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カテゴリ:杉山千佳(子育て環境研究所)
わたしの仕事は、アタマをつかったり、文字を使う作業
が主になるので、どうしても「アタマでっかち」になり がちで、ずっとそうしていると、「イー」ってなりそう なので、意識して対応策を用意しています。 それは、毎週必ずヨガやピラティスなどからだを 動かすプログラムに参加すること。 フルートを続けること。 病気を契機に始めたアートワークの個人セッションを 続けること。 この3つ以外に、いわゆる「癒し」というよりも、 もっと積極的な健康のためにビワキューと全身マッサー ジを定期的に受けています。 「そんなことするヒマがあるんだったら、仕事しなさい」 ではなく、 「これなしに、いい仕事はできない」んです。 仕事には、ベストの状態で臨みたいので、日ごろの メンテナンスとして、 決して安くはない対価を自己投資して、続けています。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ フルートは小中学生のときにブラバンで吹いていて、 その学校はコンクールで北陸大会に出るぐらいだった ので、まあ、いい感じには吹けてました。 20年ぶりぐらいで再開して、音はすぐ出るようになり、 カンもつかめてきて、4年が経とうとしています。 トリオの譜面を新宿で探して、「3人でやりませんか」と 言ったり、 のだめの譜面を買ってきて、「これやりたいんです」と 先生に見せたり、 「先生になんて思われるかしら」とか、どうでもいい ことを考えることもなく、素直に相談してきたのだけど、 ついに、 「今年はアルルの女がやりたい」 と、宣言。 アルルの女はご存知ビゼーの名曲で、フルート初心者が いつかは吹けるようになりたいと アコガレている曲でもあります。 そんなやりとりがあったせいか、年明けのレッスンから 先生の態度が変わってきました! いま、エルガーの「愛の挨拶」というかわいい曲をやって いるのですが、 「ここはスタッカートで」 「ここで息継ぎして、スラー」 ひっ。千秋先輩とのだめみたい(って先生は女性ですが)。 「吹けるようになりたい」レベルから、「曲を表現する」 レベルへ。 もう先生は「できるようになりましたね」とは、 ほめてくれない。 できてあたりまえになったってことね。 タイヘン、きちゃったよ~の気分。 (何をやってもほめてもらえた、あの頃に帰りたい~) ・・・・・・・・・・・・・・ アートワークも同様で、それまでは自分の心のメンテ ナンスという感じだったのですが、その域をとっくに 超えてしまいました。 個人セッションなので、わたしのレベルに合わせて 先生も完璧な準備をしてその時間を迎えてくれている のが、わかります。 2年ぐらい前だったか、病気の余波でまだ気弱になって いたとき、 「そこまではできない(いきたくない)」 と、言ったら、 「やるのよ」 と、言われたことがあります。 その声は、彼女の声とはちょっと違っていて、 彼女を通して、わたしが言ったというか、誰かが言った ふうにわたしは受け止め、 「ああ、やらなきゃいけないんだな。たぶん、わたしは できるのだな、できるところまで到達したんだな」 と、承知したのでした。 そんなんで、今やっているワークは、もはや「癒し」 の領域をとっくに超え、たいへんおもしろいが、 「えー。ここまで??」 みたいな感じなわけです。 (内容は、チョー個人情報なので、秘密) ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 葦沢さんも書いてくれているけれど、4つ葉は今転換 期を迎えていると思っています。 昨日も、「両方は無理」と、正直に言いました。 御用聞きのわたしたちは、上を見て、それを下に流し、 下のエネルギーを上に届け、変革に役立てるんだと 思います。 まあ、風通しをよくしたいんでしょうね(それを 難しい言葉で言うと、「協働」なんでしょう)。 わたしは、いまは、上を見ることに専念したい。 国の動きを翻訳するから、わたしの言っていること、 わたしの思いを、みなさんたちの言葉で、地域の 人たちにわかりやすい言葉で伝えてもらえないか。 いわゆる対外的な「シャカイの場」に出向いていって、 「わたしたちのことも忘れないでね」 「わたしたちはこう考えています」 って言うのも、実は結構大変な作業で、 それをやりながら、すそ野を広げる作業をひとりで やるのはキツイ。 ってな相談をしたのでした。 しんどそうなわたしを見て、なんとかしようよと、 時間をつくり、事務所までお運びくださったみな さんに、感謝しています。 ありがとう。 京都のみんなが、 「杉山さんの言ってること、難しすぎてすぐにはわから ないけれど、自分たちなりで考えて、どうしていった らいいのか、話し合いを持ってやってみるから、具体 的なやり方を教えて」 と、言ってくれたのも、うれしかったです。 内部資料「杉山メモ」(笑)を作成しましたんで、 適当に使ってください。 リーダーは、できるだけ、全体像をとらえるレッスンを しておいたほうがいいと思っていて、 このメモをバージョンアップさせていくと、より、やっていく ことや、目指しているものがクリアになっていくかもしれ ないね。 そんなプロセスも、大事なノウハウだと思うので、 それを洗練させて、上手にバトンを手渡していきたいなと、 思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 26, 2008 10:52:37 AM
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