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カテゴリ:北欧
北欧の物価がすごく高いのは以前お話したと思うが、ではこの時どういうものを食べていたかここでお話しておこう。
まず、肝心なのが主食となるパン、実はうちの母親がパン職人でわりと小さい時からおいしいパンを食べさせてもらっていたし、どういうパンがおいしいのか何となく知っていた。 なので、新しい街に着き、宿を確保して荷をおろしたら、街に繰り出しよさそうなパン屋さんを探す。 そして、魔法の言葉を唱える「この国で一番有名なパンをください」 この時の反応がすごく面白い、みんなすごく真剣に考えてくれる。 常連のお客さんに「どれかなー?」と聞いてみんなで相談してくれたり、 ドイツだと「全部有名だ!」と誇らしげに説明してくれたりする。 みんなパン、自分の国に誇りを持っているのがすごくわかるし、わざわざ英語が話せる、常連さんに通訳まで頼んで一個一個説明してくれたりする。 英語嫌いでたとえ英語が話せたとしても話したがらないフランス人だって、この時ばかりはちゃんと英語で説明してくれたりする。 そうやってその国で一番有名なパンを手にいれたら、パンだけで食べる時もあれば、 ドイツなら肉やソーセージ、オランダならチーズ、などパンにはさむものを調達する。 そして、ベルギーならチョコレート、フランス、ドイツならケーキをデザートにする。 この時もこの国で一番有名な~シリーズを使う。 そして、そのお国柄がけんきょにあらわれる、僕にとってテーマパークよりもワクワクする場所。 そう名前からしてすごい!スーパーへ行く。 たとえどんなに物価が高くても果物や野菜はそこまでべらぼうに高くないので、朝ご飯や自家製デラックスサンドイッチの具を買う。 お国柄によって置いているものが全然違うので面白い。ノルウェーはキャビアと書いてある、黒やピンクの魚の卵系のものが売っていて、安いので買って食べたら、あのキャビアとは違い、塩辛のようなもので、この時だけは「白いご飯が欲しいー」と嘆いたものだ。 こんな遠い国で塩辛と出会えるとはスーパーはやはり偉大だ。 ユースにキッチンがついている時はスーパーで食材を買い込んで 料理し、久々に暖かく野菜をたっぷり使った料理がいただける。 ただ、ご存じの方がいるかと思うが、イギリス圏のスーパーにある豆の缶詰や小さなパスタが入った缶詰にはことごとく絶望させられた。 スーパーまずいのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.04.30 10:23:37
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