パリの思い出
ニュースでは連日パリでの大暴動を取り上げている。なんでも「クズ」扱いを受けた移民たちが大爆発したみたいだが、フランス人というのもなかなかに難しい人種だ。以前3度ほどパリへは行った事があるが,何度か嫌な思いをした記憶がある。海外で外国人が困ったり、何かを尋ねたりする場合、大抵の国の人は親切だが、ことパリに関してはそういう人ばかりでは無いようだ。『カフェに入る・・ウエイトレスが来てフランス語で何かをまくし立てる・・理解できずに「わからない」という顔をする・・露骨に嫌な顔をして「ハッ!」と強いため息をつき行ってしまう・・店を出るしかない』 とか 『パリで仕事をしている日本人の友人と落ち合って夕食をとった後帰り道に写真を撮ろうという事になり、通りかかったサラリーマン風中年男性にシャッターを(仏語で)お願いするも、これまた露骨に嫌な顔をして野良犬のように追い払われてしまった』なんてこともあった。シャッターを頼んだ時など仏語を自由に操る友人が頼んだのだし、5人いたこちらサイドの女性はみんなファッショナブルで美人も多かった。いかにも『移民風』とか『いかがわしい商売女』なんていう感じとは正反対だったにも関わらず、この仕打ちだ。という事は彼らは既に『アジア人』というだけで差別しているのかもしれない。私は最初に「フランス人は難しい」と書いてしまったが、「パリのフランス人が難しい」というのが正しいかもしれない。南フランスの人たちは明るくて楽しい人がほとんどだったのだから。(もちろんパリにも親切で優しいフランス人はいるだろう)とにかくプライドが高いのもいいが、あまり他民族を軽んじると今回のような事件にもなりかねないと私は思うのであった。さて、昨日お話ししたチャップのネズミ投げ遊びを紹介します。「ママ~ はやくなげるにゃ」わかったよ、 それッ!「ちょれッ! みちゅけたにゃッ!」もひとつ ホイッ!「あったにゃッ! たのちいにゃる~」チャップ 楽しいのはわかるけどオシリが上向いてるよ。女の子でしょ!?こういうゴチャゴチャした隅っこに投げたのを探すのがおもしろいらしく、たまに手元が狂って簡単な場所に着地すると呆然とした顔で私を見るのです。「ママ!にゃにこれ?」みたいな責めの目つきで・・・