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カテゴリ:杉山千佳(子育て環境研究所)
杉山です。
西東京市のひばりが丘公民館で開催していた 「輝いてマイライフ」の講座、11回中わたしが担当させて もらったのは7回なのだけどその全部が先週終了して、 みなさんとお昼の食事会も設けてもらいました。 子どもとはなれて自分の時間を持つのも初めて、あるいは 久しぶりなのです・・という方たちばかり。 昨年の受講生だった岡崎さんやアミーゴの石山さんに来て いただき、 「子育て中だからこそできることがあるのよ」 という話をリアルにしてもらったり、 ミクロ・メゾ・マクロに整理しながら、子育て環境について 話をしたり。 自分のことだけに終始することもなく、 妻、母の役割に逃げることもなく、 そのバランスのなかで、 素敵な女性になってね・・・というのが、 わたしのメッセージだったのかもしれません。 最終回は、ちょうど西東京市で課題になっていた「公費保育制度」 について、みんなはどうおもう?というのを議論しました。 西東京市は、このような公民館事業と公民館を利用する市民の 自主事業に対して公費を使った保育をつけています。 子育て支援が充実していく中で、公民館で子育て支援を行う意義 が問われ始めています。 「公民館は、住民自治能力を高めるための場」 「そんな公民館だからできる子育て支援ってなんだろう?」 「みなさんは公費を受けてこうして受講できたわけだから、 受講してどう感じたか、返事をまとめましょう」 ということをテーマに各自に発言してもらいました。 自分が学べること、成長できること、そして、保育室で子どもが 確実に成長していっていることを実感しているといった発言や、 「わたしもいつかお返しがしたい」 という言葉が、自然に、口々に出て、 「はうう~」 の気分になりました。 この内容については、近くまたまとまったものを こちらのブログでもご紹介したいと思います。 その後、各自に用意してきてもらった作文を披露してもらい、 お開き。 その作文も、子どもたちが寝てからがんばって書いたのね・・・ と思うのですが、みんなほんとに出来がよくて、 「どうしてこんなにうまくいくんだろうね?」(自画自賛) と、公民館の担当者の保谷さんと感激していたのでした。 「子ども・子育てにかかる公費がいかに少ないか、みんな知っ てる?」 みたいなところもしっかり見せて、 でも、ミクロレベルでは、子どもとの関係や夫との関係で 悩んだり、落ち込んだりの日々。 「この先、わたし、どうなっちゃうんだろう・・・」 と自分のことを思う日だってある。 メゾの仲間は、そんなもやもやの突破口になってくれるのでは ないかしら。 そんな仲間で、力を合わせて何かをやることで、マクロを 動かすことができるのではないかしら。 ミクロ・メゾ・マクロをどうやってつなげる? って考えることで、 これまでとはまったく違う解決策をみつけることができるかも しれない。 予想もしなかった、美しいお花をいただいて、 みんなの前で泣くわけにはいかないわと、 公園でひと泣きしてから会場に向かった 杉山センセイだったのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 10, 2008 08:51:37 AM
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