いちいち返事があるところを見ると幕府も藩もそうとう気を使ったらしい様子。…容保候も紀州藩屋敷に御預けになったとき、こんな風にやり取りをされていたんだろうかそうそう、意外なところでは高島流砲術免許状がありましたよぅ。内藤家の殿様も江川太郎左衛門英敏から高島流砲術の免許状を受けていたとはね。思わぬところで知った名前を見つけるとビックリして嬉しくなるこのイキオイで菩提寺である太宗寺へ行ってみようかと思ったが。家を出てすぐ、コケて足をひねっちゃったのでおとなしく帰宅。ところが…とりあえずシップしてそんなに痛くなかったので展示を見に行ったんだけど、ちょっとヤバイ位痛くなって今では足を着けないほどに…ヤバイ。かなりヤバイですよぅ明日までに治るかな。くすん

  2008年11月08日

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  灯台下暗し

  以前から亀～亀～と亀趺にココロを奪われているのだけれど、灯台下暗し。すぐ近くに亀趺があるというじゃありませんか近くとはいえ仕事の帰りじゃ真っ暗でデジれないし、漸く今日行って見ました曹洞宗栄見山観音禅院山門を入ると…おおっ居ましたなんだか狛犬のようですなついになっていて「あ」「うん」ですよこの亀趺は日本にはないカタチ。どちらかと言うと中国の碑に似てる。「万暦帝陵亀趺碑」(ばんれきていりょうきふひ)とか…。チシュと呼ばれる飾りもちゃんとありますこれは竜が向かい合っているのか今までいろんな亀趺やチシュを本で見たけどこんなに日本的なものはなかったなぁ。で、ナゼここに亀趺が…第一何の碑なんでしょうえ。建立が平成12年8月吉祥日なんと平成の亀趺でしたよで慶安年間に松平直政公(松江藩主・家康の孫)が作った観音堂を払い下げられた村人が継承していたが度重なる火災で焼失した。それを再建したことの顕彰碑らしい。…すごいまとめだぞ。んでなんでココに移転してきたんだろ。禅寺らしいから黄檗宗になにかかかわりがあるのかな松江藩主松平家といえば亀趺を持つ墓所の大名。その関係でここに亀趺を建てたのかなこの松江の松平家の亀趺は「蒙光山月照寺」という松江の寺にある。ここはもともと禅寺があったのを母・月照院の菩提を弔う為、直政公が浄土宗の長誉を開基として「蒙光山月照寺」(むこうさんげっしょうじ)としたそうだ。へ浄土宗神道でも黄檗宗でもないの亀趺は宗派に関係ないのか神道も禅宗も仏教もオールオッケーなのか深まる謎

  2008年11月08日

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• 水戸と言ったら…

  「幕末日本と徳川斉昭」を見に茨城県立歴史館へHさん、Yさんと久しぶりに3人で出かけました。ついでに水戸にお詳しいHさんが水戸を案内してくれると言うので、全面的にお願いしてしまいました。県立歴史館はもう銀杏が紅葉し始めていて銀杏のカホリが結構…。な感じでしたよ。ちょうど解説をしてくださる時間に行ったので、いろいろ興味深いお話を伺いながら展示を拝見。う～ん、シロウトにはこうでないとね。さて入口にばば～んと展示してある「戦車」牛車から発想を得たカタチ。と説明があったけどその鉄のハコを引っ張る牛は無防備戦車は鉄でも牛は生身。あっという間に撃たれて終わりでは…というツッコミはだめですか。さすがに実用化はされなかったらしいけど、すごい発想だよねで、展示室に入ると厚木と三田の当時の写真が飾ってあった。三田は会津の上屋敷のあの綱坂じゃありませんか…なんかカンゲキです徳川斉昭という人はなかなか奥が深くて知れば知るほどいろんな面を持っていたみたいですな。「武」と「文」のバランスのよさと言うか、とにかくパワフル追鳥狩に名を借りた軍事演習なんか見てるとやっぱり当時のヒトとして、世界と日本との現状をかなり正確に把握してたんだよねぇイメージ的には斉昭さんが「攘夷」にこだわって開国を阻止したような書かれ方が多いようだ(そう思っていたのは私だけ)けどどうしてどうして西洋事情にも明るいし、柔軟だし。タイツもってたし当時の中枢にいた人達はやっぱり現状はちゃんと把握していたんだろうな。その上での各自の行動だと思うんですよ。いろいろと。それが良いとか悪いとかの問題じゃないからね。その追鳥狩りで優秀だった家臣に賜った「酒の肴」どうやらスルメらしいが、これすごくない「へぇ～スルメなんだ～おもしろーい」なんてへらってたけど、これだけで当時の様子をいろいろさぐれて楽しいッ水戸にはいろんな碑があるのだけれど、それの拓本も多い。ビックリしたのは拓本にして始めて現れる「絵」碑だけ見たら石の模様か下手したらキズなのと思ってしまうかもしれないその「模様」拓本にすると梅だったり竹だったりミゴトな「絵」が現れるのよいやぁ、いい仕事してますなぁ。流石に「徳川斉昭展」だけあってちょっと見ごたえありすぎ。慶喜や喜徳公のことまで丁寧に沢山出ています。今は公開されていない歴代水戸藩主と朱瞬水の墓所、瑞龍山の地図とかあったりして思いがけず時間をかけてしまいましたよ。…行ってみたいなぁ、瑞龍山…助さんのお墓もあるんだよねこれは必見ですヨ。茨城はかなり遠いけど…さて。あまり時間がなかったのでHさんのご案内で水戸史跡めぐり。格さんの墓所へ行きました。チガウ。藤田東湖さんとか原市之進サンとかです。だって墓所には「格さんの墓」ってノボリが…。観光地デスカ…。

