1369540 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Headline News

Freepage List

Favorite Blog

子育て仲間*はらっぱ 子育て仲間*はらっぱさん
ふみぃとおかあちゃ… ふみぃままさん
ohana ha☆naさん
  トムテの日記  … Love☆翔さん
ちゃんぷる~ に 自… ぴかまま735さん
July 29, 2009
XML
杉山です。

先週の土曜日、4つ葉プロジェクトのこれまでとこれからを
語り合う会が行われたようですね。
4つ葉における立ち位置を必死で変えようとしているわたしは
出席しませんでした。
たぶん、そのうち実行委員のみなさんから報告がされると
思います。しばし、お待ちくださいね。

衆議院選挙、いよいよですね。民主党のマニフェストを読み
ながら、なるほどなあーなんて、ちょっと思ったりしました。
4つ葉における立ち位置を必死に変えたいわたしは、今回の
選挙に関しては、選挙に行こう~的な動きは一切とらないと
決めています。(個人的には思うところはありますが)
にっぽん子育て応援団のほうでは、公開質問状を配布している
ようです。これについては、情報が届き次第、こちらでも
ご案内いたします。

昨日、少子化特別部会で放課後学童クラブに関するヒアリン
グと議論が行われました。
早々にもわたしのブログのほうでご案内したいと思ったので
すが、会場に資料を置いてきてしまったので、資料が届き次第、
情報提供したいと思います。しばしお待ちください。

それにしても、現場の話を聞けば聞くほど、学童保育の数の
足りなさ、指導者不足、研究の足りなさ、理念すら確立されて
いない危うさ、等々感じます。
子どもを学童に預けているとか、子どもの現状をちょっとでも
かじっている人だったら、優先度がむちゃくちゃ高いことが
わかるのだけど、
「とにもかくにも学童クラブの数を増やし、
 指導員を増やし、彼らの待遇を改善し、質と量を確保し、子ど
 もたちに安全安心を約束します」といったところで、選挙の目
玉にならない。票につながらない。
ううーん。これが一番、悲しい。
(なんでだ? オレたちにチカラがないからなんだけどね)

ま、そんなことをぐちっていても仕方がないので、
今日の書評です。

知的生産の技術 梅棹忠夫 岩波新書
41Q9KKMZYAL__SL500_AA240_.jpg

お目にかかった何人かの人に、今これ読んでるんだーと言うと、
みなさん、興味があるようで、必ず写メしてました。

「どうしてこの本にたどり着いたの?」と聞いてくださる
人もいらして、

それはねー、北海道に行って、民族学にふれてぇ~前々から
チェックしていた梅棹さんの自伝を読んで~、で、ここまで
きたの~(語ればもっとあるんだけどね)ってなことになる
次第。

要は、手に入れた「情報」をいかに、整理し、事務と区別し、
まとめ、創造的な知的生産をおこない、今度はどのようにして
「自分の新しい情報」として、発信するかといったことが、
的確に書かれている本・・・・だと思います。

(ちょっとしりすぼみになったのは、梅棹さんが「引用」や
「紹介」についても鋭く言及しているから。)

よむ行為ひとつとっても、

・読むことは食べることに似ていて、精神の健康に関わるもの
と紹介し、
「どの料亭の何の料理がうまい、などということは、ここでは
 いっさいいわない。どういう料理を、どう料理して、どのよ
 うにたべれば、ほんとうに血になり、つぎの活動のエネルギー
 源になりうるかという技術論が、ここの問題なのである」

・本というものは、はじめからおわりまでよむもの。その構想、
 その文脈は、全部をよむことによって、はじめて理解できる
 たちのものである。

・一気によむ

・傍線をひく。それは「だいじなところ」と「おもしろいところ」
 である

という具合です。

この本が出版されたのは1969年で、今年の2月にも増刷
されており、すでに81刷になっています。

知りえた情報のファイリングの仕方(ノートからカードへ)、
カードのつかいかた、新聞や雑誌などの切りつきと規格化、
整理と事務、読書、記録の取り方、そして最終的には原稿の
書き方、文章とは・・・等々、40年前に出されたとは思えない、
本当に!!ありがたい本です。

