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カテゴリ:杉山千佳(子育て環境研究所)
こんにちは、杉山です。
昨日の朝日新聞の生活情報面に、児童福祉法の改正案が廃案に なったという記事が紹介されていました。 「先送りに失望の声」という見出しに、まったくだ~の思い。 わたしのコメントも紹介してもらっています。 ちょうど、社会保障国民会議のほうで、少子化対策には、 あと1.5~2.4兆円の財源が必要という数字が明確に 書かれたタイミングだっただけに、 肝心の「どこに当てるの?」という理念の部分が、 児童福祉法の改正を通して 決められなかったというのは、本当に残念。 本気で少子化対策や、子育て支援をやる気があるの??と、 やっぱり政治家の人たちに問いただしたくなってしまう状況です。 記事でも紹介されていましたが、今回の改正では、子どもの なかでも最も声が届きにくい、社会的養護を必要とする子ども たちの部分にも目を向け、里親制度の改正やファミリーホーム (小規模形態の養育制度)の創設などを盛り込んでいました。 そ、それまでも・・・!! このねじれ国会の余波で、ストップになってしまった。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 大人は、特に子を持つ親は、そんな今の政治の状況に、 あきれていいと思う。 で、子どものことを思いながら、怒っていいと思う。 で、できれば、「わたしはあきれているし、怒っているよ」 ということを、政治家の人たちに伝えたらいいと思う。 (特に、民主党) 廃案にまでしておいて、選挙になったら、 「子育て支援を進める政党です」 って、言うのかなあ? わたしは特に支持政党を持たない人間で、より具体的に、 積極的に子どものための政策を行ってくれる政党がどこかを 見定めて、そのつど支持していきたいと思っているだけなのだ のだが、今回の廃案は、まぎれもなく子ども施策の進展の足を 引っ張るものだっただけに、とってもとっても残念なのです。 合わせて、先日のタウンミーティングに来てくださって、 「やっぱり、記事にしないといけないと思って」 と、わざわざ電話をくださって、記事を書いてくださった 記者さんに、感謝。 子どもに関する問題はなかなか表立ってこないので、 関心はあるけれど、なかなか取り上げられないメディアの 人たちも半ばちょっとあきらめムードも出てきてしまうところが あるのだけれど、 やっぱり、あきらめないで、繰り返し、繰り返し、言っていくことも 大切なんだよな・・・と、改めて思った次第です。 朝日新聞をごらんになっているみなさん、 もう一度、昨日の記事を確認してみてくださいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 4, 2008 09:29:37 AM
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