  2008年10月26日

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• 平田篤胤！そして…

  「平田篤胤の考える幽冥界」と言う講演会を聞きに行った平田篤胤は1776年(安永5)8月24日、久保田城下・中谷地町中丁で秋田藩大番組頭、大和田清兵衛の四男に生まれる。20歳のとき脱藩して江戸へ38才の時刊行した「霊能真柱」は篤胤の思想の概要をまとめたもの。世界の成り立ちが書かれているそうだ。それを根本としてその後の人生で様々な事象を自分の考えの実証として捉えて行ったんだって仏教でいう西の極楽浄土の存在を疑い(西へ行っても一周して戻ってくるだけジャンと言われたらしい)、仏教批判が行われた事に対して、西の極楽浄土は見えない世界にある。という護法論を展開した…当時の日本人の感覚としてはどうなのかな「見える世界」と「見えない世界」があるという感覚。聞いてるときはふむふむと思うのだけれど、自分でまとめようと思うといろんな矛盾でぐるぐるしちゃう根本が理解できてないからね篤胤は神道なのにナゼ仏教批判に対して護法論を展開したのか神道と仏教は仲が良かったのか悪かったのか仏教推進の幕府と神道家の関係はどうなのか学問と宗教、死生観のようなものはどんな関係があるのか平田篤胤の復古神道と保科正之公の垂加神道ってどう違うのそれにしても。様々な事象を自分の思想の実証に使っていたと言うのはわかるけれどインドやヨーロッパの世界の成り立ちもそこに当てはめようとしていたと言うのはオドロキこじ付けでも何でもそれを実証していくのはスゴイう～ん、ワケがわからないながらもなんだかオモシロイ講演だったなぁまたやらないかなぁもう一つ池田冠山この方が最近私の周りをちらちらするんですよぅいったいどんなヒト1767年(明和4)10月3日、旗本池田半蔵政勝の次男として江戸麹町番町(現・千代田区)で生まれた。1773年(安永2)遠縁の鳥取藩宗家の分家西館池田家の養子となり、1785年(天明5)に二万石の家督を襲封した。1801年(享和元)35歳で隠居。その領地は因幡若桜(鳥取県八頭郡若桜町)ふーん。講演会もあるのか…。…行くか…この方の墓所は墨田区の弘福寺(なぜか港区だと信じてました…スミマセン)黄檗宗のお寺ですよぅ。黄檗宗と言えば亀趺がイッパイそして鳥取藩池田家といえば…。そう、こちらも亀趺がイッパイ

  2008年10月26日

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• ぶれいくたいむ

  今日は新しいバイトをするはずが急に無くなってしまったのでぽっかり空いた時間。バイトが駄目になった瞬間、どこへ行こうかとすごい色々考えた（仕事探せよ…）でもまぁ、体調もよろしくないし来週も再来週もその次も予定が入っている事を思い出し、久しぶりにおうちにいることに。人生、自重も必要よねってワケでいろいろ頭の中を整理しましょう先週予定日を迎えた友人が無事出産したとのメールをもらった。おおお～っおめでたいなんと所要時間44時間38分だって…すごい。良く体力あったなぁ。疲れただろうねぇでも母子共に健康らしいのでよかったよかった本当に良かった彼女が「おかあさん」だなんてまだ全然信じられないけど始まった育児をどうかたのしんでやってください。そして一日も早くなまえを付けてあげてくださいさてもうヒトリの妊婦さん。次はアナタの番ですよ身内の集まりがあった。身内と言ってももうほとんどが始めましての方々それなのに楽しかった～本当に不思議なキモチでした。お会いしたばかりなのにまた逢いたいと思った。ナゼダロ最近年のせいもあるのか人の「エニシ」の不思議さと自分の心の不思議さを想う初対面でも懐かしい人がいたり、もう随分付き合いがあるのにぜんぜん慣れない人がいたり「スキ」な人が沢山増えた。「ニガテな人」＝「キライな人」ではなくなった。これが「年のせい」なら歳をとるのも満更ではないかいやいや、この年で「スキスキ」と言われたら相手が迷惑か何を見ても幕末と関連付けずにいられない会社でも身内でも友達でもそればっか偏りすぎだろ～と自分ツッコミしてみても一番今興味があるから仕方ないかでもさ「森の石松」見ながら清水の次郎長はエライとか思ってる自分にちょっとウンザリしたブログの更新をしなければもう少し調べてからなんて思ってたけどこれじゃいつまでたっても更新ができないとりあえず、更新したいなぁ

