杉山です。

おかげさまでだいぶ体調も回復し、夫と息子からは、

「もうあなたは、ルチアさま
　（注：『メイちゃんの執事』に出てきた山田優演じる歩け
　るのになぜか車いすに乗っている、しかも高校生には
　見えないって！のお嬢様）
　ではないのだからね！　
　僕たちも執事はもう引退したから！」

と、厳しく言い渡され、内心「えー」って感じなのですが、
いつまでも甘えていてもいけないので、徐々に社会復帰中です。


で、合格がようやっと決まった息子はふせっている母を
おいて、双方の実家に挨拶？遊びに行きました。

残されたわたしと夫はこの壮絶な２週間を振り返ったの
ですが・・・

2次試験の前の日、夫は息子に

「お前は背中に『男』って書いたハッピを
　きていない。それを着るんだ！」
と言っていました。

その時、すかさずわたしも

「『愛』って書いた兜もかぶってないよね」
（←　大河ドラマ「天地人」より）
って言ったのですが、

その時、しおらしく「うん」と言っている彼は、本当に
「男」と「愛」をしょってがんばるんだって様子でした。

でも、なぜか合格してしまって、ルンルンでおじいちゃ
んおばあちゃんのもとに出かけた彼を送り出した後、

「もう、男って書いたハッピは脱いじゃったろうねー」
と言うわたしに、夫は
「そもそも、この２週間だって、母上に着させても
　らっただけだし」
と、鋭い一言。


それにしても・・・

背中に「男」って書いたハッピ
ってどんなハッピよ？？

夫が言いたかったのは「男を見せろ」って
ことなんだろーな。

「キューバ戦の松坂は男のハッピを着ていた」
って言ってました。
（ナルホド、そういうふうに使うのか）。

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わたしたち夫婦は、もろ３年Ｂ組金八先生の世代で
（注：福井県は民放は当時２局、ＴＢＳは放映されて
なかったので、実はわたしは観ていない！が月刊
『明星』とかそんな雑誌で、たのきんのことはとても
よく知っていたのだ。野村くんがあゆのバックで
ギター弾いてるのをとても好ましく観てたりして）、

同期入社の夫は、実は中学時代まゆげがなかった（笑）
らしく、しかも学ランの裏地は紫！で、龍柄だった
そうです（おいおい）。
（そんな学生服を売っている店は市内では学生服の
　山田だけだったんだって）


だから、２０年後「男」のハッピなのか・・・

にしてもよくわかないので、
「男」のハッピって、具体的にどんなハッピ？
と聞いたら、

「俺のイメージでは、うる星やつらに出てきた、
　浜茶屋の親子が『海が好き』って書いてた
　シャツを着てたでしょ、
　それの『男』って書いたハッピなんだよ」

ということらしいです（それかよー）。

まあ、父の気持ちは息子にはそれなりに伝わった
ようです。

一応、わたし、内閣府の男女共同参画の委員だったりする
んですが、でも、やっぱり男のヒトにはここぞの時には
「男」のハッピを着てほしいと思うし、

オンナだって「いまこそみせてよ、おかあさんのそこぢ
から」と言われればそこぢから見せるし、

天地人みたく越後のおなごの心意気と言われれば
「かっこいー」と思うし、

篤姫に「女の道は一本道！」と言われれば、
「はいーっ」て感じです。

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さて。
昨日の誕生日、二人を前にいくつか１年の目標を告げたの
ですが、中でも一番　個人的にがんばりたいと思った

「今年こそは、ムーミンママになる」

というかなりマジな目標は、スルーされ

「どこをどう見てもミィにしか見えないあなたが、
　どうやったらムーミンママになれるのだ！」

と問いかけられてしまいました。

でもね、なんだか、篤姫もいいんだけど、
ムーミンママになりたいなーと思う、今日この頃なのです。

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お知らせ

ちょっと遅くなってしまいましたが
リクルートの２月２４日号の首都圏マンションズに
コメントが載りました。

かなりわたしの主張を取り入れてくださって、
親の目線だけではなく、そこで子どもが育つということを
意識したマンション選びの大切さについても、紹介して
くださっています。


生活協同組合の社会保障deくらしづくり
http://nenkin.coop/column/index.html#090316_01

に３月１６日付でコラムを載せています。
息子合格秘話（し、しつこい？？）の表バージョンって
感じです。
よかったらコチラもご覧ください。