読み女、現る。

[情報本、サブカルチャーｅｔｃ感想文] カテゴリの記事

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  かわいいからだ　を読んで

  健康のために、豆乳を飲んでいる。2時間前にケーキを食べた者が、何を言わんや…。加齢するにつれて“食欲”と“健康”が綱引きをしている。『かわいいからだ』は、病院に行くほどでもない、女の子の体の不調や悩みを、ちょっとした体操やあったかパックで、コントロールしちゃいましょ、という本。わかってるようでわかってない、自分の体。ちょっといたわってあげるだけで、けっこう快適になる…のだそう。かわいいイラスト入りで、簡単に読める。私も数年前は、この本片手に、毎日体操をしたり、マッサージをしたり、あちこちを温めまくっていた。たぶん、心があったかかったのだろうね。おかげさまで、今は、冷え冷えだ。想う相手がいるのといないのとでは、違うってね。ハハ～ン。『かわいいからだ』寺門琢己面白かったらポチッとお願いします。 ★⌒(＠^-゜＠)v ♪↓　↓　↓　↓　↓　↓　↓人気blogランキング【ブログの殿堂】JRANKブログランキング

  2006年04月05日

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  鉄人の昼めし　達人の晩めし　を読んで

  めちゃくちゃ若かったころ、社会人になって初めてのクリスマス。女友達と一緒に、生まれて初めて本格的フレンチレストランを訪れた。歳末のバーゲン帰りで、山のような紙袋を抱えた私たち。特に私は、当時アジア風ファッションに目覚めていて、奇妙奇天烈な服装をしていた。まず「お客様、そのお荷物は困りますから、どうぞこちらへ」と言われ、荷物を置かされる。かなり場違いかつ、無礼な客だった。だってそれまでは、足元に荷物を置くような食事しかしたことがなかったのだ。『鉄人の昼めし　達人の晩めし』は、中華、フレンチ、イタリアン、各界の鉄人、達人と呼ばれているシェフたちが、ひそかにお店で食べているという、“まかない”食を紹介してある本。あのシェフも、このシェフも、有名になるまでには、口で言えない苦労があった。それぞれのシェフのエピソードが綴られ、レシピまで付いているという、おいしいおまけ付きの一冊だ。私と友達は、本格フレンチなのに、ワインも頼まず水ばかり飲み、しゃべりながらダラダラと食べ、ついには「もうすぐ閉店なので、できたらあの…」と、暗に「帰れよ、もう…」と言われてしまった。そう言われるまで、すでにまわりのカップルが一組も居なくなり、広いフロアに水ばかり飲んで出来上がっている女が二人きりになっていることに、気づかなかったのだから、たいしたもんである。ある意味、二人の世界。ちょっと背伸びをしたクリスマス。そんなヤツはファミレスに行けよ…。『鉄人の昼めし　達人の晩めし』藤生久夫面白かったらポチッとお願いします。 ★⌒(＠^-゜＠)v ♪↓　↓　↓　↓　↓　↓　↓人気blogランキング【ブログの殿堂】JRANKブログランキング

  2006年04月01日

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  風水収納＆整理術　を読んで

  サイズが二周りも三周りも小さな服が、積み上がっている私のお部屋。本日よりダイエットを始めたとしても、このお洋服たちを着こなせる体になるまでは、2年くらいかかってしまうだろう。それぐらい私の脂肪は分厚い。痩せられたと仮定しても、そのとき私は、ウン才で、真っ白いヒラヒラスカートなど履いている場合ではない。さて、この山をどうしよう。『風水収納＆整理術』は、Ｃhapter1からいきなり“捨てることから始めましょう”と書いてある。古いものや、使わないものには、運がつかないらしい。捨て方について、風水的な方法、また普段使使う物の収納方法も、分かりやすく紹介してある。私など、読んだだけで運が上向いてきたような気分になれる本だ。いらないものは、捨てましょう…かぁ。わかっちゃいるの。お部屋だって、スッキリするし。でも、このお洋服は、あのとき着たもの。あのお洋服はこのとき着たもの。…って考えてたらなかなか捨てられないのです～。『風水収納＆整理術』李家幽竹面白かったらポチッとお願いします。 ★⌒(＠^-゜＠)v ♪↓　↓　↓　↓　↓　↓　↓人気blogランキング【ブログの殿堂】JRANKブログランキング

