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カテゴリ:杉山千佳(子育て環境研究所)
新年あけましておめでとうございます!
東京地方は穏やかな快晴のお正月となりました。 珍しく近所の花屋さんでお花のアレンジメントを 購入したりして、ちょびっとだけ(ってゆーか そこだけ)お正月しています。 隣のわんちゃんは、車を買い替えた時にもらったものです。 昨年末、働きづめに働いたオットは、休暇第一目に カゼでダウン(もー。わかりやすすぎ)。 そして昨日、息子もダウン(もー)。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 去年は、「(これまでの蓄積で)たぶん、できるだろ う」と思うことを、あえてしなかった一年でした。 みんなに「アクションを起こせ」といったことを 求めていたにもかかわらず、自分自身は、そうでした。 で、してきたことのほとんどを捨て、 これまで届いたものの膨大な情報量にくらくらして、 「人間っていったい何しているんだろう???」 と、そのオゾマシサにやりきれない気分にもなったの でした。 ああ、こんなに、認められたいのか。 「わたし」「わたし」と、叫んでいるのか。 「みんなのためだの、シャカイのためだの、 なんだのかんだの言ったところで、しょせん・・・・」 自己満足 自己実現 フン。 もちろん、(わたしだけは違うワヨ)とは思えず、 その営みのなかにわたしがこれまでやってきたことも 十分入っているということを、自分が一番よく知って いて、だからよけいに脱力してしまったんでした。 「自分とは何者か」とか 「わたしが生きる意味は?」とか 紅白を見ていてもそういう内容の歌が結構多いことに ちょっと驚いたのだけど、 それはたぶん、こういう時代だからにほかならなくて、 かといって、そんなふうに、ことばだけ弄していても、 堂々めぐりで終わってしまうだけだろうと、容易に 想像がつきます。 ちょっと前までは、そんな風潮にさえ、皮肉のひとつでも 言わないではおれなかったのだけど、もはや 「まあ、しょうがないわね」 と、うっちゃることを覚えようと思っています。 反応することをやめるというか、 思考を止めるというか、 判断を先延ばしするというか、 成り行きを見守るというか、 待つっていつか、 そんな感じです。 ・・・・・・・・・・・・・ 「イケイケ」の風が吹いていた時、 「本当にこれでいいのか?」と、 不安で、心配で、「違うんじゃないかな?」 と、思ったり、言ったりもしていたけれど、 でも、「新しい時代(グローバルってヤツ??)」って いうのが来るのかなあ・・・ なんて思ったりもして、いまいち自分の主張に自信が 持てず、でも、やっぱり、案の定、 最悪の結末で2008年は終わった。 ものごとを決める立場の人たちは、 勝ち組の人だから、そもそも能力も力もあって、 「できない」ということが、わからなかったり するんだなあ。 「やればできる」って、 「わたしはそうやってここまでがんばってきたのよ。 そうしていない人は、がんばりが足りないだけよ」 って、言われちゃうんだよなあ。 ううーん。 しかし、冷静に見てみると、何をやってみたところで、 自己満足で自己実現でしかないことを、 さも、世のため人のためのようにやっている勝ち組の 人たちを見ながら、 言葉さえ、機会さえ手持ちにない人たちが、 やみくもに、てんで間違った方向で、思考ゼロで ナイフを振り回す姿が、あちこちで 見られたりしたのだ。 そんなことが、 そんなことがわかったところで、 だから何? 探しものは、まだみつからない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 1, 2009 01:59:14 PM
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