  2008年10月19日

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  上野散策

  ～寛永寺～慶応4年の上野戦争で焼失後、明治9年から12年にかけて川越の喜多院本地堂が移築されたもの。寛永15年(1638)建造だって。え。ここで慶喜が謹慎してたのふーん。彰義隊の碑こちらは明治7年だって。やっぱりこの年からこういうことができるようになっただけあって、あちこちにありますね。アレ裏面には明治44年5月15日建立の文字が…あの上野戦争の錦絵もありましたよ。了翁禅師の碑ありましたありました大佗坊さんに教えていただいた黄檗宗の僧、了翁の亀趺。了翁禅師と言う人は江戸の大火の際、罹災民の救済に私財を投じ、さらに経典七千巻を寛永寺に寄附しました。1683年(天和3)には勧学院を建てて教育に尽力、その功によって輪王寺宮より勧学院権大僧都方印に任ぜられた方です。1707年(宝永4)78歳で没。ふーんそれで亀趺碑なのかなでもこの亀趺は甲羅もしっかり模様がついてるし、足はしまってあるけど首をしっかり持ち上げて御霊廟の亀趺より朝鮮型っぽい感じですね。カオは怖いけどなんとなくユーモラスなのは体型のせいそれとも耳のせいそしてこの亀趺も正面を向いている。大切なものを守るように向いているのはやっぱり御霊廟の亀趺だけなんだろうか。後日追記：大佗坊さんに言われてあわてて全体図をUP天辺は四角柱。いわゆる「チシュ」と言うヤツ(？)はないですねぇ。～徳川綱吉霊廟勅額門～五代将軍綱吉の勅額門この奥に13代将軍家定と共に天璋院も眠っているそうだ。～徳川家綱霊廟勅額門～こちらは保科正之公が補佐した家綱の勅額門。もともとは家光公の勅額門だったらしい。家綱御霊廟中には入れませんが入口からチラッと覗くことは出来ます。増上寺の霊廟と同じ形なのかな。～殉死者の墓～現龍院墓地ここにもあったんですね。殉死者の墓。1651年(慶安4)4月20日、家光公死去に殉じた家臣五名、さらにその家臣や家族が殉死した。ここは堀田正盛(元老中、下総国佐倉藩主)阿部重次(老中、武蔵国岩槻藩主)、家臣の新井頼母、山岡主馬、小高隼之助、鈴木佐五右衛門、村片某。内田正信(小姓組番頭、御側出頭、下野国鹿沼藩主)、家臣の戸祭源兵衛、萩山主税助。三枝守恵(元書院番頭)、家臣の秋葉又右衛門。ただし非公開デス。～輪王寺～ここには弾痕があるんだよ～弾痕というより砲弾の跡良く燃えなかったもんだ～旧因州池田屋敷表門～因州池田家江戸屋敷の表門で丸の内大名小路に建てられていたもの。明治25年、芝高輪台町の常宮御殿の表門として移建された。のちに東宮御所として使用され、さらに高松宮家に引き継がれた。表門は昭和29年3月さらにここに移建して修理を加えたもの。だそうだ。いろんなところで引っかかってきますな～。池田家これはもっと勉強しろということか

  2008年10月17日

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  大琳派展

  江戸時代といえど幕末って程ではないし、狩野派の方が興味があるのでなんとなく気晴らし程度で行っちゃった「大琳派展」重要文化財ってこういうことなのか「風神雷神図屏風」by尾形光琳それなりに素敵ね～とおもいながらするする見ていた目も足も動かなくなった。いろんなところで目にする絵だし、なにより今回の「大光琳展」のカオでもあるこの屏風、ホンモノがこんなにすごいとは思わなかった。入れ替えの関係で俵屋宗達の「風神雷神図屏風」の展示はなかったのが惜しまれるヤパイ。展示替えになったら行ってしまいそうだだって見たい光琳より宗達の「風神雷神図屏風」の方がなんとなくスキかも何て思ってしまっていたしなぁヤバイヤバイ並べて展示されるであろう光景を思ったら…ヤバイよねそして「燕子花図屏風」国宝って本当に国のタカラなのよね～これも凄かった。色使いというかイキオイというか、もうね、目が離れないあの空白の「わび」というのか妙な空白のある構図と空白のない主張された構図この対の妙写実的なのに夢のような描き方参ったな～お気に入りは宗達の「四季草花図屏風」こんなのがもしも寝室にあったなら一晩中見てても飽きないよもし訪ねていった先の玄関にあったなら待ちぼうけを食わされても文句を言わないだろうね日常見かけるような草花が沢山描かれているのにうるさくない。色とりどりなのに目にやさしいそれが酒井抱一によってさらに写実的に大胆になるまるで昨日書いたような鮮やかで主張された構図写実的なのに日本的な感じもしかしたら技巧とか意匠は宗達や光琳を超えた人かも姫路城主酒井家の次男なんだって琳派の人たちってみんなボンなんだよね。自由で裕福だからおおらか。と言うことらしい。いやぁ、いいもの見ましたこれは見てよかった。本当に良かった見てない人は必見デス展示替えの後半…う～む。有給…もらったばかりなんだよねおまけその尾形光琳の弟でやっぱり高いセンスを持つ尾形乾山乾山はこの江戸で亡くなったそうな。その墓所が近くと聞けば…トウゼン行くでしょうしかも寛永寺1663年(寛文3)京都で生まれる作陶が有名で正徳・享保年間(1711～1735)輪王寺公寛法親王に従って江戸に下り、入谷に釜を開いた。1743(寛保3)81歳で没。下谷坂本の善養寺に葬られる。しかし月日の経過により乾山の墓所の存在自体も忘れ去られてしまう。1823年(文政6)酒井抱一によって顕彰碑である「乾山深省跡」が建てられた。へぇ～輪王寺とも所縁のある人なんだねといっても東武天皇ではありません。ということで上野散策へつづく。