  2006年03月31日

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  癒しの水　奇跡の水　を読んで

  暴飲暴食、運動嫌いの私が今さら何を言うか、と自分でも思うが、水に凝っている。1日2リットル…は無理にしても、きれいな水は健康にも幸運にも恵まれるらしいし。昔、ＴＶで“ルールドの泉”を見たときは「なんでこの、素敵な泉がうちの近所に沸いていないのか」と真剣に憂いたものだ。『癒しの水　奇跡の水』は、日本全国の温泉を、湯治したい症状別に紹介してあるガイドブック。水道水の浄水方法や、ミネラルウォーターの紹介も掲載されていて、興味のある人には、おススメの一冊だ。私もここ1、2年、友達がみんなお水にこだわり始めて、いろんなのを買って飲んでいるらしいと知って、試すようになった。今朝ＴＶで「東京の水道水」が売られているのを見たが、あれさえも飲んでみたいのだから、健康うんぬんより私は、本当はただの水マニアなのかもしれない。『癒しの水　奇跡の水』Ｇａｋｋｅｎ　Ｍｏｏｋこころと体の予防医学シリーズ1面白かったらポチッとお願いします。 ★⌒(＠^-゜＠)v ♪↓　↓　↓　↓　↓　↓　↓人気blogランキング【ブログの殿堂】JRANKブログランキング

  2006年03月30日

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  楽しいお菓子づくり　を読んで

  シュークリームの語源は“キャベツ”らしい。なるほどね、よく膨らめばね、そりゃあキャベツにも似るであろう。学生時代、調理実習でシュークリームを作ったことがある。よその班が、ブックブクとシュー皮を膨らませて楽しんでいる間、うちの班のシュー皮だけが、待てど暮らせど一向に膨らむ気配を見せなかった。なぜだろう…。その担当が、言わずもがな、私だったからである。「シュー皮は難しいので、よく説明を聞くように」よく聞かなかった私の、こねくり回したシュー皮のタネだけが、ぺらぺら、ぺっしゃんこ。膨らむどころか、いつの間にかオーブンのなかで、食べ物とは思えない物体と化していた。シュークリームより、今川焼きの皮に近い形状のものが、班の人数分だけ、オーブンのなかにへばりついている。困ったのが、同時進行で作ったカスタードクリームの始末。皮が膨るのを予定して、中に注入するだけの分量を作っているので、大量に余ってしまう。仕方なく、大きめの皿にクリームを敷いて、シュー皮もどきの物体を並べてみた。その、わけのわからない皿の上の様子に、先生やクラスメイトがバカウケしてくれたのが、せめてもの救いだった。私が生まれて初めて買ったお料理本は、今田美奈子先生の『楽しいお菓子づくり』である。小学校時代、たぶん何かのマンガの主人公が“お菓子作り”を趣味にしていたこと、あたりが購入の理由と思われる。私は、催眠術にかかったかのようにお菓子作りにハマり、この本を熟読しては、ケーキやクッキーを作りまくっていた。この『楽しいお菓子づくり』は、基礎的なことが、けっこうわかりやすく説明してあって、読みやすく作りやすい構成となっている。ところが私は、憑き物が落ちたかのように、その後すぐにお菓子づくりに飽きてしまい(おおかた、元気印のボーイッシュなヒロインが活躍するマンガでも見つけたのだろう)クッキー1枚焼かない女になってしまった。…でシュー皮ぺっしゃんこ。せめてクリームだけでもおいしければよかったのだが、なんであんなにまずかったのか…、お化粧クリームのような味がしたのは不思議だよなぁ。『楽しいお菓子づくり』今田美奈子面白かったらポチッとお願いします。 ★⌒(＠^-゜＠)v ♪↓　↓　↓　↓　↓　↓　↓人気blogランキング【ブログの殿堂】JRANKブログランキング

