さびねこチャップ

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  風邪じゃ～

  涼しくなってきたせいか今期初の風邪をひいてしまいました。喉が腫れ、気管支が苦しくて臥せっています。主人は「医者へ行け」と言っていましたが、今のところ市販の風邪薬で対抗しているところ。とにかく主人は風邪をひくと速攻で医者へ行き、お風呂に入らず早寝をするという真にもって堅実ﾀｲﾌﾟなのですが、私は実家が（特に母が）「風邪なんぞ大したことは無い」「熱が出るとこまで出れば後は治るだけ」と言い放つタフな家庭で育ったので、38度以上の熱が3日くらい続かないと医者へは行かない人間でした。元会社の女性の中にはどんなに具合が悪化しても「絶対に薬は飲まない！」と固く決めている人もいたし、見るからにﾎﾞﾛﾎﾞﾛｸﾞｼｭｸﾞｼｭなのに「酒飲んで帰るぞ！風邪なんてぇのはｱﾙｺｰﾙ消毒で治るんだよ」等と夜の街に消えていくｵｼﾞｻﾝもいました。風邪への対応は皆さん様々みたいですね。チャップ～　チャップもうちに来たばかりの頃は（下写真）・・・風邪ひいて「ｸｼｭﾝ ｸｼｭﾝ」やってたんだよ。覚えてる？「ちらない・・・あたちげんきにゃもん」ほんとほんと、チャップ　飛んでるｽｰﾊﾟｰﾏﾝみたい。

  2005年10月28日

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  テディの思い出

  この辺りには緑道や公園がたくさんあります。そして多くの人に犬の散歩道として利用されているのです。そこを歩くたびに思い出すのは実家時代に17年飼っていた愛犬『テディ』のこと・・・実家は茅ヶ崎の住宅街にあり、公園も少ないそこでは散歩も一苦労でした。道はｱｽﾌｧﾙﾄばかりで、たまに公園や空き地があると「犬は入らないで」と看板が立っています。それもこれもフンの後始末をしない飼い主がいるせいなのですが、たとえ手にｽｺｯﾌﾟやﾋﾞﾆｰﾙ袋を持っていても、犬がﾓｿﾞﾓｿﾞ始めると通りかかりのｵｼﾞｻﾝなどが厳しい目で睨みつけ、時には「ｽｺｯﾌﾟなんか持ってても片付けるのかどうかわかったもんじゃない！」なんて嫌味を言われたりもします。だから散歩はいつも肩身の狭い思いをしながらﾄﾎﾞﾄﾎﾞと歩いておりました。というわけで今住んでいるような場所で飼ってやれていたらテディもどんなに楽しかったろう・・・と、散歩中ふと考えずにはいられないのです。テディはｼｪﾊﾟｰﾄﾞと柴犬の雑種で20キロを越すなかなか大きい犬でした。首輪をつけたまま捨てられたらしく、子犬と呼ぶには最後の頃に縁あって我が家の飼い犬になったのです。ｼｪﾊﾟｰﾄﾞ風の風貌だったのに耳が途中で折れていたので、割り箸を折って耳に貼り付けたりして（こうしろと本に書いてあった）近所の人に笑われた事もありました。（結局最期まで耳は折れていたけど）それぞれの家族の帰宅時の様子でテディが皆をどう思っているのかがわかります。テディの中では躾をしたり遊んでやったりする私が最も高位に位置するらしく、帰宅時の喜びようは大変なものでした。次がご飯をくれたり夕方の散歩をしてくれる母、そして朝の散歩当番の父が続きます。最も下位に属するのが弟で、彼が帰って来てもテディは寝たまま尻尾を1～2回ﾁｮﾛﾝと動かしてｵｼﾏｲ。もしかしたら自分より下と思っていたのかもしれません。17年間照りつける真夏も、氷雨の降る夕方も、台風の日さえも一日として休まずに朝夕の散歩を続ける元気な犬でした。ただ最期の数ヶ月は病に倒れ、痴呆や身体の麻痺なども加わって本人はもちろん、見守る家族も苦痛と心労が続き、かかりつけの獣医とも相談した結果安楽死を選ぶこととなったのです。病院から戻って来たテディの表情はとても穏やかで、まるで呼べば起き出しそうに見えます。17年間の思い出と悲しみで私も母も号泣し続けました。ペット霊園のあるお寺で火葬してもらう夜、もう涙は止まっていたはずなのに熱く熱せられた鉄板にテディを乗せた瞬間（もう死んでいるのだから『熱い』などと感じるはずは無いのに）余りに可哀想で再び号泣です。鉄板の上でもテディは静かに眠っているようでした。この時は駆けつけた弟も大号泣でしたが、後にも先にも中学生以降弟が泣く姿を見たのはこの時だけです。今テディは実家の庭に居ます。2年ほどお骨をお寺で供養してもらった後、生前毎日過ごしていたお気に入りの場所に埋めました。もしかしたら今、私が緑道を散歩中にテディの幻を見る時は テディも一緒に走り回っているのかもしれません。厳しい看板からも病気からも解き放たれて・・・チャップちゃんは長生きしてね 「ながいきってなんにゃ？」・・・・・って言うか　長生きすると思うわ。

  2005年10月27日

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  化粧の効果

  最近の芸能人（特に女優さん）は「整形していない人はいない」等と言われるくらい皆さんどこかしらお直ししているようですが、お化粧の効果というのもまた絶大なものがあるようです。今日も米スター誌がこのほど一挙公開したという『ﾊﾘｳｯﾄﾞｽﾀｰのﾉｰﾒｰｸの表情』というものを日本のﾜｲﾄﾞｼｮｰ番組が一部放映しておりましたが、普段カメラの前では美しいとしか言いようの無い女優や歌手の方たちが、もうどちらかと言えば正反対のお顔で登場し、話題となっていました。その番組に出ていたゲストの方たちも「見たくなかった！」「嘘だろ～！」「化粧ってコワイ！」等と口々に叫んでおりましたが、本格的な化粧というのは1つの顔を別人に変えてしまうものなのですねぇ。私はどちらかと言えば化粧に時間もお金もかけない方で、化粧前、化粧後に大きな違いを見出せないいわゆる『化粧栄え』のしないﾀｲﾌﾟだし、友人にもそういった人間が多いので世間で言う『厚化粧』というものの実態を知らなかったのですが、ある日電車の中でそれの全工程を目撃し、圧倒されつつ凝視してしまった事があります。その女性は私の向かい側の席に座ったのですが、黒っぽい服を着て髪を後ろで束ね、顔は全くのﾉｰﾒｰｸでありました。目鼻がﾁﾏﾁﾏッと小さく眉もほとんど無い（まるで目立たぬ巫女さんのような）その女性はおもむろにバッグから化粧道具一式を取り出してﾍﾞｰｽﾒｰｸからきっちりとやり始めました。圧倒される周囲の人々に対し、まるで無関心に彼女はメークを続けます。とにかく細かくとにかく念入りに！塗り重ねたﾍﾞｰｽﾒｰｸの為にもはや肌質は人間の域を超えつつあります。ｱｲﾗｲﾝやｱｲｼｬﾄﾞｳは「これでもかｯ！」というくらい何度も何度も塗り重ね、ﾁｰｸも鏡の角度を変えながら心行くまで入れていくのです。そしてﾙｰｼﾞｭを塗り終えたそこには先ほどの巫女さんは存在せず、まるでどこぞの有名ｼｮｯﾌﾟのｶﾘｽﾏ店員みたいな女性が座っておりました。『化粧』に『化ける』の文字が入っているのはこういう事なんですねぇ・・・チャップ～　チャップは顔は良く見ると可愛いけど短足なんだよねぇ？「にゃがいにゃるもん！」へ～ｯ　手は意外と長いんだぁ？「あちもにゃがいにゃるｯ！」ゲゲｯ！　ほんとだぁ～　そりゃ失礼しました！

  2005年10月26日

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  韓流ブーム続く・・・

  時々元会社の人間の事を書いておりますが、ここにはもう一人大変個性的な（って言うかハッキリ言って怖い）女性がおりました。私より10歳年上で独身、服は常に黒（しかも某高級ブランドのみ）しか着ず、声は果てしなく低く、口はへの字に曲がっていてめったに笑わず、冗談ももちろん通じず、友人も趣味も持たず、社員とのお酒も付き合わず、人の間違いに対して異常に厳しく、自分の間違いに関しては決して謝らず・・という・・ともかくそういう人でした。私も入社当時のひよっ子の頃は随分キツイ事を言われ、家で母親に愚痴りまくった事もありました。男性社員からは『○○女史』と呼ばれ、酒の席では「あの女こえ～よなぁ」とか「男はいないのか？」「寄り付くわけねぇ～だろ」なんて肴にされて、それでもただひたすら働き、服を買い、また働く・・・という日々を過ごしていたのです。そんな彼女がいまや別人と化してしましました。それは何故か！？答えは昨年あたりから日本で大ブームとなっている韓流俳優の一人（仮にＡ）の影響です。彼女は一緒に住んでいるこれまた独身のお姉さんと共に、はるか年下のＡに激しく恋してしまい、結果人格は変わるは生活スタイルも変わるはの大変身を遂げたのです。（ここで俳優の名があげられないのは彼女が彼の名のつくものは全て検索しそうで怖いからでした～！）彼女は笑います・・・ほがらかに。彼女は歌います・・・鼻歌を。彼女は許します・・・どんなミスをしたって。彼女はﾊﾟｿｺﾝを買います・・・ﾈｯﾄで彼の情報を仕入れるため。彼女はｽｶﾊﾟｰの契約をします・・・少しでも彼の番組を見るため。彼女はﾊﾟｽﾎﾟｰﾄを取得します・・・もちろん彼の居る韓国へ行くため。来月彼女は今年4度目となる韓国旅行に出かけるそうです。社員が唖然として見つめる中、今日も恋する乙女は微笑むのでした。恐るべし韓流！その他の女子社員（比較的高齢の方たち）も軒並み韓国俳優にハマッてしまっているようで、私と昨日登場した11歳年下のＳだけが『全く興味ありません』状態なのでした。ん？　チャップ・・なにお手手揃えてぶりっ子してるの？「あたちもじょゆうになるにゃる」う～ん・・女優はどうかと思うけどＣＭくらい出て稼いで欲しいわぁ～ネコご飯のＣＭでお腹出すポーズするのどう？『満腹だにゃぁ～』みたいな感じでさ。 「こんなかんじにゃ？」そうそう、いいねぇ～　立派なお腹だよ。　どっかからオファーが来ないかなぁ？

  2005年10月25日

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  仲良し

  一昨日渋谷でランチをした友人たち・・・二人とも私の元会社で一緒に働いていた友人です。一人は私より1つ上、もう一人は11歳下の年の差トリオなのですが、一緒に働いていた頃から大の仲良しで、よく三人で飲みに行ったり旅行したりしておりました。（もちろん一番下も堂々のタメ口）1つ年上の方（仮にＹさん）の夫は同じ会社の男性で、いわゆる社内結婚だったのですが、これがまた彼女から聞かされるまで全く気付きませんでした。その男性（仮にＭさん）は気さくな人間で我々三人の飲み会によく男性一人で参加しておりましたが、Ｙさんを狙っているような素振りは全く出さなかったのです。元々私は他人の恋愛に非常に敏感で、誰が誰を狙っているか？誰が誰に恋焦がれているか？なんて事をすぐに見抜いてしまうのですが、ことＭさんに関しては全く青天の霹靂でした。なんでもＭさんは入社当時からＹさんに恋してしまったそうで、それとなくﾓｰｼｮﾝをかけ続けていたらしいのですが、自他共に認める美男子好きのＹさんにとってＭさんは余りに理想とかけ離れていたらしく、ずっと「お友達でいましょう」状態だったらしいのです。（ちなみにＭさんは背は低めでかなりのおデブさん、髪もちょっときてる・・・という世に言う三重苦）結婚式の2次会で新郎側友人がバラしたところ、Ｍさんは一度など意を決して夜通し長文ﾗﾌﾞﾚﾀｰを書き、雨のそぼ降る明け方にポストまで投函しに行ったら、水生インクで書いた宛名が雨で恐怖郵便のようにダレ～ｯとなってしまった為に泣く泣く取って返し、再び書き直して『速達』で投函しました。『速達』扱いで出した為にﾗﾌﾞﾚﾀｰは翌朝7時頃にＹさんの元に届きます。それを彼女はどうしたか？彼女いわく「受け取ってまた寝ちゃった」だそうで、このＭさんの恋はとてもじゃないけど実りそうには無かったわけです。では何故今二人は夫婦なのか？ＭさんがＹさんに恋し始めて6年経った頃、Ｙさんは職場で人間関係のスランプに陥りました。一人暮らしのＹさんが部屋でかなり落ち込んでいるのを知ったＭさんは自分が2台持っているﾊﾟｿｺﾝのうちノート型の方を彼女に貸し、毎晩のようにメールを通じて慰め、相談に乗るという最後の作戦に出たのです。この効力は絶大で見事彼女のハートを射止めました。そしてこの逆転勝利によって目出度くｳｴﾃﾞｨﾝｸﾞﾍﾞﾙを鳴らしたわけです。人間諦めなければ何が起こるかわかりませんね。あ、チャップがまた目を離した隙に・・・ゴミ箱から出なさい～！（かぶせたﾋﾞﾆｰﾙごとゴミに出した後、ﾋﾞﾆｰﾙをｾｯﾄするのを忘れていたので中はきれいなのですが・・・）「これあたちのおうち」出なさいったら！「やにゃる！」じゃもうずっとそこに入ってなさい！ありゃ・・・ほんとに寝ちゃったよ～