  2008年10月17日

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  高田馬場の流鏑馬

  流鏑馬実は始めてみた流鏑馬。今回見に行った高田馬場流鏑馬は平安末期から鎌倉時代に盛んに行われたそうだ。こちらはその当時のお衣装だそうで、水干に鹿革の袴です。「流鏑馬絵巻」と同じ衣装です走ってる馬から射るというのはやっぱり難しいのね。なかなかあたりませんねェうひゃぁ当たりました～ぱちぱちぱちぱちそれにしても3の的までキッチリ当てる人はとうとう出ませんでした。矢つがえが間に合わないとか、馬の走る速度が速すぎるとか現代ならではの事情もあるようです。当時はサラブレッドじゃなかったろうしねぇ。走り出しです馬が急にヤルキになってはずみます。カオがヤルキになってます。矢つがえした弓で一の的を狙いますサラブレッドではないお馬さんもいましたが木曽馬かどうかは不明。小柄で足の太いカワイイ仔でしたが…。走っている馬を撮るのはやっぱり難しくいいデジがありませんが雰囲気が伝わればいいなぁ。思ったより短い距離ですごくこじんまりとした印象でした。でもまぁ、いいもの見せてもらいましたよぅ安味さん、教えてくれてありがとうございました。せっかくの早稲田界隈。天気も良いしお散歩お散歩穴八幡へ行って見ましたよきれいな境内でなにやら工事中。流鏑馬の奉納される穴八幡宮です。古くは小社があり八幡山と呼ばれていたが、1636年(寛永13)幕府弓持組頭松平新五左衛門尉直次がこの地に的場を築き、射芸の守護神として八幡宮を奉祀した。1641年(寛永18)宮守の草庵をつくるため山すそを切り開いたところ神穴が出現し、以後穴八幡と称するに至った。この神穴が工事中だったらしく、数年後には見られるらしいです。さらにこの頃、神木の松から光を放つなど、三代将軍家光に若君誕生の霊告があったため、家光は江戸城北の鎮護となし、諸大名旗本の寄進を得て1649年(慶安2)諸堂宇が完成した。八代将軍吉宗は、各家に伝わる古書を調査せしめ、久しく途絶していた流鏑馬の儀式を制定した。これに基づいて、1728年(享保13)世嗣の疱瘡平癒祈願のため流鏑馬を高田馬場で行ったのが将軍家奉納の穴八幡神事流鏑馬の初めである。1738年(元文3)には竹千代(後の十代将軍家治)の誕生を祝って興行が行われ、以後、厄除けおよび将軍若君誕生の折は流鏑馬が奉納された。さて、高田馬場は、現在の西早稲田3丁目1・12～14番あたりにあった幕府の弓馬調練所で、広重描く「江戸名所百景」にも紹介されたところである。　流鏑馬は明治以後中絶し、高田馬場も廃されたが、昭和9年5月、皇太子ご誕生奉祝のため穴八幡境内で再興され、戦前は数回執行された。戦後は、昭和39年水稲荷神社が現在地(西早稲田3丁目)に移ったのを機会に、流鏑馬の古式を保存するため同社境内において復活し、例年10月体育の日がその実施日となった。昭和54年からは会場を近くの戸山公園内に移し、古式豊かにしてしかも勇壮なこの流鏑馬には年々見学の人たちが増加している。　～案内パンフレットより～この早稲田界隈は江戸時代ミョウガの名産地だったそうだ。神社の北を流れる神田川流域には茗荷が自生していたとか。今ではその面影のカケラもないけれど茗荷…、「新編武蔵風土記稿」にも紹介され江戸後期には畑で栽培されるようになったとか。今では土佐の茗荷が有名になっちゃったよね。早稲田の茗荷。食べてみたかった帰りがけフト鳥居を見てビックリ「正四位勲二等　松本順」って書いてあるぅ松本順ってあの松本良順明治4年に従五位になったのは知っていたけれど正四位まで行ったのそしてなんでここに松本良順が…あいいもの見つけた水稲荷社ここには体の痛い場所と狐を交互に撫でると痛みが和らぐという「耳欠け神狐」をはじめ水のカミサマのいる水神社のある「富塚」徳川御三卿の清水家の守護神「三島神社」菅原道真を祭った「北野神社」(大隈重信が日参したんだって)徳川家の遺構とされる茶室「聴松亭」など、うほうほしちゃうような神様達が沢山。おまけに…なんと「富士塚」がありましたよぅきゃ～久しぶりにありましたね。富士塚。ここは「高田富士」と呼ばれ1780年(安永9)先達日行青山藤四郎により築かれた江戸市中最大で最古の富士塚だそうだ。うわぁ大物だ。でも前に調べたときにはここは載ってなかったなぁモチロン浅間神社もありました。ご祭神は木花咲耶姫尊、石長姫尊。しかも胎内塚まである大正時代に補修をしてるらしいが、ふぅん、胎内窟まであるとは本格的ですな。富士塚はデジるのはムズカシイ大きさとか斜面とかなかなかつたわらないのよねところで、どうやらここは普段一般公開されていないような…。いいのかしら一応許可はもらったけど、なんか凄いところです。さらに堀部安兵衛碑がありました。明治43年晩秋中旬西園寺公望…おぉっコノヒト、西園寺公望って山陰道鎮撫総督、会津口征討大参謀じゃんむむむこの水稲荷に隣接して「甘泉園」がありました。この「甘泉園」は1774年(安永3)清水家の下屋敷が置かれたところである。1897(明治30)相馬家の所有となったが1938年(昭和13)早稲田大学に委譲された。「甘泉園」という名は園内の湧き水が清冽で常時涸れず茶に適したところから起こったものだそうだ。あまり手が入っていないのかうっそうとした園内は都内とは思えないほど鳥の声で満ちていて不思議な空間に陥ったみたい。スピリチュアルスポットかしら都内は歩けば史跡に当たる。

