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2005年05月14日
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カテゴリ:お茶
久しぶりにお茶の稽古に行って来ました。

5月ですから、風炉になっていました。
うーん、久しぶりなので失敗だらけでした!


茶514-2

桐の丸卓です。
写真がかなり暗かったので、調整しましたが、
今度は色が変になりました。
私たちがお稽古するお茶室は、先生のお宅の仏間兼お茶室です。
光が少ないので、こうなっちゃうのです…

茶514-3

塗りではないので、勺は伏せて飾ります。


勺の横に添えてあるのが蓋置です。
三方に鶏の顔がつきだしていて、ユーモラス。
酉年なので、最近はずっとこの蓋置です。


丸って、難しい。
勺を飾るときに、どの辺からゴを伏せるか、一瞬迷います。
四角の棚だと、辺の1/3とか、1/4とか、
大体どこに置くのかすぐにわかるのですが…。。

やはり、不慣れなせいですね。
きっと、こんな事に悩む人はあんまりいないのでは???



風炉になったら、勺は小ぶりなものになります。
お茶をたてるときに、釜からお湯を勺ですくいますが、
炉の時の勺と、すくえるお湯の量が全然違うので、
分量を読み違えてしまいました。

普通、茶碗に注いだ後に、少しお湯が残るのです。残ったお湯はお釜に返します。
それなのに、適量をお茶碗に注いだら、
お釜に戻すお湯が無くなってしまいました(^_^;
失敗!
それにしてもカワイイ勺だわ…


写真はありませんが、今日は大樋焼の、やや平茶碗っぽいものを使いました。
大樋独特の濃い茶色に、茶の緑が冴えるのです。
この組み合わせ、かなり好きです。

先生は先週も大樋先生のお茶会の手伝いに行っていたそうです。
水屋3人で約300名のお客様のお茶をたてたそうで、
かなり腰が疲れたと言ってました。

300人!!!これは大変ですよ。


茶514-1

はい、今日のお菓子です。
引きで撮影したので、ちょっとわかりにくいですね。
菓子鉢は、風炉になったら焼き物になります。
塗りの菓子鉢は冬だけらしいです。
(お干菓子の盆は、風炉でも塗りが使われます)

緑色のが本日の主菓子。
毎度、名高い「吉はし」さんのお菓子です。
銘は「岩躑躅」。
グリーンのこんもりした丸に、桃色がアクセントになっています。

躑躅が美しい季節ですね。
ちょっとやそっとの雨ではへこたれないのも嬉しいです。
最近はずっと天気が良いので、赤・桃・白と町を彩ります。
むしろ、そろそろお終いかしら?


となりに添えてあるのは、京都の銘菓「松風」です。

これ、美味しいですよね。
ねっちりした強い生地、ほのかな塩味。
醤油樽や味噌樽のような香り。
黒文字で切るのは大変なので、かっこわるいけど手でつまんで
二口で食べちゃいました!



さて、今日は緊張のニュース!

今年の百万石茶会(6/12)に、お手伝い決定です(^_^;
いつもは仲良しの女の子が一緒に行くのですが、
彼女の仕事(友禅の先生のお弟子さんです)も百万石茶会に向けて忙しいため、
今回は私と先生のお孫さんの2人だけ!

ガーン!緊張する~!

百万石茶会は一般の方やお茶に関わる方など、たくさんのお客様がみえます。
立派な先生のお茶碗がたくさん出るので、お手前はもちろん、
お運びさんでも粗相できません(^_^;(当たり前か…)

今日の棚で本番です。
来週はお稽古がお休みなのですが、そのあと2回練習のチャンスがあるので
この棚が(大茶会の練習のため)再来週まで続きます。

緊張!!






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最終更新日  2005年05月14日 20時02分06秒
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