  2006年03月29日

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  ザ・おかし を読んで

  いまだに、粉薬を飲むときは「エイヤッ」とばかりに、ささやかな勇気を出している私。いい大人なのに、ときどき本気で気持ち悪くなり、涙目になる。だってマズイんだもん。小さなころ、まったくダメだった粉薬を、飲めるようになったのは“ケロッグのチョコワ”のおかげである。ぞうさんの絵の付いた箱に入った、チョコ味のシリアル。薬を“ごっくん”した後で、チョコワを口に放り込み、もしゃもしゃと食べると、なんとか口のなかの気持ち悪さが、緩和されていたものだ。うちの母親が考案した作戦である。甘いかもしれないが、薬を飲んだばっかりに気持ちが悪くなり、暴れ出し、何がなんだか分からなくなるより、よっぽどマシだった気がする。『ザ・おかし』によると、ちょうど、ケロッグのチョコワの発売された年と、お薬怪獣だったころの私の年齢が一致する。我が家の平和の一端を担っていたチョコワの発売に、感謝したいものだ。『ザ・おかし』には、Ｈ6年までのさまざまなお菓子の歴史が、写真入で刻まれていて、とても懐かしくて、楽しめる。今では、すっかりパッケージデザインの変わったものや、商品そのものがなくなってしまったものなど、盛りだくさんの紹介。ページをめくる度に、自分の歴史と重ねて読めるところが魅力的だ。うちの母親は「ご飯の後に、お菓子なんて…」と思っていたらしく、私は「薬の後のチョコワは、3つまで」と決められていた。丁寧に輪ゴムで封をされて、ぞうさんの箱は、私の手の届かないところに収められていたが、私って、そんなに信用がなかったのかよ…。『ザ・おかし』日曜研究家　草間努面白かったらポチッとお願いします。 ★⌒(＠^-゜＠)v ♪↓　↓　↓　↓　↓　↓　↓人気blogランキング【ブログの殿堂】JRANKブログランキング

  2006年03月28日

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  幸運を引きよせるスピリチュアル・ブック　を読んで

  『オーラの泉』にハマっている。私は江原啓之さんが、こんなに有名になる前からファンで、スピリチュアルな本を、地道に友達に薦めていたのだが、当時はみんな「え～、そんなの…」と言って、なかなか相手にしてくれず、私のことをかなり怪しい目で見ていたものだ。そんな友達たちだが、最近はみんな水曜になると「今日、オーラだね！ゲストは○○」とかメールを入れてくれる。だから、前から言ってたじゃん…。私が一番最初に読んだのは『幸せを引きよせるスピリチュアル・ブック』で、風呂で読んだら、本がベコベコになってしまった。そのベコベコの本を、友達に無理やり貸すほど、私は“スピリチュアル”な世界にハマってしまい、今ではすっかりエハラーだ。ただ、ねぇ…。人の悪口も言っちゃうし、愚痴もこぼしちゃうし、部屋はきたないし…。読むだけで、実行しないからなぁ。半身浴を毎日しても、ブクブク太ってしまうので、私の前世はイースト菌かと、危ぶんだが、基本的に人間の前世は人間らしいので、とりあえず安心しているだけである。『幸運を引きよせるスピリチュアル・ブック』江原啓之面白かったらポチッとお願いします。 ★⌒(＠^-゜＠)v ♪↓　↓　↓　↓　↓　↓　↓人気blogランキング【ブログの殿堂】JRANKブログランキング

  2006年03月24日

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  魔法の杖　を読んで

  昨夜から、魔法の杖を探している。部屋中探しても、見当たらない…。あ、別に昼間っから、ぶっとんでいるわけではありませんよ。『魔法の杖』です。鏡リュウジさん翻訳の。私の部屋は、本の奥に本があり、本の上にも本がある。ときどき、自分の部屋なのに、読みたい本を見つけられないことがある。いたずらな妖精でも、いるのだろうか。いや、いるのは、ずぼらな住人だけである。『魔法の杖』は「自分の占いたいこと」とかを、考えながら「えいやっ」と開けば、1ページにひとつ、メッセージが書かれている、という仕組みの本だ。…で、なんで『魔法の杖』を探しているのかというと、まぁ、それは非っ常にくだらない理由なので、わが身の名誉(そんなもの、まだあったのね…)のために、ここでは、ナイショ。『魔法の杖』ジョージア・サバス翻訳：鏡リュウジ面白かったらポチッとお願いします。 ★⌒(＠^-゜＠)v ♪↓　↓　↓　↓　↓　↓　↓人気blogランキング【ブログの殿堂】JRANKブログランキング

