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ドゥマゲテ(ドマゲッティ)の海を潜る、自然を堪能する、楽しく暮らす

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2010.05.23
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カテゴリ:イタリア
ベネチアの朝は薄曇り霧がかかり幻想的な風景から一日がはじまる、日が昇ってくるとそれが幻想だったかのように晴れ渡り、陽気なイタリアの雰囲気に変わる。
その霧の中外に出てブラブラと歩くのが好きになった。
ユースホステルは小さな島になっている場所に建っていて、ボートに乗らない限り歩いて行ける場所が限られている、しかしその限られた空間の中にお店やレストランなどがあり、人々が行きかい、民家がある。
その限られた島の空間を朝霧の中すぐ近くにある時には陸にまで水が入り込んでしまっている不思議な光景を見ながらブラブラ歩く。
ベネチアの朝は昼間観光客があふれ、人でごったがけすベネチアの雰囲気とはまったく違った静かな普段使いのベネチアがそこにあり僕は好きだった。

今日はスロベニアとの国境の街トリエステに行ってみた。
ただトリエステは僕のような観光客にはあまり魅力を感じさせる街ではなかった。
イタリアに来てから毎日ピザばかり食べていたので、ヨーロッパに来てから
毎日パンばかりだったので、たまには物価の安いイタリアでレストランに入ろうと思い、
レストランに入った。 
ユースや旅行社での接客が最悪だったイタリアではあったが意外にもレストランでの接客はどこもフレンドリーで親切なものだった。
何から何まで親切にしてもらいいたれりつくせりと言う感じで、お前はただ座っていればいい、お客様は何もしなくてよいという雰囲気と陽気にもてなしてくれる。
よし!と思いパスタを頼んだつもりが、口でピザ!と言っていたらしく、あれ?と
何で自分でもピザを頼んでかわからなかった。
とことんピザな俺はイタリアのいろいろなピザを堪能した。

ひととおりブラブラと歩きまた2時間かけてベネチアに戻った。
本当に迷路のような街、毎回歩くと出てくるところが違いなかなか道が覚えられない
ただこのいつ行っても新鮮な感じが面白いところでもある。
狭い通路に両脇に水が流れ迷路のような道をグングン進む、ベネチア歩きは毎日の気晴らし、何度も何度も歩くことによりベネチア人になったような気分が味わえるのが良い。

ユースに戻り新たな人々に出会う。やはり日本人が多いのでどうしても日本人の旅行者と話すことになる。 早稲田の学生さんや、大学生で建築関係を専攻している人が
このユースでは多いようだ。
日本人の旅行者と話すのは人それぞれで面白く良いのだが、たいがいの旅行者が学生といえども英語もしくは外国人とのコミュニケーションに慣れていなく、日本人同士話している時に、今日は僕がノルウェーで買った水のボトルをずっとここまで持ってきていて、それに水をくんで使っていた。
そのボトルをみて、ノルウェー人が話しかけてきた時も、その話にまったく参加してくれないので、きまずい雰囲気になり日本人以外の外国人はその場を去ってしまうということが多々あった。

日本人同士でしかつるめず、日本人同士がグループを作り他の国の人とはまじわらない様子が特にここベネチアでは多く目立った。
今まで日本人とほとんど会わないルートを通ってきた僕はベネチアで不思議な疑問を感じた。
日本からはるか離れた土地で旅の最終目的地イタリアで一番日本を感じたのは
何だか変な感じだった。





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最終更新日  2010.05.23 14:23:30
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