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カテゴリ:杉山千佳(子育て環境研究所)
杉山です。
与謝野晶子の「そぞろごと」という有名な詩の 冒頭は、 山の動く日来(きた)る。 かく云えども人われを信ぜじ。 山は姑(しばら)く眠りしのみ。 その昔に於て 山は皆火に燃えて動きしものを。 されど、そは信ぜずともよし。 人よ、ああ、唯これを信ぜよ。 すべて眠りし女(おなご)今ぞ目覚めて動くなる。 です。 彼女がこれを発表したのは1911年だそうです。 100年ほど前かあ。 以前、土井たか子さんが旧社会党党首で、選挙で 圧倒的に勝利したとき、「山が動いた」とかおっし ゃっていたようだけど、本当に動いたんだろうか。 女は目覚めたんだろうか。 よくわかりません。 ひとつ、確実にわかることは、 「わたしはこう思う」といったことをきちんと表現する というアウトプットが苦手な人が多い、 日本女性の山の動き方として、 「子どもを産まない」をやっている、 ということです。 これもひとつのものすごく大きな山の動き方だと 思うのだけどねえ。 でも、 子どもを産んじゃったハハは・・・・ それでいいとばかりも言ってられないわけで。 いまこそ、 「智慧と慈愛」(←門前の小僧、すぐ使いたがる)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 13, 2009 09:01:00 AM
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