  2005年10月24日

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  ヘロヘロ～

  今日は昨夜の深酒が祟って昼過ぎまで死んでいました。ただ主人と話しながら飲んでいただけなのですが、気がつけば午前４時！10時頃起きたものの頭が痛くて・・・午後は買い物や選挙、チャップの予防接種と忙しかったのですが、頭は朦朧としており、夕方になってやっとハッキリしてきた次第です。唯一の救いは気持ちが悪くなる二日酔いで無かったこと。これになると最悪ですもんね。この『気持ち悪くなる二日酔い』・・かつて私の人生の中で二度だけ体験した事があります。二度とも同じ友人（このﾌﾞﾛｸﾞに時々見合いネタで登場する彼女）と一緒に飲んだ時でした。彼女は酒豪でしかもペースが速く『酔う』という事が無い！それに引っ張られた結果私は一人地獄へと落ちて行くのでした。飲んでいる時はまだ良いのです。帰り道もまだまだ鼻歌気分です。玄関を開けて中に入ると寝る寸前の母から「なにﾆﾔﾆﾔしてるの？」なんて言われたりもします。（本人は全く笑っているつもりは無い！）そして突然地獄はやって来るのです。そうなると頭はｸﾞﾙｸﾞﾙ、胃はﾑｶﾑｶ・・・『一度食べた物をもう一度出してしまう』という悲惨な結末を迎える事になります。2度目なんてスカートを脱ぎかけたままの姿で床に寝ていました。翌日も続くこの二日酔い・・・もう二度と体験したくはありません。ん？チャップ、チャップもなんだかホームでつぶれてる酔っ払いみたいだよ。「うにゃｯ　　のみすぎたにゃる～」お客さん！　お客さん！？　終点ですよ！起きて下さい！「あたちをどうにでもちて」ダメだよ　チャップ　そんな可愛いお目目でそんなセリフ言っちゃぁ・・・悪いｵｼﾞｻﾝに連れて行かれるよ。「あたちどこもいかないにゃるもん」

  2005年10月23日

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  連日のお出かけ

  昨夜のコンサートはボサノバと言うよりラテンのリズムだったのですが、バンドのメンバーが客席を促してステップを踏ませたり手拍子を取らせたりした為に最後は全員でダンスとなって盛り上がりのｴﾝﾃﾞｨﾝｸﾞを迎えました。始めから『怪しい！』と睨んでいた外国人のおジジと日本人の若い女性のカップルは周りから浮きまくった濃厚なダンスで目立っておりました。会場は横浜の港にある大桟橋上のホールだったのですが、周りの景色も含めてなかなか素敵な場所で、コンサートを行ったｱｰﾃｨｽﾄ自身も「異国情緒溢れる素敵なところですね」と感動していたようです。山下公園には氷川丸がライトアップ・・・反対側を見ればみなとみらいの夜景・・・ちなみに以前私はこの夜景の中のビルの高層階に勤めておりました。毎日海を眺めながら・・・そして今日はその会社時代の友人たちと渋谷で遊んで参りました。美術館へ行ったり、ランチをしたりでとても楽しかったです。でも行く前は誰かさんの妨害工作で大変・・・「にゃｯ！　ママはこれでおでかけするにゃる」「こんにゃもの！　こうちてやるｯ！　ガジガジ・・・」こら～！　チャップ！！　バッグをかじっちゃダメでしょ！

  2005年10月22日

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  コンサート

  今夜は主人と一緒にコンサートに行って来ます。私が元々好きだったボサノバの歌手のものですが、結婚後主人も聞くようになって気に入ったようです。ボサノバは非常に軽くて明るい感じや、まどろむような曲が多く、カフェミュージックなどとも呼ばれているようですね。確かに会話を邪魔しない控えめな曲調で昼間のお店にはピッタリです。一方夜の店にはジャズあたりが似合うかな。この近くでもお好み焼き屋さんやとんかつ屋さんまでジャズを流していますが、なかなか良い感じです。やっぱり有線放送の演歌が流れてたんじゃぁオシャレな雰囲気は演出できませんもんね。帰りはゆっくり飲んで・・・といきたいところですが、私が明日朝から渋谷まで出なければならないので早めに帰る事になるでしょう。チャップも喜ぶだろうし・・・ね、チャップ？お風呂から出てくるのを待つチャップ・・・「おちょいにゃるよ」ｵﾓﾁｬで遊んでもらうのを待つチャップ・・・「はやくあちょんで」チャップって「待つ女」だったのね・・・演歌なヤツよのう「あたちおちゃれにゃもん！」はいはい、そのネームペンダントがおっしゃれ～！（・・って言っとこ）

  2005年10月21日

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  バカ男健在！

  以前私は勤めていた会社でヒドイ上司の率いる部署に異動させられた為にﾎﾞﾛﾎﾞﾛになって退職したという話をしたと思う。その男がまたムカつくべき悪辣さを発揮しているようだ。昨日元会社で仲が良かった女性から電話があった。彼女は同じ社内の男性と職場結婚して私より数年前に寿退職をしている。だから今でも社員である夫から色々と会社の情報は仕入れているのだが・・「ちょっと聞いてよ！○○のヤツ　うちのダンナに何て言ったと思う？」怒りまくっている彼女から聞いたところによると、彼女の夫が飲みに行った店に偶然その『嫌なヤツ』が入って来たのだそうだ。そして彼いわく「△△君、なんで会社辞めないの？」「ぼくが△△君の年にはもっと出世していたよ。よく居られるねぇ」そこまででも十分嫌味だが、その後の言葉には絶句だ。「△△君が辞めれば優秀な若手を二人くらい採用できるのに」もう全く悪魔の所業である。こんなセリフはドラマの誇張された脚本にしか無いと思ってたのに。この性格がそれこそかつて『優秀な若手』を次々と潰していったくせに。自分がいかに人間として欠けているか気がつかないヤツもヤツだが、その欠陥人間を出世させていく会社も会社だ。悪いヤツほど出世するんだろうか？？ちょっと、チャップ　どう思う？あんたも飲み会参加しなさいよ～「ち～たらたべたいにゃる」どう思うか？って聞いてるじゃん！「もう一杯にゃ！」だからどう思うか？って・・・あれ？チャップ？「うにゃ～む　もうダメにゃる」チャップ！　チャップ！？・・・・・チャップ！　ほら　眠いんでしょ？なに夢みてるの？もう寝るよ。」「・・・・・なんにゃ・・ゆめにゃるか・・・」

  2005年10月20日

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  お向かいの女性

  このﾏﾝｼｮﾝは真っ直ぐの箱型造りでは無く、ちょっとイレギュラーな形をしている為に我が家にはお向かいさんがいる。まるでホテルのように廊下を挟んで反対側が存在するのである。反対側はお向かいさんまでなのでナナメからは日が差し込むが、それでも廊下には常夜灯をつけるくらい薄暗い。問題はこのお向かいに住んでいる一人暮らしの女性である。これがなんとも謎の人なのだ。とにかくめったに顔を合わせず、合わせたとしても妙に素っ気無い。通勤時間がまた不思議で、夕方から出かけて夜中過ぎにヒールの音と共に帰って来たりするのである。主人とは「オミズか？」とか「一人でﾏﾝｼｮﾝ買ったんだしオミズと言っても『ママ』くらいやってるんだろう」なんて勝手な事を話しているのだが、果たして彼女の正体は？そう思って会った時に顔や服装を何気にﾁｪｯｸすると、これまた益々わからなくなるくらい不可思議な人なのだ。その時によって年齢も雰囲気も全く別人に見える。ある時は地味なオバサン（顔が疲れていて洋服のセンスもオバサンとしか言い様の無いものだった）、ある時は意外に若いギャル系（ﾋﾟﾝｸ色のチビＴに白いﾐﾆｽｶｰﾄをはいて素足・素顔も結構若く見えた）、そしてある時はママ風（黒いｺﾞｰｼﾞｬｽ系のｺｰﾄを羽織って濃いメークで夕方出勤）バッタリ顔を合わせた時なんかギリギリまで知らん顔をして顔を背けているが、もう逃げようが無いくらい至近距離になると突然『からくり人形』のように満面の笑みを浮かべつつ素早くこちらを見て「こんにちは」と挨拶し、こちらが「良い天気ですねぇ」なんて言い出さないうちに再び元の能面のような顔に戻って風のように去って行くのだ。ちょっとあんた、なんか悪いことでもしてるんかい？暗黒街（古い！）じゃ無くって裏社会のヒトなのかい？お向かいさん・・・普通に仲良くできる人が良かった・・・ねぇ　チャップ～　チャップが挨拶に行けば心を開くかもよ。「おひかえなちゅって～　てまえしょうごくとはっちまちゅはﾀﾞﾝﾎﾞｰﾙばこでござんちゅ」う～ん、それはちょっとどうかなぁ？可愛くないもん。益々引かれちゃうかもよ。ちょっと！どこでフテ寝してんのよ！「あたちはかわいいにゃるもん」わかった　わかったチャップはとっても可愛いよ。

  2005年10月19日

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  そして雨・・・

  なんか演歌のタイトルみたいになってしまいましたが、今日も一日雨で部屋に閉じ込められております。さっきビデオに撮ってあったホラー映画を見ていてちょっと気分が・・・もう！イタリアのホラーってグロいから嫌い！私は『アザーズ』や『ギャザリング』みたいなゴシック調か『ゴシカ』みたいなサイコ＆推理ものが好きです。チャップは私の映画鑑賞を邪魔（こちらを横目で見ながら観葉植物をガジガジするとか、してもいないのにトイレの砂をカシカシして私が行くと逃げるとか）ばかりしていましたが、終わった今になって眠っています。今寝るならさっき寝ろｯつ～の！「いまねむいにゃるもん」そしてまた食事の支度を始める頃に・・・こういう顔になるのに違いない。「なに？なにちゅるの？」口元に遊びへの集中度合いが出ているチャップでした。

  2005年10月18日

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  疲れた～

  今日は雨の中、母や従姉妹と一緒に祖母の家に集合しました。本当は運動不足解消のため近くの緑地公園を散歩するはずだったのですが、今日もやはり雨に降り込められてしまった結果家でのランチとおしゃべりに変更となったわけです。それでも祖母はとても嬉しそうでした。祖母にとっては今日のメンバーが最もお気に入りの娘と孫のようです。彼女ももう高齢ですし、喜ぶならせいぜい顔を見せに行かねばねぇ～さぁ　帰りが遅くなったのでさっそく夕食の支度にかからねば！遊んでもらえないﾁｬｯﾌﾟはキッチン上で見学です。にらんでます。そして悪戯を仕掛けてくるのです。「あちょぶにゃる！」ちょっと～　チャップ、邪魔しないでくれる？そして最後は寝てしまいます。チャップ？　もしかしてｼﾝｸﾛﾅｲｽﾞﾄﾞｽｲﾐﾝｸﾞの夢見てたりする？

  2005年10月17日

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  また雨だぁ～

  このところ週末っていうと雨に降られているような・・・せっかく季節が良い時なんだから外出したいのに～！というわけで本日も買い物の他はビデオで映画を見たりﾁｬｯﾌﾟと遊んだりの一日でありました。『ﾃﾞｲ・ｱﾌﾀｰ・ﾄｩﾓﾛｳ』（地球温暖化による大災害のﾊﾟﾆｯｸ映画）は、まだ途中までしか見ていないけれど、なんだか救いの無い嫌な映画だわぁ～そのうち本当に起こるかもしれないと思うと余計陰鬱な気分・・・最後まで見ればどうにかなるのかしらん？こんな雨の日はやっぱもっと楽しい映画が良かったかも。ただしﾁｬｯﾌﾟにとってはﾊﾟﾊﾟの休みの日は「たのちい日」だそうです。「たのちいにゃる～」「ﾊﾟﾊﾟ～　抱っこ～」もうまったくベタベタの父娘なのでした。

