カテゴリ:お茶
久しぶりにお茶の稽古に行って来ました。
5月ですから、風炉になっていました。 うーん、久しぶりなので失敗だらけでした! 桐の丸卓です。 写真がかなり暗かったので、調整しましたが、 今度は色が変になりました。 私たちがお稽古するお茶室は、先生のお宅の仏間兼お茶室です。 光が少ないので、こうなっちゃうのです… 塗りではないので、勺は伏せて飾ります。 勺の横に添えてあるのが蓋置です。 三方に鶏の顔がつきだしていて、ユーモラス。 酉年なので、最近はずっとこの蓋置です。 丸って、難しい。 勺を飾るときに、どの辺からゴを伏せるか、一瞬迷います。 四角の棚だと、辺の1/3とか、1/4とか、 大体どこに置くのかすぐにわかるのですが…。。 やはり、不慣れなせいですね。 きっと、こんな事に悩む人はあんまりいないのでは??? 風炉になったら、勺は小ぶりなものになります。 お茶をたてるときに、釜からお湯を勺ですくいますが、 炉の時の勺と、すくえるお湯の量が全然違うので、 分量を読み違えてしまいました。 普通、茶碗に注いだ後に、少しお湯が残るのです。残ったお湯はお釜に返します。 それなのに、適量をお茶碗に注いだら、 お釜に戻すお湯が無くなってしまいました(^_^; 失敗! それにしてもカワイイ勺だわ… 写真はありませんが、今日は大樋焼の、やや平茶碗っぽいものを使いました。 大樋独特の濃い茶色に、茶の緑が冴えるのです。 この組み合わせ、かなり好きです。 先生は先週も大樋先生のお茶会の手伝いに行っていたそうです。 水屋3人で約300名のお客様のお茶をたてたそうで、 かなり腰が疲れたと言ってました。 300人!!!これは大変ですよ。 はい、今日のお菓子です。 引きで撮影したので、ちょっとわかりにくいですね。 菓子鉢は、風炉になったら焼き物になります。 塗りの菓子鉢は冬だけらしいです。 (お干菓子の盆は、風炉でも塗りが使われます) 緑色のが本日の主菓子。 毎度、名高い「吉はし」さんのお菓子です。 銘は「岩躑躅」。 グリーンのこんもりした丸に、桃色がアクセントになっています。 躑躅が美しい季節ですね。 ちょっとやそっとの雨ではへこたれないのも嬉しいです。 最近はずっと天気が良いので、赤・桃・白と町を彩ります。 むしろ、そろそろお終いかしら? となりに添えてあるのは、京都の銘菓「松風」です。 これ、美味しいですよね。 ねっちりした強い生地、ほのかな塩味。 醤油樽や味噌樽のような香り。 黒文字で切るのは大変なので、かっこわるいけど手でつまんで 二口で食べちゃいました! さて、今日は緊張のニュース! 今年の百万石茶会(6/12)に、お手伝い決定です(^_^; いつもは仲良しの女の子が一緒に行くのですが、 彼女の仕事(友禅の先生のお弟子さんです)も百万石茶会に向けて忙しいため、 今回は私と先生のお孫さんの2人だけ! ガーン!緊張する~! 百万石茶会は一般の方やお茶に関わる方など、たくさんのお客様がみえます。 立派な先生のお茶碗がたくさん出るので、お手前はもちろん、 お運びさんでも粗相できません(^_^;(当たり前か…) 今日の棚で本番です。 来週はお稽古がお休みなのですが、そのあと2回練習のチャンスがあるので この棚が(大茶会の練習のため)再来週まで続きます。 緊張!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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