  2006年03月22日

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  奇跡の超「右脳」開運法　を読んで

  昨夜、『大岡越前』のテーマ曲をハミングしながら入浴し、いい気分で風呂から出ると、用意したはずのパジャマのズボンがなかった。あるのは、パジャマの上着が二枚。私は、ズボンを用意する代わりに、上着を二枚、用意していたらしい。ピンクとオレンジを、一枚ずつ。我ながら、わけがわからない。さっき、ペットボトルのお茶を飲もうとして、口をつけたら、蓋を外していなかった。これは、早急に、右脳を鍛える必要がある。『奇跡の超「右脳」開運法』は、プラスのイメージトレーニングで、潜在意識を呼び覚ますことによって、金運や仕事運を上げていく方法を紹介している。「ＣＤ付きで、楽しそうじゃん」と思い、ずっと以前に買っていた本だが…。やっぱり、毎日の呼吸法が登場する。それができないと、右脳は鍛えられないらしい。夜寝る前に、ＣＤを聞き、指示される呼吸やイメージを繰り返すのだ。私は、ＣＤから流れる指示の、かなり早い段階で眠りに落ちてしまう。呼吸法でリラックスしてしまうのか、それともただの“野比のび太”現象か知らないが…。何度聞いても、開運イメージまでたどり着けず、開運は、夢の中に封印されたままである。そんなだから、パジャマの上着を腰に巻きつけて下半身を隠し、風呂から上がる羽目になるのだ。『奇跡の超「右脳」開運法』七田眞面白かったらポチッとお願いします。 ★⌒(＠^-゜＠)v ♪↓　↓　↓　↓　↓　↓　↓人気blogランキング【ブログの殿堂】JRANKブログランキング

  2006年03月21日

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  本がいままでの10倍速く読める法　を読んで

  昔、体の弱かった私は、大の薬ギライだった。見かねた母方の祖母は、みかんのふさを開いてうす皮の袋に薬を詰め、私に勧めたことがある。あれは、口に入れたのを激しく後悔した一品だった。そんな彼女も去年亡くなってしまったが、若いころにはそろばんの先生などをしていて、大変頭の良い人であった。「頭のいい人だな…」と常々感じていたが、孫の私が言うのもアレかと思い、特に口に出して言ったりはしなかった。私が勝手に、孫の欲目で感じていたことかと思いきや、うちの母親とその妹が「すごく頭のいい人だったよね」と、この前話していたので、やっぱりそうだったらしい。何で私は、似なかったかな。おばあちゃん、ゴメン。そろばんの先生の孫は、高校生のとき、夏休み明けテストの点数が100点満点中、たったの5点だったことがあります。夏休みの補習、出席の意味まったくなし。数字とは、とことん相性が悪い私だが、最近ちょっと右脳とかの開発に目覚めている。こんな私でも、眠っている脳を鍛えれば、ちょっとは頭がよくなるかもしれない…。そこで、今読みはじめている本が『本がいままでの10倍速く読める法』。10倍も速く読めるようになったら、私の読書量も、劇的に変わる気がする。これは嬉しい計画になりそうな予感だ。読書は、脳への栄養だから。早速、本を開くと…。呼吸法、眼球運動、イメージトレーニング…。当たり前だが、これらを毎日繰り返さないと“10倍”は手に入らないらしい。本当に訓練をした人は、速読だけでなく、脳を鍛えたことによって、理解力も高まり、頭の回転がよくなる、と紹介されている。あとは、やる気次第ということか。もともと私は、祖母の頭の良さを、受け継げなかったことを残念に思ってしまうくらいの、他力本願人間。ものぐさな私には、無理っぽい。早くも計画倒れな空気がムンムンだ。脳に栄養、行き倒れ。せめて、みかんでも食べて、ビタミンを摂取するかな。『本がいままでの10倍速く読める法』栗田昌裕面白かったらポチッとお願いします。 ★⌒(＠^-゜＠)v ♪↓　↓　↓　↓　↓　↓　↓人気blogランキング【ブログの殿堂】JRANKブログランキング