  2005年10月16日

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  散歩

  今日はどうにか天気がもっていたので、１時間くらいのｳｫｰｷﾝｸﾞｺｰｽを歩いて参りました。この道は緑道となっていて水辺の道も多く、とても快適な散歩コースなので夫婦して気に入っており、何度と無く歩いているのです。やっぱ飲んでばかりじゃまずいですよね～～運動しないと・・・ここは出発点のあたり・・これからどんどん冬木立と化してそれもまた風情があるのですよ。水辺のかもちゃん・・・他にも白鷺やらアヒルもいてなかなか楽しい。ちょっと京都みたいな竹林の小道。この辺りはｱｯﾌﾟﾀﾞｳﾝがあって結構キツイ。散歩途中にはｽｽｷとｾｲﾀｶｱﾜﾀﾞﾁｿｳ（ﾌﾞﾀｸｻ）がたくさん。ｺﾞｰﾙ地点で夕食を食べ、歩いた分しっかり補給してしまったのでした～一方お留守番が長くなってしまったﾁｬｯﾌﾟは・・・「もう！おちょいにゃるよ！！」ごめんごめん、許してくれるひと～？は～い！「あたち言ってないにゃる！」まぁまぁ　かたいこと言わないで

  2005年10月15日

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  酒飲み夫婦

  私の場合独身の頃は家でお酒を飲むという事は稀だった。家族で何かを祝う席か、どうにも寝付けない夜に寝酒として少し飲むくらいだったのだ。まぁ飲めない体質では無いから会社のﾒﾝﾊﾞｰや友人達との飲み会、または合コンなどでは結構飲んでいたように思う。ただそれもたまの事で、普段の酒量は少ない人間だった・・・のに・・・結婚してからどうも酒量が増えてしまった。と言うのも夫婦二人してオシャベリが大好きだからだ。主人が会社から戻って、食事をし、お風呂に入るまでは何かと慌しい時間が続く。となるとどうしてもゆっくりできるのは寝る前の1時間くらいだ。そこで我々はオシャベリを楽しみつつ結構飲んでしまうのであった。でもこれってﾀﾞｲｴｯﾄの天敵なのよねぇ～（泣）え？ﾁｬｯﾌﾟも参加するのかって？もちろんです。では、ﾁｬｯﾌﾟ小劇場『酒場のにゃんこ』をどうぞ！（後ろに写っている人物がﾉｰｽﾘｰﾌﾞなのはお風呂出たてのﾊﾞｽﾄﾞﾚｽ姿だからです・・ﾓｺﾓｺしているのもその為です（汗））「おやじ！いちゅものちょうだい」いつものってかつお節？「ちゃけだちゃけだ～！　ちゃけもってこ～い！！」はい、すいません。へい、お待ち！「これにゃる　これにゃる　おとなのあじにゃ」ちなみにこれはｸﾞﾚｰﾌﾟﾌﾙｰﾂﾊｲです。普通猫は柑橘系の匂いが苦手なはずで、しつけ剤などもレモンみたいな香りがするものですが、我が家のﾁｬｯﾌﾟはみかんやレモンを「フンフン」と積極的に嗅ぎにやってくるのです。もちろん来たばかりの頃に行っちゃダメな場所に撒いたしつけ剤は何の効力もありませんでした（泣）

  2005年10月14日

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  秋の新ドラマ

  今週から秋の新ドラマが始まり出した。ＴＶガイドでざっと見渡したところ、まぁ見るのは２～３本だろう。もうあまりｷｬﾋﾟｷｬﾋﾟしたものに興味のある年じゃぁ無いし、かと言って定番時代劇やお茶の間ドラマもゴメンなのだ。私はひねくれ者で、昔から『お約束のﾛﾏﾝｽもの』は苦手だった。ドラマにしろ少女漫画にしろ、美男と美女が登場して『なんやかやとあった挙句最後はﾊｯﾋﾟｰｴﾝﾄﾞ』みたいなのはあまり得意では無いのだ。登場した瞬間から先が読めて全く面白みが無い。これが『なんやかや』では無く『波乱万丈』とか『複雑事情』『七転八倒』あってやっとくっつくならまだ許す。更に途中から出て来た『本来なら脇役』のｻﾌﾞｷｬﾗ男もしくは女がﾋﾛｲﾝやﾋｰﾛｰとﾊｯﾋﾟｰｴﾝﾄﾞになったりするのも強く支持する。とにかく意外性とかどんでん返しとかがたまらないのである。だから私が好きなドラマはいつも低視聴率だ。ビデオやＤＶＤで見たくても出ていなかったり、再放送もあまりされないのが多い。やっぱり世間は安心できる美男美女の恋愛が見たいのよね～明日からまた雨だって言うので、さっき買い物に行って来ました。これは近所のお気に入りの小道です。帰って来たらチャップは・・・もしもし～！？チャップ？「もう　ママがおちょいからねたにゃる」遅くなくてもいつも寝てるじゃん。「おやつにゃｯ！？」わかったよ～　ところでそれって後ろ足どこいっちゃったわけ？まぁ短いから収まってるのか・・・「むかちゅくにゃる～」

  2005年10月13日

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  二度目でもおもしろい

  以前読んでおもしろかった『貴志祐介』著の『クリムゾンの迷宮』をブックオフで見つけ、また読んでみたくなって（100円だったし）買ってしまいました。古今東西の名作は別として、数多くの作品は一度読んだらもう結構という感じですが、これは2度目もおもしろく一気に読んでしまいました。いわゆるﾛｰﾙﾌﾟﾚｲﾝｸﾞｹﾞｰﾑのような感じで気軽に楽しめる作品なのですが、ﾊﾗﾊﾗﾄﾞｷﾄﾞｷ、ﾜｸﾜｸ・・ちょっとｹﾞｹﾞｯ！っとなりながら最後まで全く気が抜けません。ﾎﾗｰの気味悪さに謎解きや冒険譚が加わってなかなかの出来栄えで、しかも現地の情報その他に関しての作者のﾘｻｰﾁが徹底している為にその土地の案内書としても詳しいものとなっています。これはちょっとﾈﾀﾊﾞﾚ傾向にあるのですが、舞台はｵｰｽﾄﾗﾘｱ北西部のﾊﾞﾝｸﾞﾙ・ﾊﾞﾝｸﾞﾙ国立公園に設定されています。（登場人物は日本人）この地域の描写が細かくされているので目に浮かぶようだったのですが、昨日ふと気がつくと寝室にかけられている大型ｶﾚﾝﾀﾞｰの今月の写真がなんとﾊﾞﾝｸﾞﾙ・ﾊﾞﾝｸﾞﾙでした。ものすごい迫力の地形で（貴志さんはよく表していたと思います）、これを見てあらためて小説の迫力が増した感じです。最近夜がめっきり冷えてきました。散々お腹を出しまくっていたお嬢様もちょっとばかり寒く感じてきたようです・・・ｺﾝﾊﾟｸﾄにまとまってます。 「ちょっとちゃむいにゃる」そして夏にはあまりなかったﾍﾞｯﾀﾘが戻ってきたかも？特に夫（ﾊﾟﾊﾟ）が毎朝会社に行く支度をしている時など大変です。足にしがみついたり、足を枕にｸﾈｸﾈしたり・・・「ﾊﾟﾊﾟ～～いっちゃダメにゃる～～」私が抱っこして出勤する夫を見送ろうとすると、夫の胸に移ろうとするﾁｬｯﾌﾟ・・夫いわく　「後ろ髪引かれるなぁ～休んじゃおうかなぁ？」（笑）まったく罪な甘ったれチャップなのでした。

  2005年10月12日

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  ど～なってんの！？

  今日は定期健診で今年入院した病院に行って来ました。そしてそこで待たされたのなんのって・・思わず暇死にするかと思った！９時半の予約で行ったのに結局診察してもらったのは1時過ぎ。持っていった本は1冊読み終わっちゃうし、病院だから携帯は使えないしで、退屈さにもだえ苦しんでしまいました。その病院で私は今年の春先２週間近くを過ごしたわけですが、嫌な（痛い）思いをしたわりに、何故かちょっと懐かしく感じたりもするのが不思議でした。人生の中であれだけ全てを他人に面倒みてもらう事など多分赤ちゃんの時以来で、それが多少心地よく感じたせいかもしれません。（それでも早く退院したかったけど・・）私の担当医は若い男性でした。患者から見ると医者というのは「頼りになる存在」であるけれど、若い看護婦さんたちにかかってはもうメタボロです。私が元気になってくると元気で明るい看護婦さんなどは先生の笑える話をこっそり教えてくれて二人して大笑いしたものでした。無口な患者さんが多い中で私はかなり看護婦さんを笑わせていたかもしれません。あ、長くお留守番をさせられていたﾁｬｯﾌﾟが「遊べ」と騒いでおります。「はやくあちょぶにゃる」え？袋で遊ぶの？袋を軽く振り回したり家中をこのまま歩き回ったりすると喜ぶﾁｬｯﾌﾟ。中から覗く目がコワイ！？「もっとにゃる～～」楽しいことはきりが無いﾁｬｯﾌﾟでした。

  2005年10月11日

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  雨続く・・・

  この三連休は雨に降り込められて暗い毎日です。あちこちの行楽客もさぞやがっかりしていることでしょう。私も実家に帰ったくらいで後は買い物ばかり・・・天気が良ければお弁当持ってウォーキングに行くはずだったのに～！というわけで新聞でも読むか・・・ん？　んん？？ちょっと～～ﾁｬｯﾌﾟ！なにしてるのよ～！！どいて頂戴！「みちゃダメにゃる！　あそぶにゃもん」また女の子らしからぬ格好をして～！もう！　わかったよ。さて、遊んでやりますか・・・

  2005年10月10日

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  ジジ健在！

  昨日から実家へ戻っていましてさっき帰って来ました。いまだに美容院は実家近くのおなじみのところへ通っているからです。夏の間ﾊﾟｻﾊﾟｻだった髪がやっとまとまりました。私はﾛﾝｸﾞのｿﾌﾄｿﾊﾞｰｼﾞｭでｶﾗｰﾘﾝｸﾞもしているので、髪がかわいそうかも・・・さて、実家では10歳になる黒猫ジジにご対面。ちょっと太目だけど、まだまだ黒い毛はﾂﾔﾂﾔで元気そうです。ﾁｬｯﾌﾟと違ってジジは昔から撮影好き。カメラ目線が得意なのでカメラマンは極めて楽です。このジジはﾁｬｯﾌﾟに比べてクールなニャンコ。特に男の人はちょっと苦手で、とっても可愛がっている父の事も避けて通ったりするのですが、夕食の時だけは違います。毎晩必ず父の隣の席に座り込み、お相伴するのが日課となっております。父が自分ばかり食べていると、隣から右手で腕をﾁｮﾝﾁｮﾝとたたき「忘れてにゃい？」と催促します。それで益々父はﾒﾛﾒﾛとなってしまうのでした。一方お留守番ﾁｬｯﾌﾟは・・・「これはなんにゃるか？」私が持ち帰った荷物を全て「フンフン」と鼻を鳴らしてﾁｪｯｸ！さすがＦＢＩニャンコなのでした。