  2008年10月13日

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• 佐藤彦五郎忌

  読経とお焼香、そして墓参。講演会も聞きやすかったし、とても良い「彦五郎忌」だったどうも体調があまりすぐれず、キモチも荒みがちなんだけどこういう催しに癒されるってのもあるのねモチロン、それに伴う方々との会食やおしゃべりも楽しい癒しになってココロもカラダも元気になれるのよね～季節の変わり目はニガテ体調崩すとなかなか戻らなかったり、キモチが暴走したりしてなかなか大変デス。今月は少しゆっくり家で過ごそう…と思ってる側から予定が入り、気づけば今月全部埋まったというわけで明日も元気にオデカケです。がんばれ、ジブン

  2008年10月12日

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• 高遠つながり

  初めて話した上司が長野のヒトだった。社交辞令をかねて「高遠城の桜」の話題を降ってみた。ら。なんだかこの方歴史に詳しい高遠と新宿はつながりがある…と言う話から盛り上がった。盛り上がったついでに高遠の歴史について書いたのを持ってるからあげる。と言わせたお酒の席だし、なんたってはなしたのも初めて、名前なんか知るわけない。ま、社交辞令よね。とタカを括っていたら。お昼過ぎに席まで持って来てくれた～＼(ﾟoﾟ；）/ｳﾋｬｰＡ3の紙に裏表びっしりと高遠の歴史が書いてある。ボランティアガイドかう～ん。すごい上司がいたもんだ。今までの上司は宴会好きと自衛隊オタクだったので明日からはまじめに仕事をがんばろうと思った。いや、そんなことより高遠の歴史をちゃんと調べなくてはね。

  2008年09月29日

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• 井上源三郎忌

  源さん没後140年の法要が行われると言うのでちょっと気にしていた。基本的にまじめなので「法要」は参加したいが「イベント」はご遠慮したい当日のスケジュールを見て驚いた。自分が行きたいのは法要なので時間を選んで参加。井上源三郎の菩提寺にある碑の前で式典が行われ、演舞の披露もあった。肝心の法要はその後。一般人は外からお焼香。午後の部は講演会が主体とのことなので遠慮しようかとも思ったが、とりあえず参加。「井上源三郎の首を埋葬したお寺を特定した経緯」をもう一度聞く。いろいろ聞きたいこともあったけど15分と言うのはあまりにも短いでもまぁ、後々もう少し調べて聞いてみたい事を整理してからのほうがいいかなぁ。その井上源三郎の最期を看取り首を埋葬した「井上泰助」についての講演もあまり知られていないことだけに興味深い。こちらも15分と言うことで、短すぎメインの講演は1時間で演目も書いてないので何を講演するのかと思いきやどうやらご本人も演目については何も準備がなかったようで、史料もなかった居酒屋の二次会じゃあるまいし、史料に元づかないオハナシはカンベンしてください。聴講者をばかにしてんのか→落ち着けジブン多少なりとも名前を知られているからの講演なんだろうけれど、これなら前述のお二人の話をもっともっと聞いていたかったぞ。そして抽選会。いやな予感がしながらも流れで参加。コメントは遠慮しておきましょうやっぱりダンダラが集まるような場所はまじめな私にはあわないワ

