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カテゴリ:杉山千佳(子育て環境研究所)
杉山です。
今、福井の実家に帰っているんだけど、同じ 日本海沿岸ということで、秋田には特に親近感 を感じたりしています。 特に、冬の厳しさという意味では、福井の比では ないだろう・・・と容易に想像できるので、 虐待された子どものニュースや自殺率が高かった といった話をメディアを通して聞くと、胸を痛めて いたのでした。 そんなこともあって、何度も秋田に伺ってきた わけですが。 能代市で活躍中のメリーゴーランド の佐々木さんが、うれしい報告をしてくださいました。 少子化が進んだ地方では、子育て広場を作ろうにも、 せっかく場所を設けても来てくれる親子がいない・・・ といったところも少なくないと思います。 そういう場所で、「常設で!」「いつ来てもいい、 いつ帰ってもいいが理想だ」と言われても、 場所代、維持費、人件費等々、行政にとってはとても 難しい問題もあったりします。 だったら、移動型だっていいんじゃない? という発想で、始めた佐々木さんたちの試み。 もちろん、メリゴは商店街で常設のひろばもやって いて、そのノウハウを活かして「出前」している わけですね。 地方では、こうした独自性ある、目立つ活動をして いると、「目立ちたがり」とかいろいろ言う人もいて、 ほんと、出る杭を打ちたがるんですが、佐々木さんも そういうご苦労をきっとされてきたと思うんですが、 虐待で亡くなった子どもの事件に胸を痛めた人たちが 集まって、しがらみとか、個人的な意地の張り合いとか そういうのを乗り越えて、 「私たちに何かできることはないか?」 というところから、民生委員さんたちとの連携の 事業になったんですよね。 そのプロセスも伺っていただけに、 それがようやく市のプレゼンをとおり、 事業になって・・・ウルウル。 よかったね。 大事に大事に育ててくださいね。 報告してくれて、ありがとう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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