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May 13, 2009
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杉山です。

子育て応援団が誕生したこともあって、今、改めて
「4つ葉プロジェクトって何だったんだろう?」と
思い返す日々を送っています。

なぜ、4つ葉か。
「社会保障制度の中に、年金・介護・医療と合わせて
 子ども・子育て施策を明確に、4つ葉のクローバーの
 ように位置づけてほしい。」

 3つじゃない。4つだ。

制度化。
そのためには、しっかりした財源、カネだ。


私の問題意識ははっきりしていて、4つ葉プロジェクト
の前身の前身の活動を立ち上げたのは、2002年ごろなの
だけど、

「みんなで子育て」をめざすネットワーク
というやつで、コンビさんの会議室をお借りして、
まさしく「みんな」で、勉強会を繰り返しておりました。

その時の第一弾のテーマが「育児保険」。
税金よりも保険で財源を確保できないかとお考えだった
上智大学(当時)の山崎泰彦先生に来ていただき、考え方
を伺ったのでした。

「20歳以上の人たちが、子育てしているしていないに
 関わらず、社会の子どものためにお金を出し合えないか。
 月500円で、十分な財源が確保できる」
そんなお話でした。

その後、4つ葉の前身となる、
「子ども・子育て施策の予算に関する勉強会」
発足し、2か月に1回、5回連続、と決めて、
財源に絞った勉強会を行いました。

厚生労働省、文部科学省両方の担当者に来ていただき、
いったい子ども関連のお金はどれぐらいかかっているのか
の全体像を探ったり、

三鷹市をモデルに自治体に落とすとどうなるかを
予算書を見ながら考えたり、

地方の言い分ということで、地方分権の現状を
和歌山県の行政担当者の方にうかがったり、

そうそう、ちょうど三位一体改革の時だったので、
浅野元宮城県知事、神野直彦先生、柏女先生、汐見先生
などにご登壇いただき、あいぽーとでシンポジウムを
行うと同時に、
地方分権の財源移譲を子ども関連施策からするのは
やめてください!と、意見書を提出したりしたのでした。

その時に、柏女先生が「4つ葉のクローバー理論」を
お話くださった、それが4つ葉誕生の背景だったわけ
です。

私の関心は、そんなわけで、一貫して「カネから子育て
支援を見る」。
そういう意味では、子育て応援団長の勝間さんとは
「ムダな話をしなくてすむ」(笑)って感じで、本当に
頼もしく、ありがたい次第なのです。

応援団がしっかりと仕事をしてくれれば、
おそらく消費税が上がるタイミングなどで、少なくとも
1%、2兆5千億円の財源を子育て関連予算にもってくる
ことはできるのではないか?
と、踏んでいます(ってゆーか、やってもらわないと
困るわけで)。

となると、4つ葉プロジェクトはこれから何をして
いけばよいのか??

・「カネをとってくる」までは、応援団がやってくれる
 と期待して、それをどのように事業化していくか・・・
 の部分に関して、積極的に提言を行う。
 つまり、
「子育て・子育て支援のココを応援してほしいのよっ!」
 と、一歩踏み込んだ具体的な提案を行う。

・子育て支援の足りないものを具体的に支援する。
 たとえば、
 人材養成が不足しているなら、プログラムをつくるとか、
 資金調達が下手ならどのように調達するかそこを考えるとか、
 マネジメントが下手なら養成研修を行うとか、
 現場での専門的な知識とスキルが不足しているなら、
 それを補う研修プログラムを開発するとか、
 子育て支援のいわば、中間支援的な活動を行う。

・応援団にしっかりと活動してもらうための、使いやすい
 データや当事者の声を集めて、主張の根拠をつくり、
 バックサポートを行う。

・子育て支援NPOですら、つながっていないし、どこで
 誰がどんな活動をしていて、リーダーはどんな人柄の人
 なのかもよくわからないので、ブログを通してコミュニ
 ケーションを図る、たまり場としての役割を担う。

などなど、やったほうがいいことは、いくらでもある、
わけです。

とはいえ、先日もブログに書いたように、わたし
自身はそろそろ「子離れ」の時期だと感じていて、
問題意識を共有できる人たちに、4つ葉ちゃんを
ゆだねていきたいと思っています。

1998年に少子化対応の会議に出席してから10年以上、
個人レベルでマクロとの格闘を繰り返してきて、
「ああ、もう十分やった!」という達成感もあります。
そろそろ次の世代でしょう。

もちろん、続けることが目的になっては困るので、
「応援団もできたし、役割は終わったね」と、
発展的解散をすることも選択肢の一つだと思っています。
 
先日の応援団のキックオフのイベントに参加された
みなさんは、おそらく、気持ちに「ザワッ」と来るもの
を感じられたと思っています。

その「問題意識」が日常の生活に紛れてしまう前に、
「何したらいいか」といった具体的な方向性の模索に
変えていってほしいなあーと、心底思っています。

と同時に、「思い」の言いっぱなしではなく、
具体的なアクションにつながていってほしいと
思っています。

4つ葉ちゃんは、みんなで育てるもの。
母親を孤立させないでね。
みんなはどう思うのか、
どうして育てていったらいいと思うのか、
ご意見をお聞かせください。






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Last updated  May 13, 2009 08:00:33 AM
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