  2008年09月27日

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  ただいま♪

  ただいまです詳細日記は後ほどUPするとして、とりあえず言わせて。ありがとう皆さんと出会えたこと。共有した時間。共に目にしたもの。この日、ここに立たせてくれた全ての人に心からの感謝。自分の今までの中で感じたことのない感情でキモチがいっぱいになりました。…コトバが浮かびませんな鶴ヶ城のあの桜の木の下にその姿がないのは本当に寂しくて、ぽっかり空いたあの空間に目が潤むのを止められなかったけれど。少しだけなら良いよね。参加した人。参加できなかった人。参加したかった人。見守ってくれた人。助けてくれた人。側に添ってくれた人。支えてくれた人。背中を押してくれた人。励ましてくれた人。本当にありがとう。一人ひとりに心から感謝です。ここに戻ってきてこの言葉が言えるのはみなさんのお陰です。「たのしかったぁ～」

  2008年09月24日

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• 追跡

  追跡　一枚の幕末写真表紙の裏表にあの箱館で撮られた8人の写真。ん？よく見るとちょっとチガウ。表に使われてる写真は良く見るブリュネさんが横向いてるやつ。でもこの裏に使われているのはちゃんとこちらを向いている。こんな写真見たことないぞ…。表題にもあるとおり、この「一枚の幕末写真」に写っている人物の「その後」を追いかけていくドキュメンタリー。これはね～すんごく面白かった。引き込まれて一気に読み進みましたね箱館戦争をともに過ごしたこの8人、歴史上ではすっかり忘れ去られたというか、名前を聞いてもぴんと来ない人も多いんじゃないかしら？田島応親を中心として様々な人の「その後」を追う。箱館戦争後の彼らは消息が良くわからない人のほうが多いのよ。いろんな人が出てくるたび、そうか、そうだったのか～。と語りかけたくなるようなフシギな気持ちで読みました。それでも確かに当時を生き、明治を生き、ひっそりと歴史の中に埋もれてしまっても、確かに生きて歴史を作った人達なのだ御子孫にさえその足跡を知らさずに過去を封印してしまった「歴史上の人びと」その何名かはその後の人生が不思議な縁でリンクし、日本とフランスを舞台につながっていくのだ。江戸の時代にほんのチョットの偶然で顔を合わせたフランス人たちは明治の世になり再び日本の地を踏んでそのまま日本で眠り続けている人も。本当に面白かった。箱館戦争の第一人者に紹介してもらって探し出したこの本は本当に興味深く超オススメです。鈴木明　集英社　￥980さて次はもう一冊紹介してもらった綱淵サンの本を読みます。でもこれ一冊のくせに700P以上もあるよぅ会社の行き帰りに持ち歩けるかしら

  2008年09月15日

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  赤坂大歌舞伎

  赤坂ACTシアターでの歌舞伎その名も「赤坂大歌舞伎」演目は「江戸みやげ狐狸狐狸ばなし」「棒しばり」そして中村勘三郎。狐狸狐狸話って言うのはもちろん「狐」と「狸」の化かしあい。そしてこんなことはもう「こりごり」だの「こりこり」これはねぇ。本当に面白かったぁ勘三郎サンが「沢山の人に見て欲しい」といったとおりわかりやすく本当に楽しい舞台だった。このひとのユーモアのセンスというか、さりげないおかしみは好きだわ～舞台って全てがおおげさになるから、笑わせようとするあまり白々しくなったり、笑いを強要するような場面になったりでがっかりさせられることが多かったんだけど。さすが勘三郎サンですなもちろんそもそもの原因とも言うべき悪坊主重善＠段治郎がこれまた良かったのよ～。時代劇にはつきもののような「顔はいいけど典型的な小ずるいいい加減坊主」これがぴったり段ﾁｬﾝがやると妙に色気があって悪くてオンナがともに自滅しても…！と思わせちゃうような雰囲気を振りまいてる伊之助＠勘三郎サンとおきわ＠扇雀丈の化かしあいは裏の裏の裏まで考えさせられてただのオモシロイ話ではないぞ。又市にしても脇役と思ってた人が「」だったりして、本当にあきさせなかった。そんななかでオモダカヤチームが何人か出ていたのにビックリ誰がどの役かイマイチ見つけられなかったんだけど、こうしていろんな舞台に立っているのをみるとオモダカヤに戻ってきたときの役がまた楽しみでありますな。もう一つの演目「棒しばり」こちらは踊りなんですよぅ。実は密かに踊りじゃわからなくて飽きちゃうんじゃないかと心配してたんだけど、どうしてどうして「狐狸狐狸ばなし」があっちへ行っちゃうほどよかったのだ。太郎冠者＠七之助と次郎冠者＠勘太郎。若いこの兄弟は息もあって、テンポもよく見てて気持ちよかったです。手をしばられてしまってもなんとしてでも酒を飲みたい二人の涙ぐましい努力と、首尾よく酒を飲んでいい気になって踊りまくる姿が楽しそうだわ。踊りのことはドシロウトだし、数を見てるわけじゃないのでなんともいえないんだけど。あれってかなりハゲシイよねそしてムズカシイよね。なんてったって手をしばられちゃってるんだもの。それでもしばられた先の手の先でひらりひらりと踊ってるわ～スゴイスゴイ舞台が終わって、でもこのままじゃどうにも帰れない。赤坂だしっていうので「Cote de Rouge」へシャンパンで乾杯してみたこともない料理を前に見てきたばかりの舞台で盛り上がる。う～ん。至福のヒトトキ

