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カテゴリ:杉山千佳(子育て環境研究所)
杉山です。
学童保育に関しての部会の報告、わたしのブログのほうに 掲載しました。よかったら、チェックしてみてください。 さて。 朝日新聞が出た翌日、TBSの「朝ズバ」の取材申込を受け、 日曜日の雨の中、目黒の新しくできたばかりの子育て支援の サロンにお邪魔して、収録を行いました。 今週の月曜日に放映されるはずだったのですが、雇用問題と 年金問題に時間を取られ、子ども問題の時間がなくなり、 結局放映されませんでした。 こーゆーことって、普通なんだろうか? プロデューサーはお詫びの電話を入れてきましたが (そんなの当たり前で)、 「で、どうするんですか?」 と尋ねましたが、あやまるだけです。 「僕たちだって、せっかく作ったのが流されなかった わけですから・・・」 って、そんなの知らないよ。 「これって、朝ズバが、子どもの問題は後回しにしたっ ていう姿勢、そのもの、ですよね?『報道人』として どうよ?ってことではありませんか?」 と、言いました。 それっきり連絡はないです。 「絵がほしい」というそのためだけに、 日曜日はあいてないサロンを無理やり開けてもらって、 雨の中何組かの親子にも来てもらって、で、「すみません、 時間が押しちゃって、放映できなくなりました」で、 すますか・・・朝スバ? わからないのは、そういうのが許されると思う神経です。 (このところ、「え? それでいいの??」というような 対応をされることがしばしばで、「無理が通れば、道理 が引っ込む」を痛感する日々) とはいえ、「こんなことがあった」というと、 「そりゃー相手(朝ズバ)が悪かったですねー」 という意見や、 「杉山さんは間違ってない。人としての問題ですよね」 といった反応が返ってきて、少なくとも、わたしの周りは 「まとも」だなーと思っています。 わたしたち、僕たちは、こうなんですぅ~~、 だから、あなたは、わたしたち僕たちに合わせなくっちゃ いけないのよ~~ という押しつけがましさが、耐えられない。 頼んできたのは、そっちでしょう? で、わたしたち、僕たちの事情を押し付けて、納得せよと 言われてもねえ・・・。 誠意のなさや、図々しさが如実に表れてしまうから、 テレビを見る人が減ってるんじゃないか? (ちなみに、うちの息子は横浜ファンなのでTBSがとっても 嫌いです) とりあえず、「無理」に関わっていても時間の無駄なので、 こういうことがありました、と、ここに書いて、次に いきたいと思います。 双方向とか、平気で言ってくるけど、「別にあんたと双方向 したくないし」と思う時、結構あります。 メディア、メディアにはそれぞれに特質があり、その特質を 十分に理解して、正しい使い方をすればいいと思います。 その点、本は、好き。押しつけがましい「双方向」が ないから。好きな時に、好きなページを開けるし、 選択肢の幅が、テレビなんかより全然多い。 (テレビって、似たような番組ばかりで、選びようがないし) 今日紹介するのは、 聖☆おにいさん 中村光 講談社 です。 朝日新聞にこの作品が紹介されているときに、 (宗教画を描くんだったら・・・こういうのがいいねー ということで、出てきたのが) キリストご本人が、カメラ目線でぐっとこぶしを握って 「右の頬をぶたれたら 左の頬を差し出します。 イエス・キリスト」 ブッダが「これは選挙ポスターだね・・・」と突っ込み、 私なら 「産声は 『天上天下、唯我独尊』 ブッダ」 というページが出ていて、こ、こりは、わたしのツボかも! と、即、買ったのでした。 ブッダとキリストが立川でバカンスを楽しんでいるという 設定も、ぶっとびだけど、 「そうくるか!」 というコマの連続で、笑わせてもらっています。 いいなあと思うのは、作者がブッダのこともキリストの ことも好感をもって描いているところ。 で、これは八百万の神の国、日本でないと出てこない マンガだな・・・と。 バチカンに宗教対話に赴くダライ・ラマも、これを読ん だら、きっと膝を打って喜んでくださることだろう。 若い人も「新世界の神となる」になっちゃうんじゃないか と、ひくばかりでなく、 宗教のこともちゃんと理解してから 好き・嫌いを判断したらいいと思います。 おまけに、もうひとつ。 百億の昼と千億の夜 光瀬龍原作 萩尾望都画 秋田文庫 こちらは、わたしが中学生の時に夢中で読んでいたマンガです。 SFマンガで、シッタータ(ブッダ)とイエス(キリスト)が、 敵味方になるというもの。 阿修羅が好きになったのは、このマンガを読んでからなので、 ファン歴は長いですね~~。 別に上野に観にいかなくても、奈良で4,5回はお目にかかって いるので、見世物チックに並んでいる上野には行かなかったです。 余談だけど、たまに、マンガのコマをテレビで見せて どうだのこうだの言う番組がありますが、あれは、 テレビとして、完全にマンガに負けているってことだと 思います。 もうちょっと、クオリティで勝負してほしいなー、テレビ・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 5, 2009 07:16:14 AM
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