4つ葉プロジェクトタウンミーティングのお知らせは、
こちらからですが、

当日、都合が悪くて行けないわーという方にもぜひ
参加してほしいので、保育に関しての質問なども
ぜひ、申し込みフォーマットに記入して送付してください！

日ごろ保育に関して持っていること、疑問などぜひ
およせ頂けたらと思います。

全部の質問を当日ゲストのみなさんに投げかけることは
難しいかと思いますが、代表的な内容などはご紹介したいな
と思っています。

厚生労働省保育課長さんに聞きたいとか、大日向先生に
聞きたいとか、高山さんに聞きたいとか、杉山に言いたい
とか（笑）、なんでも結構です。

http://yotuba-project.net/

から申し込みフォーマットのほうにご記入いただけたら
と思います。

おっと、申し込みももちろん！！お待ちしていますので、
よろしくお願いします！！


　　　　　　


ところで、保育と言えば、息子が保育園児だった10年以上前。

わたしは駆け出しのライターで、毎日テンぱってました。

で、一時期、夫が長野に短期の単身赴任に出ていて、
週末だけ行き来することがありました。


月曜日、いつものように、バタバタっと保育園にやって来て、
「おはようごさいます」して、布団カバーかけて・・・と
やっていたとき、

「今週は、お父さん帰ってきたのかな？」
と、保育士さんに言われました。

「え。なんでわかるんですか？」

「そりゃ、わかるわよー。顔つきが全然違うものー」

絶句・・・。
おそるべし、保育士・・・とその時思いました。

きっと、週末お父さんと遊んだり、ベタベタした週は、
すかっとした穏やかな顔をしているのでしょうね。

で、ママだけのときは、・・・・

ワシにはわからんが、保育士さんにはわかるんでしょうね。
ゾーッ。


子どものいる場では、「個人情報」なんて、ふけば飛ん
じゃう。

誰にでも公開していいわけじゃないけど、隠し通せる
ものじゃないし、知っておいてもらうことで、どれだけ
味方になってもらえるかわからない場面がものすごく
たくさんある。

人と人がやりとりをするケアの現場ってのは、そうなのだ。
シビアな現実があれば、あるほど、
味方が必要であれば、あるほど、
「開く」覚悟が必要になってくるように思う。

そして、受け入れる側も、それなりの「専門性」が
そこに求められるのだ。
心のひだに応える、感応性。センシビリティ。
それなくして、人と接する仕事はしちゃいかんよ。


ああ、保育士さんてば、お見通しね。

と思った時、わたしはほっとした。

わたしではなく、息子のことをまっすぐに見てくれる人が
ちゃんとここにいた、と、気づけたから。

「子育て支援」がいまほどにぎやかじゃなかった時代の
保育園だったので、今より保育士さんは厳しくて、

「早くお迎えに来い」
とか
「あなたに、延長保育はまだ認められない」
とか
いろいろ言われたけど、なんか、ちっともいやじゃなかった。

いぢわるで言ってるんじゃないと、わかったから。

「保育園ってのは、親といっしょに保育するところ。
　それが特徴であり、限界」
と以前、保育園の園長さんに言われて、なるほどなーと
思った。

だから、モノを売るサービスと同じにはできない。

そのあたりのことは、現場の人だけでなく、保育行政に
関わる担当者も、「規制改革だー。地方分権だー。
最低基準は市町村に決めさせろー」と首長さんたちも、
よくよく承知しておいてほしいと思う。

そんな気持ちを底流に、今度のタウンミーティングになります。

ぜひ、ご参加くださいませ