  2008年09月13日

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  新・水滸伝

  かなり日数があいちゃったけど、忘れないようにUPだって良かったんだも～ん二十一世紀歌舞伎組演出・市川猿之助脚本・横内謙介「新・水滸伝」「新」も「旧」もそもそも水滸伝の話をちゃんと知らないそれでも充分に楽しめたし、ワクワクした。大体話の筋はお決まりで、最後は絶対主役が勝つみんながシアワセで大団円。それはわかっていても。久しぶりになんだかワクワクしたなぁ。ココロに傷を負って飲んだ暮れの日々を送る林冲＠右近。もよかったけど、今回はなんと言っても王英＠猿弥がよかったな～王英＠猿弥とお夜叉＠春猿の掛け合いとか青華＠笑也との恋。林冲や青華のココロに傷を持った故の哀しい生き方に共感を覚える一方で、その王英のひたむきなまっすぐさがココロに突き刺さるのよそんなふうに生きる王英だってそれまでに色々あっただろうに、ものともせずに突き進んで生きてきた。そんな風に見えてなんだか泣きそうだった。テーマが「替天行道」天に替わりて、道を行う。口上に言う。仲間たちよ、天に替わりて、道を行う。我らが「替天行道」を、力を合わせて為して参ろう！　　　　　　さあ、旗を翻せ！甦る朝陽の中に、我らがその志を輝かせよ！皆の者、闘いの時は近いぞ！　　　　　　敵はあまたにして、手強しされど我らは、信じるものを胸に抱き、命を燃やし尽くして参ろう。　　　　　　道なきこの世に、我らが道を切り開くのじゃ！く～っこれよねこれを右近が言うのよ～やっぱり人間、自分の信じる旗の下に集いタタカウのだこのチームの舞台ってなんとなく一人ひとりに共鳴して、役なのにその人みたいに身近に思えてしまうんだよね。知れば知るほど、いろんな舞台を見れば見るほどそのキモチが増えてくような…。もう一つ、若手の人達がどんどん出てきて段々大きな役についていくのを見るのも面白いものだと気づきましたな。母が子供を見る如く…と言うわけとはちょっと違うんだけど。一生懸命な人が努力してそれをまわりの人が認めて伸ばしていく過程を見せてもらってると言うか、夢が叶っていくのを見せてもらっているというか…。ちょっとそんな感じデス。これからも益々目が話せません。二十一世紀歌舞伎組

  2008年09月13日

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• 只見線

  最近の天候はヘンだ降れば土砂降り、雷はすごいし。そんな中でも行ってきちゃった、会津若松今回は只見線に乗るのが目的の一つなのでちょっとフシギな感じでしたな。何度行ってもどうしてこんなに楽しいんだろうねェ只見線の旅はコチラ

  2008年09月01日

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• 読売書法会

  新国立美術館で開催されている「読売書法会」へ行ってきた。べつに書を習っているわけじゃないデスオマケで開催されている特別展示に興味があったので「東京ゆかりの先人たち」というこの特別展示、幕末関係者の書が出ているのだ。正面を入ってすぐに「市河米庵」の屏風がばばーんそれを囲むようにガラス張りの展示ケース。(私の)知らないヒトが何点か並び、やって来ました幕末コーナー。伊藤博文、徳川慶喜、山岡鉄舟の掛け軸の次に「御参内の砌～」のお手紙。これは元治元年四月十二日付　佐藤彦五郎土方為二郎宛前年9月25日、日頃の市中見廻りに対して朝廷から金一両ずつ下された時に感状も下され、その感状を送ったものではないかといわれているお手紙。今回、天皇の書も展示されると言うことでこのお手紙を展示することになったそうのだのけれど、肝心の孝明天皇の書が出て無いんだよなとなりに近藤さんの七言絶句。さらに木戸孝允、勝海舟、徳川斉昭と続いていました。大正天皇、明治天皇の書もその隣に。ふ～さらには芥川龍之介、島崎藤村、与謝野晶子、樋口一葉、正岡子規、坪内逍遥、岸田劉生、なぜかこんなところに福沢諭吉。などなど。いやぁ、壮観でしたね。掛け軸ばかりずら～っと並んでるんですもん。そのなかでひときわ繊細な筆遣いの(手紙だからね)土方さんの手紙は目立ってましたよぅ。ぱっとみて一目でわかりますもんこの書展、全国でやっているそうで各地の特別展にはそれぞれの地元ゆかりの方々の書が展示されてるんですって。例えば東北地方には清河八郎、大槻 磐渓、広沢安任、安積艮斎(え。この人東北出身者だったんだ！)など。うわぁちょっと行ってみたいよねえ。10月22日(水)～26日(日)山形…遠い帰りにミッドタウンヘ行ってケーキを購入実は今日は白虎の誕生日オメデトウ