いわゆる、ハウツーとは違うと、著者は何度も書いていますが、
「何のために」このような技術が必要なのか?ということが
わかっての技術だから、なのだと思います。

この本が出された当時、パソコンなんて便利な道具はなかった
から、そんななかで、どうやって創造的な知的生産の技術を
向上させるのかを必死に考え、試行錯誤し、こうして紹介して
くださっているのだと推測されるのだけど、

じゃあ、PCをどう使うか・・・だなあ・・・
なんて、考えたりしました。


鼻息を荒げて、ピンクのマーカーで線を引きながら
「カードよ、カード。ノートじゃなくて!」
なんて息巻くので、

「マーカーひくのはいいから、ともかく、
 やりなさい!」と、夫に言われてしまいました。

まったくそう。
最近の我が家の食卓は、わたしの書類が縦起きされず、
どんどんと時系列に古い順にたまっているのです。

マーカーをひくだけでは、「知的生産」にはつながらない。
なんにつけても、できるようになるには、地道な「教育と
訓練」が必要なのです。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  July 29, 2009 07:54:07 AM
コメント(0) | コメントを書く
[杉山千佳(子育て環境研究所)] カテゴリの最新記事


Profile

4つ葉プロジェクト

4つ葉プロジェクト

Category

カテゴリ未分類

(92)

4つ葉プロジェクト+からのお知らせ

(42)

飛び入り参加。賛同人のコーナー

(111)

杉山千佳(子育て環境研究所)

(1000)

中村美香子(さんさんぷろじぇくと)

(39)

當間紀子(子ども幸せ研究所)

(79)

山田幸恵(Home Start Japan)

(45)

松田妙子(NPO法人せたがや子育てネット)

(101)

今井豊彦(保育関係/小5・小3の父)

(65)

井出崎小百合(オープンハウス童楽)

(20)

いしやまきょうこ(子育てサークルamigo)

(76)

武田ひろみ(4児の母)

(28)

横浜市在住 小1と年少の母

(19)

葦澤美也子(Sereno)

(64)

川越在住、双子のワーキングマザー

(22)

「子ども・子育て」関連記事から

(5)

山田麗子(「遊育」副編集長/扶養なし)

(12)

市川望美(世田谷子育てサークルamigo)

(20)

中橋えみこう@わははネット

(4)

宇治だより 迫きよみ

(12)

NPO松戸子育てさぽーとハーモニー石田

(15)

青い森から 沼田ひさみ

(9)

福岡柳川より 森郁子

(25)

新潟県より 椎谷照美

(15)

子育て支援総合コーディネーター草薙めぐみ

(20)

めだかfrom冒険遊び場

(14)

北九州から古野です!

(4)

小原聖子・新宿・ゆったりーの

(8)

北海道より中谷通恵

(7)

山梨チーム参上!

(10)

月末男☆西川正(ハンズオン埼玉)

(11)

林恵子(福井県敦賀より)

(13)

佐々木久美子(秋田・メリーゴーランド)

(5)

長崎県雲仙市桑田久美子

(4)

コマームスタッフより

(15)

愛媛・山里通信 鷲野陽子

(4)

Comments

つばき@ Re[2]:【妊婦さん堂々と障害者用駐車場を使えますよ】(07/20) はりまであいあいのBEKKIさんへ その気持…
つばき@ えええ 身障者の車椅子ユーザーからするとかなり…
はるか@ Re:極低出生体重児の親の会に参加(05/14) 何グラムで生まれたかって、別に未熟児で…
村松利安@ Re:PTA活動やってます(浜尾朱美)(09/14) ブログと無関係な案件で失礼します。昔、…

© Rakuten Group, Inc.
X