  2005年10月08日

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  オババにしてやられた話

  秋の長雨・・・この数日雨がちのせいかだいぶ涼しくなってきました。主人が来月1週間の休暇を取ったので旅行の行き先を考えていたのですが、それもやっと琵琶湖決まり楽しみが出来た次第です。私は京都は何度も行ってるのですが、滋賀というのはいまだ未体験ゾーンでした。テレビで近江八幡の水郷巡り等を見ては「行ってみたいなぁ」と思っていたのですが、今回やっと実現します。うまく気温が下がってくれていれば湖東三山の紅葉もきれいでしょう。昨年の京都では（11月上旬だったので）まだちょっと紅葉には早く残念な思いをした覚えがあります。紅葉・・・ってどこで見ても美しいものですよね。でも一度だけ恐ろしい思い出となった紅葉もありました。もう何年前になるでしょう。ＪＲの宣伝で山形県の『山寺』が取り上げられた事がありました。山の高みにせり出したようなお寺で、紅葉をバックにそれは素敵に見えたので、翌年友人と是非行こうという事になったのです。そして山寺は確かに素敵なところでした。問題の場所はそこからローカル線でいくつか行った先にあったのです。その場所の名前は確か『紅葉川渓谷』でした。何でもガイドブックでは「気持ちの良い散策が楽しめるコース」と書かれてあったので、「行ってみようじゃないの」という事になったわけです。小さな駅に到着すると駅前に土産物屋さんがあり、そこのおばあちゃんが暇そうにしていたので、私は気になっていた事を尋ねてみました。「あの～すいません、この先の紅葉川渓谷っていうのは私のこのブーツでも歩けるようなところでしょうか？」そう、私は結構ヒールのあるブーツをはいていたのです。おばあちゃんはニコニコして答えました。「あぁ　大丈夫だよ。少し前もお年寄りたちが行ったよ。」これを聞いてすっかり安心した我々を誰が責められるでしょうか？果たしてこの先には地獄が待っていたのです！始まりは穏やかでした。「気持ちいいね～」なんて微笑みあう余裕もあったわけです。ところが10分ほど歩いた頃から雲行きが怪しくなって来ました。川の縁の道幅がどんどん狭くなり、それに連れて流れの勢いは段々と強くなってきたのです。「なんかちょっと怖くない？」とびくつきつつ「でもお年寄りが行けたんだよね？」と自らを励まして更に進みます。気がついた時には手遅れでした。道幅は既に30センチを切り、しかも川に向かって傾斜するヌルヌル道で、つかまる所も濡れた崖の壁面しかありません。そして更に恐ろしい事に急流は川の中に突き出す大岩のお陰で逆巻き、怒涛のうなりをあげているではありませんか！「きょわい～～！！」もうこうなると引くこともできず、とにかく早くここを通り抜けてしまおうと黙々と進む私たち。でも前を見渡す限り渓谷は果てしなく続いています。「いったいどこの年寄りがここを平気で散策したんじゃ～ｯ！？」とか「激流に落ちかけながら楽しい散策が出来るかぁ～ｯ！」と叫んでも後の祭りで、ただただガイドブックとあの駅前のオババが憎らしく・・・その時初めて向こうから反対側の道を通って中年夫婦がやって来ました。私たちはわらにもすがるような気持ちで「まだこの先長いですか？」と聞くと「もう少しですよ」という有り難いお言葉。その時奥さんの方が私を見て言いました。「あらぁ～そんなブーツでよく歩けたわねぇ？」見ればそのご夫婦の装備は山登りのようで、靴も登山靴みたいな物を履いておりました。よっぽど「いや、駅前のババアに騙されて・・」と言おうかと思いましたが、「えぇ、まぁ」と苦笑しつつお別れし、なんとか（もうヘトヘトになりながら）終点までたどり着く事が出来たのでした。帰りにあの店を覗くと誰も居ません。「逃げたな　ババァ！」暇つぶしの悪戯か？はたまたボケがきていたのか？とにかく紅葉川渓谷という名の場所の散策で見たのは足元だけという真にもって恐ろしい体験でした、ちなみにこの散策で友人は新品のシューズを廃棄処分し、私のブーツも短い生涯を閉じました・・・合掌。ﾁｬｯﾌﾟは細い道って得意だよね～「こわくないにゃ！」怖くないんじゃなくて楽しいんでしょ？「ここにいるとえらいにゃも～ん」キッチンの壁を途中でカット（ﾃﾞｻﾞｲﾝ＆照明の広がりを求めて）してもらったら、そこがﾁｬｯﾌﾟの『ｷｬｯﾄｳｫｰｸ』となってしまいました。いつもここから私がお料理するのを眺めています。「ﾁｬｯﾌﾟ～」と甘い声で呼びかけたらｸﾈｸﾈｺﾞﾛｺﾞﾛして落っこちた事もあります。（汗

  2005年10月06日

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  悪夢

  今朝はﾁｬｯﾌﾟに早々と起こされたので眠くて午前中ちょっとｳﾄｳﾄしちゃいました。食欲の秋と化してきたﾁｬｯﾌﾟに昨夜遅くご飯の追加を要求されたのですが、ﾀﾞｲｴｯﾄの為に心を鬼にしてあげなかった結果が今朝の騒音です。ﾁｬｯﾌﾟのご飯は固くしまったﾀｯﾊﾟｰに入っているので手を出せないのですが、彼女はその元（ﾀｯﾊﾟｰに入れる前の大袋）が入っているﾀﾞﾝﾎﾞｰﾙ箱を狙ったのです！ｶﾞｻｺﾞｿｶﾞｻｺﾞｿとうるさいのなんのって・・・それに加えて最近また夢をよく見るのでぐっすり寝た気がしないのも辛いところです。特にこれが悪夢だったりするとなおさら・・・最近は昔に比べて悪夢は見なくなりましたが、以前は『夢魔』に取り付かれているのかと思うほど毎晩のように悪夢を見ていた時期もありました。その中でも特に恐ろしかったものは今でもハッキリ覚えています。夢の中で何故か私は高校生くらいで、学校の修学旅行のようなもので温泉に来ているのです。友人たちと温泉に入っていると誰かが叫びます「なんかお湯が赤くない！？」・・・よく見ると湯口から溢れるお湯が赤く染まっているのです。「キャァ～ｯ！」　逃げ出す女子高生でもう旅館は大騒ぎ。（ここが唐突なのですが）旅館内にゾンビのような化け物が出没したようで、数人の高校生が襲われ始めていました。私は慌てて着替えて外へ飛び出し、旅館前に止まっていたタクシーの1台に友達数人と乗り込みました。走り出した車から後ろを見ると乗り遅れた友人が「待って～」というすごい形相で追いかけて来ます。私たちは泣きながら「止まって～！」と叫びますが、構わず走り去ってしまったタクシーは街中へ向かいます。でもそこももう化け物だらけの地獄と化しているのです。人々は火炎放射器のようなもので応戦し、あちこちに火の手があがっています。そして私はどうしたか！？なんと『飛んだ』のです！その頃の私は夢の中でよく飛んでおりました。初めて飛ぶ夢を見た時は部屋から部屋への小さな移動くらいなものだったのですが、段々と夢を繰り返すごとに電柱の高さ、鉄塔の高さと高度を上げていきまして、この恐怖の夢の頃にははるか上空まで飛べるようになっていたのでした。鉄塔から見下ろすと下界はもう火の海です。それを見ていて家（当時は実家）が心配になった私はすぐさま家まで（文字通り）飛んで帰りました。到着して玄関から入ると家族は誰もいません。恐る恐る2階へ上がるとそこには恐怖に震えた家族とゾンビが！！そこからの私は家族愛に燃えたﾏｯﾁｮｳｰﾏﾝとなりました。世の中で一番嫌いなゾンビを2階の窓から投げ飛ばし、下へ降りて石油をかけて燃やしてしまったのです！なんと恐ろしい夢を見るのだ！？とお思いでしょうね。私も思います。そしてこの夢にはオマケがあって・・・この悪夢にうなされたお陰でまだ薄暗い早朝に起きてしまった私は、水を飲もうと階下のキッチンまで下りて行きました。すると何故か辺りにかなり強く石油の匂いが漂っていたのです。思わずゾッとしました。今、キッチンの窓のすぐ向こうで化け物を燃やす夢を見たと思ったのは事実だったのかと・・・な～んて、そんなわけありませんね。逆に寝ながら石油の匂いを感じたからきっとあんな夢を見たのでしょう。でも今考えると、明け方の薄暗い中で原因不明の石油の匂いがする方が悪夢より怖い気も・・・？あ、お昼寝で勝手にお布団に入ってる・・・ﾁｬｯﾌﾟも夢みてるかな～？どんな夢みるの？「なでなでのゆめにゃる」ふ～ん　それと？ 「だっこのゆめにゃる」・・・ど～でもいいけどチャップ・・・なんか信楽焼きのたぬきみたい。やっぱﾀﾞｲｴｯﾄしなきゃねぇ～

  2005年10月05日

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  失墜・・・

  私の独身の友人のところに来ていたお見合い話がまたﾎﾟｼｬｯてしまった。相手は10歳近く上の工学博士かなんかで、お堅い職種についている人だったらしいが、間に入っている人間を通じて書類も交換したと言うのに、その後彼の方が出張先のアメリカから戻らないまま話は立ち消えに・・・なんでも彼の親から「いつ戻るかわかりませんので一応無かったことに」と言ってきたらしい。事の真偽はわからないが、良い年をした大人が揃っていながら余りにお粗末な話ではないか。息子が長期の渡米中にお見合い話を進める親も変だし、それが嘘で書類を見て断ってしまったのならそれも大人としてどうかと思う。だいたい書類で断るｹｰｽもあるなら事前にだいたいの希望をすり合わせておけば良いのだ。友人はこの話をしながら明るく振舞ってはいたが、決して良い気持ちはしなかったと思う。まったく！世の中には独身男女がたくさん居ると言うのに、成功するお見合いの話って少ないのよね～ねぇ　チャップ　お見合いしてみたい？「ちょうねぇ～」あ、でもそのポーズはおしりがおっきく見えるからやめた方がいいよ。「かわいく撮るにゃ」お、なかなかかわいく撮れてるかも・・・（珍しく）チャップのお見合いどうするかなぁ～弟か妹を探すかどうか・・・悩みます。

  2005年10月04日

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  子供の頃の不思議な話

  さっき買い物に出かけた時に見かけた光景。近所の公園は小さな子供たちとその母親で溢れかえっておりました。最近では小さな子供が外で一人で遊んでいる・・なんていう光景はまず見られなくなりましたが、私たちの頃は珍しくはありませんでした。その頃は子供を狙った犯罪などほとんど無かったからです。私も4つ下の弟が生まれるまでは近所に子供も居なかったせいか、親が忙しい時間は一人で遊んでおりました。当時家の前には小川が流れていて、そこではザリガニやどじょうが結構取れたのです。その日も私はその小川を覗き込みながら一人遊んでおりました。するといつのまにかすぐ後ろに若い男の人が立っていたのです。そして彼はニコニコと小さな私に話しかけてきました。不思議だったのはその男性が私の名前はおろか父母の名前まで知っていたことです。（当時生まれたばかりの弟の名前だけは知らなかった）幼い私は「どうして知ってるの？」と問いかけましたが、彼は笑顔のまま答えませんでした。そして髪を撫でながら「○○ちゃん、かわいいね」と繰り返します。その後彼は時々現れました。決して妙な真似をするわけでは無く、どちらかと言えば私が困っている時に突然現れて助けてくれるような事さえありました。いつもニコニコと笑っているこのお兄さんは誰なんだろう？この人のことを母に話した時の反応がまた妙でした。普通なら知らない男性が子供に近づいているのを知ったりしたら母親としては心配しそうなものなのに、私が「みんなの名前を知ってたよ」と言っても不思議がらず、逆に「もうその話はやめて！」などと怒られる始末。全く取りあってはくれませんでした。その後しばらくしてその男性はふっつりと消えました。一時的にあれほど頻繁に顔を合わせていたのに、それ以後は二度と会うことは無かったのです。あれはいったい何だったのでしょう？誘拐するつもりで色々調べたものの断念したのか？それとも母たちも知る何か複雑な事情があったのか？長い年月が経った今でも私の心の片隅に小さな棘のように刺さっている不思議な人のお話でした。あれ？チャップ！　なにやってるの！？目を離した隙に宅配便で届いた化粧品の箱に～～まさか入れるとは（汗でも上から見ると・・・どう見てもはみ出してるよ～　チャップ。「あたちﾁｭﾏｰﾄにゃるから入るにゃもん」わｯ！　なんかチャップ三頭身になってる～！？っつ～か二頭身だ！　怖い～（笑）

  2005年10月03日

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  あ、暑いｯ！

  昨日『秋の気配』を感じたばかりだというのに、今日のこの暑さはどうなの～！？家の中なんて30度の真夏日よ～！ｽｰﾊﾟｰの駐車場に止めておいた車の中で蒸し焼きになりそうになったじゃないの～！蝉は（ヒグラシだけど）ガンガン鳴いてるし、街中は再び半袖やﾀﾝｸﾄｯﾌﾟが溢れておりました。というわけでチャップも再び こうなりました・・・そして・・・ こうもなりました。チャップ・・・何度も言うけど女の子なんだから・・・「あたちなんかわるいことちたにゃ？」まぁその・・そんなに真面目な顔で言われると・・・まぁ暑いってことで、いいこととしましょう。ﾋﾟﾝｸの首輪を洗って青いのをつけてるチャップでした。

  2005年10月02日

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  散歩で見つけた秋

  今日はとっても天気が良かったので近所の散歩に出かけました。歩き出すと暑いくらいだったけど、やはり夏とは違って空気がカラッとしていたかな・・・そして暑いとは言っても秋は着実に近づいておりました。これは鶏頭（ｹｲﾄｳ）です。すごい真っ赤で迫力でした。雄鳥の鶏冠（とさか）のようなので，この名前がついたようですね。そしてご存知、彼岸花（曼珠沙華）です。同じ赤でもまたちょっと違いますね。お墓に咲くことが多いことから死人花なんて呼ばれることもあるようですが・・・子供の頃近所のお墓でこの花を摘んでは全てのお墓に供えていて知らないお婆さんに怒られた事があります。お婆さんは「そんな事をしていると寂しがっている霊に取り付かれるから」というような意味の事を言っておりました。更には栗です！これから栗ご飯が美味しい季節ですね。ちょっと散歩に出ただけで小さな秋を感じた午後でした。チャップも秋を感じる？「あきはねむいにゃる」そりゃ「春」でしょ！「ｽﾎﾟｰﾁｭのあきにゃｯ！」そうだね～それは正しいよ。お気に入りの棒で体操ですか・・・「にゃｯ！　うにゃ～！」なんかチャップ、子豚の丸焼き状態かも・・・