  2008年08月24日

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  新しい世界のトビラ

  アナタの知らない世界へヨウコソ。新幹線に乗って在来線に乗り換え、緑に輝くコシヒカリの海を渡って、やってきました新潟県十日町市 十日町の駅からタクシーでどんどん山の中へ。絶対歩いて来れないよね。と言う思いがヒシヒシしたころ到着あらなんともステキな環境のちいさな美術館。星と森の詩美術館「刀工十一代会津兼定展」～北越・会津戊辰戦争から140年兼定ばかりを集めた展示会＆解説デス出品された刀は20点ほどの小ぢんまりとした展示で部屋も狭い。独特の光を放ち、整然と並ぶ静謐な空間。とりあえず見ましょう今までも刀の展示は見たことがあるけれど、刀だけの展示と言うのは初めて刀の見方って難しくて柾目肌に沸(ニエ)とか、湾れ刃(のたれば)とか、解説を読んでも良くわからないそれでも全部兼定でさまざまさて解説が始まりました。丁寧な作品の解説を聞いていたら「この方は本当に刀が好きなんだな～」となんだか思ってしまった。解説を聞いた後、もう一度見てみる。京都へ上って他の刀匠の刀を見て触発されて造った(とおもわれる)力強い刀。十一代兼定が和泉守を受領した後造った刀。戊辰戦争後、に造った奉納刀。その時々の兼定の生活、精神状態など、そんなことを考えながら見るとまた違ったように見えてくるからフシギよね。意外な気がしたのが兼定の体格。なんとな～く小柄で華奢なイメージがあったんだけど、どうやら正反対だったようで体格の良いがっしりした方だったらしい。そしてその作刀の数もかなりの数に上るとか。今回の極めつけはこれ一槌もむだをば打たじ、ますらおが　守となさん太刀と想へば　いづみこれだけ兼定をみて、このうたを見ると兼定の誇りというか、カクゴというか想いがなんだか伝わってくるようです。解説の後、解説をしてくださった外山氏とお話しする幸運に恵まれたこの日、解説を聞きに集まった方々は出品者がほとんどだったようで、いうなれば玄人。そんな中で様々に盛り上がる刀の世界を耳をダンボにして聞き入った。みんな兼定に魅せられたヒトタチに囲まれて、刀の世界の深さに触れる。う～ん、「アナタの知らない世界」だわだってだって、気づいたら話を聞いてる7人で兼定持ってないの、私だけうわ～話が一段落したころ、ドシロウトの私も思い切ってお話をうかがってみる。ずっと気になっていた志津三郎と兼定の関係。兼定は後年の作品に「志津三郎兼氏後裔…」と銘を切っている。コレハ…これはやっぱり「弟子」と言う意味だそうだ。ほかにもシロウトならではの質問ばかりしてしまったのに、いやな顔一つせずに丁寧にお答えくださった大自然に囲まれた心地のよい美術館のテラスで充実したときはあっという間に過ぎ…。またまたタクシーを呼んで十日町駅へ帰りの電車はダレもチェックしておらず、ダイジョブか私たち新幹線の指定は既に満席。え。座れなかったらどうしようみんなドコ行ってるんだよぅと訳のわからないツッコミを入れつつ自由席へGO予想に反して座れました…ヨカッタぁやっぱり日帰りで新潟行くヒトもあんまり居ないのねともあれ無事に帰ってこられました。心配した雨もチョット降ったものの特に問題なく、最後まで本当に充実した一日でした今回このステキな企画にご一緒させていただいたY氏は私のアコガレの方。本でお名前を知り、講演会ではまりました。お誘いいただいたM様もお会いできるだけでドキドキしちゃうステキな方親しくお話させていただいて本当に幸せでした。長旅のはずの新潟行き、行きも帰りも待ち時間もどの時間も本当に充実して楽しかったです。ありがとうございました～。心から感謝しております本当に本当に笑っちゃった大事件はコチラ→謎のゼロ番線

  2008年08月23日

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