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カテゴリ:月末男☆西川正(ハンズオン埼玉)
はじめまして。
西川正と申します。 埼玉に住んでいます。 ブログ世話人さんからお声掛けいただき、 遅筆ゆえ、月末のみのわがまま書き込みをおゆるしいただきました。 お目汚し、時間の無駄にならないよう、がんばります。 どうぞよろしくおねがいいたします。 ハンズオン埼玉という小さなNPOを拠点に、 あれこれやってます。 あれこれの一つは「おとうさんのヤキイモタイム」です。 今年の秋も県内各地100ヵ所以上で焚き火の開催を予定。 その他、あれこれ、ついては、またおいおい書かせていただきます。 - - - - - - - - - - - - - - 先日、新潟・妻有で開催中の大地の芸術祭に 子どもを連れていってきました。 (昨夜、選挙報道の裏番組の日曜美術館で再放送してましたね) 3年前につづいて2度目です。 350以上のアート作品が、 奥深い里山の集落に点在していて、 車で移動しながら味わっていきます。 アート作品はもちろんですが、 山の深さや、棚田や、雪国独特の家のたたずまいなどの、 風景に圧倒されます。 たくさんの作品が、若いアーティストと 村の人々の協働で生まれていました。 空き家を再生した小さな会場では、 その集落のお年寄りがボランティアで 受付をされていました。 で、ついつい、 「雪がつもった冬はどうしているのか」とか、 「廃校になった小学校の思い出」とか、 「出稼ぎの苦労などの昔話とか」、 「アートをその集落で受け入れてやってみようと思った経緯」とか、 ついいろいろと話し込んでしまいました。 そっちのほうがおもしろくて、 作品あまりたくさんまわれませんでした。 (西川はおばさんといわれてます) この芸術祭の総合プロデューサーの 北川フラムさんは、次のように言います。 「アートとは、ともすれば面倒で、 手のかかる赤ん坊のような存在ですが、 それを媒介に色んな人がつながり、 協働関係を生みだしたのです。」 * http://www.performingarts.jp/J/pre_interview/1.html http://www.creators-station.jp/topic/049.html などをご一読ください これって、 子育て支援で社会を変える(でしたっけ…) という四つ葉のスピリッツと同じですよね。 手をかけ、かかわったものを人は愛します。 そして、みんなで手をかけた、 その記憶をもとに、人はつながっていく。 妻有の風景である棚田はその典型。 「ばあちゃん、じいちゃん、 とうちゃん、かあちゃんが、 だいじに手をかけて守ってきた田んぼだから、 自分が元気なうちは、 なんとかつくりつづけたい。」 そんな、気持ちが、 おそろしく手間のかかる、 棚田の米作りを支えてきた。 そして共同の作業が、 互いに支え合うという人の暮らし方をつくってきた。 子育ても同じじゃないかしら。 誰かの子育ての「かたがわり」をするのではなく、 また「買う」のでもなく、 みんなが手を出し合って、かかわって、 みんなで暮らしをつくっていく。 そう、 そんなかかわりをデザインをする人が 子育て支援者なんですよね(ちがう?)。 で、 政治を通じて社会全体として「投資」をしたいのは、 そんな「かかわりのデザイナー」なのだと、 あらためて選挙の夜に思ったしだいです。 そしたら国民総幸福量(GNH)はあがるにちがいない。 『大地の芸術祭』は、9/13までです。 まだ間に合いますです。 子どもも大喜びの作品多数です。 - - - - - - - - - - - - - - なんて、一回目だからちょっと気をいれて書いてみました。 次回からは、もそっとゆるゆるいいます。 今後とも、どうぞごひいきのほどを。 月末おじさん・西川でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 31, 2009 02:58:16 PM
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