  2005年10月01日

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  おいしかった

  今日は友人とのランチで久々に横浜駅まで出ました。天気も良くランチも美味しかった～！独身友人の提案で結構値が張るランチを食べてしまったけど、主婦二人は若干腰が引けていたと思う。今頃ダンナ様は会社の近所で数百円のランチを食べているのかと思うと「申し訳ない！」と心の中で謝りつつ・・・でも美味しかったけど（笑）それにしても平日の昼は女性同士のランチが多いこと・・しかも主婦層が。これも数百円のランチで仕事を頑張っているご主人の稼ぎのお陰なんだろうなぁ～としみじみ。私もしょっちゅう行くわけでは無いものの、「おう、行って来いよ」と気持ち良く送り出してくれる主人には感謝感謝です。ん？　なんかチャップ　怒ってない？「ママだけおいちいものたべたにゃる」え！？わかっちゃった？ごめんね～　怒んないでよ　チャップ～「じゃ　あたちにもおいちいおやつ買うにゃ！　肉球に誓うにゃり！」・・はい、誓います・・・

  2005年09月30日

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  久々の天気

  このところ曇り空が多くて急に気温が低くなっていたけれど、今日は久々にカラッと晴れて洗濯物がよく乾きました。昨年は秋がいつまでも暑くて、11月に京都に旅行に行った時にも汗を流しながら歩いたくらいだったけど、今年はどうかしら？11月なんて普通はもう晩秋と呼べる季節なのに、京都ではみんなTシャツ一枚で「暑い～」「上着置いてくれば良かった～」なんてうめきながら歩いていました。暑い晩秋なんて雰囲気出ない！そうそう、以前私は観察眼があると言いましたが、この京都でもそれを発揮したのを思い出しました。それはある有名なお寺の境内でのこと。ひとしきり見学し終わった人々がずらりと座っている中に、私のアンテナをピピッとさせる不振なカップルが！それは野球帽のようなキャップを目深にかぶったオヤジ（町の小さな鉄工所の社長風）と若い女性（もちろんギャル風）の二人で、顔を寄せ合ってひそひそ話している。私が夫に「あの二人怪しくない？」とささやくと、始め夫は「え？あれは父娘でしょ～」と取り合わなかった。でもその直後オヤジの手はスルスルとギャルのオシリへ移動し、ギャルもオヤジにもたれかかったのでした。夫いわく「降参です」え？京都まで行って何を見てるのかって？　ハイ　確かに。なんかこういうのって気になっちゃうのよね～探偵業かなんかが向いていたかしらん？あれ？チャップ　何見てるの？いつの間にか私が見ていた「ﾄｩｰﾌﾞﾗｻﾞｰｽﾞ」っていうﾄﾗの出てくる映画を見ていたチャップ・・・しかもｶﾞﾗｽﾃｰﾌﾞﾙの上に寝そべってﾋﾞﾃﾞｵｹｰｽを枕にしながら・・・「にゃかにゃかおもちろいにゃる」そしてﾄﾗが出ると・・・チャップ？　ねえ？真剣です。座って見始めました。「じゃまちないで！」はい・・・

  2005年09月29日

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  撮影はエライのか！？

  このところすぐ近所で大掛かりな撮影が行われている。どうも秋からの新ドラマの撮影らしく、昨夜は夫が会社帰りに見かけて、今日は私が外出時に見たのだ。人気者が出ているのか、かなりの人だかりで駅へ入る前にちょっと立ち止まった私は警備員とＡＤみたいなのの二人から「立ち止まらないで！」と注意されてしまった。自分の街の駅の正面である。「立ち止まって何が悪い！？」と言いたい。街の中心で撮影をする方こそ「申し訳ありません。お邪魔さまです。」という態度であるべきだろ～がｯ！そもそもこの『撮影』というヤツが私は大嫌いなのである。元々芸能人に大して興味が無いせいもあるが、長年勤めた職場付近がドラマやＣＭ撮影のメッカだったせいで嫌な思い出が多いのだ。始めのうちこそ「ふ～ん」ってな感じで眺めたりもしたが、次第に珍しくもなくなり、そのうちウザイ存在になってきた。と言うのも撮影というのは半径数メートルを立ち入り禁止にしてしまう非常に厄介なものだからだ。あちらにとっては大事な一場面で他の人間を入れるわけにはいかないのだろうが、こちらにとっては通勤経路であったり、仕事の通路であったりするわけで、「ここは通れません」とやられると非常に面倒な事になる。「そっちが仕事ならこっちも仕事で急いでんだよｯ！」とやりたくなる。しかもｱﾙﾊﾞｲﾄだかＡＤだか知らないが、ペーペーの兄ちゃんがさも偉そうに「ここは通んないで！」とか睨んでくるのだからムカつきもひとしおだ。ある時はこんな事もあった。仕事で外出した帰りに駅から事務所のあるビルに向かってｽｶｲｳｫｰｸを歩いて来たら、前から背が高くがたいのいい警備員が歩いて来た。ただこの警備員がジッ！と私の事を睨みながら歩いているのである。間違っても「お、いい女じゃん」ってな感じで熱く見つめているのではなさそうだ。どう見ても睨んでいる。「この人どうしたのかしらん？」気になった私もその人を見ながら歩き、二人の距離は縮まっていった。そしてすれ違う瞬間、彼のすぐ後ろを歩く別の人間に気付いたのだ。ｼﾞｬﾆｰｽﾞの人気ｸﾞﾙｰﾌﾟの一人で、彼もどういうわけか私を睨んでいた。確かにその日ＣＭ撮りがある事は聞いていたが、どうやらその終了直後だったようだ。それにしてもあの両者の『睨み』はいったいなんなんだ！？私が飛び付くとでも思ったか！？私はヨン様に群がるオバ様と一緒か！？悪いけどすれ違う瞬間まであなたの事なんか見えなかったよ。（デカイ警備員の陰に完全に隠れて・・・）って言うかそもそもあなたに興味ないし・・・　とにかく撮影ってヤツは腹立たしいのである。「アタチもさちゅえいするにゃる」う～ん、なんかちょっと違うみたい・・・（汗もうちょっとこう　自然に・・・「これでどうにゃ」おｯ　いいねいいね～　すごくいいよ～（光ってはっきり写ってないところが・・・）

  2005年09月28日

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  ただいま～

  私のﾊﾟｿｺﾝ・・思ってたよりは早めに戻って参りました。でも金額は恐れていたとおり・・・ぐすん。やっぱり液晶画面がやられていたみたいです。配達に来てくれた日通さんが「随分かかっちゃいましたねぇ～」と同情してくれたけど懐の痛みは消えず・・せめてこれからは丈夫でいて欲しい！！さて、この数日間　ﾊﾟｿｺﾝが手元に無いって事の寂しさ、心もとなさを嫌と言うほど味わいました。毎日のニュースを最も早く知るのもPC、ｲﾍﾞﾝﾄ情報や電車の時間を調べるのもPC、ﾌﾞﾛｸﾞでいろんな人とつながるのもPC・・・これが無いってのは人を無人島に流れ着いたような気分にさせますな。毎晩主人が自分のパソコンを扱うのを羨ましげに横目で見ながらも、良かったのはこの数日で随分と本を読んだこと。その中に『ﾖｰﾛｯﾊﾟを旅してしまった猫のはなし』というのがありました。これは毎月購読している『ねこのきもち』という雑誌で紹介されていたのを取り寄せたのですが、この著者の飼い猫『ノロちゃん』がまぁ実に驚くべき黒猫ちゃんなのです。普通猫って慣れ親しんだ家の中や近所が一番で、知らない場所なんかに連れて行かれたり、預けられたりしたら具合が悪くなる子もいるくらいﾃﾞﾘｹｰﾄな生き物なのに、このノロちゃんは違います。旅行大好き、知らない場所ＯＫ、空港・飛行機なんのその。この著者が思い切って欧州に連れて行っても全く問題なく飄々と旅をする不思議な猫ちゃんなのです。（ただ内容の半分以上が旅のﾊｳﾂｰでﾉﾛちゃんのｴﾋﾟｿｰﾄﾞが少ないのがﾁｮｯﾄ残念だったけど・・・）あぁ　うちのﾁｬｯﾌﾟもそんな猫だったら旅行に行けたのになぁ～一日預けただけで大変だったもんなぁ～ねぇ？ﾁｬｯﾌﾟ・・・「おうちがいちばんにゃる～」「おうちがいちばんにゃる～」「おうちが・・・」もうわかった！ﾁｬｯﾌﾟ　みなまで言うな。

  2005年09月27日

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  しばらくのお別れ・・・

  今日は朝から曇っていて気温も抑え目です。今週あたりからもう30度地獄にはならないようなことを天気予報も告げていました。ようやく秋到来なら嬉しいのですが・・・さて、嬉しくないことも1つ。このパソコン調子悪いのです。昨夜ﾒｰｶｰさんのｻｰﾋﾞｽｾﾝﾀｰに問い合わせたところ、どうも液晶画面の不具合のようで、入院させなければならなくなりました。すぐに治ってくれれば良いのですが、液晶画面全面取替えだと6万5千円だって～ｯ！？まだ3年しか使って無いのに～ｯ！？あと倍出せば安いパソコン買えるじゃ～ん！！（と、横浜弁丸出し）というわけでこのブログもしばらくお休みです。寂しいなぁ～ね、チャップ～　しばらくこのお仕事できないの。「良かったにゃる。お仕事してるとつまんないにゃもん」うそだぁ～　いつも結局寝てるじゃん。「ちょれは　ちょの・・・」しかも最近箱がﾋﾟﾝﾁ！？　なんかきしんでるよ～　チャップ・・・とうとうダイエットか！？

  2005年09月20日

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  秋はいずこに

  まだまだ暑い日が続いております。チャップがお腹を出して寝ているうちは夏なのです！今日も買い物に出たけど暑かった～～「30度あったらまだまだ秋とは言えないね」なんて話しながら酒屋さんに寄ったら、なんと「ｳﾞｫｼﾞｮﾚｰ・ﾇｰﾎﾞｰの予約はいかがですか？」と問われて気分は一気に秋へと突入！そう、ｳﾞｫｼﾞｮﾚｰ・ﾇｰﾎﾞｰの解禁日と言えば毎年11月の寒さも感じるようになってきた頃の真夜中であり、これまた毎年辰巳琢郎あたりが訳知り顔にテレビで「かんぱ～い」などとやっているわけで、この予約ときたらもう秋を感じずにはいられない出来事なのである。我々夫婦はワインも好きなので、今年も数本予約してしまった。早くこれが飲める頃の陽気になって欲しいよ～～チャップ～　気合で涼しくしてよ～「ちんけん」ちんけん？「ちらはどりｯ！」・・・・あぁ　　『真剣白刃取り』ね。「ﾆｬﾆｬﾒも取るにゃｯ！」なんか気合感じたよ　チャップ。

  2005年09月19日

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  隣の子

  このところ毎朝のように隣の小学校一年生の女の子とお母さんのバトルが廊下に響き渡っている。どうも女の子は何かしらの理由があってか学校へ行きたくないらしい。それを気の強いお母さんが「なぁにやってんのォｯ！早く行きなさいｯ！」と怒鳴り散らしているのだ。お母さんが玄関のドアを閉めてしまうと女の子は仕方なく（ベソをかきながら）廊下を歩き出すのだが、しばらくすると「うぇ～ん」と大泣きになって走り戻って来る。そしてお母さんが「どうして戻って来るのｯ！みんな行っちゃうでしょｯﾂ！」と怒りまくる。女の子は「い～き～た～く～な～い～」と泣き叫ぶ。この繰り返しなのだ。チャップもびっくりで、風を通すためにちょっとだけ開けてる玄関ドアの隙間から「にゃにごとにゃ」と覗いてしまうほどだ。このお母さんは女の子がなんで行きたくないのか聞いたのかナァ？と妙に気になるが、同じような年齢の子が居る友人は「なんだかわかんないけどそんな時ってあるもんよ」と事も無げだ。まぁ自分の時を振り返ってみると私にも色々あった。私の幼稚園受付の時期に弟が帝王切開で生まれた。その為に母は入院、父もバタバタしていて近所の幼稚園の受付は締め切られてしまったのだ。なんとか手を回して少し離れた幼稚園に行く事になったものの、赤ちゃんの頃からもう徹底的に車酔いする私にとって幼稚園バスは地獄だった。毎朝幼稚園に到着する頃には顔色真っ青。到着と同時に保健室のようなところに運ばれてしばらく横になっていた覚えがある。小学校に行き始めても保健室とは馴染みだったようだ。自分では覚えていないのだが、一年生の頃は毎朝のように保健室行きとなっていたようで、先生が「どうしたの？」と聞くと「人が多くて頭が痛い」と答えていたとか・・・？変なやつ（笑）それでも学年が上がるに連れて心身ともに丈夫になったのだから、小さい頃の様子を心配しすぎるのも良くないかも？心配って言えば、今日はチャップがお腹をこわして何度もトイレ通いしていた・・・チャップ　大丈夫？「おやつくれないからにゃる」逆でしょ～　おやつの食べすぎだよ。「やにゃもん　もっとたべるにゃ！」治ったらね。