  2006年03月18日

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  大独身　を読んで

  昨夜の『小早川伸木の恋』を、かなり真剣に視聴してしまった。伸木の不倫相手の作田カナの気持ちにどっぷり感情移入して。私はそんなお年頃。そりゃ「ごめんなさい」としか言えないよな、子供の写真を見たら動揺するし。人のダンナだから好きになったわけじゃないけど、もしかしたら「守るべき家族のいる、あたたかい人」に、心が揺れたのかもしれない。だって寂しいから。何かの番組で青田典子が言っていた。「アタシ、不倫したことあるんだけど、クリスマスになったら“妻と別れる”って言うの～！毎年毎年…」なんだか一緒に泣いてしまった。いや～くるりくるり。『大独身』を読むと、束の間の安心を得られる。30代以上の独身女性の、赤裸々な気持ち。みんな、いろいろ考えている。仕事、お金、彼氏、不倫。結婚、出産、将来の不安。以外に多いのが、弱ってきた親との関係。私もそうだけど。「今が楽しくて楽しくて、仕方がない」から結婚しない女性なんて、そんなに数、いないんです。ただ「今がベスト」と思えないのは、たぶん結婚してても、子供を持ってても、同じだと思うから。さて『小早川伸木の恋』を見た後『Ｑさま！！』を見たら青木さやかが、アイドルと水泳で競っていた。熱く応援せずにはいられない。頑張れ、青木さやか！頑張れ、自分。『大独身』監修　清水ちなみ面白かったらポチッとお願いします。 ★⌒(＠^-゜＠)v ♪↓　↓　↓　↓　↓　↓　↓人気blogランキング【ブログの殿堂】JRANKブログランキング

  2006年03月17日

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  サラダ記念日　を読んで

  小学校4年のとき、「ピアノが習いたい」という私の熱望を、軽く無視された形で、私と書道の付き合いは始まった。親が勝手に書道塾の門を叩いたのである。仕方ないので始めた習い事は、たいして上達しないように思われたが「やめたい」と言い出せずにイヤイヤやっているうちに、なかなかの腕前になってしまった。結局、中3まで書道塾に通った。高校の選択授業では、書道・音楽・美術のうち一つを選ぶのに「リスクの一番低いもの」という理由で書道を取った。音楽は、楽譜が読めないし美術はセンスがない。後ろ向きな若者である。短大でも似たような理由で、書道を2つも受講していたので、イヤでも腕が上がってしまった。誤算であったが、授業中、ぼんやり空を見つめているわけにいかないのが書道で、書いて提出しないと、単位がもらえないからだ。「書道とは、精神統一、筆を入れる際は、次の筆順まで息を止めるくらいのつもりでやりなさい」とものすごくいろんな先生から言われたが、私の書道は、常におしゃべり書道で、緊張感のかけらもなかった。第一、息など止めたら、体に悪いではないか。あんまりしゃべるので、高校生にもなって、後ろから先生に頭をはたかれたこともあるし、よそのクラスの人から「うるさいから、黙ってくれる？」と言われたこともある。すいませんでした…。「写経」の課題が出たときなどは、しゃべりながらやっていて、一行も二行もすっ飛ばして写しては、自分で矢印や×印をつけてやり直し、とんでもない経文に仕上がった。→や×のマークのついたお経が、どこに存在するというのか。三蔵法師もびっくりである。罰当たりにも程があった、と思う。そんな私が、自由課題の作品を書くのに、よく使わせていただいたのが俵万智さんの『サラダ記念日』の短歌である。私が思春期のころに、すっごく流行していて、「大人の女性の恋する気持ちって、こうなんだぁ～」と、とても憧れていたものである。恋をすると、せつなくて、愛しくて、毎日のほんの少しのことが、うれしい日々。そんな気持ちを、どうしてこんなに短い歌で、素敵に表現できるのか、とても不思議。私は、小筆を用いた仮名書道を専門にやっていたので、うちにはやたら「サラダ記念日」を綴った皿や団扇、短冊があった。なぜ仮名書道を専門にしたかというと、これまた不純な動機で「たくさん墨を磨るのが、面倒くさいから」である。こんなに後ろ向きでも、なんとか特技といえるものがあって、よかったよかった。『サラダ記念日』俵万智面白かったらポチッとお願いします。 ★⌒(＠^-゜＠)v ♪↓　↓　↓　↓　↓　↓　↓人気blogランキング【ブログの殿堂】JRANKブログランキング

  2006年03月14日

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