  2005年09月16日

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  究極の選択

  もう随分前に『究極の選択』というのが友人や会社の中で流行った時期があった。なんでこんな事を思い出したかと言えば、先日見かけた子供が母親に向かって「ねェねェ　お母さん！今度生まれ変わるとしたらシュウマイがいい？それとも餃子がいい？」と尋ねていたのだ。お母さんは明らかに気の無い様子で「お母さんどっちでもいい」と答えたが、子供は許さない。「ねェ　どっちか1つ！」要するに蒸されるか焼かれるかの話だと思うのだが、お母さんは今度は迷い始めた・・・「う～ん・・・」「どっち？」「・・・」ここまで引っ張られると私まで答えを知りたくなったが、いつまでも眺めているわけにもいかず、その場を離れたのだった。元会社の後輩にこの質問が好きな子がいた。いつもおかしな選択を迫るのだが、この時のお題は「結婚するならどっち？」だった。「いい？一人はすっごく外見が良くて性格も優しい超イイ人なんだけど身体が弱くて働けないの。そいでもってもう一人は超お金持ちでイイ暮らししてるんだけど、ハゲでデブでケチでステテコはいてる嫌なオヤジなの。どっちがいい？」ときた。二人目の『ステテコ』に何の意味があるのかは知らないが、彼女にとっては『イケてない男』の象徴のようなものだったのだろう。しかしこの質問には穴があった。質問を受けた側はことごとく虚弱な美男に走ったのである。「いくらお金持っててもケチじゃ意味ないじゃん。美男は性格が良いんだし、身体が弱いなら私が働いて養ってあげるもん。」というのが大方の回答だったのだ。これでは究極の選択とは言えない。ところが全員が悩んだお題があった。それは仲良しグループ4人で山梨・石和温泉に行った時のことだ。昼間は昇仙峡の観光をし、夜は笛吹川での鵜飼を見たのだが、この時突然一人が言った。「ねぇ　今度生まれ変わるとしたら昼間の馬と、この鵜とどっちがいい？」昼間の馬というのは、お客を乗せて昇仙峡の激しい坂道を登る観光馬車の馬の事だ。要するに暑い太陽の下、二十数名のお客を乗せて有り得ない急角度の上り坂を一日に何度も登らねばならない馬と、毎晩毎晩大好物の魚を食べたと思うと「オエｯ！」と、吐かされ続ける鵜とどっちが良いか？と言うのである。これには誰もが絶句した。これぞ究極の選択である。ねぇ　チャップチャップはフカフカのラグの上でお腹ナデナデと大興奮ｵﾓﾁｬで遊んでもらうのとどっちがいい？「どっちもにゃる！」だめだよ～　究極の選択なんだから～「ふにゃ～む」わ、大あくび！？「考えると眠くなるにゃ」寝るのも好きだもんね～　チャップ。

  2005年09月15日

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  マジメな男

  先週末の衆院選では自民党が歴史的な大勝利を治めた。連日テレビをつければ自民党の圧倒的な勝利についてのニュースばかりだ。強力な国民の支持を受けた小泉首相に対して、対抗して大敗した民主党党首の岡田さんの顔色は冴えない。時にユーモアを交え、時に強くわかりやすく主張する小泉さんに対して、真面目一徹の岡田さんは面白みも柔らかさも無い。常に三白眼で睨みつけるようにとつとつと語る。これでは政策内容以前に国民からの支持を受け難いだろう。誰が言ったか「恋人にするなら小泉さんで、結婚するなら岡田さん」なのだそうだ。こんな話しは私の友人たちの間でもよく交わされた。みんな合コンしたりグループで遊んだりしている頃は、ちょっと危なそうだったり、悪っぽい男の子に惹かれる事も多かった。真面目だけが取り得のような男性の事はけなしたりもしていた。ところが！いざ結婚となるとかなりの友人が真面目で誠実そうな夫を選んでいるのである。ある友人などは、「芸能人のような男性でなければ絶対に嫌！」などと息巻いていたのに、結果は学歴が良く真面目だけど何の面白みも無い容貌も平凡な男性と結婚してしまった。「遊びと結婚は違うのよ」だそうである。う～ん、すごい割り切りじゃ・・・ね？ちょっと！　チャップ？　聞いてる？あ、冷蔵庫の上で何やってるの！？「ここにいるとあけた時おいちいものさがせるにゃも～ん」こら～　のぞくな～！

  2005年09月14日

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  本屋が自分の家だったら・・・

  久々に普通の本屋さんに行って来た。このところ自分の稼ぎが無いのでブックオフの安い本で我慢していたのだ。仕事を持っていた頃はすごかった。一ヶ月に万の単位で買ったことも珍しく無い。仕事帰りにしょっちゅう本屋に寄っては新刊5冊くらい買い込み、更に二週間に一度図書館に行っては5冊の本を借りて読みまくっていたのだ。当時は「まだ読んでいない本と自由な時間がいっぱい欲しい」とか「実家が本屋だったらよかったのに・・・」という切実な希望があったが、現在のように時間だけあっても稼ぎが無いと高い本を買いまくるわけにもいかないから不自由なものだ。思えば小さい頃から本が好きだった。新学期に学校で教科書が配られるのが楽しみだったのも、国語の教科書に載った物語が読めるからだ。お気に入りの本はボロボロになるまで読んだ。就職してからは通勤時間と就寝前に集中的に読んだが、その為に電車を乗り過ごしたり、睡眠時間が極端に短くなったりとやっかいな事も色々あった。夫はほとんど読書はしない。私の両親や弟もそうだった。なんでも読むのに時間がかかるのが面倒らしい。特に外国物なんかだと名前が覚えられず、誰が誰だかわからなくなり、ページを戻ったりするうちに放り出したくなってしまうそうだ。その点私は読むのが早い。一般に『ナナメ読み』というのができるようだ。言葉や表現が美しく宝石のような文章はじっくり読むが、大抵の文章はナナメに読んでいく。夫に感動した本の内容のあらすじ等を説明すると、「あんなに早く読んでよくそんなにしっかり覚えてるなぁ」と感心されるが、たぶん小さい頃から培ってきた読書力なのだろう。私が読み終わった本は本屋にそのまま返せるくらいきれいなままだ。それだけに家が本屋だったら片っ端から読んじゃぁ返せるのになぁ～と思う・・・が、これって犯罪だろか？ねぇ～チャップ～　本がたくさん買えるようにならないかなぁ？「まねきねこするにゃ」 おお～いいね　いいね　たまには役立つことするのね。「たまにはがよけいにゃる！」 そんな睨まないでよ～　チャップ。

  2005年09月13日

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  観察眼

  我ら夫婦は人間ウォッチングが大好きである。昨日もプールで興味深い対象を見つけてしまった。男女の熟年カップルなのだが、明らかに夫婦では無い・・・と言うのも、目が合っては微笑み合うし（しかも頬を染めながら）何を話しても楽しいという感じなのだ。まぁ夫婦の中にも微笑み合っては頬を染める人たちもいるかもしれないが、とにかく彼らは指輪もしていなかった。始め主人の方は「ここで知り合った単なる知人同士かもよ？」なんて言っていたのだが、私の却下にあい、その後よく観察した結果やはり恋が芽生え始めた熟年恋人同士という結果に落ち着いた。もうとにかく二人見つめ合っては「うふふふ・・」という感じなのだから、こちらの頬まで緩んでしまいそうだ。ここで知り合って恋に落ちたのか？どこぞで知り合ってプールに通うようになったのか知らないが、もう若くは無い女性のお腹は段々畑のようになっているのだから、その勇気を褒め称えたい。よくお見合いでは良い部分、美しい部分だけを取り繕って見せたりするものだが、プールではそうはいかない。スッピンに段々腹を見られたらもう怖いものは何も無いはずだ。出口のところで女性が着替えて出て来るのをソワソワしながら待っている男性を横目で観つつ、「あのカップルはうまくいくんだろうなぁ」と半ば祈るように立ち去った私たちであった。え？大きなお世話？・・・確かに・・・チャップ！何してるの？「あちゅいにゃ～　れいじょうこ入りたいにゃる」 じゃツボ押しでもしてあげるよ。 「あ～～　たまんにゃいにゃり～　ごくらくにゃ！」チャップ　なんだかタヌキが祭りで踊ってるみたい。

  2005年09月12日

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  夏バテ

  8月も終わったと言うのに夏バテである。まぁ夏の疲れというのは夏の終わりに一気にくると言うけれど・・・その上この週末は世界柔道だとか全米ｵｰﾌﾟﾝﾃﾆｽだとか我々夫婦が大好きなｽﾎﾟｰﾂが目白押しで毎晩午前様となり、寝不足もひどいのだ。あぁ～～　ダルいよ～～それに昔は夏バテすれば確実に痩せたのに今はなんで変わらないの～！？ただ、聞いたところによれば30歳を過ぎたら少しずつ太っていくのが若さを保つ秘訣なのだそうだ。20代は痩せていても肌の弾力があるけれど、年齢が進んで痩せているとどうしてもｼﾜｼﾜしてくる。そこで少しずつ太っていくと常に肌に張りがあって若々しくいられるという事らしい。事の真偽はともかく中年以降のおば様は多少ポッチャリしている人の方が元気で若々しい感じがするのも確かだ。さんまもテレビ番組で言っていた。「見ている分にはほっそりしている女性はかっこええけど、自分の彼女にはポッチャリしていて欲しいわ」って。痩せている人は抱き寄せた時に骨に触りそうで嫌なのだそうだ。肥満はまずいけれど、ポッチャリくらいなら悪くないのかもしれない。チャップ・・・チャップもぽっちゃり体型かも？ 「ちちゅれいにゃ！　ねこパンチにゃる！！」 ひえ～ｯ！ごめん。「あたちこんなにﾁｭﾏｰﾄにゃるもん」・・・って言うか　長い・・・胴が・・・

  2005年09月11日

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  台風余波

  昨日九州方面に壊滅的被害をもたらした台風14号のせいだろう。今日は強風、一時大雨で大変な一日だった。でも夕方には強い風は残しながらもこんな風景が・・・そしてこの直後には闇が訪れたのでした・・・こんな日は一日寝ているチャップ。ここでも・・・ そしてここでも・・・こんなに寝ちゃって夜になって騒がないでよね～チャップ。

  2005年09月07日

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  台風の思い出

  九州方面にものすごい台風がきているようだ。テレビで見たところ被害も相当なもので、先日の米ﾊﾘｹｰﾝにも負けていない。この季節が来る度に「九州の人って大変だなぁ～」と思う。毎年毎年真っ先に、しかも勢力の強い台風が襲ってくるのだから。東日本はルートによっては「良かった～」となるが、九州はほとんど直撃コースを免れない。大変なことだ。台風と聞くと今でも思い出す光景がある。私の実家は湘南とは名ばかりで、十数年前までは下水道の完備も遅れていた為に大雨が降ると大変だった。特に家の前に小さな川が流れていたのが道路と一緒になってしまい、あたり一帯が湖のようになってしまうのだ。とにかく通学も通勤も壮絶だった。途中には川の存在を知らないで通った車が沈没しているし、自分の身だって危ない。水面に出ているわずか幅10cmくらいのﾌﾞﾛｯｸの上をﾖﾛﾖﾛしながら歩くｱｸﾛﾊﾞｯﾄも体験した。しかも片側は落ちたら川だ。父母も当時は出勤していたのでこのｱｸﾛﾊﾞｯﾄを体験済みで、これは今でも家族の悪夢の素となっている。今では排水も良くなり、川も埋め立てられて恐怖体験も無くなった実家だが、大雨が降ると私は思い出す。朝、玄関を開けたらあたり一面湖となっていたあの光景を・・・昔の話つながりで、チャップが我が家に来た当初の写真を・・・里親会でしてもらった避妊手術後がまだﾊｹﾞてますね。お、なんだかﾁｮｺﾝとしてまだあどけないチャップ。あちゃ～！　結局これかい。来た頃からくつろいでたのね・・・

  2005年09月06日

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  この季節になると・・・

  働いていた頃私は毎年のように欧州へ旅行するのが楽しみの一つだった。会社としての「夏休み」というものが設定されておらず、各自自由に「夏休み」をとって良かったので、私はたいていこの9月の中頃にとっていた。自分の仕事の内容上月初や月末は絶対にとれず、中旬しか無かったのだが、この月はその辺りに二つの祭日を含んでいたので真に都合が良かったのだ。その為欧州の思い出もほとんどがこの季節のものになる。この季節になると懐かしく、ちょっとばかり遠い目をしてしまう自分が居るのだった。だが、この思い出も楽しいものばかりでは無い。事件に次ぐ事件で不平不満爆発の旅も中にはあった。（この時は「もう日本に帰りたい！」と嘆いてしまった）某大手旅行社のﾂｱｰで、まさかあんな旅になるとは思ってもいなかったのだが・・・この旅行はまだ欧州行き初期の頃だったので、「行けるうちになるべく多くの国を見たい」という欲求から5つの国を巡るﾊｰﾄﾞなﾂｱｰだった。（本当は1つの国だけに時間をかけて旅する方がずっと楽しく効率的）そして一つ目の事件は一つ目の国、ｵﾗﾝﾀﾞで起こった。ｽｷﾎﾟｰﾙ空港に着陸してｽｰﾂｹｰｽを待っていた私たちの前に出てきたのは、鍵を壊されてヒモでｸﾞﾙｸﾞﾙ巻きにされたｽｰﾂｹｰｽだったのだ。それでも出て来たのならまだ良い・・・結局いつまで待っても私の物は出て来なかった。そこからが大騒ぎだ。空港係官と直接交渉するような英語力も経験も無い若い女性の添乗員は「自分で出来ないなら会社に電話しなさい」という客側からの苦情に「こんなことくらいで電話なんか出来ない！」と逆ギレした。その後の数々の客側の努力と現地係員の力でどうしか事態は収拾し、私のｽｰﾂｹｰｽも丸一日遅れで見つかったが、事件はまだ終わらない。ﾍﾞﾙｷﾞｰは無事通過したものの、次のﾙｸｾﾝﾌﾞﾙｸﾞがまた大変だった。当初はここでの1泊は5つ星ホテルのはずだったのに、どこがどうなったのか？開けてみれば星ふたつ～！の世にもおぞましいホテルだったのだ。まず小さなｴﾚﾍﾞｰﾀｰが1基しか無い（もちろんﾎﾞｰｲさんも居ない）ので、みんなｽｰﾂｹｰｽだけをｴﾚﾍﾞｰﾀｰに順に押し込み、階数ﾎﾞﾀﾝを押して自分たちは階段を駆け上がった。再び荷物と合流すると、その階の廊下は電球が切れ真っ暗・・・どうにか部屋を探し当て、まるで監獄の鍵みたいな奴をｶﾞﾁｬｯと開けると、そこには廃墟のような部屋が！ﾃﾚﾋﾞのｺｰﾄﾞは壁から引きちぎられていて、ﾊﾟｲﾌﾟﾍﾞｯﾄﾞにかかる臭ってきそうな布団は汚れと人の脂でｼﾞｯﾄﾘしている。ﾊﾞｽﾙｰﾑを覗けばｼｬﾜｰｶｰﾃﾝは無くﾀｵﾙには髪の毛が～ｯ！？ギャ～ｯ！！（ちなみに隣の部屋のご夫婦のところはﾀｵﾙに足跡が～ｯ！？）夜になってｼｬﾜｰを浴びる時もまた大変。ｼｬﾜｰｶｰﾃﾝが無いから、そっと浴びようとするとお湯が出ない。仕方なく強めると一点集中のスゴイ水圧で襲ってくる。ｼｬﾜｰの目が石灰分で詰まってしまっているのだ。「ﾁｮﾛﾁｮﾛ（ｲﾗｲﾗ）」か「ジョバ～ｯ！（痛ｯ！）」かの究極の選択をしながらやっと終われば隣のﾄｲﾚはもはやﾋﾞｼｮﾋﾞｼｮ・・・悔し紛れにﾊﾞｽﾀｵﾙを足元に敷いてやった！そしてこの時あのﾀｵﾙについていた足跡の謎がやっと解けたのだった。ちなみにこの地獄ﾎﾃﾙを出発する時の添乗員のｺﾒﾝﾄが口あんぐりだった・・・「たまにはこういうレトロなﾎﾃﾙもいいものですね～」さて、更に事件は続く。ﾙｸｾﾝﾌﾞﾙｸﾞからバスでパリ入りする時の事、追い越し車がみな我々のバスの運転手に何かを告げている。何かと聞けばどうも我々のバスから黒い煙が出ているらしい。そしてたまたま近所にあった自動車修理工場までﾖﾛﾖﾛ走った後、6時間近くこのバスの中に缶詰になってしまうのだ。乗客がバスから外に出ると怒り出す添乗員だが、ﾎﾃﾙは目と鼻の先だったのだからﾀｸｼｰでも呼べば少なくともﾎﾃﾙでゆっくりできるはずだった。お陰で夜の11時頃にﾊﾟｻﾊﾟｻになった夕食を食べ、ﾎﾞｰｲの就業時間を越えているということで、またもや自分たちで荷物をｺﾞﾛｺﾞﾛ転がしながらやっと部屋にたどり着いたのだった。（この話には、翌朝関西から来ていたﾂｱｰの人々が「夕べのﾂｱｰってﾘｯﾁやったなぁ～　夜食のつくﾂｱｰってどこのやろ？」と感心していたという落ちがついている）最後のﾛﾝﾄﾞﾝは事件では無いがこれまた最悪だった。改装工事中のﾎﾃﾙを使用したのだ。入り口は廃墟のようでもちろんﾛﾋﾞｰも無いから我々は機材置き場で立って待つしかなかった。ｴﾚﾍﾞｰﾀｰは工事現場のそれのようで、鉄骨むき出しベニヤ板張り・・・この旅の最後を飾るには真にふさわしいﾎﾃﾙだったわけで、この頃にはもう誰も怒る気力を無くしていたっけ・・・こんな旅行内容、さぞかし安いﾂｱｰを選んだのだろうと思われてしまいそうだが、中ｸﾗｽの料金は払っている。その後いくつかの別の旅行会社では同じような料金で大満足の旅行が出来ているのだから。ただおもしろいもので、こんなヒドイ旅ほど印象に残り、今では笑い話となっているのだからわからないものだ。この時のﾒﾝﾊﾞｰは（添乗員を除き）強く団結して今でも仲が良い。この9月から今年で何年になるのだろう・・・？チャップ　チャップも外国行く？ 「ママのカバンにこうやっていくにゃる」う～ん　でもそれじゃぁ身体が痛くなっちゃうよ。 「むこうにちゅいたらこうやってのびるにゃもん」はいはい・・・（怖がりの内弁慶のくせに）

  2005年09月05日

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  ぐったり

  今日はプールに行った後、各種買い物を済ませ、二人で夕食を作り、その後部屋の片づけをしてもうグッタリ・・・遊んでやれなかったチャップの写真でお茶を濁しちゃおうっと。 「にゃんでみんないちょがちいの～？　はやく遊んでにゃる」そして待ちくたびれたチャップは・・・ 夢の世界へ・・・おやすみ　チャップ。

  2005年09月04日

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  笑える客

  今夜は近所の美味しいお好み焼き屋さんに行って来た。そこはいつ行っても結構繁盛していて、夜7時ごろには満席になってしまうような人気店だ。そこで我々は大抵奥の座敷では無く手前のカウンター席（扇型に4組座れる）に通される。そしてそこでの人間観察を毎回結構楽しんでいるのだ。ある時は父と娘のような2人組がいた。我々夫婦はお好み焼きをｼﾞｭｰｼﾞｭｰしながらずっと『二人は親子』だと思っていたのだが、何かのはずみで男性の手が女性の腰に回った辺りから事情が違ってきた。「怪しいｯ！」我々の視線がせわしくなる。そう思って見ると、その男は完全な不倫男という雰囲気だ。手には結婚指輪をしているが、女の子の指には無い。そしてどうも女の子の様子が変なのだ。確かに彼女は泣いていた。泣いたり怒ったりしていた。こういうのお好み焼き屋でやらかさないで欲しい。ただでさえかき回したり焼いたりで忙しいところに落ち着かないったらありゃぁしない。（見なきゃいいのか？）またある時は交際間もないカップルのケース。この男がまぁﾍﾞﾗﾍﾞﾗﾍﾞﾗﾍﾞﾗとよくお好み焼きに関する“うんちく”を語るうるさい奴だった。しかも大阪に長い主人から言わせると「ほとんどいい加減」な内容。だがまだ交際浅そうな彼女は静かに聞いていた。そのうちお好み焼きがどうにか（危なっかしくも）焼き上がり、ソースがかけられると彼が言った。「この後またひっくり返すのがツウなんだよ。」そしてひっくり返した。・・・割れた。しかも細かく・・って言うか散った。もう我々夫婦は笑いたいのが笑えずにお腹が痛くて死にそうだったが、交際浅そうな彼女は呆然と固まったまま粉々になったお好み焼きの破片を見つめていた。彼は何も無かったかのように破片を二人の皿に取り分けてまた新たな“うんちく”へと戻っていったのだ。あのカップルはその後どうなっただろう？こんな風にあの店に行くと退屈しない。美味しくて楽しいのだから文句無い店だ。チャップ～　ただいま～　お留守番ご苦労さま。 「おちょいにゃる」ごめんごめん　あ、チャップ　三本足になってる。 ごまかちてもだめにゃ！　お口からいいにおいするにゃもん」我々が外食から帰って来て抱っこすると、必ず口の周りをﾌﾝﾌﾝと嗅ぎ取り、美味しいものを食べて来たのがﾊﾞﾚﾊﾞﾚとなってしまうチャップであった。

  2005年09月03日

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  金曜日・・・

  私が長いこと勤めていた会社で、管理部関係に携わっていたほとんどの年月で仕事が辛いと思った事は無かった。だから日曜の夜になると「明日は会社かぁ」とちょっと嬉しくなったりしたほどだ。まぁ休みは休みで楽しかったけれど、会社も大好きだったのだ。けれど辞職する前、最後の1年ちょっとは違った。人手不足からまったく畑違いの海外営業に回され、数千万だ数億だという仕事を担当して見も心もﾎﾞﾛﾎﾞﾛになっていた私は、金曜の夕方になると水中で苦しんでいた者がやっと水面に顔を出せたような気になったものだ。そしてまた、日曜の夕方が近づくと逆の作用でまた水中を覗き込むように不安がふくらんでいった。今日は金曜・・そんな気分でいる人がこの世にどのくらいいるんだろう？チャップ　チャップはいいよね～何曜日も一緒で。「にゃ？　にゃんか言ったにゃるか？」べつに・・・「むにゃむにゃ・・」 あ～あ　寝ちゃったよ。いいよいいよ、猫は寝るのが仕事だもんね　チャップ。

  2005年09月02日

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  鈍感な人

  時々かかってくる学生時代からの友人の電話・・・とは言っても私はもう数年前から一方的に彼女とのお付き合いを遠慮しているし、電話にも素っ気無い答えしかしていない。ところが鈍感な相手は気付かずに今でも思い出したように電話してくるのだ。そもそも彼女は昔から自分勝手の見本市みたいな人ではあった。機嫌が悪い時には露骨に不機嫌な顔をしていて話しかけても答えない。絶えず自分が得をするように周りの人間をうまく使う。自分の時間に他人を合わせるのは強行だが、自分の予定に他人が入り込んでくるのは絶対許せない。（お昼寝の時間に電話をかけると親に繋がせなかったし、一人暮らし時代に遊びに行こうとしても1週間以上前から予約しないとﾀﾞﾒだった・・・）そんな性格でも若い頃には可愛いところもあったし、私にも柔軟性があったので我慢しつつかなり付き合っていたつもりだ。（周りには「よく彼女と長く付き合えるね」という人もいたけど）そんな付き合いに終止符を打ちたくなってきたのが彼女が10年くらい前に結婚してから。その頃はまだ独身の子も何人かいたのに、彼女は自分が決まったのに舞い上がってか「この年でしなきゃもうできないもんね」とか「これが最後の波だよ」とか散々しゃべり散らして独身連中を辟易させた。その数年後に私が決まった時の言い草は「できて良かったって思ってんでしょう？」だった・・・わざわざ電話をかけてきてそう言ったのだ！主人の会社の上司や部下の方々が次々お祝いの会を開いてくれる事をうちの母から聞いた彼女は電話の時に「なんで？ダンナさんやっと結婚できたからみんなから喜んでもらってるわけ？」ときた。（ちなみに彼女の夫は周囲と全く会話が出来ないダンマリ派で友人もほとんど居ない。彼女いわく学歴と会社に惚れたようだ）そんな心無い言葉の数々でさすがの私ももう2度と会いたくないと思っているのに容赦なく電話がくる。結婚直後は新居に遊びに来たくてｳｽﾞｳｽﾞしていたのだ。ところがその電話も「○月○日に新居に行こうと思うんだけど？都合が悪い人もいるから何班かに分けて行こうと思って。他の日はどこがいい？」あのォ～都合が悪い人も居るって・・私の都合は？って感じ。当時仕事が身体を壊すほどに忙しかったのを理由になんとか断ったが、その後も責めるような電話は続く。今私は仕事を辞めているが、彼女に対してはまだ続けている事になっているくらいだ。一生続けねば～（苦笑）彼女は子供を連れて頻繁に実家に戻っているが、実家近くの親友の親が亡くなっても一度も葬儀に出たことは無く、いつもお香典を「代わりにお願い」と電話で頼んでくるだけ。（きっとたまたま実家に戻っている最中なら「ちょうど良かった！」と言って出席するのだろう）こんな調子だから次々と友人が離れているのに、彼女はまだ気付いていない。いつの日か一人になった時に気付くのだろうか？ふと気付くとチャップがソファで座ってる・・・しかも この格好で！？きゃ～チャップ～そんなあられもない・・・「ちゃんとおててでかくしてるにゃもん」でもォ～「ちょれならこれにゃ！」 ギャ～ｯ！全開はやめて～！悪いオジサンが来るよ～！（来ないか？）

  2005年09月01日

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  キャットラバー

  犬が嫌いという人は少ない・・・でも猫が嫌いという人は意外と多いものだ。元勤めていた会社の先輩にも居たなぁ～猫が大嫌いな人。何が嫌いって「ジッと見つめる（睨んでいる）のが陰険な感じ」「気まぐれで自分勝手」「ずるそう」「とにかく怖い」のだそうだ。ただ『食わず嫌い』と同じように、「知らないからｲﾒｰｼﾞで嫌い」という部分もありそうで、そんな人に限って大いなるｷｬｯﾄﾗﾊﾞｰとなったりするものなのである。この『ｷｬｯﾄﾗﾊﾞｰ』・・・猫が愛しくて仕方ない種族。何を隠そう実家の父もこれ。今10年目を迎えている黒猫のジジが実家の玄関先に迷い込んで来た頃、父は「追い払えよ！餌なんてやるんじゃないぞ！すぐ居つくんだから。」と厳しく言い放っていた。でも動物は何でも好きな母が追い払えるわけもなく・・・私と共謀して朝に夕にこっそりｷｬｯﾄﾌｰﾄﾞをあげているうちにジジもすっかり「この家の子になるにゃ！」と決めてしまったようだ。かくしてある晩私が仕事から帰って来るとジジは真新しい猫用トイレと一緒に家の中に居たのだった。それからほんのちょっとの間はﾌﾞﾂﾌﾞﾂ言ってた父も数ヶ月経つか経たない内にジジ無くしては生きられない身体に（？）なった。何だか呼び声は「ジ～ジ～」と妙に高音で甘ったるく、一歩間違えば「変質者か？」って感じ。ジジが外に出たまま夜になっても帰らないともう大変。「そのうち帰って来るって」という私や母をよそに何回も玄関先まで見に行き、例の「ジ～ジ～」をやるのだからたまらない。ジジが現れないと「もう知らないぞ！朝まで外に居ろ！」なんて言いながら戻ってくるくせに、またしばらくするといそいそと玄関へ向かう。これはもう完全にJISﾏｰｸ付きのｷｬｯﾄﾗﾊﾞｰだ。そしてジジは毎晩夕食時には父の隣の椅子に座って、たまに父の腕を右手でﾄﾝﾄﾝとたたき、おかずのお相伴に預かっているのである。（父の至福の時間）友人の家のお父さんもまたしかり。彼女が「猫を飼いたい」と言った時「絶対にﾀﾞﾒだ！猫は大嫌いだ！！」と言い切ったお父さん・・・彼女がこれまたお母さんと共謀して強引に飼い始めてしまうと案の定立派なｷｬｯﾄﾗﾊﾞｰへと変身した。そのお父さん、自分が病気で入院してしまった時に家族が来る度言う言葉は「猫は？猫はどうしてる？」だったそうである。確かに猫は気まぐれだし、犬ほど人間に忠実では無い。でもそれは種が違うのだから仕方が無いのだ。犬は昔からﾘｰﾀﾞｰを中心に集団で暮らしてきたのに対して、猫は単独生活を好んできた。犬にとっての飼い主は「ご主人様」だが猫のそれは「お母さん」。お母さんには甘えるけれど「面倒みてもらっても当たり前」という顔をしていて当然なのである。また猫好きはそこが可愛いのかもしれない。ちなみに我が家のチャップは猫の仮面をかぶった犬です。一人にされるのが何より嫌いで、呼べば駆けて来る。ｵﾓﾁｬを投げてもらってﾀﾞｯｼｭで取ってくるのが大好き。こちらがボ～ｯと立ってると「抱っこ～」と足に伸び上がってくる。来客があると脱いだ靴から座った椅子から置いていったﾍﾟｯﾄﾎﾞﾄﾙまで鼻を鳴らしながら嗅ぎ回るＦＢＩﾆｬﾝｺなのです。ね？チャップ　犬なんだよね？ 「ｱﾀﾁ人間にゃもん」脱力状態で抱っこされたままのチャップ。チャップ　また手足がぬいぐるみになってるけど・・・

  2005年08月31日

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  パラサイト

  私の親戚の家族が大変な事になっている。その家族、父親は某有名企業を引退し、現在も関連会社で働いている。母親も長いこと塾などを経営してきたしっかりもモノだ。ところがこの夫婦の娘が二人ともﾀﾞﾒ子ちゃんとなってしまった。これも偏に『親の甘やかし』の結果だとは親戚中が知っている。またこの姉妹は仲も悪く、寄ると触ると喧嘩ばかり。二人揃って定職にはつけず、祖母などは常に「心配で死ねないよ」と嘆いているくらいだ。それでも長女は数年前に結婚してやっと家庭も静かになるかに見えた。ところがこれが甘かった！結婚して別所帯に入った長女だが、実家をまかない付き別荘とでも思っているのか頻繁にやって来る。そして二人の子持ちになった今など自分の家に帰りゃせず、家族４人で実家を我が物顔に使用している。もちろん食事の支度を手伝うわけでも無く、忙しい母親が遅れて出した夕食を「遅い！」と、ひっくり返した鬼娘だ。これに黙っていないのが元々仲の悪い次女だ。彼女もかなり子供っぽくて我が侭なところがあるのに、それ以上に傍若無人な長女ファミリーが毎週やって来るので、まったく家でも寛げず、最近になって鬱っぽくなってきてしまったらしい。また、この鬱の原因に最近「私は結婚できないかも・・・」という不安も加わってますます症状を悪化させているとか？この次女も「親の物は自分の物、自分の物も自分の物」という考えで、ﾊﾟﾗｻｲﾄでいながら家の手伝いなど一切せず遊び歩いている。更に自分勝手な長女の性格が災いしてか？最近長女夫婦仲も怪しく、旦那さんのご機嫌は悪くなる一方だそうだ。そのせいか、最近は父親の具合が悪く、母親の顔色も冴えない。これでもう二人とも30代のこの姉妹・・・気持ち入れ替えないと良い未来が逃げていくんじゃな～い？と私は言いたい！下は夫の料理中に足元で甘えるチャップ。私が毎日料理する時も同じで、人の足の甲を枕にして転がってしまうから、こっちは動けなくなってしまうのです。 ちょっと！チャップ　邪魔なのよ～「かわいいｱﾀﾁはにゃにしてもいいにゃも～ん」 あぁ・・・我が家も娘を甘やかしてしまった・・・

  2005年08月30日

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  長い夢・・・

  私は時折夢で疲れてしまいます。と言うのも夢の内容が長く、しかも鮮明に覚えていることが多いからです。時にはまるで夢の中の場所へ本当に行っていたのではないか？と思うほど疲労困憊していることもあるのです。例えば、気がつくと私は中世のような堅牢な古城の中に居る。城は荒れ果てていて人々もみな兵士のような姿だ。話に寄ればこのあたりには恐ろしく巨大な翼竜が居て人々を襲うために、皆この城内に立てこもって闘っているのだという。（たぶんいつか『ｻﾗﾏﾝﾀﾞｰ』という火竜の映画宣伝を見たせいでこんな夢を見たのだろう）城内のいたるところでは武器の手入れや城壁の補強（これが本当にリアルだった）などがなされていて、私は「いったいどんな化け物がやって来るのか？」とひたすら怯えていた。この夢は翼竜との戦闘中に起床時間がやってきて心底ほっとしました。またこんなのもありました・・・気がつくと私は見知らぬ町のある建物の中に居た。周りの人々の様子や装いから誰かの葬儀なのだとわかるが、特に顔見知りも居ない・・・たぶん亡くなった人は親しい相手では無いのだろう。建物は葬儀場と言うよりは町のﾚﾄﾛな公民館といったたたずまいだ。しばらくして建物から出ると外は陰鬱なグレーの空が広がっている。これから帰るために駅へ向かうのだ。ふと見ると少し前を同じ葬儀場から出てきた二人の夫人が歩いている。私は二人に追いつこうと必死で足を速めるが、大き目の荷物が邪魔になってうまく歩けない。おしゃべりをしながら歩いている二人は何故か逆にどんどん私から遠ざかっているようだ。やっと駅に到着する。小さな町にしては寂しいほどに大きな駅だ。私は広い階段を登ったが、階上でふと立ちすくんだ・・「私はどこに帰るのだろう？」降りていくホームは何本もあるが、自分がどれに乗ればいいのかわからない。「さっきの人たちはどれに乗るんだろう？」そう思った私が適当なホームに下りて辺りを見回すと不思議にどのホームにも人の姿は無かった。彼女たちが駅に入ってから電車は来ていないのに・・・やがて入ってきた電車に私は乗る。空いていたがドアの付近で立っていた。ふと見れば線路は灰色の海に怖いほど隣接している。ここは海沿いの町だったのだ。ドアに寄りかかりながら「嵐の日などはこの電車はどうするのだろう？」などと私は考えていた。この夢の時も朝私はぐったりしていました。足の裏に土でもついてやしないか？と思ったほどです。主人などは夢を全く覚えていないそうで、羨ましいような気もします。チャップ～　チャップも夢って見るの？「見るにゃる」 え？それなんの夢見てるの？「わるいやちゅがきたからドアをおさえてるにゃ」え～？ほんと～？ あ、ほんとだ！「あたちもちゅかれるゆめみるにゃもん」ふ～ん、そうなんだ～

  2005年08月29日

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  嫌いなCM

  最近ちょっと気になるＣＭがある。布製品の消臭・除菌を行う某消臭スプレーのＣＭだ。内容はまずご主人が会社から帰宅したところから始まる。「あ～暑い。ビール！」と喘ぐご主人に対して「まずお風呂」と要求する奥さん・・・そして上着を受け取った奥さんは「わ、汗びっしょり～」そして「汗臭くなっちゃうな」と言うご主人に対しての奥さんの一言が「しょうがないわねぇ～」なのだ。真夏にスーツ姿で一日働いてくれば汗をかくのは当たり前。奥さんや子供の為に汗まみれで働いてるご主人に「しょうがないわねぇ」はひどすぎる！「暑い中ご苦労様」とねぎらうのが普通なのに・・・更にＣＭは続く・・お風呂から出て冷蔵庫を覗くご主人が「あれ？ビールは？」と尋ねると奥さんは「あらぁ入ってなかった？」とニッコリ。ご主人の「おいおい」という気弱なセリフでｴﾝﾃﾞｨﾝｸﾞとなるのだ。これも「あら、ごめんなさい！入ってなかった？」と言ってくれないと悲しい・・・それと嫌いなＣＭナンバーワンに輝くのが焼肉のタレのＣＭだ。タレを持ったｱﾆﾒｰｼｮﾝの牛が「焼肉おいしい～」みたいな事を言いながら踊っているのを見るたび吐き気がするほど嫌な気分になる。どこの世界に自分達の肉が美味しいよ～！と笑って宣伝する生き物がいるだろうか？トンカツ屋さんの店先に笑う豚の絵が描いてある時も同様の不快感を覚えるが、こういう感性を持った人間と私は友達にはなりたくないものである。ね？チャップ　チャップも許せないでしょ？「ゆるちぇないにゃる～」 なに？なんなの　そのｵｶﾙﾄﾎﾗｰな目つきは！？「あたちはﾎﾗｰじゃにゃくてお笑いにゃる」「かとちゃんぺ」なるほど・・・

  2005年08月28日

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  晩夏

  夏休みのシーズンもあとわずかですね。我が家の夏休みもいよいよ明日で終わり・・・悲しい！というわけで、今日はまたプールに行って来ました。そしていたのです・・あの大福君が！周りに激しく水しぶきをかけまくる彼に対して邪魔者扱いする主人。でも何故か私は嬉しくて・・・だってプールには不似合いな噴水のような水しぶきが大海原を悠然と泳ぐ鯨のようでダイナミックなんだも～ん（笑）この季節・・・『晩夏』タイトルにも書きましたが、この言葉で思い出すのはﾕｰﾐﾝが７０年代、荒井由美の名で出した名曲です。この曲を知ったのは何かのﾄﾞﾗﾏのｴﾝﾃﾞｨﾝｸﾞﾛｰﾙに使用されていた為でした。ゆっくりとしたバラードですが、歌詞の情景が美しく（特に色彩が豊か）メロディもﾉｽﾀﾙｼﾞｯｸな感じでたまらなく好きなのです。最近はこれを売れっ子の平原綾香さんがカヴァーしました。彼女は歌の基礎がしっかりとしていて低音が魅力の歌手なので、きっと素敵に歌いこなしてくれているのでしょう。聞くのが楽しみです。良い歌は歌い継がれていくものなのですね。ね、チャップ　そうだよね？「今いちょがちいのよ！」 え？忙しいって何が？「このボールがなまいきなんにゃもん」 ・・・って言うか　チャップ　あんたがボールになってるけど。「今日はこのへんでかんべんちてやるにゃる」

  2005年08月27日

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